IS-7

Last-modified: 2019-11-20 (水) 20:24:10

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おもいかたいつよい

概要

昔々に配布されたプレ車。今は普通に買えるらしいっすよ。

実車はTigerⅡを完封するための重戦車であり装甲要求は8.8cm kwk 43 L/71に耐えられるものを、火力は122mm BL-12(BL-13)以上を要求。
しかし12.8cm kwk 44の存在が確認されたために装甲の要求はこれに耐えうるレベルに引き上げ、火力も130mm艦砲を改修して載せることになった。
足回りも優秀で1050hpの大出力により路上60km/hと快速・・・これ化けもんやな。まあ70tもあるから重すぎて使い物にならんかったらしいが。
幾つか自走砲派生も考えられていたけどIS-7こけたらみなこけた

重戦車らしい重戦車
Tier3だったけどあまりにも強すぎたのでObj.279ともどもTierを1つずつ上げられた

つよーい

・火力!単発630はTier4MBTでダントツ、装填10.8sと遅いには遅いがDPMは3500とに次いでトップクラス
・装甲!IS-7同士でAP撃ち合うと千日手になる。特徴的な車体前面のため弱点となる車体下部を隠す必要がある(AP210mmで余裕)が、同格相手なら下部を隠すと一部例外を除けば余裕で耐える(後述)
・・複雑な曲面・傾斜構造の装甲は、斜めや上方から撃たれると予想しない貫通の仕方をすることがある。また砲塔はともかく、堅固に見える車体正面上部も対AP350mm、対HEATでは500mm程度であり、格上には容赦なく抜かれる。
・意外と精度が良く、0.13°はTier4MBTでは一位タイ(同点はやっぱりフランスイタリア)
・・車体が重いせいか拡散がかなり良い印象がある。特に直線走行をしていると思った以上に広がらない
 

でも失敗戦車

・貫通がとっても低いのも難点。なんとたったの260mmしかない
・・またHEATなんて気の利いたものは存在しない。APBCとHEしかないのである
・・更に弾速が遅い。他のMBTがAPDSやAPFSDSを運用する中こいつの徹甲弾は"APBC"(908m/s)。APCBCですらないぞ!
・俯角3°
・最高速こそ60km/hと同格では割とよい方だが、加速・旋回とも劣悪。加速は下から3番目(こいつより下がいるのが意外だが)、旋回は圧倒的に最下位
・・また旋回時の最高速や、減速率が高いようで少し旋回するとすぐに速度が落ち込む
・全周堅いと言っても突出は厳禁。また正面も上述の通り格上には抜かれるのと、実は対HESH/HEPは225mmしかない(傾斜で稼いでいるため)。なので基本的にアメリカ/イギリス系のMBTを相手にするのは厳しい。
・視界と隠蔽は良い部類とはとても言えない。鈍重さと相まって孤立=死と思おう
 

敵で出てきた場合

PvEでは出てこない
PvPの場合、現環境だとHEを撃ってくる可能性が非常に高い。130mmの全口径HEなので火力が高く、APの貫通が低いため十分理にかなっている。
貫通されたら700以上持っていかれるので軽装甲車両は注意を要する。もっともHE使用時は精度0.18°とかなり悪化し、弾速も785m/sまで下がるため距離さえ開いていれば恐れることはないが・・・
平地で遭遇した場合は広々とした車体下部めがけてAPでもHEATでも撃てば貫通してくれる。それぞれAP210mm、HEAT260mm、HEP/HESH150mmが貫通の目安だ
相手がハルダウン状態で自分がMBTに乗っている場合は貫通力を確認しよう。HEP/HESHがあれば割と戦える。車体上部は225mmが目安だ。APは350mm、HEATは500mmを要する
一応正面から見えるターレットリング辺りは全弾種250mmだが・・・かなり狭いので狙うのは難しい

 

