コンセプト
patch2.6.9実装の新セット Masquerade of the Burning Carnival使用ビルド。
2体のSimulacrumと共にBone Spearを一斉射撃するビルドで、patch2.6.10で専用Bracersを得て化けた。
patch2.7.1でセットがnerfされ、patch2.7.5(Season28)で作中でもレアな"unnerf"を受けてほぼ以前と同等の強さを取り戻した波乱万丈な経歴を持つ。
その後patch2.7.7(Season30)の全クラスバランス調整の際に再度nerfされた。
乱高下はあったが一貫して「本体より分身の方が火力がある」ビルドで、分身を誘導するための本体の位置取りが重要。
長所
- 高火力でありつつセット効果で非常にタフ(Necromancerの中では)。
- 多くのビルドが嫌う狭い通路での戦闘が得意。
- 専用Phylacteryが特に無いので、Off handはAffixさえ良ければ何でもよい。
短所
- ダメージ面・リソース回収面ともにAddsを呼ばないRift Guardian/Bosses戦が単調。
- 位置取りに慣れが要る。最適ポジションはMAP次第なので多数のRiftをこなす必要がある。
- 主砲のコストが重い上に低コスト化する手段も無く、素直にGeneratorで回収する必要がある。
戦い方
Riftの入り口でSimulacrumを起動。
大抵の場合Simulacrumのキーをクリックするのはこの1回のみだが、Masqueradeセットは装備者の死亡時にSimulacrumのCooldownがリセットされる効果を持つため、死亡時のリカバリはしやすい。
Blood Rushおよび徒歩でProgressポイントの良いmobやEliteを探す。接敵したらBone Armor/DislocationでStunさせKrysbin’s Sentenceを起動しつつ、距離を取ってBone Spearで狙撃。
2体のSimulacrumは本体の両脇に立つことを優先して位置取りをするため、上手く本体と彼らのBone Spearが交差することを意識する。
当てる優先度はSimulaclamが放つBone Spearの方が高いので、本体が上手く誘導しよう。
Essenceが枯渇したらGrim Scytheで回収。分身がコピー出来るスキルなので採用している。使用1回で多数の敵を巻き込むほどEssence回収が良いため、もしBriggs’ Wrathを使っているならCurseでmobを1か所に集めてから刈ると良い。
Grim Scytheは見た目よりレンジが長いが、ある程度接近しなければならないのは事実。敵の傍に行く際は常に離脱用のBlood Rushをキープしておこう。
アクティブスキル
Bone Spear / Blighted Marrow | |
主砲。属性はPoisonなので、防具のElemental Bonusはそれに合わせる。Easy ContentsではTeeth等他のRuneも使いやすくはあるが、属性が異なるものが多いので1種に絞って構わない。 | |
Bone Armor / Dislocation | |
Krysbin’s Sentenceのキー兼Scythe of the Cycleのキー。 | |
Decrepify / Enfeeblement or Borrowed Time | |
基本は前者、Easy ContentsでCDRに興味があれば後者も可。 | |
Simulacrum / どれでも | |
セット効果で全Runeが乗るので実装は何でもよい。 | |
Grim Scythe / Frost Scythe | |
Essence回収用。Haunted Visionsの効果で分身もこれをコピーできる。多数の敵を巻き込むほど回収量が良い。 | |
Blood Rush / Potency | |
Runeはお好みで。 |
パッシブスキル
Stand Alone | |
Skelton系の大所帯でさえなければ単騎でなくても採用してよい。 | |
Bone Prison | |
主砲連射が足留めを兼ねる。 | |
Spreading Malediction | |
Curseが火力アップに繋がる。 | |
Serration | |
Zei's Stone of Vengeanceに似た距離依存の火力アップ。 |
装備
- メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
- Helm、Boots、Phylactery
- 優先stats
- Crit Chance、Crit Damage、Area Damage
Cooldown Reduction(Captain Crimson's Trimmings採用時のみ)
- Crit Chance、Crit Damage、Area Damage
- Class Set
- Masquerade of the Burning Carnivalセット
- Patch2.6.9で実装されたNecromancerの第5セット。
フルセットの場合およびAughild's Authorityと重ね着する場合はCooldown Reductionは意識しなくて良く、Area Damageを重視する。
