用語集その弐

Last-modified: 2018-05-06 (日) 02:01:44

人:人名
作:作品名
キ:キャラクター
武:武具の類
飛:安部飛翔式日本語
他:その他

 

は行

バリアごっこ(他)
昭和末期から現在に至る時代に流行している子供遊び。
ここでの“バリア”とはいじめっ子の類がいじめる対象にちょっかいをかけた後、
その報復を回避しつつ怒りを静める一石二鳥効果を狙うときに用いる決め言葉である。
その後、単純な直接的行為に及んでしまうと教師や親に逆に一方的加害者扱いされてしまうという
恐ろしい罠でもある。
これに対抗するために“バリアがえし”という“絶対概念”をぶつける。
これに対抗するために“バリアがえし・がえし”という更なる“絶対概念”をぶつける。
・・・・・・基本この繰り返しとなる。
シーカーでのスレイの行う高次元戦闘がこれと大して変わらないなどという
読解力の優れたが皆無である心無い読者がいる事実は非常に嘆かわしい事である。

 

ハイテンションアクションノベル(他)
アブソリュート・スローターのジャンル名。
累計17万部突破した某新感覚RPGファンタジー超大作と比較して
「RPGではない」所以外でどう違うのか、注目される所であったが
いざ蓋を開けてみると大して変わらないという落胆の声が早くも上がっている。

 

ピエロ(人)
2ちゃんねるライトノベル板の安部飛翔スレに出没する正体不明の名無し。
大学生らしいことが本人の口から語られているが、本人の言以外に人となりを推定できる要素は
皆無という謎の人物
ピエロ(もしくはピエロちゃん)は上記スレ住人による通称。
特徴としては

  • 常にage
  • 一応は名無し
  • シーカーの読者ではない
  • 安部飛翔徹底擁護派
  • 論理が全般的に破綻している
  • 言論統制も辞さないファシスト

などが挙げられるが依然として正体は不明のままであり、
スレ住人の間では「一体何部飛翔なんだ?」との声が後を絶たない。
また、アブスロが作者からの持ち込みではなく朝日ノベルズからの依頼によって書かれたものであることをなぜか知っているなど、
安部飛翔に関する情報についてのみ妙に詳しい節がある。
詳細は個別記事を参照。

 

光の女神(キ)
元最高神の片割れの女神。
魔神に堕して世界を滅ぼしかけた半身であるノワールを虚無の牢獄?に封印した。
あまりに身勝手な動機で世界に災厄を招いたノワールを何故『完全消滅』ではなく、
禍根を残すであろう『封印』のみにとどめたかは言わない約束。

 

ひしほw(他)
安部飛翔のブログID。
恐らくはsとhの間に誤ってiを入れてしまったのだろう。
結果、ひしほwなる呼称が誕生することとなった。
当wikiのアドレスでも参考にされている。

 

ビジネスマナー(他)
社会人が企業で働く上で身に付けている事が望ましいマナー。
適切な言葉遣い、動作、身だしなみが基本であり、マナー通りに振舞う者は
良好な人間関係を築くことができる。
スレイさんは世界規模での対邪神対策面において一応重要な立ち位置にいるが
実質的には迷宮都市アルデリアの探索者ギルドの一員、つまりはゲッシュの庇護のもとにいる
ならず者の一人に過ぎない。
本編では禁裏である聖王イリュアの自室にアポなしで事前に侵入した上
邪神対策に対するある種の取引を持ち掛けに来たにもかかわらず、相手より先に
自分が茶を啜るという行動をとっている。
例えシーカーの舞台が現代社会でなくとも、とても容認しがたいこの行動には
呆れる読者が大多数である。
作者にしてみればスレイの底しれない力を表現したかったのだろうが、
逆に作者のリアルでのビジネスマナーへの無知さを証明する結果となってしまった。

 

飄々とした(飛)
一般の意味では
(1)性格や考え方などが世間一般とは異なっており、とらえどころのない様子を意味する表現。
(2)風が吹く音、またそのさまを意味する表現。
(3)ふらついているさまを意味する表現。
作者的にはスレイとは(1)を強調した人物であると表現したいらしい。
しかし安部飛翔作品の世界では単に『チートで道理無視を前提とした礼儀知らずの阿呆』のことを
指すと考えられている。

 

