カードとしての魔王の従者
魔王の従者 | ||
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レアリティ:★★★ | コスト:7 | 入手先:ベーシックパック |
12固定ダメージ 12HP回復 敵に血呪/5Turnを付与 |
出血の姉妹版的な状態異常・血呪をもたらす唯一のカード。
出血との違いはHPの回復量をそっくりそのままマイナスに裏返す点。一枚プレイするだけで確実に回復を阻止し、ダメージに転換できる。
通常の出血と同じく、このダメージは通常ダメージでも固定ダメージでもない扱い。よって守護ガードなどでも軽減は一切できない(シールドは有効)。
また出血と血呪が同時に付与されていて、かつ出血の効果量が回復量を上回っている場合は血呪は無視される。マイナスがさらに反転して普通に回復、ということは起きない。
なお血呪で復活を妨げることはできない。普通に生き返りHPも全回復する。
敵の回復を潰す手段としては間違いなく最強のカード。ただ重ね掛けはできず、山積みして大ダメージに繋げるようなロマンはない。
一手で大回復する(=多少の出血には耐える)ような相手でないと効果を活かし切れないだろう。例えばネクロマンサー?やクリエイション?など。
逆に小回復を繰り返す敵には魔王の尖兵の方が、マイナス回復の伸びしろが大きく効果的である。
ちなみにその魔王の尖兵と、この魔王の従者は基本スペックがきれいに対照的である。
付与する状態異常が出血の変種というのも一致している。
関連カード
ボス敵としての魔王の従者
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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魔王の従者 | 188 | ダークスフィア | 2nターン | 7固定ダメージ | なし |
下劣な嘲笑 | 3nターン | 3弱体5T | |||
つまらないジョーク | 6nターン | 2凍結5T | |||
退屈な長話 | 3nターン | 2疲弊5T | |||
ダークストリーム | 5nターン | 10固定ダメージx3 |
伏魔殿10Fボス。固定ダメージと状態異常を得意とし、通常ダメージは使用しない。
ダークスフィアは火力が高い上に、固定ダメージなので普通のガードでは軽減できない。シールドなら固定ダメージをも止められるのでこれで身を守ろう。
ケンタウロスの12シールドなら完全に、ドワーフやアレックスなら2ダメまで軽減できる。防ぎ切れなかった分はしっかり回復させること。
また守護状態ならガードでも軽減できるようになるので、道中でマンドラゴラやケイトを見かけたらピックしておくとよい。
これらのカードは15Fボス戦でも大いに役立つ。
弱体と凍結はいずれも通常ダメージの威力を落とす効果がある。思うようにダメージを与えられなくなるので、抵抗カードで予防しよう。
聖龍の仔などの治療カードで治してもよい。固定ダメージならこれらの状態異常になっても100%の力を出せる。
火力の高いカードが揃っているなら我慢して戦うのも一つの手。ただし凍結には、ダメージを受けるたびに追加でダメージを受ける効果もある。
ダークスフィアの威力が実質9に上がる点は見落とさないよう注意。回復のタイミングを間違えないように。
高難易度ではさらに状態異常付与が増えるほか、大技ダークストリームも使い出す。
無策で浴びるとオーバーキル級のダメージを負うが、防ぐよりは使われる前に倒すくらいの気持ちで臨みたい。
過去作品での魔王の従者
DDFより登場。この時は「魔王の側近」という肩書きだった。
迎撃戦のラスボスを務め、王国軍とプレイヤーを城内の最終防衛線まで追い詰めてきた。
周囲が引く下劣な笑い、思わず凍りつくつまらないジョーク、疲れるほど退屈な長話……職場に一人はいがちな愛されないオヤジキャラが容易に想像できる。
DDFの時は冷気攻撃を多用していたのだが、まさかこれも中身はただの寒いギャグだったということは……ギャグに潰されかける王国……
策謀に長け忠誠心も高く、HPをほぼ奪い尽くすライフアブソーバー、今作のダークストリームなど高度な攻撃魔法を操る実力もあるのだが、
お寒いユーモアは当時の魔王をもうんざりさせていたらしく、適当なところで討ち死にしてくれることを密かに願われていた。嗚呼、中年の悲哀。
今作で仕える主が変わった訳だが、相変わらず親父ギャグに明け暮れているらしい。現魔王の目には彼はどう映っているのか。