用語集

Last-modified: 2022-01-21 (金) 00:40:52

人:人名
作:作品名
キ:キャラクター
武:武具の類
飛:安部飛翔式日本語
他:その他

 

あ行

アイス・コルデリア(キ)
大陸北方・シチリア王国国王。
厳格な性格から“氷王”の二つ名を持つ。
しかし実際は自国の一村人であるスレイさんの力に終始内心ビビりまくりで
彼の無法行為(王宮騎士への勝手な処断、実の娘である王女の純潔を奪取・
しかもスレイさんは王位を継ぐ気はさらさらない)に対し
申し訳程度の反論しかできない、つまりはあっさり溶ける“カキ氷王”である。

 

熱く燃える熱(飛)
「ヘミングウェイ全短編集1 われらの時代 男だけの世界」を読了した安部飛翔の感想より抜粋。
闘牛士の生き様から感じた収まらない情熱を本人的に表した言葉らしい。
このような表現が成立するのであれば「冷たく燃えない熱」というのも
安部飛翔作品にはあるのだろうか?

 

アッシュ・グラナリア(キ)
エルシア学園生徒。現在は卒業して探索者。18歳。ルルナの双子の兄。
クロスメリア国王“勇者王”アルスから公爵位を賜り、
強大な戦闘種族である竜人族の国、晃竜帝国の第二皇女“癒しの竜皇女”エリナに求婚する事を
目標にしている。
『始まりの迷宮』の『試練の間』事件でスレイに救助される。
その後スレイを訪ね、登録解除を行うまでは解除されない長期登録でのパーティを組む。
その過程で“智啓のシェルノート”の分体との遭遇、戦闘に居合わせたため
仲間たちとともに急激なレベルアップを果たす。
パーティ解消後も友人関係は続いているようだが、スレイの彼に対しての態度は非常にぞんざいで
設定にある『親友関係』というのはそのまま設定上だけのものではないかという辛辣な意見も出ている。
理由として中級邪神トリニティによる職業:勇者を狙った策略に
親友が利用される事実を“識”っていても、小物だから自分が直接相手したくないという
美意識を最優先した事が挙げられている。

 

あとがき(他)
ラノベに限らず書籍には欠かせないもの。
普通であれば近況報告やその巻の裏話などを当たり障りのない感じで書いて、
最後に関係者や読者への謝辞で締めることが多い。
一方ラノベにおいてはここに趣向を凝らす者も少なくなく、文自体に仕掛けを施したり
全くのデタラメを書き連ねてみたり、果てはあとがきで使用したネタをスピンオフの題材にしたりして
本編以上にあとがきに期待されている作家まで存在する。

てんてーの本にももちろんあとがきはあるが、ほとんどの場合見開き2ページだけの簡素すぎるモノで
内容も何というかテンプレ通りで面白みのないものとなっている。
だが編集の目があるためにいつものビッグマウスを披露できないてんてーは
1巻…「シーカーは徹頭徹尾スレイのための物語です」と改めて開き直る
2巻…スレイの性格は「エレキ!ヒラメキ!」の某発明王がモデルだと唐突な風評被害
5巻…「この設定失敗だったな」と後悔することが最近増えてきた
6巻…戦闘シーンがマンネリになって来た。初期から決めてた設定に齟齬が出てきた。

と、巻が進むごとに他では見せない弱音を吐くという無駄にレアな仕様となっている。
そのためごく少数ながら、新刊が出るたびに「あとがきだけ読みたい」という者も存在するらしい。

 

あべてんてー(人)
安部飛翔のスレでの愛称。実は二代目で初代はうずてんてーである。

 

安部飛翔(人)
北海道在住のプロ小説家。年齢は永遠の14歳30代とされる。
代表作は「シーカー」「アブソリュート・スローター」「勇者の俺が転生者だったようだが」

作者。
詳細は個別記事を参照。

 

安部飛翔式文章(飛)
安部飛翔が創造しようと試みている新たな日本語(?)のことを指す。
常識や文法に囚われない斬新な文章を目指しているようだが、
果たしてこれがピカソの絵画となるか子供の落書きで終わるかは未定である。
基本としては「~にして・それでいて・~たる(名詞が入る)」で対象をアゲてから
“俺よりは劣る、俺なら簡単”の自身によるアゲでの締めくくりが基本スタイルである。

 

安部飛翔の感想文(他)
新ブログ。こちらのIDはひしほwではない。
紹介では「ものかき、安部飛翔の購読した書籍の感想を呟くブログ」との事。
中身はいい意味でも悪い意味でも読書感想文である。
「ものかき」という単なる文章書くヒトという風に自身を呼称しているのは
少なくともプロの「小説家」の感想文とは思えない内容のために遠慮も兼ねて
あえてそうしているのではという解釈されている。

 

アブソリュート・スローター(作)
プロ小説家である安部飛翔の第2作。
てんてー的には「絶対殺戮者」くらいの意味で付けられたタイトルだが、スレ内での非公式名称は「絶対精肉店」
シーカー連載中断からの1年以上に渡る沈黙を破り、朝日ノベルズでまさかの登場
今作は現代日本に舞台を移しているが、発売前の煽り文の時点で既にシーカー臭が漂っている。
某猫型ロボットにするかのようにノワールに泣きついた後の“切断の絶対概念”の使用許可承認&乱用で
自分より弱い者を蹂躙(飛)していくのが定番ストーリーだろうと読者側から予想されている。
初版の予約特典は絵師saitom氏のイラストに安部飛翔のメッセージ付きの特典ペーパー。
これについては「イラストだけでよかったんじゃ?」などという
至極もっともな不届きな意見が飛び交っている。
なお、文庫でない理由は不明。

 

アミバ(他)
他作品における自称・天才。用語集において彼の名を入れるのはファ○ロード誌での一コーナー
シュミの特集からの絶対の伝統である。

なおスレイは彼とは違い、正真正銘本物の天才である。
にも関わらず、スレイに彼同様の自滅による自業自得の最後を希望する罰当たりな人が後を絶たない。
全く嘆かわしいことである。

 

アルファ(キ)
“吸血姫”シャルロットの魔造〝天才〟製造計画で誕生した生命体。
スレイの前世であるオメガとシャルロットの細胞を基に製作された。
五歳程度に見えるあどけない少女の外見とは裏腹に、すでに生まれながらに強大な力を備えている。
シャルロットの城を占領したと同時に魔猿王グルスが所有する。
追い詰められたグルスが切り札として開放したが、
自身がすでに洗脳処置を解除していたため命令に従わず、逆にグルス(後に替え玉と判明)を消し飛ばす。
この時にはスレイ、シャルロット両名を親と認識している。

ここでクランドの影響()により父性を覚えたスレイが、グルスをシカトして
シャルロットと夫婦ごっこを始めるというとても気色悪いシーンが描かれている。

精神が未熟ゆえ、無邪気な感情の元に、最強剣士サマに準じる力を振り回して殺戮行為を行うという
危険性が判明しているものの、「自称父親」の最強剣士にとっては
むしろ殺った後のツメの甘さが大問題であるとの言い草。

こうして18歳にして実質的に子供ができてしまったスレイだったが、
6巻のラストでは案の定「忙しさ」を理由にして子育てをシャルロットに押し付けトンズラしてしまっている。

 

アルファポリス(他)
「シーカー」を刊行する出版社。ネットからネタを拾ってくることに定評があり、
近年ではすっかりなろう専門の自費出版業者と化している。
あべてんてーを拾い上げてものかきの夢を叶えた本人のはずだが、
なろうのダイジェストを巡っててんてーとバトルを繰り広げた。

業界大手のカドカワグループがなろうの書籍化とメディアミックスに手を付け(てしまっ)たことで
次第に劣勢に置かれていくが、2015年に『ゲート』シリーズでついにダブルミリオン達成&アニメ化を果たし、
ようやく存在感を示すことに成功している。このせいで、累計26万部のてんてーは見捨てられた。

 

あんた(他)
スレイが他者に対して呼びかける時に多用する呼び方。
これ以外は基本呼び捨てである。(故郷の師匠や両親のように何かしらの恩がある人々などは除く)
たとえ一度は肉体関係を結んだ女性たち相手でも、このどこか他人行儀な呼び方をやめることはない。
あくまで支配欲を満たしたいだけで心は許さないという意味なのかは定かでない。

 

アンデッド兵 (キ) 
5巻でクランドが製造した対スレイ用の戦力。
元・自軍の兵士に加え、のちにクライスターが殺害した非戦闘員の自国民を加えた総勢1万体である。
兵士ベースは元々士気が高い者たちだったため、一人一人がSS級の戦闘能力を持つ。

クランドの為に邪神に立ち向かい散ったであろう兵士をゾンビ化するという非人道的行為を行った理由は、
殺された民への手向けとしてディラク島の統一を成し遂げるためである。
それならアンデッド化などさせず普通に蘇生できなかったのかという問いには、
「それは懸命に生きた兵達への侮辱になる」と答えている。
遺体をモノ言わぬアンデッドにされることは侮辱じゃないのか
さらに「戦乱に対する責任をクランド一人で負うために、
兵士たちはあえて理性のないアンデッドに変えた」とも言っている。
それならばわざわざ兵士の死体を使わず適当な魔物でも作るか、
その力をクランド自身に振って一騎当千でもすればよかったのである。
民衆に至っては最初に抱いていた「戦争で死ぬのは兵士だけでいい」という理念は一体どこへやらである。

そんな斜め下の理論をこね回してまで作ったこの哀れな人形が
スレイさんの足止めになれたかというと全然そんなことはなく、
覚えたての概念操作でまとめて吹っ飛ばされた。
クランドの心はほぼスレイとの一騎打ちに向いていたこともあって、
彼らは実質体を張ったページ稼ぎ役として二度目の死を迎えることになった。