ビルス(キ)
某有名長編漫画の劇場版に登場するキャラクター。
見た目は紫肌の猫頭の亜人種だが、宇宙とそこに住む生命を産み出す創造神(界王神)と対をなす破壊神であり
12ある宇宙のうち7番目の宇宙を司っている。
本編より派生した外史において「唯一絶対の最強」を渇望し、「DBの世界」を来訪したスレイの挑戦を受ける。
スレイの言によると自分はおろか、3ペットよりも神格が低いらしいが
実際の戦闘ではスレイをもってしても回避不能の掌底打ちを放ち、
さらには偏在による斬撃さえも飄々とかわすほどの圧倒的力の差を見せつける。
可算無限(自然数の個数=整数の個数=有理数の個数)でダメージを与えられるという怪現象は
どうやら安部飛翔の加護の産物らしく、それの届かない「外史世界」や知名度補正のもたらす境界線の前では
連続無限(実数の個数)には敵わないという当然の結果が起こるようである。
もっともスレイに限らず、メニュー『スレイ最弱説』で示されているように
「シーカーの世界」の住人は他の創作世界共通の物差しでの戦闘能力が1より低いため
全くの無力なのだが。
ビルス自体は日本の歴史上に残る漫画家が、世界観を破壊しないよう
様々な工夫をして創造したキャラではあるのだが、それでも古参のファンの中には
いまだにこの破壊神を嫌っている者も少なくない。
「最強」キャラを作るのはそれだけ難しいのである。

 

ヒロイン(飛)
Heroine
一般には物語の女主人公や男主人公の相手役を指す単語であるが、
安部飛翔作品の世界では主に喋るダッチワ○フ(または肉オナ○)のことを指すと考えられている。
他の女性キャラとの区別は基本表紙絵でいるかいないかだが
大体が「主人公らしい人物にお姫様抱っこされてる、
または腰か肩をセクハラ紛いに抱かれている女性」がヒロインと考えていいだろう。

 

フェイノルート(キ)
シチリア王国宮廷騎士。
王女への恋慕を邪神ロドリゲーニにつけ込まれ、彼女の道楽の傀儡とされてしまう。
王女のハーレム入りの布石としての利用を企てるスレイにその行動を看破、阻止された挙句
理不尽な理由の元、廃人化されるという最期を遂げた。
この行動と動機があまりにもブーメラン発言だったため、現在も読者に厳しい指摘を受けている。
一部読者の中にはその背景を皮肉ってフェイノルートを「(スレイの)同類」と
呼称している人もいる。

 

フェンリル・ノースエッジ(キ)
第7巻のスレイガール。SS級相当探索者。
シチリア王国宮廷騎士団団長にして宮廷魔術師団長。事実上のシチリア王国軍部のトップである。
スレイの師クリスとアースにとっては宮仕えしていた経緯から上司的扱いをされている。
対邪神防衛計画を口実にしたスレイに高難度ダンジョン“欲望の迷宮”へ
ほぼ強引に同行させられてしまう。
この迷宮攻略の目的の対象がこれまた「フェンリル(魔狼)」である事から
非情に紛らわしいという評価が大多数である。
(作者にしてみれば同じ名を持った戦乙女と魔狼との対比を話の盛り上げに利用したかったらしいが)
その後、邪神の傀儡と化した部下を利用した騒動に巻き込まれ、
それを部外者でありながら勝手に処断しようとしたスレイを申し訳程度に制止を試みるが
結局果たせず、廃人にされていく凶行を見届けるとともに彼に躰を貪り尽されてしまう。
この時の状況がチョイ悪おやじにデレていくビッチに近いところ(本気でスレイを制止していない)から
シチリアの国防面が大いに危ぶまれている。

 

復讐(飛)
一般的には仕返しの事。物語当初の“贖罪”と並ぶ、主人公の旅立ちと戦いの動機。
だがスレイをかばった幼馴染を殺害した、すなわち厳密な復讐対象は野党団であり、
その彼らも覚醒した邪神に虐殺されている。
結果的にはスレイは邪神に命を救われている、いわば恩人である。
(後に事件そのものがでっち上げと判明するが)
いったい誰に対しての復讐なのかと一部読者の間で疑問視されている。
なおスレイは真相をすでに“識”っており、それでも贖罪と復讐が動機だとトレス村の人々に
真相を伏せて虚偽の発言をしている。

 

フルネーム(飛)
シーカーの登場人物で字(あざな)はあっても名字が不明な者がかなり存在しているのが原因で
フルネーム表現できない事態が発生している。
名字がある者はほとんどが上流階級やそれに仕える人々が大半で
対してない者は下級層出身や亜人種というのが基準のようである。
中にはゲッシュ・リリアのアルメリア家のように平民出身らしき者(作中では確実な表現はない)でも
ギルドマスターが国家元首扱いという事で名字がある例外もいるようである。
ヴェスタの亜人種にはそもそも名字をつける風習そのものがないと考えるのが妥当だろうか。

さらにこれ以上のイレギュラーがいる。なんと主人公スレイである。
詳しくはスレイの両親(キ)を参照の事。

 

