5-1
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ゾフォル | ようこそ来られた。 じゃが、もうここには闇の王女はおられぬ。 闇の王女は傷を癒すため地上で最も闇の深い場所…。 バロル様の城、廃城の玉座へと向かわれた。 すべては闇の王女が傷を癒されるまでの時間稼ぎにすぎぬ。 しかし、無茶をするものだな、ネメア。 闇の神器・破滅の槍の力を解放するとは余人なら闇に飲まれておるところよ。 いかに神になったとはいえエルファスもあれにはかなわぬ。 賞賛するぞ、その強靭な精神。 |
ネメア | ゾフォルよ。 お前の予言が、私の運命を示し、私は、その運命と戦ってきた。 |
ゾフォル | そうじゃったな。 じゃが、そろそろ終わりにしよう。 もう、お主も疲れたろう? |
ネメア | 受け入れられぬ運命であれば、私はこれからも戦い続けるだろう。 |
ゾフォル | フフフ、そうか。 ならば、最後の予言を残そうか。 それは…、 お主らの死じゃ! |
戦闘 | |
ゾフォル | フフフ、これで眠れる…。 不吉な予知を得ることも、もうあるまいて。 |
ネメア | ゾフォル…。 お前は最期に何を見たのだ? 我々の死では、あるまい? |
ゾフォル | フッフッフ…。 ぐふっ。むだだ…。 運命は…、変わらぬ…。 |
ネメア | ゆくぞ、主人公。 どのような運命が待とうと、進むことしか、私たちには、できぬ。 |
5-4
ザハク | よく来た。 だが、徒労だったな。 ここには闇の王女はおらぬ。 傷を癒すべく、地上で最も闇の深い場所 かつて魔王バロルがいた恐怖の城、廃城の玉座へ向かった。 そして、すべては徒労に終わる。 貴様は破壊神の円卓騎士サムスンとこのザハクによって、ここで死ぬのだ。 急ごう。 我はすべてに徒労を教えねばならぬ。 すべては徒労だと教えねばならぬ。 すべてに例外なく教えねばならぬ。 思い上がった虚無の子や闇の王女、神、そして無限のソウルにもな。 世にあるものは絶望。 すべての営みは徒労。 貴様らにも死をもって教えてやろう。 我こそは破壊のあとに来るべき虚無、破壊神の円卓騎士、一切の営みをあざ笑うものザハク! |
戦闘 | |
ザハク | 愚者の頑迷さで絶望を否定する…か。 笑止だ。虚無は常に貴様らのそばにある。 すべては…徒労だ…。 しばらく眠らせてもら…おう…。 |
ネメア | ゆくぞ、主人公。 どのような運命が待とうと、進むことしか、私たちには、できぬ。 |