Control/Rail/return

Last-modified: 2014-07-24 (木) 22:42:44

鉄道路線の多くでは折り返しが必要になります。
ここでは折り返し駅の配線と信号配置について考察します。

複線の場合

誰か書いてください

単線の場合

st01.png
この路線を見てください。
単線の路線が2本あるのがお分かり頂けると思います。
ここに
1.A駅~B駅~C駅~D駅の1,2番線
2.D駅3番線~E駅~F駅
の2つの路線を運行したいと思います。
(※D駅では左のホームから1,2,3番線とする)

まず2.の路線ですが、これは簡単です。そのまま走らせれば問題ありません。
このような単純な路線なら、信号を配置しなくても2本の列車を運行することができます。
もっと駅数の多い路線ではたくさん信号が必要になりますが、その際にはこちらを参考に交換駅に信号を配置してみてください。
さっそくページの趣旨から外れてきた

問題は1.の路線です。この路線、このまま2本以上の列車を運行するとデッドロックが起こってしまいます。
st02.png
交換駅のC駅に信号を設置してもうまくいきません。
このような場合、通常はC駅のA駅方面ホームに多閉塞信号を設置するのですが、折り返しが絡む場合は厄介で、それだけでは列車が発車せずに詰まってしまいます。
st03.png
このように、「折り返し駅の一つ手前の駅が棒線駅」の場合は、折り返し駅の線路を1マス分延長して、折り返しホームの端に信号を設置することで対処できます。
st04.png

続いてD駅です。D駅の1,2番線に路線1の列車を発着させる設定にしたいのですが、複線の場合と同じようにポイントの手前に信号機を置くと稀に詰まってしまうことがあります。
こんな路線だと詰まることないし実際にも滅多にないので別にいいんだけどね
こういった場合は、一つ手前の駅に振り分け信号を配置してしまいましょう。
3番線には入ってきてほしくないので、振り分け禁止標識を立てます。
結果がこんな感じ。
st05.png
この路線ではここまでする意味がほとんどないんですが、実際の路線ではたまに役に立ったりします。