フレイヤ(キ)
第一巻のスレイガール。
迷宮都市アルデリアの宿屋“止まり木”の女主人。28歳。豹のライカンスロープ。
腰まである明るめの茶色い髪をカールさせ、
髪と同じ茶色の瞳をした目の下になきぼくろのある妖艶な未亡人。サリアという一人娘がいる。
“疾風”の二つ名を持った元S級相当探索者でもあり、今でも時々エルシア学園で臨時講師をする事がある。

宿を取るために訪れたスレイと初対面した際はある種の抵抗属性が働いたか、
客に対し普段はしないような問いかけをする程度の対応しかしなかったが、
その後の娘がスレイの影響を真正面に受けてしまったのを引き金に
スレイの顔立ちや雰囲気が在りし日の主人に似ている事に
なぜか気が付いてしまう。影響の詳細はリリア・アルメリア(キ)を参照。

 

ブーメラン(武?)
オーストラリア原住民の用いる、「く」の字型の狩猟用飛び道具。
投擲後、曲線を描いて投げた者の手に戻るという特性を持つ。
ここでは安部飛翔、または関連する人物の行為の直前時に口実として挙げる
他者のそれとの相違点の内容が客観的に見ると
本人がその他者と同じ事をやっているという事実のため、
同内容でその矛盾を指摘される結果になる事態のことを指す。
なお、この状態に陥った当の本人たちからの反論や謝罪は一切出ていない。

 

陛下(他)
某有名漫画の敵役。ここでの「陛下」とは部下からの呼称である。
有する能力が全知全能であり、戦闘に使う時もほぼスレイさんと同じである。
(主人公の得物を「すでに折っている」など)

 

ベム(他)
「早く人間になりたい!」でお馴染みの昭和期ホラーアニメの一人物。
とある人造人間研究者の死後、中断されていた工程が自然に開始された事で生まれた
「妖怪人間」3人のリーダーである。
正体の外見は異形の生命体だが、その心は悪を憎む正義そのものである。
いつか人間になる事を夢見て、何の見返りも求めずに人類の敵というべき存在
(魔物以外ではサイコパスも含まれる)を討伐し続ける放浪の旅を繰り返している。
同じ造られた者でありながら、見返り目的(女のカラダ)で倒す必要もない相手を一方的に蹂躙するか、
世界にとっての自分の必要性を強調するための裏工作を行うばかりで、
人類の敵「邪神」を一人も討伐しない何処かの最強剣士とは天と地ほども違う聖人ぶりである。

 

偏在(他)
スレイの能力の一つ。
自分と同等の力を持つ分身を複数箇所に展開することが可能。
スレイは世界の全てに存在し、かつどこにもない存在であり、
複数存在しているスレイを殺し尽くさなければスレイは死なない。

これによりスレイは同時に世界各地に点在する女を抱くことができる。
なお、なぜか邪神からの防衛に使う気は彼には一切無いようだ。

恐らくこの設定も最強スレ発祥と思われる。
最強スレのルールを厳密に適用すると、どうしても「防御力や耐性を無視できる攻撃を先に叩き込んだ方が勝ち」になってしまい、超攻撃力によるワンパンKO、もしくはスピード特化のハメ殺ししか戦法として成り立たない。防御行動なんて悠長なことをしていては一瞬で殺されるのである。
かろうじて有効とされる防御手段は「複数の世界に跨って存在している」、つまり最初の一撃で残機がいくつか持ってかれてもそこから反撃に転じられることであるとされ、これが偏在と呼ばれている。またしてもそのままパクっている。

 

ま行

マサツグ様(他)
初枝れんげによるなろう作品「異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件」の主人公。
および作品自体を指す蔑称。
クラス召喚に巻き込まれた彼は、これと言って目立つスキルを持たなかったため放逐され、孤児院の世話をすることになる。だがヘボスキルだと思われた「守りスキル」の正体は都合のいい人物にだけチートを付与するという、案の定とんでもないものであった。
マサツグは軽くググった程度の現代知識とチートを武器に、孤児院に身を寄せる「不遇だけど可愛い女の子たち」を守りながら楽しいハーレム暮らしを満喫する…と見せかけて、いつの間にやら狂信者の軍団(チート持ち)と化したヒロイン達を率いて、偶然を装いながら国の要職に就いたかつてのクラスメイト達を蹂躙しつつ世界征服へ乗り出す。

冒頭に「主人公は最強です。ご安心を」と書いてしまうような作者なので、ある程度なろうの方向性を「分かって」書いていることは伺えるが、それでもなお「力を背景にした恐喝・暴行」「国民を奴隷にして魔族に売り渡す」「国軍を大した理由もなく攻撃」などの行為を私怨を交えて行うクズ男である。
一方ヒロイン達はそんな彼に心酔し、一挙手一投足を褒め称える。元クラスメイトへのイジメ返しに嬉々として手を貸すその様は「取り巻き共はマサツグ様並に性根が歪んでて将来が心配になるレベル」と言われるほどである。

