D2R/Mosaic Talonアサシン

Last-modified: 2024-04-13 (土) 16:45:15

構想

 パッチ2.6のフィードバックを受けた調整後の性能を見て、皆一様に「強すぎだろこれ」とこぼしたRW Mosaic
 さらにその後パッチ2.7でも下方修正を受けるどころか「ネクストディレイの仕様変更」という上方修正を受け、Mosaicアサシンは名実ともにトップクラスの強ビルドに君臨した。
 この記事ではMosaicアサシンのビルドのうち、「Dragon Talonに各種属性チャージアップスキルを乗せて蹴りまくる」タイプのビルドについて記載する。

戦い方

 各種チャージアップスキルをチャージ後、Dragon Talonで蹴りまくる。
 チャージの順番はCLv3 Phoenix StrikeまたはCLv3 Blades of Ice→一度蹴って周囲の敵を凍結→CLv3 Tiger Strike→CLv2or3 Cobra Strike→その他。Phoenix Strikeは狩場の敵の属性耐性に応じてCLvを変える。

 なお、Finishing MoveDragon ClawDragon Tailを用いるビルドもあるが、それらのスキルにはVIncへのペナルティがかかっていること、Dragon Tailは多属性チャージアップよりも火属性特化にしたほうが良いことなどから、この記事では記載しない。

パーティープレイ

 いつも通り戦っていればOK。

良い点

  • 間違いなく全ビルド中最強の殲滅力。
    物理 + 無属性(Open Wounds)に加え、Magic属性以外の複数の非物理属性攻撃を瞬時に叩き込むため、Immuneを全く問題としない。
    しかも属性チャージは範囲攻撃も兼ねているため、単体の強敵相手も対集団戦もこなせる。
  • 格闘アサシンビルドの中では耐久力・安全性が高い。
    CLv3 Phoenix StrikeまたはCLv3 Blades of Iceが当たった敵は凍結するため攻撃を受ける機会が少ない。というかそもそも2or3発目の蹴りが当たった時点で大半の雑魚敵は死んでいる。
    また、高CLvのTiger StrikeCobra Strikeにより蹴り1発あたりのLife/Mana吸収量が3ケタに到達するので、後述する例外を除けば瀕死になることも少ない。
  • イニシャルコストが低い。
    ビルド開始時に要求される装備はMosaic×2本とエリートベース靴だけ。これだけあれば難易度Hellも余裕でクリア可能。
    しっかり装備を集めれば8pplソロトレハンもUberボスソロ制覇も可能。

悪い点

  • チャージアップが終わってしまえば無双状態なのだが、チャージアップが完了するまでの間は脆いアサシンで近接戦を行う必要がある。この隙をどう埋めるか。
  • チャージは最後に攻撃を当ててから15秒間何も攻撃を行わないと消滅してしまうので、敵密度が低い場所やCS・バール前ボスラッシュのようなシチュエーションでは維持が大変。
  • Drain Effectivenessが0の敵(Life/Mana吸いが機能しない)及びChill Effectivenessが0の敵(凍結及び凍傷状態によるスロウ効果が発揮されない)はやや苦手。フレ牛や骨チビは慢心して突撃すると返り討ちにあう恐れもある。
  • プレイ環境(家庭用ハード機やPCのスペック)にもよるが、敵を多く集めたうえで多重属性のダメージを与えると、処理速度の負荷が高くなりすぎてゲームが強制終了してしまう恐れがある。
  • 高CLVのCoTやBoIを開放すると白いエフェクトが画面いっぱいに広がるため、眼に悪い。

スキル配分

Martial Arts
Shadow Disciplines
Traps
基本的に不要。
敵の死体利用阻止目的でDeath Sentryの習得を検討するくらいか。

