○シーカー最弱理論について
シーカー作者の安部飛翔先生が
・シーカーの主人公であるスレイを全創作物中最強にする(つまり他作品と比較することになる)という旨の発言
・論理的に筋を通す旨の発言
をしていたためにシーカーを論理的に考えてみようという流れが発生し、有志により検証された結果
あれ? もしかして全創作物中最弱じゃね?
という本末転倒な結果が発生している。
現在はシーカー最弱理論として『無限成長論』『極小世界論』の二つが存在するが、どちらの説も
『無限は限りがないため超えることが不可能。無限を超越してしまった場合その分、元々が小さかった』
という一般的な認識とその派生が前提にあることを留意していただきたい。
○無限成長論
シーカーの主人公たるスレイは「天才特性としての無限の可能性」と「人間という種族の無限の可能性」を有しており、無限が重複してしまっている。
つまりスレイには無限の2乗を乗算可能と思われるが、無限を超える存在が実在する事は不可能。
よってスレイの現在有する力をa[0<a<n](n=無限)
他作品の最弱キャラの有する力をb[1<b<n](1は他作品でキャラとして成り立つ最低限のエネルギーと定義)と仮定する。
a×n×n≦n
a×n≦1
a=1/n
乗算方式(a×n×n)ではなく加算方式(a×(n+n))であっても
a×2n≦n
a×2≦1
a≦1/2
となり、他作品の最低値の1を大幅に下回ってしまう。
○極小世界論
まずはシーカー本文より抜粋。
無限を超えた超々×∞無限次多元外宇宙
この数字を4次元なり11次元なり無限次元なりから引けば良い。
超を仮に1だと考えると、超々は2となる。つまり超々×無限=2n
この数字を無限から引くと、
n-2n=-n(考え方次第ではさらに小さくなるがいずれにせよ極小である)。
0次元さえ大幅にぶっちぎるので実在は出来ないと思われるが、
点も真っ青な極小の域なので他作品のキャラでは逆に存在すら認識出来ないと思われる。
また、一点にエネルギーが集まればブラックホールのようになるが、作中では起こっている様子はない。
つまりシーカー世界が有するエネルギーは0となる。
なお、この説だと光速超えどころか無限速も可能とされる(同一の点から同一の点への移動には時間がかからないため)。
ちなみにスレイ以外の大概のシーカーキャラの強さはスレイの1/n以下の模様。