  • 傷や病気に対する蘇生効果のリザレクション使用が適当か?
  • 食事をとっている主人公を邪魔もしてないのに勝手に襲い、さらに返り討ちにされて聞きもしないのに自分たちの素性をペラペラ喋る無能な暗殺者集団。
  • しかも描写不足により、主人公がどこで食事しているのか全く分からない。
  • パピルスと羊皮紙について、ググればわかる程度の知識をことごとく勘違いしている。
  • 論破されるクラスメイトのキャラが「あああああ!」「おおおおお!」と異常にワンパターン

こういった作者の知識を疑う場面もあれば、

  • 試験免除・伝説級クラス待遇で加入させようとする冒険者ギルド側の行動に「試験の重要性」を訴える
    という取ってつけたような常識行動
  • 「暴力で勝る存在には逆らってはいけない」という幼稚園児にも分かる論理を噛んで含めるように教える優しさ
  • 「俺の規格外の才能や器の大きさ、自然と周囲の人々から信頼され、頼られてしまう人徳」などの自画自賛を恥ずかしげもなく言ってのけたりする間抜けさ

などの露骨すぎる部分が散見されるため、これらがなろうテンプレに対する風刺なのか素でやっているのかは判断に困るところである。
(なろう民では突っ込みどころがある作品があるとすぐ「ネタ・風刺」扱いして批判から逃げようとする習性がある)
感想欄に書かれた「タイトル詐欺。やってるのは孤児院ではなく、自分の信者である女の子を囲うための施設。」、「囲った女を利用して力を知らしめる施設」すなわち孤児院ならぬ「誇示院」といったフレーズがこの作品の全てである。てんてーを排出したなろうの本質は今も変わらないことがよくわかる。

参考
  • マサツグ様は「自分にとって都合のいい人物に各種チートを付与する」能力を持つ
  • 付与されるチートには「最強のご主人様が無条件に守ってくれるというチート」も含まれるので、結局主人公も最強の力を得られる
  • 主人公と敵対する人間に災いをもたらす副作用もあり、敵対する者はマサツグが手を下すまでもなく破滅する
  • ちょっと嫌がらせをしようと現れたトリタ君は、不慮の事故で手足の骨がバキバキ、顔の右半分が吹っ飛ばされた無残な姿で発見される(マサツグは何もしてない)
  • トリタの彼女も全身を蜂に刺され重体
  • これらの惨状を見て爆笑するマサツグ様と無反応のヒロイン
  • マサツグ様が数日間いただけで土地の穢れが浄化され、1000年封印されていた水の精霊神(ヒロイン3人目)が覚醒。孤児院周りは豊かな大地になる
  • その代償にクラスメイトのいる王国は作物も枯れ水も腐り、ゾンビとか幽霊とかも現れて不幸な事故とかが頻発する呪われた土地と化す
  • これらの惨状をヘラヘラしながら語る精霊神と助ける気ゼロの主人公。
  • 孤児院にはハーレム要員しか入れていないので、仮に凶作や事故で孤児が増えても多分助けない
  • ガバガバな製造法でパピルス(?)を作成し、適当に漫画書いて大儲けする
  • 羊皮紙についても完全に勘違い
  • 魔族の王女様に不可侵条約の締結を懇願されるが、条文にケチをつけて拒否。しかも「宿題」と称してその不備を考えさせるよう無茶ぶり
  • 絡んできたミヤモト君から聖剣を強奪して即ポイ捨て。
  • その間「皆さん! 断じて俺はミヤモト君をイジメて泣かせた訳ではありませんからね!」と街中で叫びまくる
  • 逃げた奴隷(ヒロイン1号)を取り戻しに来た金持ちの手下に、金を払うでもなく暴力で叩きのめす
  • 「国などより俺のほうが偉いのだから、俺がダメだと言えばその法律は無効だ。奴隷制度は認められない。」「むしろお前が俺の法に抵触している」
  • 上記の理屈でその手下を魔族に売り飛ばし奴隷化。
  • 「ご主人様、なんてお優しい。彼のような残虐非道な人間にも、更生のチャンスを与えてあげたんですね?」
    • この時、魔族の王女様は「宿題」の答え合わせをしに来たはずだったのだが、奴隷云々でうやむやに。正しい条文の内容は永遠の謎に
  • ドラゴン討伐任務中にカリっと焼いたマッシュルームの濃厚クリームスープ作成
  • 道中に完全な遊びで国軍を壊滅状態に陥れる
  • 「救世主様に楯突いたのですから、すぐにでも天罰が下って破滅してしまわないのが不思議なくらいです」
  • 壊滅した軍を率いていたイシジマ、サカイ、ヨシハラ、フカノに襲撃される
  • 「お前が悪い訳じゃない。お前を生んでしまった両親のせいさ。お前が不出来で無能なのは、お前のせいじゃない」
  • 「救世主様が説明をお求めになられているのです。まず、かしずき、それから物を述べなさい。目に余る無礼だったので処罰を与えました」
  • 「ご主人様は優しすぎます。この世界の統治者なのですから、礼のなっていない方にはもっと厳しい態度をとられた方が良いと思います」
  • 「マサツグ様に口を開く機会を与えられただけでも有難いことなのに、同じ目線で話そうとするなんて、ありえませんよ」
  • 「マサツグさんはね~、本人さえ望めば神様になれる人なんだよ~? 神様にはね~、頭を垂れることから始めないとダメだよ~?」
  • 「同じような境遇の俺が、孤児院で不遇な少女たちを救い、また今はこうして災厄の龍を倒し世界を救済しようとしているのに…」
  • 「やれやれ、少しは人らしい理性を持って落ち着いたらどうだ。俺はお前を救うため薬草を与えているんだ。少しでも受けた傷を治すためにな。吐き出せば回復出来ないぞ?」
  • ↑イシジマの口に大量の薬草を詰め込み窒息させながらの発言
  • 「お前たちには仲間を思いやる、助け合うという、人として最低限の行いさえ出来ていない。生まれたことが失敗だったな。」
  • ↑窒息したイシジマを仲間の下に投げつけ、仲間を受け止めてやることの大切さを学ぶことを許しながらの発言
  • 「俺の規格外の才能や器の大きさ、自然と周囲の人々から信頼され、頼られてしまう人徳・・・これほどの存在が、なぜこの世界のこの時代に現れなければならなかったのか。」
  • 「それは必然だったのだ。世界を救う役目を世界から期待された、選ばれた存在だっというわけである。」
  • 「クラスメイトたちはただ俺の召喚に巻き込まれただけだろう。付属品どころか、勝手についてきたバグ・・・ゴミのようなものということになる。」
  • などという英雄ごっこにも飽きてしまったので、奴隷ヒロインによりドラゴン解体
  • 無駄な犠牲を出したドラゴン討伐で「第1章完」
  • ネタが切れたのか、イチャイチャと呼ぶには気持ち悪い何かと暴力沙汰の無限ループがしばらく続く
  • 度重なる迷惑行為により、ついにマサツグ討伐の為の軍隊が送り込まれる
  • これに対処すべくマサツグが王国を襲撃。久々登場のクラスメイト30人を血祭りにあげついでに城を破壊
  • チョロインズの権力と暴力を笠に着て王位簒奪
  • 「執筆がとても進んでいる」と明言しての事実上エタ中だったのが
     2017年中旬に本作が文庫化されたのを切欠にマサツグ王と独自の派閥誕生を引っ提げて連載再開した
 

