シャリ | 主人公、 そろそろ幕が近いよ。 君はついにここまで来たんだから。 僕を倒せばこの後ろの扉が開く。 そしてその先に、旅の終着があるよ。 |
ネメア | シャリよ、お前の狙いがなんであれ、生かしておくわけにはいかぬ。 |
シャリ | フフフ、そうだろうね。 さあ、はじめようか。 |
シャリ撃破。 | |
シャリ | 強くなったね、主人公。 僕はうれしいよ。 僕の役目はこれで終わりだ。 |
ネメア | なんだと? どういうことだ、虚無の子よ。 |
シャリ | 闇と虚無のはざま。そこに人の思いがたゆたう場所がある。 かなえられなかった願いが集まる場所がね。 僕は、そこから生まれた。 かなえられなかった願いをかなえるために。 ただ、願いを救うために。 どんなに時が経っていようと、どんな人の願いであろうと、かなえられた願いがどんな結果をもたらそうと、願いの善悪に関係なく、僕は、ただ願いを救う。 人が死んでもその願いは残る。 そしてその願いが僕という存在を産み出したんだ。 光も闇も飲み込む絶対負の存在、虚無の力を借りてね。 主人公、 君もその願いのひとつなんだよ。 そう、いつだって人は願っている。 世界に混沌が訪れたとき、世界を守ってくれる勇者が現れるのをね。 この扉の向こうには、世界の破壊を望む願いが待っている。 そして、君は、世界を守る願いだ。 どちらの願いが強いのかな? 結果を見られないのが、残念だよ。 じゃあね、主人公。 |