ゼネテスがアトレイアをかばう
ゼネテスがティアナをかばう
ティアナ | 主人公様…。 |
ゼネテス | 姫さん…? フフ、こりゃおもしろい。 また、姫さんとはな。 |
ティアナ | な、何がおかしいのです!? |
ゼネテス | これ、俺に来た手紙。 読む? |
ゼネテス様をお慕いもうしております。 空中庭園でお待ちしております。 かしこ | |
ティアナ | わ、私ではありません! こ、こんなはしたないマネ…。 |
ゼネテス | …はしたない、ねえ? 誰かが自分の純粋できれいな気持ちをうち明けるのは、はしたなくないぜ。 ま、そんな誰かさんが、存在すれば、の話だがな。 |
ティアナ | …どういうことです? |
ゼネテス | あんたは賢いから、この手紙を見て、すぐ気が付いたと思うけどな。 同じような手紙をもらってるんだろ? つまり、俺たちは、ハメられて、ここまでおびき寄せられたってことさ。 |
レムオン | ゼネテス? |
ゼネテス | 姫さん、この手紙を書いて、俺に愛の告白をしようってのがレムオンちゃんだと思うかい? |
ティアナ | おもしろい展開ですけれど ありえませんわ。 つまり、レムオン様も おびき寄せられたと。 |
ゼネテス | たぶんな。 俺には手紙の文面も予測できるぜ。 恋は盲目、とはよく言ったもんだ。 |
ティアナ | ……………。 |
レムオン | いったい何を言っている!? どういうことだ! 説明しろ、ゼネテス! |
シャリ | 僕から説明させてもらうよ。 エリエナイ公レムオン、フフ。 |