RPGパートについて
ここではスペルフォースにおけるRPG部分について解説する。
クエスト
Main Quest
本作のキャンペーンモードにおけるストーリーはMain Questという形で用意されている。
Main Questをこなすことでストーリーが進行する。
このタイプのクエストに関連のある(受諾、進行、報告、会話などができる)NPCおよびオブジェクトには!マークが付く。
Side Quest
Side Questは任意に遂行できるクエストである。
レベル上げ、アイテム獲得、ストーリーを楽しむなどお好きにどうぞ。
このタイプのクエストに関連のある(受諾、進行、報告、会話などができる)NPCおよびオブジェクトには?マークが付く。
クエストではないが調べると反応のあるものに付いていることもある。
成長システム
レベルアップ
主人公は単純な経験値/レベル制である。
経験値はゲームを進めること(クエスト、特定の敵を倒すなど)で獲得でき、生産される敵ユニットを倒し続ける方法では稼ぐことができない。全ての経験値は主人公に入り、それでレベルアップするのは主人公のみ。
他の仲間キャラクターは主人公と連動する形でレベルアップする。キャラクターによって割合が決められており、英雄は8割、生産する労働者や一般兵は6割である。*1
街のガードなど、操作できないキャラクターには独立したレベルを持つ者が多い。
敵キャラクターのレベルは未検証。おそらく主人公との連動はしていない。
難易度の影響は未検証。
スキル
本作ではスキルポイントを使って取得する「Combat」や「Magic」をスキルと呼ぶ。 また、それらを取得することで使用可能になる「Mighty Blow」や「Healing」もスキルと呼ぶため混同しやすい。 |
ので注意すること。
「取得する」のは前者、「使用する」または「覚える」のは後者である。
スキル取得ルール
- 1レベルアップごとに1スキルポイントを得られる。
- 1スキルポイントでスキルのRankを1上げることができる。Rankは3まであげられる。
- 最初に取れるのはCombatかMagic。
- 上位スキルを取得するには、下位スキルをRank 3まで取得しなければならない。
なお、スキルツリー画面では下にいくほど上位スキルである。 - 上位のスキルには、スキルポイントの総使用量による取得制限(※)がある。
※例えばHeavy Weapons Rank 1の取得にはHeavy Combat Arts Rank 3と9スキルポイントが振り分け済みであることが必要とされる。
前提となる下位スキルの取得はHeavy Combat Arts Rank 3およびCombat Rank 3で合計6スキルポイントで満たすことができるが、9スキルポイントを振り分け済みとするために、3ポイントをどこか他のスキルに振らなければならない。
そのため、スキルポイントのやりくりという面では魔法戦士系のキャラもそれほど不遇にならないといえる。
スキルを取得すると
- 新たなスキルを覚えることができる。
- 装備可能なアイテムが増える。
- 特典(特定の武器でダメージ追加など)が付く。
- 取得したスキルに応じてHP/MPの最大値が上昇。
- Combat系統ならHP240/MP160
- Magic系統ならHP160/MP240
スキルの使用
- スキルを使用するには、まずスキルバーに登録する必要がある。(他のタイトルで言う「ショートカット」に似ているが、本作では単に操作を短縮するためのバーではなく、登録しなければスキルは使えない)
- 登録可能な数は8つ(主人公以外の英雄は3つ)である。
- 登録は戦闘中でも変更できるが、再使用待ち時間が使用時同様に発生する。
- スキルには使用コスト(Mana)と再使用待ち時間が設定されている。
- キャラクターのレベルが上昇すると、コストと効果がそれに比例して上昇する。LV5のときのコストと効果はLV1のときの5倍といったような単純な計算式である。
Masterスキル
- スキルツリーの最下部まで進むと(Master)のスキルを習得できる。これは(Master)が付いていない既存のスキルと置き換えになる。
- 古い方は文字通り「消える」のでショートカットの再登録が必要になる。
- Masterスキルは次のような利点を持つ(ごく一部例外あり)
- 効果が上がる
- コストが下がる
- 再使用待ち時間が短縮
- 上記の中から一つまたはいくつかの組み合わせ
- 殆どのMasterスキルはマイナス面のない完全な上位スキルとして使用可能。ただし一部で効果とコストの両方が上昇するものがあり、Mana切れなどの支障があるかもしれない。
装備
共通
装備はレベルと取得済スキルによって着用が制限される。
例えば大型の盾にはTower Shieldスキルの取得を要求される。
両手武器と盾を一緒に装備することはできないが、片手武器(補助武器)と弓を一緒に装備することはできる。
弓は遠くまで届く代わりに極端に近い相手に攻撃できなくなっているので、補助武器の選択も重要である。
また、スキルの中には使用条件として装備の種類を限定しているものもある。
殴り系のスキルに弓が使えないといったような類のもの。
装備にはHealthとManaが設定されている場合があり、装備するとそれぞれ最大値が上昇する。
武器
攻撃力、攻撃速度、射程距離(弓のみ)、特殊効果(ない場合もある)、スペル(杖のみ)が設定されている。
- 特殊効果は特定の相手により多くのダメージを与えるなどのもの。
- 杖にはスペルが一つ設定されており、効果は低いが通常攻撃のようにコスト0で使用することができる。距離を置いて使用することができるが射程距離は明示されていない。
防具
防御力と特殊効果(ない場合もある)が設定されている。
- 特殊効果は自然回復量の向上、ヘイト値の増加/カット、ダメージ追加、抵抗力増加など多岐にわたる。