その後は、クランドの頼みを受けたスレイさんの手で輪廻転生の輪へと無事還ることができた。
しかしスレイさんは邪神の欠片という不純物が混じった魂を輪廻の輪に還すことについて最後まで迷っていた。
普通に逝きたかったであろう彼らにとっていい迷惑である。

 

異界の勇者(キ)
第3巻のスレイガール。
日本から異世界アラストリア経由でヴェスタにやって来た3人の少女たち、
“更科 真紀”、“神代 出雲”、“セリカ・J・スミス”の事を指す呼称。
設定だけだと複数執筆手法で超有名な少女漫画家ユニットの代表作の一つであった
4輪車関連呼称をネタにした異世界召喚ものを彷彿とさせるが
残念なことに、こちらの伝説の3勇者は腕試し目的の模擬戦において相手に致命狙いの攻撃を仕掛けておき
後になって本気になった相手に自業自得で殺られそうになると、真剣でない模擬戦である事を強調して
あっさり棄権を図る、バトルジャンキー気取りの真正ビッ○である。
それゆえ導師○レフ的役割だった存在に能力面で彼女たちには内密で
ある種の制約が掛けられていた事実が判明する。
スレイさんの口からこの事実が判明した時は3人とも激怒したが、
これは当然の処置であるという苦笑交じりの声も上がっている。

この手のジャンルで“謎の小動物”という重要ポジションだったはずのフルールが
スレイに鞍替えした為、残された彼女達には「全員ビッ○」という個性しか残らず、
以後目立った活躍はしていない。

 

胃薬(他)
その名の通りの胃の薬。
作中では世間におけるスレイの引き起こす騒動の最終責任者であるギルドマスター・ゲッシュ氏が
やたら服用している常備薬である。
蘇生魔法の存在する世界観の中でも魔法完治が不可能という事は彼の胃痛は不治の病なのかもしれない。

 

イグナート(キ)
ヴェスタ世界の脅威的存在である邪神、その頂点に位置する存在。
スレイの前世である特性天才・オメガを斃した張本人との事。
その名と強さは作中でも時々語られてはいるが本人は影も形も登場していない。
実際の扱いはエカティーナやセリアーナと同レベルである。

 

イケメン(他)
イケてるメンズの略。
「メンズ」ということから分かる通り、創作においても男性キャラに使うケースがほとんどだが
たまに女性キャラに対しても使われることがある。*1
ところでシーカーの主人公のスレイさんについては公式設定で「特にイケメンではない」とされている。
特に顔が良いわけでもなく性格や生き様に関しては褒めるべき要素が見つからないスレイさんが、
なぜ行く先々で惚れられるのか?
長らくシーカー最大の謎とされていたが、女神の加護による一種の洗脳であることが発覚し、議論は終結した。
余談だが元々はゲイ用語であり、現在はノンケがパクった格好になっている。
汚いなさすがノンケきたない。

 

偽神巨神(飛)
シーカーの改稿前のバージョンに登場。
「イミテーション・トゥルー・ティターン」と読む。
偽=イミテーション、巨神=ティターンは別に問題無いが、その場合には神=トゥルーになってしまう。
一説には偽真巨神の誤字とされるが、
上記の話で2回使用されており2回ともこの表記になっていることが謎を呼んでいる。
また該当話の中では
>偽りなのに真なる(トゥルー)巨神
>我らをモデルにしたからこそ真(トゥルー)の名を冠し
という文もあり、ますます偽真巨神の誤字説の信憑性が高まっている。

 

イージスの盾(武)
“勇者王”アルスの所有する三つの究極級シークレットウェポンの一つ。
あらゆる種類の力、いかなる方向からの攻撃であろうと、最低でも数千倍以上にして反射する干渉膜を
持ち主の全身に纏わせる絶対防御の盾。
後に対邪神防衛計画の一環である戦女神アテナ、勝利の女神ニケのアイテム化による神格付与で
聖王イリュアに同意味である“アイギス”が与えられる。
加えてその道中、イージスの盾を装備した英雄ペルセウスを斃している。
つまり今作にはあろう事か、三つのイージスの盾が存在するという
摩訶不思議な事態が発生しているのである。
アルスのそれはアテナの有する本物にちなんだものであるらしい事は作中で説明されているが
ペルセウスに関しては何の補足もされてはいない。

 

ヴェスタ(飛)
シーカーの舞台になる世界。
最強スレ用語を使うともう疲れるのでざっくり言うと、最強すぎる神・ヴェスタさんの骸から作られたため
邪神やスレイが何をしようと絶対壊れないという最強すぎる世界である。
このヴェスタには、世界の理を外れたような存在を時間の止まった世界に「隔離」する性質があり、
隔離された物体は周囲に影響を与えることは無い。
当初はスレイさんの力を抑圧するための設定だったが、最近では色々理屈をつけ隔離された世界に
踏み込んでくるため、ただのバトルフィールドの一種という表現でしかなかったりする。

 

運勢(飛)
「シーカー」における迷宮探索者のステータスの一つ。
ランクが高いと迷宮内で良いアイテムを入手できる確率が上がり、低いと強敵とエンカウントする確率が上がる。
スレイは他の分野では規格外のランクを持ちながら、運勢ランクは最低のGである。
どれほど設定の屋台骨が揺らごうと、ここだけは一切変わることはない。
だが知っての通りスレイが「強敵」とエンカウントしたり、不運に出くわしたりしたことは皆無と言って良く、また「宝とは縁が無い」と言う割に、戦利品などの形でシークレットウエポンをはじめとして貴重な素材、現金、果ては人間や神(美女限定)までもを自らのアイテムとして余りあるほどに手にしている。
逆に運勢ランクの高い人物には鷹の目団のリリィ(SSランク)が存在するが、これも知っての通り最悪の敵であるスレイとのエンカウントを避けられず、ゴミクズのような扱いを受けている。
どうも飛翔式日本語の「運勢」は現実における「運勢」と同じ意味ではないようである。
そもそも迷宮探索者は戦うために生み出されたのであり、強敵とエンカウントせずに宝だけ持って行かれたらかえって困るようにも思える。またベタなRPGでは宝箱の中身よりも敵からドロップしたアイテムの方が強いことが多く、強敵とエンカウントもしないのにレアなアイテムが手に入るとは矛盾している。
まあスレイageのための設定なので深く考える必要もないだろう。

 

運命操作(他)
スレイが美神ミューズの恩恵で手中に収めた女性全般に施した処置であり、
彼が死亡した場合に発動するとされる。
内容はスレイ死亡と同時に、対象である女性達からスレイ関連の情報が完全消失し、
加えてその後の未来に起きるであろう人生での障害が起きないよう改竄される事で、
幸福な生涯をおくれるというもの。
しかしその行動理念は某有名マンガに登場する、自分の友が提唱し己も信じた「天国」を
他者に無理矢理押し付けた「自分が悪である事に気づいていない“最もドス黒い悪”」である
神父様と全く同じである。
例を挙げると、もしスレイの子を身ごもっていた場合「父親が誰かも判らない子供」を何の疑いもなく
盲目的に愛情を注いで育てる事を強制させられる、しかも女性側には「人生をねじまげられた」という
事実に気づかないという無認識の生き地獄が待ち受けているのである。
もっともシーカー世界における「幸福」の基準がかなりイビツであり、
何の障害も起きない「幸福な生涯」とやら本当にまともな幸福なのかどうかも疑問である。
まあ、てんてーがスレイを死なせることなどあると思えないので、
こちらも文字通り「死に」設定である。

 

エカティーナ(キ)
エルシア学園三年魔術師科主席生徒会長。
学園史上最強とされる二名の内で、“女帝”の二つ名を持つ。
片割れである“剣女神”共々、一体いつになれば本人たちが本編に登場するのだろう?
より

 

エリナ(キ)
竜人族の国、晃竜帝国の第二皇女。“癒しの竜皇女”の二つ名を持つ。
スレイの設定上の親友であるアッシュ・グラナリアの文通友達でもある。
美少女でありながらスレイガールの称号を持たない稀有な存在。
もしアッシュの文通がスレイと出会うより遅かった場合、
今頃彼女はスレイの躰の下だったことは間違いないだろう。
ちなみに姉は晃竜帝国における対邪神防衛計画終了後、
思い出したようにスレイに抱かれている。
(ただし表紙には登場しておらず、作中の登場人物紹介どまりのため
スレイガールにはまだ認定されていない)

 

おいら(他)
安部飛翔がツイッター上で使っている一人称。
世間一般では2ちゃんねる初代管理人の西村博之の一人称として有名であり、そのためネットではやたら使う人が増えた。

 

