ラドラス4

Last-modified: 2018-12-17 (月) 23:18:15
エステル制御の間はこの通路を奥へと進んでいったその先にあるはずだ。
たぶん、他の巫女たちもそこにいるはずだよ。
さあ、急ごう。主人公。
シャリあーもう、エアのしわざだね?
せっかくここには来れないように柱をいじっておいたのに。
まあ、でも、なんとなく君はここまで来るんじゃないかって思ってたよ。
君に紹介しようかな。
彼はレムゲドン。大昔にこの空中都市を作った人さ。
彼も僕と同じで、この空中都市を浮上させたいんだ。だから、君とちょっと話がしたいってさ。
じゃ、あとは当事者同士で。
邪魔者は消えるとしますか。
シャリ消える
レムゲドンと戦闘
制御の間
イークレムン主人公さん……?
助けに来て…くださったのですか?
ありがとう…ございます……。
ですが、どうしましょう…。
ここをこのままにしておくと、いずれまた大変なことに……。
フレアあなたは…?
エステル君を助けに来たんだよ。
君、フレア、だよね?
フレアはい。
エステルボクはエステル。
君とおんなじ巫女、地の巫女だよ。
で、こっちが主人公。
ま、冒険者、かな。
フレアそうですか。
しかし、この絶望の都市で何をしようというのですか?
エステルここを、動かなくしよう。
二度と使えないように。
フレアそれは!!
……これを壊すことは…
動かなくするということは…。
私たち巫女が今まで存在しつづけてきた意味が、理由がなくなってしまします。
イークレムンでも、この空中都市がありつづけるといつかきっと、悲しみが生まれます。
大切な命が、失われるでしょう。
それよりは、今、この空中都市を永久に封じた方が、世界にとっていいのではないのでしょうか。
エステルボクもイークレムンと同じ気持ちだよ。
悲しみや絶望を生むためにボクたちはいるんじゃない。
800年、ボクたち巫女の存在がこれのためにあったというのなら、今日で、それを終わりにしよう。
じゃあ、イークレムンとフレアは自分たちの制御球の所に行って。
で、ボクが、せーの! って言ったらみんなで一緒に、壊れろって祈って。
いい? じゃ、始めるよ。
せーの!!
あ…あれ?
この揺れって…
うまくいったってことなのかな?
なんだか、予想外だけど…、うわああああ、主人公、どうしよう!?
イークレムンここ…
壊れてしまうのでしょうか…?
そんな…
せっかく…。
フレア役目が終わればここにいる理由もない。
そして存在の意味もない。
だから、これでいい…。
くだらぬことを申すな。
そなたらは希望のために戦うのであろう?
エアが現れる
エアわらわがそなたらを飛ばしてやる。
心を、空にするのじゃ。
竜の座
エアしかし、本当に空中都市の復活を止めるとは…。
無限のソウルの行く先はこのわらわにも見えんということか…。
エステル違うよ、主人公。
主人公が特別だからこうなったんじゃないよ。
イークレムンやフレアと一緒にみんなで希望を持って頑張った。
だから、こうなったんだよ。
そしてエア、キミが来てくれたから今、ボクたちはこうしていられる。
ありがとう。
エアなにを、気楽なことを…。
他の巫女らは、本来いるべき地に送り飛ばしておいた。
そなたらも、旅に戻るがよい。
エステルうん、そうするよ。
ありがとう、エア。