ただしCaptain Crimson's Trimmingsと重ね着する場合のみ、火力源であるCooldown Reductionおよびダメージカットに換算されるResource Cost Reductionを重視する必要があり、他の仕様と優先Affixがガラっと変わる。
Bone Spearの回転をどう感じるかで、HelmにTopazかAmethystを填める。
なおCaptain Crimson's Trimmings使用時以外でもCooldown ReductionはあればあったでBlood RushやBone Armorの回転が上がるので無理に避ける必要は無い。
- Patch2.6.9で実装されたNecromancerの第5セット。
- Masquerade of the Burning Carnivalセット
- Craft Set
- Aughild's Authorityセット(Captain Crimson's Trimmingsと択一)
- Elite戦のダメージを重視する場合の選択肢。
Bracersを含む2部位を装備し、CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- Elite戦のダメージを重視する場合の選択肢。
- Captain Crimson's Trimmingsセット(Aughild's Authorityと択一)
- 定番の地位についたCraftセットだが、当ビルドにおいては候補ポジション。
2piece bonusにResource Cost Reduction20%が含まれるため、主砲の重いコストを緩和できる選択肢。
これを採用する場合は他部位でCooldown Reductionを積み火力に還元する。
作る部位はBeltが確定、PantsとBootsはお好みで選択。CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- 定番の地位についたCraftセットだが、当ビルドにおいては候補ポジション。
- Aughild's Authorityセット(Captain Crimson's Trimmingsと択一)
- Main Hand
- Scythe of the Cycle
- Bone Spear強化。Bone Armor持続短縮のデメリットは然程気にならない。
- Scythe of the Cycle
- Off Hand
- Lost Time
- 冒頭の通り、このビルドは直接的な関連を持つPhylacteryが無いのでAugment出来れば何でもよい。
一応Cold属性はGrim Scythe/Frost Scytheで起動出来るのでこれがよく選ばれている。
理想品を言えばInt・Crit Chance・Area Damage・Bone Spear +15%。
- 冒頭の通り、このビルドは直接的な関連を持つPhylacteryが無いのでAugment出来れば何でもよい。
- Lost Time
- Bracers(Aughild's Authorityを使わない場合)
- Gelmindor’s Marrow Guards
- 2.6.10でこのビルドを一線級に持って行くために新規実装されたBracers。Simulacrumが使用したBone Spearの火力が最大400%向上。
Aughild's Authority仕様の場合はCube用なので良品を狙わなくても良い。
- 2.6.10でこのビルドを一線級に持って行くために新規実装されたBracers。Simulacrumが使用したBone Spearの火力が最大400%向上。
- Gelmindor’s Marrow Guards
- Belt(Captain Crimson's Trimmingsを使わない場合)
- Dayntee’s Binding
- Curseがかかった敵が存在する限り被ダメージを最大50%カットする定番のLegendary Belt。
- Dayntee’s Binding
- Rings
- Krysbin’s Sentence
- Necroの基本の地位を確立している強力なRing。
強力であるがゆえに、このRingの第二効果が機能しないJaggurnautの影響が全職で最も大きいのが難点。
またIASが確定RollのためCrit Chance・Crit Damageのいずれかが付与されたものを狙い、IntをrerollしてIAS込みのTri-Fectaにするのが目標。
- Necroの基本の地位を確立している強力なRing。
- Convention of Elements
- Necroは属性サイクルが3つしか無いので、このRingの属性周期が4秒/12秒と全クラスで最も有利。
- Krysbin’s Sentence
- Amulets
- Haunted Visions
- Simulacrum永続化とコピースキルがGrim Scytheになる効果を持つためほぼMasqueradeセットの第7パーツと言ってよい必須Amulet。
理想形はPoison+20%・Crit Chance・Crit Damageだが、特に確定Rollが無いので相当難易度が高い。