王剣(他)
安部飛翔が僅かな期間限定で『なろう』に公開していた短編。
あらすじを原文のままに抜粋すると、
かつて宇宙空間を歩み、星々を斬り裂き、
宇宙間移動すら生身で可能としていた“剣士”達の作り上げた超古代文明の王国。
だが最後の王は“剣士”としての矜持を捨て去り、王国は腐り果てた。
その王国に於いても史上最強を謳われた“剣士”は、その有り様を許せず、王国を自らの手で滅ぼした。
その後、“剣士”は特殊な次元が折り畳まれ内包された特殊な脳の持ち主を探し出し、
自らの全てと王国の全てを託す。そして“剣士”を初代とし、継承者と呼ばれる存在が、
宇宙の誰にも知られる事無く誕生した。
これは継承者となったが故に、過去の継承者達の記憶や経験それにかつての王国の知識を
完全に自らが経験したのと同等に己の物としつつ、その為に己自身の心を殺されたと同じ少年が、
ただ記憶にある先代の親友であった今の銀河の半分を支配する帝国の初代皇帝の器に憧れ崇拝し、
ただそれだけが全てで、他の全てがどうでも良く、力を持ちながら怠惰に過ごし続けるも、
帝国の習慣に巻き込まれ、破天荒な帝国の第一皇女やその侍女他個性的な女性達に振り回されつつ、
そんな中で一つの星の理想の王たる器を持つ小国の王女と出会い、
そして初代皇帝と同じく宇宙全ての理想の王たる器に自らが成り己が意志で剣を振るう為に己を磨き上げつつ、初代皇帝に匹敵する器の持ち主を探し己が成れず他に存在したならば
その者に剣を捧げようという己が目的を見出す荒唐無稽なスペースオペラである。
……つまりはシーカー外伝である。

 

か行

概念操作(他)
シーカーにとどまらず俺TUEEE系主人公が「無拍子」や「無詠唱(または詠唱破棄)」などといった
直接攻撃、魔法攻撃手段での究極スキル体得後に必ずといっていいほど手を伸ばす禁断のチートスキル。
作中におけるありとあらゆる法則を能力者の都合の良いように書き換える、いわば改竄能力であり
作者側が物語が進むごとに生じる矛盾を書き直す事無く初めからない事にしたいというプロの書き手として
最低最悪の発想を体現した能力ともいえる。

世界より集った対邪神陣営のメンバーの力量確認を目的にした腕試しの一戦で行われた
スレイ対勇者王アルスにおいて、勇者王攻略の条件の一つでもあった絶対防御の盾イージスへの対抗策としての
改竄での無効化が印象に残るシーンである。

シーカーでの戦闘はもともと序盤から茶番交じりではあったが、
概念操作を習得した後は完全な茶番劇に成り果てたという声が大多数である。
スレイ自身からも「本当は戦闘行為に入る必要すらないがちょっと退屈なので遊ぶ」といった発言が増えている。

それも当然のことで、世界の法則を捻じ曲げられるような力の持ち主がバトルをしたところで一方的な虐殺or完全な茶番のどちらかにしかなりようがない。

例外として、同じような能力を持つ同格の相手との戦いであればなんとか成立しないこともないが、
その場合でも「イメージの強さで優劣が決まる」とかの理屈をつけて結局殴り合うという形をとる場合が多い(某ケン・イシカワロボや某ドリルロボなどが該当)。ただ、同格の相手…「負けちゃうかもしれない相手」との戦いを書くとなろう系の読者が離れていくので
もうどうしようもない。

 

覚醒(他)
目を覚ますこと、または迷いから覚めたり自分の非を自覚したり、恐怖心を乗り越えて生まれ変わるほど強くなること。
安部飛翔作品に限らず、様々な作品でパワーアップ表現で多用される言葉。
しかし本作の覚醒後は上記の意味とは異なり、
共通してナルシスト&上から目線のクズ思考となることらしい。
スレイはおろかクランドさえも例外ではなく
ディラク島平定という当初の目的はどこへやら
悪玉演じてのノブツナへの領主への再教育という意味不明の奇行に走るようになった。

 

風斬家(他)
当初では“切断の絶対概念”を持つ偉大な一族という紹介が成されていたが
突然「鎌鼬と人間のハーフの一族」に下落されてしまった悲劇の家系。
これからの静刃の行動次第で他勢力から「“切断の絶対概念”などという制御困難な規格外能力を
生み出す危険な血筋」というレッテルを貼られ、根絶やしにされかねない事を危惧されている。

 

風斬 静刃(カザギリ シズハ)(キ)
『アブソリュート・スローター』の主人公。
“切断の絶対概念”を持つ一族の末裔だがその能力は未だ開花していない高校2年生という設定だったが
いつの間にか「鎌鼬の力と自身の魂が突然変異で融合する事で
“切断の絶対概念”をその身に宿した鎌鼬と人間のハーフ」という
明らかに“切断の絶対概念”を主人公だけの特権化した設定変更がなされている。

 

ギルドマスター(他)
探索者ギルドの長にして、クロスメリア王国の一都市である“迷宮都市”アルデリアの管理者。
選出はギルド内推薦でもなければ自国王の指名でさえなく
“聖王”と呼称される、光神ヴァレリアの最高司祭も兼ねるヴァレリアント聖王国の国家元首が
神託により選ぶという一風変わった形式をとっている。
作中ではゲッシュ・アルメリアを指す。

なお、異世界転移(転生)俺TUEEE系ラノベでは主人公が冒険者ギルドに登録して間もない時期に
チート行動によって得た大量 またはレア素材、はたまた多額の賞金首、レアモンスターの首を持ち込む事で
このギルドマスターの興味を引く事がテンプレフラグとなっている。

 

クオン(他)
元エロゲ―メーカーの大手ゲーム会社の人気SRPGシリーズ完結編のヒロイン。
作中最強のチート能力を有する、リーダーシップやカリスマにも富んでいるがゆえにヒーローの役割もこなせる
まさにスーパーヒロインを目指して作られたであろうキャラ……のはずが
何処かの最強剣士の女性版のような産業廃棄物に仕上がってしまった悲劇のキャラ。

遺跡内で冷凍睡眠状態の主人公を不法侵入&非正規工程で無理やり目覚めさせて記憶障害を引き起こしておいて
、当人には公式設定プロローグレベルで行き倒れ状態から救った命の恩人と
まるでディオの飲んだくれの親父の如き嘘をつき
さらにはとりあえずの名前を決める時も力を背景に恫喝した末に無理やり自分の考えた名前をつけてしまう。
主人公の保護者を自称しているが実際はペット扱いである。
その後は自身のチート能力とスペックからの戦闘及び判断力、加えて主人公をダシに利用する事で、
周囲の高評価を勝ち取るという下衆行為を繰り返していく。
物語終盤にはこれまで乱用したチートのツケを払わされる事となり
そのせいで世界を滅ぼしかねない事態へと発展する。
これを回避するために事前に宿敵と相打ちとなって本懐遂げていた主人公が
彼女の父親である神様に親友の幻まで使ってのそそのかし工作で
平穏無き宿命の存在となって復活させられることになってしまう。
ちなみに作中では主人公が元の神から力を強奪して座から蹴落としたなどという濡れ衣を着せられている。

人気イラストレーターの仕事による外見のせいで読解力不足のゲーマーの多くが騙されがちだが
実際は特性天才と美神の魅了特典で世界を食い物にするスレイさんと同等かそれ以上のクズキャラである。

 

クトゥルフ神話(作)
アメリカの小説家H・P・ラヴクラフトが生み出した宇宙的恐怖を描く神話体系。
その方面の深い知識者は「クトゥルー神話」と呼称する。
ある意味では人類史上で最も新しい神話とも言えるかもしれない。
この神話の世界観はラヴクラフトのみならず、A・ダーレスを始めとした彼の友人の作家達、
そして彼の死後もなお多くのクリエイターの手で拡大され続けている。
日本でも古くは邪聖剣ネクロマンサー、最近では沙耶の唄や這い寄れニャル子さんなど、
クトゥルフ神話を様々な形でベースとした作品が作られた。
また、直接関係の無い作品でもネクロノミコンなどの固有名詞が度々使用されており、
その影響力の高さが窺える。
シーカーでもこの神話の邪神(旧支配者)達が登場するが、
リスペクトもクソも無いただのスレイさんの踏み台としての扱いしかなされなかった。

 

クランド(キ)
5巻に登場したスレイボーイ。刀の島ディラク島にある名も無き小国の王。
絶望の邪神・クライスターの色仕掛けに遭い、民を殺害された上で洗脳を受けかけるも
規格外の魂の器により逆にクライスターの全知全能を呑み込み人間を超越する。
最終的には呑み込んだクライスターを自らの精神世界で始末しており、遊んでばかりいる主人公に先んじて、
分身とかではない邪神の本体を一柱殺害するという大戦果を挙げている。
序盤は民のことを第一に考える名君だったが、邪神の影響によりスレイさんの存在を"識"ってしまったことで
頭のネジが何本か吹っ飛び、スレイさんと出会うためのシチュエーションを求めて
「邪神の使徒」を自称、アンデッド化した民を率いてディラク島で戦乱を起こした。

その目的としては、「殺された民への手向けとして島を統一する」とか「将来的に邪神を殲滅する」とか色々言っていたが、
結局のところ全てはスレイさんありきの行動であったと後半で暴露した。

スレイさんとの交戦ではクライスターの横やりなども入ってなんやかんやの結果、
スレイさんの切断の絶対概念を目覚めさせてしまいあえなく殺害される。
死に際に、魂の一部を詰め込んだ「意思の剣」をスレイの魂に突き刺し、
人間としてアレだったスレイさんが少しでも人間らしい感情、特に責任感を持てるよう図った。
その結果、スレイさんはその本質はまるで変わらないまま、慣れない「責任感」に突き動かされて
ギルドの武装化や対邪神防衛計画という余計どころか明らかに有害なことをゴリ押しし、
時折白々しく感傷に浸ってはクランドガークランドガー連呼するという、
ますます気持ち悪い生き物へと進化してしまった。
しかも霊体や幻という形でスレイさんに語り掛けてくるとかそういう事も一切なく、ただスレイさんの中で黙したまま力と知識を搾取され続けている。
探索者システムからは距離を置いて人間としての才覚だけで邪神の領域に達した、
スレイさんよりもよっぽど好感を持てる漢だったが、遊びに来たスレイさん達のせいでその化けの皮が剥げて
ただの真面目系クズへと落ちて行った悲劇の男。
結果的に口車に乗せられスレイに己の剣術やスキルを献上したあげく
絶対概念覚醒のスイッチを押してしまうなど余計なことしかしなかった為、
作中での異常に高い評価とは裏腹に「愚者」という辛辣な評価を受けている。

