特徴
コケとり要員として活躍する透明なエビ。
体もミナミヌマエビと比べると大きく、3cm~5cmほどになるため、食欲も旺盛で糸状のアオミドロや茶色の珪藻をよく食べる。
特に買ってきたばかりの腹をすかせた状態の食欲はすさまじい。
コケだらけの器具などに熱湯やお酢をかけて水洗いし、大和がいる水槽に入れると
次の日にはきれいさっぱり掃除してくれたりする働き者でもある。
ヒーター無しでも活動できるためメダカや金魚の水槽にも投入できるが、
大型の金魚等には丸呑みにされてしまう。
欠点
餌がなくなると水草の新芽を食害したり、前景用の浅い根の水草を引っこ抜くこともある。
エビ類に共通して高温と酸欠に弱いため、夏場は要注意。
また、必ずしもコケを食べるとは限らず、コリドラスのタブレットを
奪って食べるなどもしてしまい、味を占めて偏食し始めるとコケを食べなくなる。
繁殖
よく抱卵するので期待する人が多いと思われるが、
繁殖は汽水域で行われるため、淡水では繁殖させることができない。