《キャラクター》/【ハンペン】

Last-modified: 2021-05-04 (火) 04:22:33

1stおよびFに登場するサブキャラクターの一人。
ザックの相棒にして、カゼネズミと呼ばれる亜精霊である。


1st・F

パーソナリティ

※データはF準拠。
性別:オス
年齢:400歳
身長:22cm
好きなことわざ:空を飛ぶものは皆いつか落ちる
嫌いな知識層:日和っている奴
CV:松野太紀(ドラマCD・F共通)


年齢は推定400歳以上だが、1stでは4000歳以上と誤字ってしまっている。
…が、どちらでもあんまり変わらないという発想なのか、それとも修正するのが面倒臭かったのかは定かでは無いが公式設定となっている。

  • 4000歳であれば対魔族大戦前の生まれということになり、一部イベントシーンでの発言と矛盾してしまう(大戦前生まれなのに空や宇宙を航行する乗り物を知らないなど)ため、やはり400歳と考えるのが妥当であろう。
  • 1st・Fとは異なるファルガイアのミリオンメモリーズでは大戦期の事は知らないと本人が述べており、こちらは400歳以上~1000歳未満で確定か。

役割としてはザックの相棒兼グッズ兼ツッコミ役である。
本来の主人を探すために旅をしている最中にザックと出会い、どのような経緯があったかは一切不明だが相棒を組むことになった。
エンディングでも一緒にいる事からあれだけ世界を回っても主人を見つける事は出来なかった模様。

名前はファルガイアの古語で「竜巻」の意を持つトカ。


システム上はザックのグッズなのだが、ストーリー上は実質的にメインメンバーの一人扱い。
イベントシーンでは他の仲間と同等にアイコン表示されることが多く、それなりの存在感を持って口出ししてくる。

そもそも1stはシステム上の主要キャラが三人しかおらず、おまけにそのうち一人は極端な無口とあって、ハンペンも重要な相談相手の一人になっている。

  • 無口な一人も会話は一応しているはずだが、台詞として表示されることは一度もない。基本、意志表示のほとんどが頷くか首を振る、発声してもせいぜい軽く相槌を打つ程度なのだろう。
    このためハンペンがいないと、ザックとセシリアだけでの掛け合い漫才が延々と続くことになってしまって収拾がつかない。

1stOPでのハンペンの姿がイラストと異なる事をたまにネタにされる。
新岡浩美氏によれば、当時OPの仕上げ段階でハンペンが変更されてしまい、人も時間もなく対応できなかったとのこと。

グッズとしてのハンペン

ザックのオープニングシナリオから使用可能で、離れた場所にあるスイッチを押したり宝箱を開けたりすることができる。
段差や落とし穴を超えた先や、溶岩やダメージ床の向こうにある宝箱もノーリスクで取ってきてくれる、まさに頼れる相棒。
1stではキャラの向いている方向にしか進めないが、Fではコントローラーの左スティックである程度まで進行方向を曲げることが可能。
その代わりというわけではないが、Fではブロック二つ分以上の段差や奈落を飛び越えることはできなくなっている。このため入り組んだ配置ではうまくハンペンを投げつける位置や誘導に気を遣う必要がある。

余談

かつて金子彰史氏が手掛けた『天使の詩II 堕天使の選択』に「カゼネズミ」が登場している。
「風導師の村」で風導師に仕え、サポートをする使い魔として登場しているのが由来。『天使の詩II 堕天使の選択』では2匹のカゼネズミが登場しており、名前はそれぞれ「トルネード」と「フィール」である。トルネードはアニスという少女に、フィールはレスターという少年に仕えていた。
「ハンペン」が「竜巻=トルネード」を意味する名前であることから、『天使の詩II 堕天使の選択』に登場したカゼネズミをモチーフにしている可能性が高い。