 

クランド(飛)
ここではディラク島篇の後、主人公が自身の凶行を正当化するため、
また自他共に現状で発生した事柄を納得させるために作中で多用される言葉を指す。
同義の語句として「ゴルゴム」、「乾巧ってヤツ」、「ディケイド」、
同ジャンルラノベには「こうめい」(『二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む』より)
などがある。

 

グルス(キ)
6巻のスレイボーイ…ではなくボス。通称"魔猿王"グルス。
6巻のスレイガールである"吸血姫"シャルロットに仕えていた宰相だったが、
上級邪神である"智啓"シェルノートの力を得て反旗を翻し、シャルの居城を制圧した。

自分がシェルノートにとって玩具でしかないということを知りながらも、魔族の将来のことを考えて
あえてその屈辱を呑み込んだ上で、無能なポンコツ上司を追い落としたカッコイイ猿。
だがそういった漢気が人の心を打つのはあくまで一般的な物語での話であり、
シーカーの世界ではスレイさんの認識が全てのため、
たっぷり嘲笑されたうえでサクっと殺されるための存在でしかなかった。

だがシェルノートの入れ知恵により、
「この先天下を取るためには探索者でも邪神でもなくスレイさんの力が必要である」
という世界の真実へとたどり着き、上司シャルロットが秘密裏に行なっていた
特性天才のクローンを作るための人造天才製造計画を奪取した。

その完成品であるアルファをスレイに差し向けてみたが、結果は…。(項目参照)

 

軍用サーベル(武)
スレイの初期装備の武器。
故郷のトレス村からアルデリアへ旅立つ際、剣の師クリスが餞別に贈ったシチリア王国軍採用の軍刀。
その中でも上質の物を厳選し、かつ魔法の師アースが魔法付与を施したという
駆け出しの迷宮探索者の武器としては過ぎた逸品。

『始まりの迷宮』の最下層『試練の間』におけるアンデッド・ナイトとの交戦後に砕け散ってしまうが、
もともとサーベルという強度がイマイチな武器であったのに加え、
ここまでの経緯でろくに手入れするような、愛着を感じさせる描写さえなかったため、
本人の乱雑な扱いが直接的な破損原因ではないかとされる。

なおスレイ自身は、破損は迷宮の魔物の質の高さのせいであり、事実アルデリアまでの道中に屠った
盗賊やモンスター相手では刃こぼれ一つおこしていないと容疑を否認している。
しかしそうだとすると、なぜ師匠達はそんな道中でしか使い物にならない程度の武器を
可愛い弟子への餞別として送ったのかという新たな謎が浮上してくる。
(一説にはただの厄介払いではないかと言われている。
 作品紹介文においても彼らのことを「かつての師匠」と言っている点がこの説の信憑性を高めている)

 

ゲッシュ・アルメリア(キ)
探索者ギルドマスター。受付嬢リリアの実父。
スレイの素質に目を付け、当初は何かとバックアップしていたが、
今では彼の他国における邪神対策の名を借りた暴挙、不祥事の全責任を背負う立場となっている。
中央国家群内乱騒動において一国家程度の権限しかないにも関わらず、
それを大きく逸脱したスレイの愚策(探索者ギルドの項目を参照)を聞き届けてしまった事で
世間に「ならず者集団の元締め」として認識されてしまう。
現在進行形で愛娘の事も含め、精神をスレイにシロアリのごとく食い荒らされている有様である。
シーカーで最も気の毒な人No.1の呼び声が高い。
名前の割に下衆(ゲス)ではない。

 

顕明連(けんみょうれん)(武)
室町時代の紀行文『耕雲紀行』や御伽草子『田村の草子』などの物語に登場する伝説上の女性、
鈴鹿御前の所有していた三振りの宝剣の一本。
朝日に当てると三千大千世界を見通すことが出来るという、いわくつきの剣である。
なお上記の説明はウィキペディアよりの抜粋だが、作者は作内での説明に
あろう事か、そのまま丸写しして記載している。
アブスロでは大嶽丸の携えた宝剣として登場している。
こちらでは使い手が致命傷を負っても何度でも復活させる力を持つ上、
天竺の夜叉が鍛えなおした効果で若干の未来予知&可能性操作が可能という、
手にすれば誰でもラスボスになれそうな仕様となっている。
序盤でこんな能力を持った敵に余裕勝ちという展開などやらかした日にはシーカーの二の舞ではないかと
早くも危惧されている。

 

光速くぱぁ(他)
安部飛翔が作中で速度を強調する際に多用する語句と
ヒロインがスレイに惹かれた末、事に及ぶまでの経過が不自然なまでに早すぎる事実を
皮肉的に表現した言葉。高速くぱぁとも呼称されている。

 

光速を超えた超光速(飛)
シーカー作中でスレイが光速の壁を突破した際の描写。
かなり初期の段階からシーカーを(色々な意味で)象徴する語句として知られており、
まさに安部飛翔式文章の筆頭とも言える。
現在では「無限を超えた超々×∞無限次多元外宇宙」にお株を奪われつつあるかもしれない。

シーカー世界における「強さ」の表現はやたらと「速さ」に偏重しており、邪神はあらゆる動きを亜光速~光速で行うことができ、それを捉えるだけの速さを備えなければ邪神に立ち向かうどころか、何も分からぬままボッコボコにされて終了という仕様になっている。クロックアップ!

スレイさんはそのあたりも隙が無く、探索者になりたての頃からすでに「敏捷」ステに極振りし、レベル1の時点で邪神の速度域に片足を突っ込んでいる。その上で邪神すら棒立ちになる速度域まで加速して何らかの概念的な物をぶつけるという鉄板戦法であらゆる敵を撃破している。逆に言うと、ほぼこれしかやっていない。
もちろんスレイさん以外の人間は置いてけぼりである。

 

好敵手(飛)
運悪く その資質に目をつけられたがために、永続的に戦闘欲を満たすことを渇望するスレイさんに
転生した直前に親元から引き離されて、以後の生涯を彼の生体トレーニングマシンとして過ごすことを
運命づけられた哀れな人のことを指す。
現状ではクランドが該当し、彼の魂を持って生まれてきてしまう人間の運命が危ぶまれている。
ちなみに8巻での内容紹介では不死鳥ロードがこの称号を与えられているが、
実際にはクランドほどの善戦どころか一方的に嬲り物にされている事は周知の事実。
何故にあの鳥が『好敵手』だったのかは謎であるが、もしかすると『後の運命』暗示の面で……?

 

黒刃(飛)
こくじん。探索者としてのスレイさんの二つ名。
スレイさんはこの名前をどういうわけか死ぬほど嫌がっており、
冷血動物なスレイさんもこう呼ばれるたびに露骨にイラッ☆としている。
いわばスレイさんの精神防御を破るための数少ない弱点であるが、
天才だの勇者王だの毒蜂だの神殺しといったセンスのない二つ名が乱発されているこの世界で、
なぜ黒刃だけは死ぬほど嫌なのかは定かではない。

 

孤高の剣士(他)
文庫版での作品紹介でよく使われる語句で、ここでは主人公スレイを指す。
そのままの意味なら「一人他に抜きん出て優れていて」、
「誇り高く、一人自らの志を守る」剣士の意なのだが、
作品読了した読者の中にはこの表現に対し疑問符を投げかける人も少なくない。

 

コメル(他)
シーカーの舞台である異世界ヴェスタの万国共通の通貨単位。
由来は定かではないが、有名TRPGの通貨単位・ガメルと日本人の主食の融合語句ではないかと推測される。
探索者カードにはステータスだけでなく本人の所持コメル(ギルドへの預金)が表示され、アルデリア内の店舗であれば現金を持たずとも、カードを出すだけで決済ができる。キャッシュレスで買い物ができる上に、街中で探索者カードを見せびらかす理由付けもできるという便利なシステムである。
重要な要素のハズなのだが本編では使われている場面が極端に少ない。
ちなみに使われている場面は物語初期でのダンカンへの仕事依頼やその間の当座の間に合わせ武具の購入を
除けばフレイヤの宿代や落とした女性へのプレゼント代やデート資金が主である。
このデートの支出と、宝や稼ぎ場に縁のない運勢Fっぷりが合わさり、スレイの所持金は基本的に少ない。これは一応キャラ付の一環になっている。
だがその気になればダンジョンの装飾品を剥いで売ったり、全知全能の力でレアメタルの鉱脈を見つけ出し、そこで産出される素材を用いての武具創造から換金という流れでいくらでもコメルを稼げるし、そもそも買う必要すらなく何でも手に入れられるため実質スレイさんの懐具合は無限に等しい。

さ行

最強剣士(他)
文庫版の帯、登場人物紹介において主人公スレイを表現する代表語。
しかし特性・天才でもなく、まして探索者にもならないまま人間という種そのものを極める境地にまで至り、
スレイに先んじて邪神を討つという偉業を成し遂げたクランドこそ
この言葉で表すにふさわしいなどと考える読者もいるようである。

 

