ルーン草の扇

Last-modified: 2017-01-06 (金) 00:36:53

カードスペック

 
ルーン草の扇
レアリティ:★★★コスト:3入手先:東方伝来
使用後、このカードを破棄
自身に10疾走/1Turnを付与
 

「東方伝来」収録のアイテムカード。
疾走中はいずれかの手札をプレイするごとに、自動的に追加でカードを1枚引くようになる。同時に疾走の値が1ずつ減り、ゼロになると連続ドローが終了する。

これを使えば1ターン中に6枚以上のカードをプレイできる。
カードコストの支払いさえ可能なら、疾走が続く限り何枚でも続けてプレイできる。山札を1枚残らず使い切ることすら不可能ではない。
多数のカードを用いた大型コンボの安定性の向上、ひいては大火力の実現など、疾走がプレイヤーにもたらす恩恵はPP回復(または踏み倒し)と並んで非常に大きい。

 
 

ただし注意点もいくつかある。
まず疾走の効果量の減少は、手札をプレイした時点で無条件に行われる。カードを「引くことに成功した」時ではない。
例えば手札が4枚、かつ疾走状態の時に、2枚ドローを行うカードをプレイしたとする。この場合はカード自体の効果によるドローだけで手札が5枚に達する。
つまり疾走の出番は無くなる訳だが、それでも疾走はいつも通り1減ってしまうのである。こういった無駄遣いはなるべく避けるようにしたい。

また疾走の効果が適用されるのは、疾走を付与するカードを使った次のカードから。
疾走が掛かると同時に早速1枚ドロー、とはならない。つまり実際に疾走を発動させるためには、疾走カードとは別にもう1枚手札が必要ということになる。
大抵の疾走カードは疾走とは別の普通のドロー機能も持っているため、自動的にその「もう1枚」が補充されるのだが……そうではない疾走カードも結構多い。
これらが手札に残った最後の1枚だった場合、それを使ってもそこから連続ドローに発展させることはできない。必ず他に手札を用意してから使うこと。

さらに1枚ずつしか引けないことから、手札の枚数によってはプレイするカードを選ぶ余地がなくなる場合もある
例えば手札が2枚の時に(上記の例外に該当する)疾走カードを使い、残る1枚もプレイ。手札がゼロになると同時に連続ドローに入ったとする。
ここで最初に引けたのが「強力だが単体では意義の薄いカード(バルガスなど)」だったとしても、ドローを続けるためにはそれを無駄にプレイするしかない。
またはターンエンドするかである。そのカードの方が大事ならやむを得ないが、もちろん連続ドローは中断される。
以上のことから疾走は、過剰なドローが発生しない程度に手札が多い状態で始めるのがセオリーと言えるだろう(もちろん状況にもよるが)。

 
 

似た補助効果には啓蒙がある。こちらは手札のプレイではなく、プレイヤーのHPが回復するごとにカードを引く形になっている。
また活性状態なら、毎ターンの最初に活性と同じ値の疾走が自動で供給される。ただしこの疾走は1ターンで消滅するため、克己のように使わずに溜めておくようなことはできない。
遅行や鈍重状態では追加ドローが封じられ、効果を発揮しなくなる点にも注意。遅行はカードプレイしまくってもがけば自力脱出できなくもないが、相応の疾走量も必要。

 
 

このルーン草の扇の効果量は10疾走。すなわち最多で10枚追加のカードを引ける。
アイテムカードの例に漏れず破格のコストと効果だが、1ターンしか続かないので効果量を残すと無駄になってしまう。ボス戦など長期戦が見込まれる時に絞って使いたい。

関連カード

疾走つながり
 華の踊り娘 シルヴィア(5疾走5T)・覇者の印章?(10疾走5T)・人魚の王女 ヴェローレ(10疾走5T)
 ケンタウロス(3疾走1T)・大怪盗 カーヤ(5疾走1T)・探求者 ヨハンナ(5疾走1T)・
 ルーン草の扇(10疾走1T)・華の踊り娘 イリア(20疾走1T)・淀みの悲劇 ヒンドレス(20疾走1T)
啓蒙カード
 ストーカー(5啓蒙1T)・ネクロマンサー?(10啓蒙5T)・流浪の人魚 エリノーマ(20啓蒙5T)
 濡れ女(敵1弱体>1啓蒙5T)・シアエガ(5啓蒙5T/自1啓蒙>1啓蒙5T)
活性カード
 潮の杖?(2活性5T)・ポセイドン(2活性5T)

過去作品でのルーン草の扇

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。


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