真昼(人)
新谷真昼さん。そちらを参照。

 

ミスリルサーベル×2(武)
スレイの三番目の武器。
『始まりの迷宮』で斃したアンデッド・ナイトの装備から入手した素材を元に
鍛冶師ダンカンが鍛造した二振りのミスリル製の直刀。
内一本は『静炎の迷宮』で入手した火の精霊石により強化される。

その高性能には当時のスレイも瞠目するほどだったが、
ほどなく相対した上級邪神三柱の一人、“智啓のシェルノート”の分身を退けるために
始原の炎を喚起する触媒として使い捨ててしまう。

相手が相手ゆえ仕方のない出来事ではあったが、
その後スレイはダンカンに対して渾身の力作を破棄した事による謝罪は全くしていない。

 

未知なる奇跡(飛)
魔神ノワールによる『アブソリュート・スローター』の主人公・風斬 静刃を指した言葉。
プロローグによると彼に逢う、ただそれだけの理由で世界に破壊と殺戮を繰り返したらしい。

 

ミューズ(キ)
石鹸でもスクールアイドルでもない。
美神。スレイの前世である“特性・天才”オメガの恋人。
過去に存在した恋人の同族たちが、その無限の成長力と傲慢な性格によって危険視され
闇神アライナの手による魂に至るまで完全消滅させられるという粛清の運命から一人恋人を守った。

オメガがイグナートに破れた後、他の神々に懇願し自らの魂も分け与えて転生させたらしい。
その後の消息は不明。
作中で女性たちがスレイに惹かれるのは、強者に対し本能的に魅せられるヴェスタの世界的法則と
美神の魂の影響によるものとの事。
作者によれば女性のスレイへの好感度が最初から高く設定されているのではなく
スレイが行なった好感を与える行為での上昇値に桁違いのボーナスが加わる類のものらしい。
(例えば「挨拶をする」「きちんとお礼を言う」「約束を守る」など、人として当然のことばかりである)

