【関連項目】
→《守護獣》
→《武器》/【ギィ・ラムトス】
生命の守護獣であるオードリュークと対になる「死」を司る守護獣。
あらゆる生命を等しく死に至らしめる地獄の放射能を操り、死の概念を持つ赤い雨と化して仇為す者を攻撃する。
結果、対象の被曝線量は7億Sv/sにも達し生物、非生物問わず一瞬にして死に至る。*1
…こう書くとまるで邪悪な存在のように思えるがこれでもれっきとした守護獣であるため、災厄獣のように不必要な死を撒き散らしたりは決してしない。ご安心あれ。
現身は下半身が巨大なギロチン、胴体部分が歯車のようになった異形の死神。その体を回り続ける歯車は輪廻転生の象徴とされる。
- XFにも設定上名前だけ登場している。
ミーディアム(1stではパワープレート)の名称は“死の接吻”。
1st
壊死の迷宮最奥部で水晶の花を入手すると3分以内にダンジョンを脱出しなければいけないわけだが、この時セーブポイントがあった部屋の壁を壊すことで入れるようになる奥の院で、隠しボスであるケイオスに勝つとパワープレートを入手できる。
壊死の迷宮はクリアすると二度と入れないので、後にも先にもこの時しか死の接吻を入手するチャンスはない。
幸い戦闘中は制限時間のタイマーがストップするので、落ち着いて対処しよう。
マテリアルおよびハイ・マテリアル時の効果はほぼ共通で、昏倒耐性を持たないエネミーを一定確率で即座に戦闘不能にさせる(通常マテリアル時は50%、ハイ・マテリアル時は99%)。
装備するとSORとMGRが上昇するのでセシリアと相性が良いが、マテリアルの効果は使用者のSORによらず一定であるため、弱点のMGRの補強も兼ねてロディに持たせておくのも悪くない。
もっとも、本作のエネミーは雑魚であっても思いもよらぬやつが昏倒耐性を持っているので、マテリアルの効果は正直アテにならないのだが。
2nd
アークハイムの南西にある建物の壁を爆破することで中にいるギィ・ラムトスと契約し、ミーディアムを入手できる。シナリオ進行には影響しないので無視しても良いが、せっかくなので入手しておこう。
即死効果のあるアルカナ13とギィ・マキシマムに目が行きがちだが、むしろ目玉は昏倒予防効果をもたらすタナトスボーダー。
昏倒化攻撃を放ってくる敵が集団で現れた時に非常に役立つので、上手く使って楽に進もう。
コンバインは1st時代に比べると多少信頼性が上がったが、効かない敵にはまるで効かないのでイマイチ頼りないのは相変わらず。
- SOR上昇率は20%と1stに比べれば下落したが、金色ミーディアム入手まではSOR最優先なら選択肢は同様にコレとなる。
XF
設定上名前だけ登場。
本作の舞台となるエレシウス王国では、旧王都シュネルギア?の奥底にある「柩」にとある「超越存在」を永劫に封じるためにギィ・ラムトスが楔となって打ち込まれており、彼の守護獣の牙に力を与えるのと同時に増大した死の権能が不必要に拡散されるのを防ぐため、代々の柩の牙の儀はこの地で執り行われてきた。
しかし、本編の500年前に王都がエレンシア?へ遷都されて以降シュネルギア周辺の大地は急速に荒廃し、これは柩の牙の儀をこの地で行わなくなったことが原因なのではという学説も飛び出している。
余談
Fには直接は登場していないが、ディノギノス、ソラス・エムス共々ミーディアムの破片と思しきものが古代文明博覧会に出展されている。
残念ながらミーディアムとしての力は失われていたらしく、しかも魔族襲撃によって博覧会会場が荒らされて以降は他の展示物共々行方不明に。