判定方法

Last-modified: 2017-03-25 (土) 03:02:46

《判定方法》

 このゲームにおける判定方法は、基本的に指定された能力値(これを「基準値」と
呼びます)に振ったダイスの目を加えた数値(「達成値」と呼びます)が、判定ごとの目標の数値(「目標値」と呼びます)以上であれば成功となります。
 基本的に、達成値が同じであれば成功とみなす「PC側優位」となる判定です。
 
 判定によっては、目標値は固定値だったり、PCと同じようにダイスを振って達成値を出して適応したりします。

 また、状況によって達成値に修正が入る事もあります。
 暗い夜道を走る場合は、明かりがなければ足元が不確かで転倒する恐れがありますし、潜入工作中に金属鎧を着ていようものなら音を立てず動くのは
困難です。

 逆に同じ作業を行う場合でも、費やす時間を増やすことが出来ればある程度成功の確率も上がりますし、頼み事をする場合にチップをはずめば引き受けてもらえる可能性も上がるのです。

 そして、上記に「基本的に指定された能力値」とあるのは、アイデア次第では違うもので判定に挑むことも可能な場合があります。
 ex)
   迷宮内で閉じた扉を開けようとしたところ施錠されていました。
   鍵開けを命中値で判定と指定されたのですが、盗賊T君は判定に失敗してしまいました。
   戦士W君「この槌でこんな木の扉くらい叩き壊してやる!
        武器修正加えた威力で判定していい?」
   
 状況が許す限り、発想次第で色々な手段を実行できる、それがTRPGの可能性です。
 ただし、上記の例では迷宮なら可能な事も多いですが、普通に街中で行うには危険性が高いでしょう。

 しっかり条件を確認しないと期待した程の結果や成功率にならない事もありえます。
 意見を伝えてどう裁定が下されるか、話し合う事が必要です。
   
 なお、PC同士の判定で達成値が等しい場合は、能動側の成功となります。

 回避<命中 隠密<捜索 逃走<追跡 といった感じで裁定していきます。