カードとしてのレッドキャップ
レッドキャップ | ||
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レアリティ:★ | コスト:3 | 入手先:ベーシックパック |
8通常ダメージ 敵に3出血/5Turnを付与 |
最も基本的な出血付与のカード。
出血中の者がHPの回復を行うと、回復量が出血の効果量の分だけ差し引かれる(回復量が減少)。
回復量<出血でゼロ以下になった場合は一切回復しないばかりか、負の値になった分だけ逆にダメージを受けるようになる。このダメージは軽減や回避は一切できない。
(作者いわく、ダメージではなく回復効果の書き換えとのこと。回復量がマイナスなだけで、あくまでHPの回復という行為の範疇からは外れていないというところか)。
ただしシールドにダメージを負わせることは可能。
相手の回復を抑制、または自殺行為に転化することができる。
毒と同じように重ね掛けが重要なので、戦力とするなら該当カードを多めに積むこと。
もっとも効果のほどは敵によって大きく異なる。小回復をこまめに行う敵は少ない出血でも簡単にマイナスにでき、出血ダメージを与える頻度も高いので効果的。
逆に一回の回復量が多いと抑え込むだけでも一苦労になる。回復を行わない敵に至っては出血自体が全く意味がない。
このため出血のみをメインにしたデッキというのは構築自体が成立しにくい。基本的には他にも何か攻め筋を用意すべきだろう。
キャサリン&ルートヴィッヒ?など出血から別の効果に派生できるカードもあるが、種類は少ない。
姉妹版とも言うべき状態異常が複数あるのも出血の特徴である。
裂傷は通常ダメージを与えるごとに出血を重ねられる状態異常。強力なものなら出血カードの1枚2枚よりも効率よく大量出血できる。
血呪は回復量をそのままマイナスにひっくり返せる。回復量が多い敵にはちまちま出血を重ねるよりもお手軽である。
このレッドキャップが付与するのはわずか3吸血である。
ブラックナイトの不屈くらいなら無効化できるが、それ以上は望めないだろう。コスト3のカードとしてはこんなもの。
関連カード
- 出血つながり
- キャサリン&ルートヴィッヒ?(1出血5T)・貪る者(3出血5T)・ウェアウルフ?(7出血5T)・
大賢者の孫娘 シリル(8出血5T)・呪われた少女 イザベラ(8出血5T)・シルフ(2出血(自)5T)
マッドドール(敵1出血>1出血5T)・シルバー号の操舵手?(自1ガード>1出血5T) - 裂傷カード
- 黒火団の フェブリー(1裂傷5T)・風神&雷神?(2裂傷5T)・魔王の尖兵(3裂傷5T)
- 血呪カード
- 魔王の従者(血呪5T)
敵としてのレッドキャップ
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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レッドキャップ | 30 | ブレイド | 1nターン | 1通常ダメージ | なし |
クルーエル | 2nターン | 2通常ダメージ 3出血5T | |||
スラッシュ | 3nターン | 1通常ダメージ 1流血5T | |||
ブラッドカース | 4nターン | 血呪5T |
ゴブリンと同じく、毎ターン小ダメージを繰り返してくる。
違うのはクルーエルによる出血付与の存在。2回食らうと大抵の回復カードは効果量ゼロかそれ未満になってしまう。
弱いからといってだらだら戦わないこと。出血し過ぎたら治るまではHP回復は控えたい。
高難易度では流血や血呪も仕掛けてくる。
流血は単発の効果は小さいが、魔王の尖兵のものと違い5ターン続く。結構HPを削られるので注意。いざ回復しようとしたら出血で……と言うこともあり得る。
血呪はカードの項で解説したように、回復が確実にダメージに変わってしまう。聖撃デッキなどだと致命的なので必ず避けること。
回復できない間はガードやシールドで耐えることを考える。回復をあまり行わないデッキならこの敵は雑魚だろう。
過去作品でのレッドキャップ
DDFで難易度3ダンジョンの敵として初登場。
その赤い帽子は犠牲者の血で染めているという邪悪な妖精。当時から頻繁に出血を繰り出す敵だった。
DDD2では名前に「血」の付く状態異常をコンプリートし、いよいよ出血マニアと化している。血十字団といい勝負ができそう?