謝憐の人界での拠点。山の中腹にある集落。 三度目の飛昇をした時、地上には謝憐を祭る道観もなければ信徒もいなかった。そこで自分で自分を祭ることにし、この村に降り立った。 持ち主のいない小屋に「菩薺観*3」と名付け、暮らし始めた。
※菩薺とは白慈姑(しろぐわい)のこと。 ※菩薺観のモデルは、作者が旅行で訪れた雲南の巍宝山霊官殿。