ラストバトル/7

Last-modified: 2016-02-17 (水) 23:36:56
シャリ主人公、
そろそろ幕が近いよ。
君はついにここまで来たんだから。
僕を倒せばこの後ろの扉が開く。
そしてその先に、旅の終着があるよ。
ネメアシャリよ、お前の狙いがなんであれ、生かしておくわけにはいかぬ。
シャリフフフ、そうだろうね。
さあ、はじめようか。
シャリ撃破。
シャリ強くなったね、主人公。
僕はうれしいよ。
僕の役目はこれで終わりだ。
ネメアなんだと?
どういうことだ、虚無の子よ。
シャリ闇と虚無のはざま。そこに人の思いがたゆたう場所がある。
かなえられなかった願いが集まる場所がね。
僕は、そこから生まれた。
かなえられなかった願いをかなえるために。
ただ、願いを救うために。
どんなに時が経っていようと、どんな人の願いであろうと、かなえられた願いがどんな結果をもたらそうと、願いの善悪に関係なく、僕は、ただ願いを救う。
人が死んでもその願いは残る。
そしてその願いが僕という存在を産み出したんだ。
光も闇も飲み込む絶対負の存在、虚無の力を借りてね。
主人公、
君もその願いのひとつなんだよ。
そう、いつだって人は願っている。
世界に混沌が訪れたとき、世界を守ってくれる勇者が現れるのをね。
この扉の向こうには、世界の破壊を望む願いが待っている。
そして、君は、世界を守る願いだ。
どちらの願いが強いのかな?
結果を見られないのが、残念だよ。
じゃあね、主人公。