スキルオプション

 攻撃の要となるTiger StrikePhoenix StrikeがMax必須。

  • Dragon Talon
    ブースト込み13~17(※3回攻撃)で止めるのが基本。理由はSLvを上げてもEDamはさほど伸びないこと、先述した通り2~3発目の蹴りで雑魚はほぼ死ぬため、蹴りの空振りによる無駄な硬直が発生すること、各種チャージアップスキルで発生させた放射物はネクストディレイ(4フレーム)の関係上、最速タロンの場合2発毎に1発しかヒットしないためである。
    ただしUberボスに挑む際はMaxにして蹴りの攻撃回数を増加させるのもあり。秒間攻撃回数が上がればCBLife Tap投射の時間当たりの発動回数も上がり、戦局を安定させやすくなる。
  • Fists of Fire / Claws of Thunder / Blades of Ice
    属性攻撃を追加するチャージアップスキル群。どの属性に重きを置くかでスキル振り及び装備のチョイスが変わってくる。
    ただしFoFには「チャージ解放を伴ったFMの物理属性ダメージを(CLv×3)%の割合で火属性ダメージに変換する」という隠し効果があるため、上げれば上げる程ライフ/マナ吸い効率が悪化する代わりに火属性耐性が低い敵へのダメージ効率は上がる。
  • Cobra Strike
    1+ブースト、CLv3で十分機能する。ただしこのスキルは不具合を抱えているため、事前のシミュレートを行うこと。
  • Burst of Speed / Fade
    基本的にはFadeを常用する。
    WSMが[-30]の時最速タロン(3/7フレ)を達成するためには、スキルIASを16%もしくは武器以外の部位で装備IASを26%稼ぐ必要がある。BoSを使用するなら1+ブーストで達成可能だが、それだけのためにFadeを捨てるのはちょっともったいない。
    ただし装備が整って無双状態になれたなら、BoSで移動速度を上げて快適に回れるようにするのもあり。
  • Mind Blast
    Chaos Sanctuaryを戦場とした際に役立つスキル。
    改宗効果を受けた敵はDiablo出現条件(5カ所の封印全てを振れる&護衛のユニークを全滅させる)を満たしても改宗効果が解けるだけで死亡しない。よって最後の封印に触れる直前に何体か改宗させておくことで、Diablo出現前に改宗が解けた敵を攻撃してチャージを維持することができる。

ステータス配分

  • STR:装備の要求値。基本はUpgrade済みGore Riderの156合わせ。
  • DEX:チャージアップスキルの命中率に満足するまで。最低でもAR4500程度は欲しい。*1
  • VIT;残り全部。
  • ENE:いらない。

装備

  • MosaicのベースはWSM[-30]のGreater TalonsもしくはRunic Talonsで。でないとFoF、CoT、BoIの攻撃が遅くなってしまう。最低限プライマリーウェポン側のMosaicはGreater TalonsもしくはRunic Talonsで作成すること。
    究極を目指すならStaff Modにもこだわりたい。「+3 to Phoenix Strike」付きのGreater TalonsもしくはRunic Talonsが高値で取引されているのはこれが理由である。
  • 靴はエリートベースの物を履かせること。理想はUpgrade済みGore Rider
  • 裏装備はRW Call to Arms + RW Spiritが最終目標。CtAは「Phoenix StrikeのCLvを切り替える際に、わざとこちらでFMを放ってチャージを吐かせる」用途があるためEthereal品ではなく通常品で作成すること。

装備例

その他

育成

 Mosaicを装備可能になるまではDragon Talonアサシンとして育て、Mosaic×2が揃った時点でRespec

傭兵

 オーラによるサポートが優秀なAct2傭兵が鉄板。
 オーラは物理属性ダメージを増強するMight、チャージアップスキルの命中率を上げられるBlessed Aim、スロウ効果で敵の攻撃頻度を落とせるHoly Freezeのいずれかをお好みで。

装備例
Main:Kelpie SnareThe Reaper's TollRW Infinity等。
Armor:Upgrade済みShaftstopLeviathan等。
Helm:Tal Rasha's Horadric CrestVampire GazeGuillaume's FaceAndariel's Visage等。

注意点

  • バールランを繰り返す際は、Throne of Destruction階段から玉座前の敵を少し残しておくこと。これはボスラッシュ3戦目のバータックらが召喚するHydraのせいでチャージが切れやすいため(Hydraが消えないと次の敵を呼んでくれない)。そこで道中の敵を残しておけば、戻って蹴りに行ってチャージを維持しやすくなる。
  • Uberボスに挑む際はDracul's Graspが必須。Uber Mephistoや召喚されるスケルトンのDrain Effectivenessが0なのでCobra Strikeでは全く吸えない。

コメント


*1 Lv85&AR4500のキャラが同じくLv85の敵を攻撃した際場合の命中率が約69%。