平昌オリンピック　男子1000m準決勝

Last-modified: 2018-02-18 (日) 19:21:16

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4名中上位2名が決勝に進出する。3位と4位は順位決定戦へ。
Q=決勝進出　QB=順位決定戦進出　Adv=救済措置で決勝進出　PEN=失格
OR=オリンピックレコード　WR=ワールドレコード

 

Semifinal1

組み合わせ

枠選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Semion Elistratovセメン・エリストラトフ27OAR３回目１４位銅メダル〇
2Sandor Liu Shaolinサンドル・リウ・シャオリン22ハンガリー２回目１位決勝進出５位◎
3Lim Hyo-Junイム・ヒョジュン21韓国初出場６位金メダル◎
4Yuri Confortolaユーリ・コンフォルトラ31イタリア３回目２０位予選失格△
 

結果

1着Lim Hyo-Junイム・ヒョジュン21韓国1.26.463Q
2着Sandor Liu Shaolinサンドル・リウ・シャオリン22ハンガリー1.26.488Q
3着Yuri Confortolaユーリ・コンフォルトラ31イタリア1.26.626QB
4着Semion Elistratovセメン・エリストラトフ27OAR1.26.773QB

序盤から全員前のポジションを志向しかなり激しい争いでしたが、
結局、強いヒョジュンとシャオリンが前に出て残り４周で争いが収束してからは
コンフォルトラとセメンは特に何もできず、順当に終わってしまいました。

 
 

Semifinal2

組み合わせ

枠選手名(英語表記)選手名(日本語)年齢国名五輪ランク1500m結果評価
1Charles Hamelinチャールズ・ハメリン33カナダ４回目９位A決勝進出失格〇
2Seo Yi-Raソ・イラ25韓国初出場１０位B決勝進出９位〇
3Ryosuke Sakazume坂爪 亮介27日本２回目３４位-△
4Samuel Girardサミュエル・ジラール21カナダ初出場５位決勝進出４位〇
5John-Henry Kruegerジョン・ヘンリー・クルーガー22アメリカ初出場１２位準決勝失格▲
 

結果

1着John-Henry Kruegerジョン・ヘンリー・クルーガー22アメリカ1.24.187Q
2着Seo Yi-Raソ・イラ25韓国1.24.252Q
3着Ryosuke Sakazume坂爪 亮介27日本1.24.317QB
4着Samuel Girardサミュエル・ジラール21カナダ1.25.102Adv
-Charles Hamelinチャールズ・ハメリン33カナダPEN

坂爪選手は最後方で悠々と外を回りながら脚を溜めて一発勝負に賭けました。
前の大混戦に乗じて残り１周で４番手に上がり、さらに最後の直線でもう１つポジションを上げました。
準々決勝よりは良いレースだったと思います。何より、４位以上に入って入賞確定させることが最低限だったので
良かった良かった。個人種目の入賞だけでも１２年ぶりですよ。長かったです。

 

レースとしてはスタート直後のポジション争いがすごく激しい中で
一瞬収束したところで先頭を奪ったクルーガーが、これ以上消耗したくない有力選手たちの心理を利用して
微妙にラップを落としながらも先頭を守り続けるスケーティング。
いつでも抜けると見せかけて最後まで抜かせない、結局有力選手同士が絡み合って自滅！
こういう展開は面白いなあ。

 

また、残り１周半で前に進出しようとしたジラールが、内のイラと外のハメリンに挟まれて失速しました。
もしかしてイラが失格で坂爪選手が決勝か！？なんて思いましたが、結果は外のハメリン失格でした。残念(笑)
ハメリンが一瞬バランスを崩して膨れたスペースにジラールが入ってきたのに挟んでいったので、妥当かな。