献身のためにとった行動が、後の恋人の転生者の趣味に悪用される結果に終わったのは
何とも皮肉な話である。

 

無限を超えた超々×∞無限次多元外宇宙(飛)
シーカー本編で唐突に出現した語句。
全文は「それは恐らくは、“無限を超えた超々×∞無限次多元外宇宙”と虚無で満ちた、
果てなき果てたる最外層までをも全て貫きギリギリ届くだろう一撃」となっている。
何を言われているのか読者には(恐らくは作者にも)全く理解できない、
小学生が凄そうな単語を適当に並べたような表現の出現に、
度重なる「無限」という単語の登場で感覚が麻痺していた者達も度肝を抜かれたことだろう。
現在では色々な意味で「光速を超えた超光速」以上にシーカーを代表する語句と言えるかもしれない。

 

迷宮(他)
ダンジョンのこと。
(余談。ラビリンスも迷宮と訳されるが、そちらは厳密には一本道のものに限られるらしい)
シーカーの作中に登場する迷宮は邪神に対抗できる者を鍛える為の修行場である。
……という設定のはずだが実際には“全知全能”の存在である邪神たちに対抗するには
彼らと同等かそれ以上のランクの“全知全能”特性者か、絶対概念を操れる者でなければ
全くの無力である。
つまりはこれらの迷宮で極限まで鍛えた者達(レベル90台後半)であろうと
邪神にはまるで対抗できず、それゆえ存在意義そのものが疑われている。
スレイさんの中でもかなりぞんざいな扱いしか受けておらず、いわばチュートリアルダンジョンである
「始まりの迷宮」においてチートスキルの感覚をつかんで以降は数えるほどしか探索をしていない。

 

後に上記の条件以外の例え探索者ではなくとも「純粋に種としての限界を超越した存在」でも
邪神を滅ぼせる事が判明している。(この超越存在に近づける事が迷宮の目的と推測される)
ちなみにその栄えある第一号者・クランドは“黒刃”スレイによって殺害されている。
これについて彼は「魂が共鳴したから戦わずにはいられなかった」と意味不明の供述をしている。

 

女神(他)
女性の神様のこと。
安部飛翔作品においては主人公の好みによって運命が決まる悲運のポジション。
気に入られたなら設定に関係なく生存フラグが立って、ヒロイン(飛)に。
補足すると、そのヒロイン(飛)がやった犯行は全て巻き込まれて容疑者に仕立てられたキャラに
全責任が押し付けられる結果となる。
それ以外は蹂躙(飛)、またはアイテム化の運命が待っている。

 

目立ちたくない(他)
シーカーに限らず俺TUEEE物主人公が高確率で抱いている心情設定。
言葉そのままの意味ではなく、あくまで設定にすぎない。
なぜならほとんどの俺TUEEEがその設定と正反対の結果をもたらす行動ばかりを
とっているからである。
世界のVIP入りを表立って望む事への卑しさをフォローするために生まれた
一つの防衛手段ではないかと推測される。

もっともスレイに関してはそれ以下であり、史上最速で頭角を現した冒険者・"黒刃のスレイ"という栄光を隠しもせずむしろ見せびらかした上で、邪神の根絶などの責任ある立場からは逃亡し続けるという、別ベクトルのいやらしさも併せ持つ。

 

メディア・ピデス・マーキナー(キ)
異世界召喚ラノベ『盾の勇者の成り上がり』のラスボス。
一部の読者には『オリジナル・ヴィッチ』とも呼ばれている。
自らの分身であるメルロマルク王国第一王女マルティ・メルロマルクやメアリーを操り
物語の舞台となる異世界に混乱を招いた「自称女神」。
(主人公である盾の勇者には偏在の内、前者はビッチと魔女の意味を込めた“ヴィッチ”、後者は“ヴィッチ2号”と呼称されている。
ちなみに女神本体の方は「クソ女神」。)
得意技は絶対必中、絶対即死効果の過去、現在、未来、並行世界、分岐世界、因果律への概念攻撃である
『インフィニティ・デストロイヤー』。
反射無効の設定がなかったため、敵の攻撃エネルギーを増大して
主人公自身の放った攻撃として返す『増幅反射』で反撃されてしまい
「女神自身の攻撃では倒されない設定」が適応されずに完全消滅した。
無限倍速を無限にする動きが可能らしいが、倍速とは有限である。
あくまで「速さ」という概念の域を超えていないからか、その不明瞭かつ矛盾した設定のせいなのか
「速さという概念を必要としない」ゼロ秒攻撃、「ゼロ属性」シリーズの武器、ゼロスキルならば
傷を負わせる事ができる弱点を持っている。

