もくじ
北郷鉄道とは
北郷鉄道は、干葉県の北部(北郷地域)のニュータウン開発に合わせて建設された路線である。
保有路線
1路線(1998年夏現在)
代表取締役
宵闇急行999
総駅数
2駅(1998年夏現在)
設立
1990年(当時は北郷開発鉄道)
これまでの経過
年表
1986年春 干葉県北部の北郷地域に鉄道を通す構想が自治体およびニュータウン開発者の間で起こり、「北郷開発鉄道計画」と名付けられる。
1990年春 北郷開発鉄道が設立。同時に藍石~干葉の路線免許を取得
1991年春~秋 バブル経済崩壊による経済低迷の影響で路線建設が難航、翌春に建設を無期限凍結
1996年春 深久鉄道より融資を受ける。
1997年春 建設再開、この時社名を「北郷鉄道」に改める。
1998年夏 深久鉄道より630形電車が譲渡される。
北郷開発鉄道
北郷開発鉄道は、自治体やニュータウン開発者らの出資で作られた鉄道会社。北郷鉄道の前身だが、バブル経済崩壊による不景気でニュータウン開発が遅れ、それに伴いニュータウン開発者らは北郷開発鉄道計画から離脱。自治体もこれ以上の出資は厳しいと判断し、財源がない状態に。事業凍結を余儀なくされた。
その後の深久鉄道からの融資により建設が再開するが、その時に社名を変更。今に至る。
保有車両
1998年春時点での保有車両一覧
650系
真久鉄道の630型の足回りをそのまま、鋼製の真久鉄道標準車体を使用した
600系
深久鉄道から譲渡された630形に延命工事、塗装変更を施したうえで600系へ改番。4両編成で運行しており、5編成20両が在籍している。
保有路線
1998年春時点での保有路線一覧
北郷鉄道線
深久鉄道原田線(以下、原田線)藍石駅からJMR凉葉線干葉駅を目指す路線。藍石駅から原田駅付近まで原田線と並走している。干葉県北部のJMR2路線間を結ぶという役割を持つ。また、朝夕は原田線に片乗り入れし中尾部駅まで直通する。
事業計画
1998年春時点で発表されている事業計画
北郷鉄道線延伸
そもそもとして1998年時点では営業運転は開始していないが、来年度までの開業予定区間は藍石~新原田(仮称)、もしくはもうひと区間であるが、2000年度を目途に全線開業を予定している。
干葉県北部を東西に通り、同地域のニュータウン「干葉ニュータウン」と北郷鉄道線の途中駅を結ぶニュータウン路線の計画
具体的な路線名等、詳細は現状決まっていないが、この鉄道本来の計画線に近い位置を走る予定である。また、北郷鉄道線に直通、藍石方面またはJMR凉葉線に接続することで東凉方面への利便性を図る計画もある。