最強スレ(他)
安部飛翔ならびにシーカーの原点(のようなもの)。
「全ての作品のキャラを戦わせたら最強は誰か」という趣旨で始められたスレであり、発端は10年以上前まで遡る。
現在、「同じルールで全ての作品を戦わせたら」という内容でスレは進められており、
このよく考えなくても無茶な戦いを成立させるために複雑で難解な独自ルールに沿って運営されている。
戦いの方法は、「全知全能」なども含むスペックを互いに並べて、それらを独自の数値で計算して比較するもので、
誤解を恐れず言えば、同ランクの対戦は「速度」と「耐性」によってすべてを決めているフシがある。
このような最強スレ独自の流儀を他の最強議論に持ち込むことは、あまり好ましいことではない。
これは最強スレ住人も自覚していることで、あくまで胡散臭い理論による屁理屈合戦を
冗談半分で楽しむのが基本的なスタンスとなっている。
シーカーでも出てくる「無限次多元宇宙」や、「全知全能」「全知全能無効化」「偏在」などの設定は
最強スレ発祥であり、安部飛翔がこのスレに多大な影響を受けていることは明らかだろう。
安部飛翔曰く、スレイは「最強スレで1位になるために考え出されたキャラ」だという。
ただし現在、最強主人公スレでのスレイの順位は上から7番目と、強いには強いのだがなんだか微妙な数字である。*2
また、シーカー以外の作品はあからさまに「多元宇宙」などという言葉を使ったり全能にランクをつけたりはしておらず、自身の作った言葉と世界観で強さを表現している。
最強スレによるスレイの評価は「影響を及ぼせる範囲の狭さ」「全能耐性・精神耐性の欠如」によって上位陣に対しては勝負を決めきれない場合が多いとされ、その後"設定"ではなく実際の描写をベースにして議論された結果、
【長所】俺TUEEEEの権化
【短所】作者
と、すべてをブン投げたような結論で片付けられている。
これといったリスペクトもなく最強スレの要素をパクり、そのまま商業に乗せるというてんてーの行為は、
最強スレでもかなりウザがられているようである。

 

最低系(他)
WEB小説の分類。
定義はあいまいだが、基本的には以下のようなものが該当する。

  • 1.主人公は初期設定段階で最強の戦闘力や特殊能力を持つ。あるいは作中の初期段階で力を与えられる。
  • 2.主人公の精神的傾向として自己陶酔や被害者的心情が強い場合が多い。または、逆境にも耐えられる強い精神力を持つとされることも。
  • 3.主人公に対する作者の自己投影が強く、また、周囲の登場人物の反応やストーリー展開も、主人公を承認するバイアスが強い。主人公を否認する登場人物や組織は展開上不利になり、あるいは破滅する。
  • 4.男性主人公に複数の女性が恋愛感情や思慕の念を抱く、あるいは同性のキャラクターから信頼関係を得やすいなど、ハーレム的傾向が強い。

もはやパーフェクトである。

 

シーカー(作)
プロ小説家である安部飛翔のデビュー作にして代表作。
剣士スレイを主人公とした、贖罪と復讐の物語“絶対”の最強を目指し我が道を突き進む物語。
アルファポリスから出版、小説家になろうでダイジェスト掲載中。
ちなみに小説家になろうでの連載途中で一度全面改訂
しかし改訂前とほとんど変わっていないどころか悪化している箇所さえあるしている。
詳細は個別記事を参照。

 

ジェノサイド丸太ドリル(武)
6巻のゴミ屋敷清掃作戦に登場しそうになったスレイさん謹製の武器。
道中でぶっ壊した元・お掃除ロボを修理するついでに取り付けようとした。
曰く「全ての存在の情報を内包した系統樹を材料に作り上げた、ありとあらゆる存在を触れるだけで殺す丸太状のドリル」。
スレイさんのいたずらでまた世界がヤバい件。

 

探索者システム(飛)
ここでは「シーカー」の作中用語としての「迷宮探索者」(シーカー)を解説する。
ヴェスタにおける「対邪神殲滅システム」の中核をなす存在で、
迷宮に挑むために特殊な装置による肉体改造を受けた者を指す。
肉体改造を受けると、倒した魔物の魂を取り込み肉体を強化できるようになる。
人間の世界では一騎当千の力を持ち、迷宮探索者という「兵器」を保有しているアルデリアは
国際社会に強い影響力を持ち、逆に「あえて保有しない」ことすら国家戦略になりうるという、
現代の核兵器のごとき扱いを受けている。
だが作中において邪神に対し有効な手を打てたことはまるでないといって良く、
スレイさんとその取り巻きを除けば邪神の前ではゴミ同然の力しか持たない。
タイトルに冠されていながら、その実はスレイさんをageるためのザコキャラ群でしかないのである。
6巻にて一通りのスキルを獲得し終えたスレイさんは、レベル50(最大100)に達した処で
魂の吸収を遮断し、探索者としての成長をやめるという宣言をした。
元より探索者システムにほぼ関係ないところで戦っていたとはいえ、
いよいよスレイさんの強さに探索者であることがまるで関係なくなってしまっている。
この作品のタイトル何だったっけ。

 

シーカーショック(他)
当時余り多くなかった小説家になろうからの出版作品としてシーカーにオファーが有ったことについて
「まさか」「アルファポリス狂ったのか」等の意見がなろう本スレ等で飛び交った。
また、出版された作品がなろう民の応援ブーストが有ったとはいえ、
2万部を超えるセールスになったことに対する驚愕を表わす。
以後、小説家になろうの作者及び出版関係者たちの間で『あの程度の作品でも書籍化出来て成功を収められるのか』と俄に創作活動や書籍化勧誘が活発化した様である。
これらの動きをひっくるめてなろう本スレやなろう出版スレでシーカーショックと言われている。
だが、シーカーショックで「なろう作品」というジャンルができ、
あげくそこに大手レーベルが乗っかってきた結果、市場には似たような最低系俺TUEEEモノが
市場に溢れるようになり、たいして独自性を持たないてんてー自身が一番いらない子になってしまったのはとても皮肉である。

 

自作自演(他)
1.創作した作品を自らの手で演じる(演技・演奏などをする)こと。。
2.マッチポンプのこと。狂言強盗や狂言誘拐等の語に代えて人を騙す目的で仕組んだ行為全般
「シーカー」ではスレイや邪神が頻繁に行っている行動。
(例を挙げれば、スレイの当初の探索者志望動機だった「幼馴染の敵討ち」など。
ちなみにロドリゲーニ攻略後に行う予定の「フィノ役の演技強制」もその一つである。
もっとも初めから邪神が幼馴染を演技していたというのが真相であるため、
全くの本末転倒だが。)

 

ジャガーノート(キ)
“求道のジャガーノート”と呼称される 上級邪神三柱の一人。
外見は派手なメイド服を着た金髪金眼の絶世の美少女であるボクっ娘。
初登場時での彼女の一言である『地に伏せろ』は
対邪神戦士養成所であったはずの迷宮の存在意義を
ものの見事に崩壊させた。

 

シャケの子(人)
小説家になろうの安部飛翔の活動報告欄で安部に注意を促した人物。
しかし執拗な毒者のレッテル貼りに遭ってしまう。

 

贖罪(飛)
それなりの代価が要求されるような、できうる何かしらの手段により自分の罪を償う、
いわゆる罪滅ぼしの意。
物語当初の“復讐”と並ぶ、主人公の旅立ちと戦いの動機。
しかしきっかけとされた野盗団によるフィノ殺害を引き金とした邪神覚醒事件が
後に被害者による自作自演である事が判明し、スレイ自身も全知能力により
加えてその直前に邪神による記憶操作を施された事実を知ってしまう事態が発生した。
これらの事実ゆえに掲げていた二つの動機は宙に浮いた状態となってしまったが、
スレイ本人は全く認めていない。
それどころか判明後も、故郷や周囲を納得させるため虚偽の発言をしているようである。

 

蹂躙(飛)
一般的に暴威、暴力、強権をもって他を踏みにじる事。安部飛翔式では探索者の「探索」の事らしい。
作者お気に入りの人物(クランドとか)が自身の有する力を背景に必ずと言っていいほどやる行為。
弱い者イジメとも呼称される。
ゆえにこういう人物に惚れる女性も心を壊されるか、恫喝されるか、また騙されている者以外は
いわゆる○ッチでしかないため、読者たちには主人公共々クズ扱いされている傾向にある。

例えばスレイさんがザコをサクサクっと殺しつつ、お散歩同然のゆるい冒険を繰り広げていた最序盤は
まだいい方で、クランド撃破後の6巻ともなるとスレイさんは多重概念結界(?)なるものを体に張り巡らせ、
ほとんどの敵を出会い頭に分解していき、その上ダンジョンの装飾を剥ぎ換金するという、
お散歩どころかもはや武装した押し入り強盗のようなことををやらかしている。

 

白沢戌亥(人)
同年同月に安部飛翔と一緒にアルファポリスからデビューした小説家になろう出身の小説家。
スレでは同期と書かれることが多い。
白の皇国物語をなろうで連載中でアルファポリスより単行本1~12巻と文庫1~2巻、
コミックス2巻が発売中。
同期であるため比較対象として度々スレに上がるも、実は比較する方が失礼ではないかという意見も
散見される。

 

シン(人)
安部飛翔のシーカー連載開始当初のPN。
ティーンエイジャーを自称しており、このことからシーカーが「同年代の読者に人気」と
紹介されることもあるが実態は……。

 

新谷 真昼(人)
漫画家兼企画屋さん
ツイッターで安部飛翔に絡まれ知り合いになった。
当時どちらも北海道在住だったためオフ会などもしていたようで、その流れで
真昼さん企画の安部飛翔作のラノベ企画が始動。しかしながらぐーたらなてんてー
による締め切り破りなどで頓挫。ご愁傷様である。
現在は首都圏在住で安部飛翔と違い精力的に活動中である。