行動パターンと言動がある最強剣士と似ているため『女版○○○』という読者も少なくない。

なお『盾の勇者』にはなろうを皮肉った作品にする構想があったらしく、よくある俺TUEEE主人公像や転生者を思わせるゲスな敵キャラを、それ以上にゲスな主人公が蹂躙していくのが当初のコンセプトであった。ラスボスを「デウス・エクス・マキナ」(ご都合主義の化身)と「メディア(ミックス)」を合体させた名前にするあたりそれが伺える。
だが書籍化が決まったあたりから、凡庸な俺TUEEEモノに変わっていったようだ。

 

弓弦イズル(人)
元老舗成人向けPCソフトメーカー出身のライター。
超有名ロボットアニメシリーズに使われた言葉をツギハギしたかのような題名のライトノベルの原作者。
放課後バトルフィールド? そんなものは無かったんや……
この分野では何かと問題発言・問題行動の多い人物として知られており、
知らない人に安部飛翔のことを紹介する際には「売れておらず知名度も無いイズル」と説明されることも。
投稿サイト「キミP」には無料で読めるイズル先生の作品が上がっているので是非読んでみよう。

 

勇者(飛)
「シーカー」の作中用語。
正式名称「後期・邪神殲滅システム」。
先行邪神殲滅システムである「天災」「天才」が際限なく成長し続け、最後に増長による暴走を繰り返したため、
彼らを処分したのち失敗を踏まえ、制御可能に重点を置いて生み出された存在。
作中では人間の限界を超え、迷宮探索者として完成した状態を指し、生まれつきその素質を持つ「称号:勇者」と、
努力の末に後天的にその領域に達した「職業:勇者」に分かれている。
前者は才能に胡坐をかき成長しない者が多い、後者は単純に数が少ないという難点が表現されている。
また天才に比べると成長が有限でありまた器用貧乏で決め手に欠ける一面もあるため、
実質「勇者」専用の武器であるシークレットウエポンがそれを補っていると言う設定。
単純な戦闘力では邪神や「天才」、特定種の超越者には及ぶべくもないが、「称号:勇者」には「封印」という手段においては特別視されている。
なおスレイは邪神封印に関しては否定的で、もし自分の許可無く行われれば全力を持って阻止する姿勢を示している。
その理由は「邪神は一柱残らず俺の獲物だから」…クランドに先を越されておいてよく言えたものである。

 

ユノ(人)
有名雑誌金未来杯優勝者作の連載漫画における主人公の幼馴染兼ライバル。
初期設定や外見がある人物を思い起こさせるが、女性関連に関して言えばこちらの方が良好傾向の模様。

 

ら行

ライカンスロープ(他)
某テーブルゲームでいうところの「人狼」のこと。
「シーカー」では単なる亜人種の類(文庫版1巻の表紙や人物紹介等の挿絵を見ると
変身後は獣、人間の耳をどちらとも有した、まるでコスプレしただけの姿らしい)として扱われているが、
実は獣と人間の二つの姿への変身能力を持った(又はそれらの変身生活を余儀なくされた)
「怪物」の呼称である。
決定的な違いは前者だとデミ・ヒューマンなのだが、後者は一種の伝染病である。
TRPG関係者はこれらの区別云々で相手の見識度が分かるらしい。

 

ランク(飛)
「シーカー」における迷宮探索者の能力値。筋力、体力、魔力、敏捷、器用、精神、運勢の七項目からなり、
それぞれG~A、S、SS、SSS、EX、EX+、規定不能級の順に高くなっていく。
目安は肉体改造を受けたばかりの一般的な成人の能力をオールF、下級邪神の能力値をEXとしている。
スレイの初期値は筋力E、体力D、魔力D、敏捷S、器用A、精神EX、運勢Gで、総合してC級相当。
6巻で示された最終的なステータスは筋力SS、体力SS、魔力SS、敏捷EX、器用SSS、精神EX+、運勢Gで、総合SS級相当。
(これ以降は探索者システムで能力を測れなくなっている)
重要な要素のはずなのだが、最強スレでは「スレイのランクは規定不能級である。ちなみにこの能力値はテンプレにはあまり関係がない。」と斬り捨てられている。
では重要視されていないのかと言えば、本文中に探索者カードの挿絵がしつこいくらい挟まれたりと、読者にやたら見せびらかしてきている。どう反応したものかわからない代物である。
いわゆる最低系の作品には「ランクはSSSより強いMだけど面倒なのでB」というテンプレがあり、
やたらと意味不明で複雑怪奇なランク付けやステータス表記をつらつら書いた上で、
主人公だけがそれを踏み躙って無双するというのがありがちなパターンである。
なお作中における主人公の行動が全く一部の能力ランクに比例していない事から
(例えば序盤で強力な武器を破損させる者が器用A?)一部の読者から能力詐称疑惑までかけられている。

 

