バンクーバーオリンピック>男子1000m>予選 - 準々決勝 - 準決勝 - 決勝
DSQ=失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード
B Final
<スタートリスト>
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 1500m | その他の情報 |
1 | Sung Si-Bak | ソン・シバク | 22 | 韓国 | 5位 | 5位 | |
2 | Han Jialiang | 韓 佳良 | 22 | 中国 | 13位 | - |
まずはB決勝。6-7位を決定する。2人だけの地味な戦い。
完全にソン・シバクが格上だが、メダルを取れる実力がありながら
1500mに続きそれを逃したばかりの彼に、モチベーションは残っているだろうか。
<レース展開>
2人とも先頭を狙う気配は見せず、かなりゆったりとしたスタート。
内枠のソン・シバクが流れで先頭を取るが、向正面で韓佳良がかわして先頭へ。ようやくペースが上がる。
とはいえ、ここまでの他のレースに比べると相当なスローペース。
人数が少なく、また、なんとしても勝ちたいという気力がないと、こうなる。
まあ韓佳良はどちらかというとスプリンター?だし、スタミナ勝負じゃ勝てないだろうから望み通りなのかな。
残り5周半。ソン・シバクがインから先頭へ出る。
残り5周。韓佳良がすかさずアウトから先頭を奪い返す。
残り4周。ペースがようやく上がってきたところで、ソン・シバクが外からしかける。
韓佳良もスピードを上げ、真っ向から抵抗。並んだ状態で向正面へ。
そしてその次のコーナーでソン・シバクの動きが韓佳良の体にぶつかり、韓佳良がややバランスを崩し
ソン・シバクが完全に前に出る。
あとはそのまま、ソン・シバクがペースを上げて先頭を守り切った。
<結果>
1着 | Han Jialiang | 韓 佳良 | 中国 | 1.32.023 |
Sung Si-Bak | ソン・シバク | 韓国 | DSQ |
ラップ(合計) :15.68-26.31-36.64-46.83-56.52-65.44-74.29-82.96-91.87
ラップ(周ごと):15.68-10.63-10.33-10.19-9.69-8.94-8.85-8.67-8.91
しかしソン・シバクは失格。元々前にいる選手に優先権があるのに
それをかわしにいく立場で、自分からぶつかりにいってしまったからね。
というわけで結果的には韓佳良に軍配。まあソンも、何としても勝ちたければ
スタートからハイペースで引っ張りゃ勝てただろうけど、所詮はB決勝。
後日の500mへ温存するためにも、ここは省エネ。後半だけ本気出して勝っちゃおうとしたのだろうが
韓佳良がそうはさせなかった。
A Final
<スタートリスト>
枠 | 選手名(英語表記) | 選手名(日本語) | 年齢 | 国名 | 世界ランク | 1500m | その他の情報 |
1 | Apolo Anton Ohno | アポロ・アントン・オーノ | 27 | アメリカ | 2位 | 銀メダル | トリノ銅,世界選手権2位 |
2 | Charles Hamelin | チャールズ・ハメリン | 25 | カナダ | 3位 | 7位 | |
3 | Lee Ho-Suk | イ・ホソク | 23 | 韓国 | 6位 | 12位 | トリノ銀,世界選手権1位 |
4 | Lee Jung-Su | イ・ジョンス | 20 | 韓国 | 1位 | 金メダル | |
5 | Francois Hamelin | フランソワ・ハメリン | 23 | カナダ | 4位 | - |
<結果>
1着 | Lee Jung-Su | イ・ジョンス | 韓国 | 1.23.747 |
2着 | Lee Ho-Suk | イ・ホソク | 韓国 | 1.23.801 |
3着 | Apolo Anton Ohno | アポロ・アントン・オーノ | アメリカ | 1.24.128 |
4着 | Charles Hamelin | チャールズ・ハメリン | カナダ | 1.24.329 |
5着 | Francois Hamelin | フランソワ・ハメリン | カナダ | 1.25.206 |
Final Standings
順位 | 名前 | 名前(日本語) | 国 | 決勝 | 準決 | 準々決 | 予選 | タイム |