 

神話(作)
人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、
世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた
一回限りの出来事として説明する物語(wikiより)
てんてーもよく各地の神話からキャラクターや設定を借りているが、
全てスレイの踏み台にするためであり敬意などはサラサラ無い様である。

 

スレイ(キ)
ここではシーカーの主人公である人物を指す。
「情熱が世界を照らすRPG」の一人物(そっちもそっちで問題あり)とは全く関係がない。

大陸北方・シチリア王国の辺境の小村トレス出身。年齢は18歳(改訂前は14歳)。
愛称はスレイさん(呼び捨てにする程親近感が沸かない)・キノコ剣士(髪型から)など。
趣味は弱い者イジメ、敵側に一方的不利なバリアごっこ、洗脳淫交、
アポ無し訪問、自己チートアピール。
嫌いなものは探偵(全知で答えを知りつつ茶番を演じる誰かよりはマシだと擁護されている)、
人間の可能性を貶めるもの(読者からはスレイ本人と同レベルの人々と解釈されている)。
将来の夢は学校のてんてー先生。(無理)
黒髪黒瞳のそれなりに整った顔立ちに、細身で引き締まった身体をしているが
それ以外は何てことのない外見の持ち主。
邪神を倒せる唯一の存在(特性・天災天才)だがそれを利用して
「設定だけの贖罪と復讐」を口実に行動したあげく、世界各地の女という女を食いまくっているクズと
見る読者も少なくない。
弱者への救済感情などまるで持っておらず、「頑丈過ぎる癖にちっぽけな世界での他の存在に
気を遣った戦いなどという物はフラストレーションが溜まる」といったように
本音では煩わしさしか感じていない。
収集感混じりの肉欲、自己顕示欲を満たす為なら周囲の人々はおろか邪神の存在さえも利用する非情の男。

 

スレイガール(他)
(作中では一部のヒロインが「スレイの女(恋人)」などと自称する時もあるが、
ここではとある国の情報部工作員の関わる女性陣にちなんだ仮称である)
スレイの有するミューズの魂の『魅了』に屈した女性の中でも
文庫版の表紙イラストに選ばれるほど彼と比較的長く行動した女性に与えられる栄誉ある称号。
イラストで彼のパートナーのごとく背中合わせで描写される場合もあるが
基本的に彼の俺TUEEEショーの観客であり、『覆い被さられ』『感触を味わされる』存在でしかない。
現状最後のスレイガールは第8巻の“毒蜂”ミネアである。

【各巻ごとのスレイガールリスト】
1巻:ルルナ、エリシア、フレイヤ他多数(初回なので広く浅く味見している)
2巻:神殿騎士ジュリア(1冊につき1人ヤリ捨て路線1号)
3巻:異界の勇者(項目参照)
4巻:"聖王"イリュア&"魔王"サイネリア
5巻:クランド"剣の巫女"シズカ・シュテン
6巻:"吸血姫"シャルロット(+娘)
7巻:"戦乙女"フェンリル
8巻:"毒蜂"ミネア

 

スレイの両親(キ)
シーカー中最大級の謎の要素の一つである。フルネーム(飛)を参照の事。
スレイには名字どころか両親のフルネームそのものが無い。
人物像はどちらも「飄々とした放任主義」ということらしいが
故郷トレス村においても両親と親しいとおぼしき人々からも名前だけが出てこない。
スレイの旅立つ発端ともなった惨劇の時ですらもまるで発言一つないのである。
そう、まるで「両親など初めから存在しない」かのごとくに。
この不可思議な現象の原因は定かではないが、雰囲気はある種の洗脳状態に酷似している。
おそらくは「自然ならざる存在」特性・天才という異物を
世界に馴染ませるために行った、神々の「裏工作」ではないかと推測される。
さらに興味深い事にスレイがシチリア王国での対邪神防衛計画と並行して行った
トレス村での行為がこの「裏工作」に近いのである。
邪神ロドリゲーニの野盗を利用した自作自演の惨劇の原因がスレイが無意識化で覚醒を拒絶していた
ゆえの強硬手段という事実が判明している。
つまり「スレイの両親」などというモノなどは・・・・・・という推論が出てもおかしくないのである。

……そもそもそんな惨劇があった背景で探索者になると宣言して独り村を出ていく大事な一人息子に対しても
ノーリアクションかつ放任主義を貫き通せる、そんな飄々を通り越した薄情な両親などいるものだろうか?
設定で「子供の意思を尊重している」などと書かれたところでとても存在レベルで信用できるものではない。

 

絶対概念(飛)
超々×∞無限次多元外宇宙内外全能は軽く超越できる能力でシーカー世界の中で3つ在るらしい。
スレイ(切断の絶対概念)、イグナート(破壊の絶対概念)、ヴェスタ(創造の絶対概念)
なお「絶対概念」でググるとコトバンクが親切にも意味を教えてくれる。対義語は相対概念。
ただし、コトバンクの「絶対概念」はシーカー世界のそれとは全く違うものと考えられる。
いわば「絶対強い概念」という感じなのだろう。安部飛翔の中では。
類似語に「バリアがえし」、「ニュートロン・ジャマー(・キャンセラー)」がある。

 

切断の絶対概念(飛)
シーカーとアブソリュート・スローターの双方で登場する安部飛翔式日本語。
つまりは「なんでも斬れる」能力なのだが、他者の勝利または幸福へ至る可能性を「断ち切る」事で
到達させないという使い道が重のようである。
応用でフェイノルートがシチリア王国王女を拐かすためのあらゆる手段での成功への運命を
全て切断するという行為も行っている。
作中でスレイが「どんな戦いでも勝つのは常に俺だ。」とやたら連呼するのも
この能力によって相手の勝利への可能性への道を「切断」する事によるイカサマ
暗に示しているのではという読者もいるようである。
アブスロ発表当初は「絶対」と「概念」という相容れない単語の連結に色々と議論を呼んだが、
すぐにシーカーで既出の単語であったことが判明した。
発売前にして既に静刃=スレイ説を裏付ける根拠となっている。
シーカー設定資料より抜粋 【また最上位の全知全能をも遥かに超える、どころか
もはや隔絶した力である、“切断”の“絶対概念”をその身に潜在的に秘める。】

 

余談なのだが、概念だけで斬れるというなら得物など何を使おうが全く同じ筈である。
マーナやアスラを使い込んでの切れ味とか強度の成長など何のプラスにもならないのだが
それは言わない約束。
アブスロにおいても顕明連の再生能力を無効化したように、
「切断されたものは二度と元に戻らない」「全知全能さえも超越した」能力のハズなのだが、
なぜかノワールやスレイには元に戻せるという大きな矛盾を生んでいる。

 

セリアーナ(キ)
エルシア学園三年剣士科主席風紀委員長。
学園史上最強とされる二名の内で、“剣女神”の二つ名を持つ。
片割れである“女帝”共々、一体いつになれば本人たちが本編に登場するのだろう?

 

洗脳(他)
肉体的・精神的に様々な外部的圧力をかけることで対象の人格や思考を操作することを指す。
*3
英語ではbrainwashingと呼ばれるがこれは中国語の直訳である。
シーカーでは主にスレイさんがミューズの加護を利用して女性キャラからの好感度を稼ぐ行為が
洗脳と揶揄されている。
スレイさん本人は好感度上昇にボーナスがあるだけで洗脳の類ではないと言っているが、
通常「ちょっといい男かも?」程度のところを「強い! 素敵! 抱いて!」とまで思わせてしまうのは
(乱世であることを差し引いて考えても)立派な洗脳ではなかろうか。

 

全知全能(他)
シーカーにおいては全知(他)、全能(他)の項を参照の事。

某有名漫画では『ジ・オールマイティ』とも呼称される能力。
ちなみにそちらでは「未来に起きる全てを見通し知る事が出来、
加えてそれにより見知った能力では倒せなくなる」能力であると解釈されている。
しかし後に「未来を改竄する能力」というスレイさんスペシャル風の内容が
追加されている。

 

全知(他)
どんなことでも知っている事。
ヴェスタ世界に収まらず、あらゆる出来事または事象を知覚、原理的に理解できる能力である。
この能力を有するスレイや邪神にはいかなる謀略や隠し事、庶民のプライベートに至るまで
全く筒抜けなのである。
スレイは全知によって得た知識、情報をネタに他国の重鎮や
狙った女性に取り入るのを好んでいるようだ。

そういう下らないことには能力を使う割に、いざ探索や戦闘が始まると「楽しみがなくなる」ために特に理由もなく封印してしまい、重要であるはずの邪神や前世に関する情報すらもシャットアウトしてしまうのがお約束である。

スレイさんがこれを発揮するときにはしばしば「識る」(「知る」にあらず)という飛翔式日本語が
使われるが、有効活用よりはむしろ「戦いを楽しむためにあえて識らないでおく」といった
いわゆる舐めプ宣言のほうが目立つ。
これについては少なくとも勝てる闘いしかしない小心者がとる態度ではないと厳しい評価をする読者も多い。

 

全能(他)
どんなことでもできること。完全無欠な能力。
物語などでは所謂「ジョーカーキャラ」が持ち合わせることが多い。
例えば、その場を引っ掻き回す道化役か、大所高所から見守る神様役などに与えられる力である。
その比類なき力故に、物語における「敵」に与えられた場合ストーリーに強い絶望感と緊張感を与える。
全能キャラをいかに理由づけて倒すかは作者の腕の見せ所と言えよう。
シーカー世界においては全知全能はランク分け出来る能力らしい。
その時点で「全能」ではないんじゃないか、とか言っちゃダメ。
最強スレでは魔法の言葉でもあるが、それ故に全能にランクをつけざるを得ない(ここ重要)状態となっている。
これは最強スレ内においても苦肉の策かつ最大の闇ともいえる要素であり、
派生スレにおいては「全能禁止」を掲げているところまで存在するほどである。
用法・用量を守らず、半端に適用すると容易に自作品のパワーインフレを招いてしまう。

