区分2幕

Last-modified: 2016-01-01 (金) 13:13:00

ディンガル帝国の東、バイオシオン内海に面した地方にはロセン王国をはじめとする東方6カ国と呼ばれる小国家群があった。
皇帝ネメアの命により東方諸国攻略の任に就いたディンガルの青竜将軍カルラはこの国々を数週間で滅ぼした。
ロセンの暗愚王ペウダは、カルラの力を過小評価したため、その才能と実力を戦場で思い知ることとなった。
敗北と自らの死によって…。
カルラがこれらの国々に対して取った制圧後の態度は徹底しており、特にロセン王国に対しては、子供、老人に至るまでその血を根絶した。
これ以降、人々は青竜将軍カルラを指し、畏敬を込めて神速の戦術家と、あるいは恐怖を込めて、青い死神と呼んだ。