《アビリティ》/【アンチマターボム】

Anti-Matter-Bomb。直訳すると「反物質爆弾」となる。
ある物質に対して全く逆の性質を持つ物質であり、この2つが衝突すると対消滅が発生しその質量分のエネルギー放出が発生する。
基本的に我々の住まう自然宇宙には存在せず、人工的に僅かな量を作るのが精一杯とされてきた。
いわゆるSF的な存在に思えるが、現在では実在が確認された物質。身近な所では雷により空気中で生成・対消滅を起こしたりしているそうな。
詳しい解説は完全に学問の領域になるので割愛したい所。
WAシリーズにおいては基本的に「魔力による爆発を起こしてダメージを与える」アビリティとして、1stとFにのみ登場している。

1st

シリーズお馴染みのはいよるこんとんや、闘技場3戦目で戦えるジャバウォックが使用するSOR依存の無属性全体攻撃。
前者は直撃で1000程度、後者は直撃で1600程度のダメージであることから、技定数はSOR×50であろうと予測できる。*1
グッと力を込めて手をかざしたり、あるいは3つ首からビームを放つ事でキャラクターを中心にオレンジの爆発が生じる。
なお、ケイブトーラス等が使用するアースシェイカー?も同様のエフェクトを持つ。

F

今作は単体版と全体版に分かれ、這い寄る混沌が単体版を、そっと這い寄る混沌とベテランリーグ5戦目に配置換えとなったジャバウォックが全体版をそれぞれ使用する。
どちらも無属性で技定数は魔力×2.5。エマによりダウンロード可能となった。
消費MPは単体版が36、全体版が48と燃費はお世辞にもよろしくはない。気軽に使える無属性全体攻撃としてはトップの技定数を持つが、エマ自身の魔力が低いのがネックとなる。
翻ってエネミーの使用で見ると、そっと這い寄る混沌による被害はかなりのもの。魔力513から放たれる全体爆撃は直撃で1200近くのHPを持っていく。
まして3体同時に出現する事もある上、反応もHPも高く速攻で仕留めきる事も難しい。属性も無い為対策もしにくいと至れり尽くせり。3rdでの稼ぎ専門キャラの汚名返上
他2種は単体攻撃であったり、元々の魔力がさほどでもない事もあって被害はそう嵩むことはないだろう。

エフェクトは1stに勝るとも劣らぬシンプルさ。アビリティ使用モーション後に直接キャラクターもしくは戦場が爆発するというもの。