リリア・アルメリア(キ)
第一巻のスレイガールであり、一番最初に登場したザ・ファーストスレイガールでもある。
探索者ギルドの受付嬢でありアイドル的存在。18歳。ゲッシュの娘。
物語冒頭で探索者登録のためにギルドを訪れたスレイの手続き終始を担当した。
その際、ヴェスタの世界法則と後に明かされるスレイ自身に内在する
美神ミューズの魂の一部の影響でスレイに一目惚れしてしまう。
初期でのスレイのギルド関連のサポートをしていたが、その後登場シーンが激減した。
別に放置されていたわけではないらしい。詳細は偏在(他)を参照。

 

ロード(キ)
神峰アスール火山に生息する不死鳥の特殊個体。スレイのペット3号。
話の流れとは関係なく新たなペットを欲するスレイに出会い頭での虐待行為を受けた後
目の前で展開される、平穏に在り続けていたクトゥルフ神話の神「旧支配者」達への
暴虐の光景を目の当たりにして、なぜか敬意を払うという奇妙な流れでペットになる。
この経緯があまりにも不自然かつ理不尽だった為、読者側からの非難の対象になっていた。
後の改編ではロードが当初の超越存在ゆえの非友好態度だったのが
若干スレイに敬意を初めから払うという形に変更されている。
しかし肝心の必要性ゼロのクトゥルフ神族の蹂躙はそのままである。

 

ロドリゲーニ(キ)
上級邪神三柱の一人。享楽のロドリゲーニと呼称される。
人の魂の転生の輪へと入り込む事で神々の封印を逃れ、スレイの幼馴染フィノにその魂を宿し、
死んだ事により邪神として覚醒した。(真相は全然違うが)
その後フィノ自身の両親を殺害、スレイの恐怖の感情を全て喰らった後に失踪。
現在は他の邪神の封印解除など、ヴェスタ世界における邪神関連の事件の黒幕として暗躍している。
時にはスレイの作中での邪神防衛関連での奇天烈行動の擁護役も勤めている。
(彼女も全知全能の存在であるため、偏在能力を動員すれば全く不必要な行動であるという結論に
思い当たるハズなのだが……)
この敵の打倒が物語当初に掲げた目的だったはずだが
話が進むにつれ力に溺れていく主人公のハーレム要員としての生存の未来が約束されている。
(作者の感想欄での返答参照の事)
シチリア王国での主人公の行動は全てその根回しである。
スレイによると「騒動の責任は人間としての弱さを突かれるスキを見せたフェイノルートにあり
ロドリゲーニには一切の非はない」との事。

 

ロドリゲーニの繭(キ)
完全復活への段取りがついたロドリゲーニがその準備のために眠りについた状態。
それ自体は無防備なのだが別次元にあるために通常は誰も発見できない……はずだったのだが
絶対概念のランクが増大したスレイさんにたやすく看破され、偏在を送り込まれてしまう。
後は繭を破壊すればグッジョブのはずなのだが、ご存知のように彼女のハーレム入りと
本人との戦いを切望するスレイさんによって放置プレイの対象にされてしまう。
WEB版は繭の前で復活を待ち続けるスレイさん……というシーンでしばらく中断されていたが
いざ再会された時は内容がすっかり変更されており、ロドリゲーニの繭はその存在自体が
安部飛翔の黒歴史という別次元の彼方へと消え失せていた。

 

ロングソード×2(武)
スレイの二番目の武器。
注文したミスリルサーベルが出来上がるまでの当座の武器としてスレイが都市の武器屋で購入した
二振りの鋼鉄製の長剣。
かの成長する二刀を手に入れた後もスレイ自身も存在を忘れていたのか、
長期間魔法の袋内に存在し続けた。
しかしある日の道具整理の際にやっとその存在を認識され
もはや不要と、あっさり原材料に分解されてしまう。

 

わ・を・ん

渡辺 圭(人)
朝日新聞出版の編集者
安部飛翔にオファーを出した担当編集者だそうである。
ツイッターやインタビュー記事を見るに相当苦労されてる様だが、
スレでは同情と自業自得といった意見が半々である。

 

ワタナベニート(他)
まずワタナベとは黒子のバスケで脅迫事件を起こした渡辺某から来ている。
以下ピエロが出してきた発言より
「ワナビ+キチガイ+犯罪者予備軍ニートにふさわしい名前だと思うんだけどw」

 

英数

a(人)
シーカーの感想欄で安部飛翔擁護派として突然登場した人物。
思想的にはピエロと同等の言論統制も辞さないファシストであると見られるが、
安部はこの人物を諌めるどころか感謝すらしているようだ。

 

Saitom (サイトム)(人)
イラストレーター / 漫画家 / デザイナー
エロい同人作家。『アブソリュート・スローター』のイラストを手がけた。
表紙とキャラ紹介の立ち絵、特典イラストのみで挿絵はなかった。