 

外宇宙全知全能(飛)
シーカー世界の全知全能のランクの一つ。
作中で語られる内容ではスレイに何らかの影響を与えるには
外宇宙全知全能より3ランクは上の全知全能の力が必要*4らしい。

 

双刀/アスラとマーナ(武)
正式名称「紅刀アスラ」「蒼刀マーナ」
シークレットウエポンにして、我らがスレイさんのメイン武器。表紙でも毎回持っている。
1巻での事件をダンカンの力作と引き換えに解決したスレイに対しゲッシュが贈ったもので、
本編中でやたら持ち上げられる「ディラク刀」(ほぼ日本刀)の形をした
「伝説級」(最低ランク)のウエポン。

その正体はアスラが敵の血を、マーナが敵の精神を喰らう事で持ち主と共に無限に成長し続けるという
チート武器だが、主が死ねば刀の成長も初期化されるという特性の為、当初は「伝説級」でも最低ランクと
誤認されていた。
餌を与え続ける限り勝手に最高の状態を保ってくれるため、
武器の手入れのできないスレイさん(自称器用SS)にうってつけである。

だがスレイさんはそもそも絶対概念で相手を斬るため、成長した双刀の力はあまり戦力に関係はない。
しかも6巻あたりではもうエーテルの刃や概念の刃を生成できるため、
その存在価値は初期装備のシチリアンサーベルとあまり違いはない。

 

それでは、これで。(他)
小説家になろうのシーカーの感想欄がまだ生きていた頃、感想に対して安部飛翔が返信したときの締めの言葉。
(感想欄は作者によって良いモノも悪いモノも全て消された。一部は魚拓として残っている)

 

~ぞ?(飛)
「シーカー」主人公であるスレイが多用する語尾だぞ?
作中では他キャラの多少動揺時にその心の隙をつくかのごとく、主観を述べる場面でよく使われているぞ?
(標的の女性を口説く時、敵対感を抱かれている相手に場違いの敬意を示す時etc)
近年では「シーカー」に留まらず、俗に言う俺TUEEE作品でも目につくようになったぞ?
作者庇護による勝利が約束されたキャラ共通の口調なのかどうかは定かでないぞ?

 

た行

ダイジェスト(飛)
シーカー書籍化後、小説家になろうに掲載されていた各章ごとのあらすじ。
書籍化に伴いアルファポリスから削除を求められたが、なろうから完全に消えたくなかったあべてんてーがひねり出した苦肉の策である。
ダイジェストと言いつつストーリーのヤマ(大半は変わり映えのない虐殺シーン)は全部網羅されていて大変長く、最低系の深淵を覗き込んでみたい場合は、書籍を買う前にこちらで試してみるのもおすすめである。

だが第八章あたりからこの誤魔化し行為がアルファポリス側にバレ、削除要請から逃げ続けた結果第八章のダイジェストを長い間投稿できない状態にあった。そして第八章を投稿したすぐ後の2015年5月末、ダイジェストも含めて小説家になろうのシーカーは完全削除となった。同時期に現状最終巻である文庫6巻も発売された。
なお別に書籍化=削除というルールがあるわけではなく、例えば「ログ・ホライズン」「ニンジャスレイヤー」「オーバーロード」「ゲート」(一部のみ)など、出版もするが敢えてweb上の作品も残している場合もあり、あくまで契約次第である。ただし、ニンジャスレイヤーやオーバーロードは書籍にする際に大幅な加筆を加えている。

てんてーを擁護するわけではないが、逆にアルファポリス側がそこまでして削除にこだわった理由も理解に苦しむところである。ネットを取り上げられたてんてーに商品価値があると勘違いしたのだろうか。

 

タイラント(人)
Amazonでシーカー4巻の発売前に15個ものタグを付けたレビュアー。
ちなみにその時点でのタグの総数は16個であり、
タイラント以外が付けたタグ(主人公最低)はすぐに削除された。
余談だが改名前はコモンと名乗っていた時期もある。

 

対邪神防衛計画(他)
(作中には正式な名称はないが作品紹介上の内容にちなんでの仮称である)
世界各地での邪神暗躍による被害をスレイ以外の者たちだけで対処させる事を目的とした
スレイ発案のプラン。
内容は主に世界各国の高レベル探索者(大体が国家元首か、近くに仕える者)に
未知迷宮内にいる異界の神々の力を与える事でレベルカンストか、それに近いため
成長が見込めない状態の力を底上げするというもの。
ちなみに作中では自分は他者に対し邪神のような強化行動はしないと明言しているが、
一部の読者たちに後天的な外部よりの行動である以上、邪神と全く同じ行為だと批判の声が上がっている。
スレイの言によると対象である高レベル探索者と同属性かそれに極めて近い力を与えるから、
あくまで本人自身の力の底上げであると容疑を否認している。
それとは別に魔狼フェンリル、ロード等への暴力行為を前面にしての捕縛、説得による守護獣化などもある。
しかしそのどれもスレイ本人が偏在して事に当たれば必要性皆無のものばかりである。

 

鷹の目団(他)
神騎士ホークをリーダー、覇戦士“獅子王”オグマをサブリーダーとした六人の探索者パーティ。
全員がS級相当探索者で構成されている、迷宮都市でも名の売れた集団らしい。
他メンバーは魔賢師“風の妖精”小妖精リリィ、ドワーフの聖戦士ダイン、剣聖レイナ、
聖闘士クルト。
なお登場人物紹介で挿絵があるのはホークとリリィだけである。
未知迷宮の一つである【欲望の迷宮】地下50階で遭遇したEX級相当、
異界の女神ヴァナディースと遭遇し、全滅させられそうになるが
突然出現したディザスターの介入により救われる。
加速した世界には一切ついて行けないため、彼らにとっては何が何だかわからない間の出来事だった。

彼らサイドは比較的真面目な探索風景ゆえ、戦闘という名の作業の繰り返しである
スレイサイドより面白いという読者も少なからず存在しているようである。
ひょっとするとシーカーを初めから鷹の目団の物語にしていればあるいは・・・・・・

もっとも、スレイの存在を差し引いて考えると「イカれたメンバーを紹介するぜ!」的なことを
素で言いだすなど、彼らも結構痛々しい。

 

~たる(飛)
文語の断定の助動詞「たり」の連体形。
シーカーにおいては資格を表す場合に用い、「…である」の意を表す時に多用される事が多い。
作中での主な使用法は登場人物が自分の偉大さを説明したり
スレイが他キャラの説明をする場合に用いられる。
もっともその根幹の目的は定番の踏み台効果を効果的に増大させる事なのだが……。

 

ダンカン(キ)
馬鹿野郎ではない。
探索者ギルド所属のドワーフの鍛冶師。
スレイの依頼でミスリル製武器の製作、強化をおこなった。

その熟練の腕は確かだが、いろんな意味で手入れいらずの二刀を手に入れ、
彼の作品以上の性能を有する武具創作が可能となっただけでなく
あらゆる物の理を自由にできる“絶対概念”さえも操る現在のスレイにとっては
もはや鋼鉄のロングソード×2と同等かそれ以下の存在である。
改訂版ではスレイは彼の職人技にはそれなりの敬意をもっているとの事。
説得力はあまりないが。

渾身の力作を破棄した事による謝罪すらしていない有り様ではあったが、
2年近く開けた後の改訂版では大陸北方での用事を終えたスレイが
ミレイとアリシアに与える武具の製作依頼と受け取りに彼の元を来訪している。
これについてはあくまで推測でしかないが、当時一部の読者達に批判されていた、
実戦も経験していない幼馴染み2人にあまりに過ぎた武具を片手間で作成したチート武具を与える行為と
ダンカンというもはやいらない子だったキャラの救済の同時解決を狙ったものではないかと考えられる。

 

探索者ギルド(他)
迷宮探索者の互助組織。マスターには一国家レベルの権限があるとの事。
なお作中に支部らしき物の存在はなく“迷宮都市”アルデリアの本部のみのようである。
通常は探索者相手の相互扶助や情報収集などを行うための拠点であり、
その仲介などが主である。
しかし後に“黒刃”スレイがロドリゲーニの仕組んだ中央国家郡の内乱防止を目的に掲げての
「対象主導者の暗殺」をギルドからの公式依頼とする事をマスターに進言。
この後、“黒刃”スレイと“毒蜂”ミネアが“依頼”を実行している。
これにより今や本組織は実質人殺しも請け負う、ならず者の集団となってしまっている。

 

超感覚RPGファンタジー(他)
シーカーのジャンル名。
「大人気」なのか「超人気」なのかはさておき、
この作品が いろんな意味で「超感覚」である事は間違いない。

「RPG」の部分もよくわからない。
しつこいぐらい出てくるステータスやスキルの要素を指して「RPG」なのかもしれないが、
実際のゲームバランスは敏捷を上げて概念で殴ればすべて終わるクソゲーファンタジーである。

 

ちょっと待て(飛)
一般ラノベでは登場キャラの人間味を向上させる効果を持たせる台詞。
特に人間味の無い作り物じみたキャラに人間味を付加させるために用いる事が多い。
さらに事前に「ち、」や「おい、」をつける事でさらに強調効果がある。
シーカーにおいても“黒刃”の二つ名をつけられる場面などで用いられたが、
悪い意味で人間的価値観を超越しているスレイさんが用いても、非常に場違いでわざとらしい為
むしろ無神経さのみが強調される結果に終わってしまっている。」