総評

PvP

要するに重戦車。前線張って戦うのだ!
同格や格下相手には、無茶なことをしなければほぼ一方的に勝てるだろう
長所は特に強く、短所らしい部分も他と比較すると落第点と言うほどではない
同格と格下で気にするべきはT-62Mの600mmATGMやChief.Mk.2?の265mmHESH、M60A1Magach 5の230mmHEPだろうか。こいつらは車体正面上部に普通に入る
格上MBTはほぼ防げないと思っていいだろう。HEATであればまだ望みはあるがTier5になると貫通350mmを切るAP系はほぼない。特にLeo1A5Chief.Mk6?/Mk.11?は天敵だ
APの貫通が低いが、HEは130mm全口径弾なので榴弾直射マンという運用がなされている場合が多い。APと比べると精度の悪化が激しいが、前線で運用する場合は気にならない
 

PvE

単発型はそもそもPvEと相性がそこまでよくないが、強化すれば装填が9sを切るので何とかなるだろう
装甲は頼れるが、Tier4だと敵にSwingfire?などの高貫通ミサイルもちがごろごろいるので気を付けなければならない
ただそういったマッチングでも、後方で狙撃するスタイルは頂けない。いくら精度が良いと言っても弾速が遅く、貫通もないため狙撃はかなり難しい部類に入る
幸いにも機関砲相手なら、完全に背後を取られたり上から撃たれない限りは耐える事が出来る装甲を持つ
積極的に前に出て、味方の目となり盾となろう
 

装甲に関して

装甲に関して

傾斜がついているためなのか、HEAT耐性が一番高いのだがHEP/HESHに対してもろい車両となっている

対AP

砲塔正面は約400mm、主砲取り付け位置真下のスペースは狭いながら300-350mmの部分がある。またターレットリングは250mm
車体正面は複雑ながら、正対時330-380mm程度が保障されている。操縦手ハッチは1000mmに達するために弱点では無い・・・が、非常に狭いスペースではあるものの操縦手の左右の覗き窓に綺麗に直撃すると285mmで抜ける
車体下部は205mm程度となっている
 

対HEAT

傾斜の影響をもろに受けるため対APの時よりも頑丈
砲塔正面は500mmを超え、安定して貫通するには600mmを要する。ターレットリングは相変わらず250mmだが主砲直下の薄い部分は350mm-400mmとなる
車体正面は薄い部分でも470mm、厚い部分で560mm-600mmになり、操縦手ハッチに至っては1300mmを超えてくる。左右の覗き窓も400mm無いと抜けない
車体下部は260mmのため相対するMBTならほぼ抜ける
 

対HESH

傾斜を完全に無視していくためほぼ実厚のため非常に抜きやすい
砲塔正面は250mm、防楯は空間扱いになるのか相対するMBTのHESHでは抜けない。また傾斜が急な部分に当たると信管不作動で弾かれてしまう(凡そ60°が目安か?)
車体正面は均一な225mmであり、操縦手ハッチは、ハッチそのものが外付け装甲のように扱われているらしくおよそ300mm、左右の覗き窓は(狙う必要もないが)200mm
車体下部は150mm
 
また105mmHEPでは車体下部の下半分、車体上部の内"履帯とドライバーの間の""下半分"を狙うと弾薬庫にダメージが入る(つまり操縦手は弾薬に挟まれてるのか?)
120mmHESHではボーナスゲームだ!とりあえず当たって抜ければおけば色々壊れるはずだ。また車体上部でAPやHEATで貫通に難儀するところに放り込むと、弾薬、砲尾、砲塔旋回、砲手か車長にダメージと、かなり悲惨なことになる。(まあ抜かれたらまずいから分厚くしてるんだよね)

 
画像貼ろうかと思ってたんだけど装甲配置図描くのに非常に難儀して諦めました
まあゲーム内で装甲参照モードにすればいろいろ見られるからやってみてね

 
筆:強風