 

ったく、世話が焼けるぜ(飛)
ラノベやゲームで作者お気に入りキャラの人気度を向上させるために用いられる台詞。
ただし、より効果的にするためには
1.圧倒的な力を有する敵を登場させる
2.その敵に適当なモブ集団の命をできるだけ理不尽に殺傷させる(お気に入り君待機)
3.主人公のお手付き済か予定の女性キャラがその敵に返り討ちにされる(お気に入り君待機)
4.敵の必殺の一撃が女性キャラに放たれる~届くまでの間まで絶対手を出してはならない

以上の段取りを踏まなければならないという厳しい制約がある。

シーカーにおいては序盤こそ普通に用いられてはいたが
より効果的に多くの美少女キャラをスレイの生贄にするために
対邪神防衛計画を口実にした超難易度ダンジョン巡り強制参加ツアーを実行した。

 

天才(他)
シーカーの主人公スレイさんの持つ特性で、正式名称「前期・対邪神殲滅システム」。
持ち主に無限の成長性をもたらすスキルで、例えば邪神の分身を倒しただけで邪神相手に補正がかかる
「神殺し(ゴッド・スレイヤー)」なるスキルを獲得できたりする。
加速した思考を超えた直感によって新しい技を瞬時に思いつく"閃き"や、
一度見た技を解析して本人より使いこなせる状態で奪い取る"進化コピー"などの
複数の隠し特性を内包した概念だが、正直スレイさんの強さのどのへんまでが
天才スキルによるものなのかは定かでない。

主人公がラーニング系の技を持っているのは割とよくある話だが、
スレイさんはこの世のすべてを"識"ることができ、また"識"ったことが"識"っただけ力に変わっていくため、
実はこれと言って冒険をしなくとも時間が経過すれば無限大に強さを増していくという、
もはや物語を成立させる気があるのか疑問に思う設定である。

この特性を持つ者はあらゆる能力を凄まじい勢いで体得していき無限に成長できる存在であり、
邪神に対抗可能なほぼ唯一の戦力となりうる。
……が、現状のスレイさんはそのことに付け込み、邪神とは別方面から世界を荒らし回り、
各地の女性を食い散らかしている状態に他ならない。
もはや天才ではなく、存在自体が天災そのものである。

 

天才人間(他)
それはいつ何処で生まれたのか、神々は知っているが人は誰も知らない。
暗い音のない世界で主たる超神と美の女神と前期生物兵器の3つの細胞が
合わさって増殖し一つの生き物が生まれた。
彼は作中でやたらと執拗に人類としての限界を超えただけの人間だと主張しているが
もちろん人間ではない。また動物でもない。
だが、その霊芝のような頭の中には「ケダモノの血」が隠されているのだ。
その生き物、それは平凡になれなかった「天才人間」である!
「早く最強になりたい!」

 

伝説のオウガバトル(他)
SFCで発売されたファンタジーシミュレーションRPG。現在も一部の人に根強い人気を持つ。

ユニットステータスにCHA(魅力)とALI(正義感)というものがあり
上級職へのクラスチェンジ条件及びEDにも影響を与える重要な能力値である。
基本自レベルよりも高い者を倒すと上昇、低い者だと下降する。
(加えてALIはその値が低い(悪人)者を倒すと上昇し、高い者(善人)だと下降する)
つまりは常に前線に赴いて弱い者イジメを重ねると、あっという間に下落してしまう。
スレイさんはレベル自体は普通であり、よく設定上での高レベル者を相手にしているが
その道中で弱者を虐殺、蹂躙する数がケタ違いのため、もうCHAもALIも最悪だろう。

あとこのゲームにはカオスフレーム(民衆側の好感度)というパラメータがあり
これは先に挙げた2つの能力値が高い者、つまりは人気者を仲間にしたり、
その人気者が敵占領都市を解放するなど民衆側に好感を持たれる行動をとることで上昇する。
もちろん悪人や邪神を身内にしたり、その手の連中が都市解放すると下落してしまう事はいうまでもない。
スレイさんは基本女性以外の民意などマル無視なのは読者なら周知の事実。
大衆に広く慕われるアルス王などの高CHA、ALI保持者たちにも無礼な態度を改めようとしない。
また邪神を仲間にしている(後にあと2人加わる予定)ので
もはやカオスフレームさえも絶望的だろう。

 

てんてー(他)
先生という言い方を崩した言葉。元来は悪い意味を持たない。
素行のよろしくない作者をてんてー呼ばわりしても何のことかよく分からない場合も多いので注意。

 

同期(人)
小説家になろうから同年同月に安部飛翔と一緒にアルファポリスよりデビューした作家。
スレ内で同期と言えば白沢戌亥さんを指す。

 

トレス村(他)
大陸北方・シチリア王国内にある村。スレイの故郷。
ロドリゲーニの調教後の扱いでの事前の根回しと元恋人と妹分へのマーカーチェックのために
仕掛けたシチリア王家を利用した“ちょっかい”を阻止するために
対邪神防衛計画の一環も兼ねて王城へ向かう際に
必要があったか疑問視されている師匠たちによるフェンリルへのアポイントメント依頼のため
一度帰還している。

なおスレイさんには郷土愛は微塵もないらしく、シチリア王国への仕官などの話は「めんどくさい」の一言で切り捨てている。

 

な行

ナイアルラトホテップ(キ)
クトゥルフ神話に登場する邪神「旧支配者」の一柱。ナイアーラトテップ・ニャルラトホテップ等とも。
代表的な異名は這い寄る混沌・無貌の神等。
顔が無いゆえに様々な姿を取ることができ、中には人間として暮らしている化身もいるようだ。
*5
人間の存在を認識しているのか、それ以前に自我があるのかすら不明な旧支配者達の中にあって
明確な人格と呼べるものを持っており、度々地球人類への干渉も行っているクトゥルフ神話のトリックスターとも呼べる存在である。
ファンからの愛称はナイ様・ニャル様。
シーカー本編にも登場しているようだがスレイさんにあっさり論破された挙句に倒されている。
偶然名前が同じだっただけの別人(別神)なのかもしれない。
作中のナイアルラトホテップと某毒者スレの有志に置き換え、スレイを某毒者スレで暴れた人間と置き換えると
何故か違和感が無くなる共通する語調、表現を見せる不思議さを持つ。
ちなみにTRPGルール上で人間レベルで対抗できるのは旧支配者に仕える者に更に仕える者までである。
「旧支配者に仕える者」すなわち“ルルイエの深きものども”でもSAN値チェック成功した後は
逃げるしか手段はない。

なおアルファポリスの後輩である某俺TUEEE作家は、
「異世界転生する際に神様がチート能力をあげる奴。あれって神様の名前をニャルラトホテプにするだけで凄まじくやばい匂いがする」というネタを投下したことがあり、なろう作家にからもそれなりに敬意を払われた存在である事が伺える。むしろあそこまで雑に扱うてんてーがどうかしている。

余談だがシーカーのベースである最強スレの流儀では、ルール上の都合によるクトゥルフ神話のキャラクターは
軒並み低いランクに落ち着いている。

 

謎の小動物(他)
魔法絡みのノンフィクション作品において重要な要素の一つ。
外見は愛嬌のある珍獣の子供という一見無害に見えて
その実は見かけとは裏腹に高度な知能を持っている場合がほとんどである。
自身は直接的な戦闘能力が貧弱であるかわりに、他の生命体の生体ポテンシャルを増大
加えて異能力を操る素養を付与する力を持っているのが大抵。
よくあるのが現代において適当な女性に身勝手な使命を押しつけ
自身の名代として敵対勢力と戦わせるようしむけた挙句、
用がなくなれば気安い感謝の言葉と同時に能力を没収して(または記憶も消す場合がある)
さっさと退散するパターンである。
これで済めば良いのだが、下手をするとまた何の前触れもなく現れて
再び戦いを強制するのである。
以上の事から基本『自覚のない邪悪な生命体』と解釈されている。
『シーカー』においては次元竜フルールがそれに当たる。
はじめは異界の勇者の少女3人に目をつけていたが、彼女たち以上に力を有するスレイと出会ってからは
あっさりと鞍替えしている。

 

ノワール(キ)
『アブソリュート・スローター』のヒロイン?で静刃の契約者で初恋の君。
元最高神の片割れの闇の女神。未知なる奇跡(静刃or切断の絶対概念?)に出会うために
自ら魔神に堕して世界を滅ぼしかけ、半身である光の女神に虚無の牢獄?に封印される様に仕向けた。
静刃が初めて切断の絶対概念に目覚めた際、虚無の牢獄?を発見、破壊して目覚めた。
永い封印でその力の殆どを喪失しているが徐々に取り戻していくそうであるが
十分バランスブレイカー的能力行使が目立つチートキャラである。
作者的には一応、力に目覚めたばかりの静刃の能力を開花させたりという風の
リミッターポジションとしているようだが、切断の絶対概念(同名の項を参照)を封印や
それによる被害を修復という能力説明に大きく矛盾した行為で全然役目を果たしていない
タダのご都合主義キャラでしかないという声も上がっている。


*1 主にかっこいい行動を示した時やクール系のキャラに対してなど
*2 一応最上位グループに入っていることは入っている
*3 よく似た言葉にマインドコントロールがあるが、そちらは外圧をともなわない手法を指す。
*4 意味不明と感じる方が大多数だろう
*5 化身同士も決して一枚岩ではないようで、稀に化身同士で殺し合ってしまうこともあるらしい