Legendary Powerに可変値が無いため、とりあえず1つ入手して使いつつ良品を探そう。
当ビルドを組むに際してはPrimordial Ashes使用の候補に挙がる部位。
- Simulacrum永続化とコピースキルがGrim Scytheになる効果を持つためほぼMasqueradeセットの第7パーツと言ってよい必須Amulet。
- Haunted Visions
Legendary Gem
- Zei's Stone of Vengeance
- 射撃系ビルドなので適応。
- Bane of the Stricken
- 射撃ビルドでは最もつまらないRG戦を僅かでも短縮したい。
- Bane of the Trapped
- 定番ジェム。AuraよりはCurseで起動する。
- 定番ジェム。AuraよりはCurseで起動する。
Kanai’s Cube
- Weapon
- Maltorius’ Petrified Spike
- Bone Spearのコストが倍化する代わりに火力向上。倍率が高いのでコストを圧しても使いたい。
- Maltorius’ Petrified Spike
- Armor
- Gelmindor’s Marrow Guards
- Aughild's Authority仕様の場合は防具枠にこれ。
- Dayntee’s Binding
- Captain Crimson's Trimmings仕様の場合は防具枠にこれ。
- Gelmindor’s Marrow Guards
- Jewelry
- Ring of Royal Grandeur
- 重ね着仕様の場合は当然これが必須になる。
- 重ね着仕様の場合は当然これが必須になる。
- Ring of Royal Grandeur
Followers
- Templer
- 可能なら距離を取りたいビルドなので前衛というだけで高評価。
- Scoundrel
- Essence回収のためにGrim Scytheを当てている最中に売りのNight's Veilが来てしまうと噛み合わせが悪い。
- Enchantress
- Cooldown Reduction最優先ビルドではないので、やや噛み合わないか。
- Cooldown Reduction最優先ビルドではないので、やや噛み合わないか。
その他
- フルセット+Briggs’ Wrath仕様
- Briggs' WrathはCurseを撃ち込むとTarget地点に敵を引き寄せるLegendary Powerを持つRing。
Bone Spearを撃ち込む際、およびGrim ScytheでEssence回収する際ともに非常に役立つが、火力強化が無いためオプション的な存在。 - PTR実装以来、user feedbackではBone Spear以外のスキルを強化対象に含むことが望まれていたが、初期設計を崩さないまま火力を補って第一線に躍り出て来た。
Season22はKanai’s Cubeの4th SlotにReilena’s Shadowhookを入れられたため火力が非常に高く、オプションのBriggs’ Wrathが好んで採用されていた。
2.7.0以降は火力が想定内に戻るためCraftセットとの重ね着が主体になっている。
この仕様ではGelmindor’s Marrow GuardsとDayntee’s Bindingを本体が装備出来るため、Cube防具枠にはEssenceがフル以外のとき被ダメージ半減を持つRazeth’s Volitionが適合する。
- Briggs' WrathはCurseを撃ち込むとTarget地点に敵を引き寄せるLegendary Powerを持つRing。
- Seasonal PlayにおけるNecromancer全般のLeech/Blood Flask
- 敵を倒すとPotionのCooldownが1秒回収されるため、PotionでShrine効果をトリガーできるSeasonプレイでは重用されている。
当ビルドではDecrepifyが入れ替え候補。 - また、Alterの効果でCritical Hit発生時にEssenceを回収出来るため作中でもNon-Seasonとのプレイ感が最も異なるビルドの一つと言える。
同じくAlterの効果でCC無効および敵間通過が手に入るので殊にInt ClassのQoLが大幅に向上している。
- 敵を倒すとPotionのCooldownが1秒回収されるため、PotionでShrine効果をトリガーできるSeasonプレイでは重用されている。
コメント
- とりあえずSolo GR用でまとめました。何でもできるビルドなのでNormal Rift仕様とか加筆いただければと思います。 -- 2020-11-19 (木) 11:09:36
- Necroの専用アイテムのページ、ページ名のアポストロフィが全角のものが多くてリンク通すの結構煩雑ですね…どっかで一括で半角に統一した方がいい気もします。 -- 2020-11-19 (木) 11:11:23
- PTR 2.7.1でセットがnerfみたいだけど、そんなに強いか?火鳥の方が一つ抜けてる気がするんだけど。 -- 2021-06-12 (土) 10:05:45
- しかもnerf幅が馬鹿デカいんだよね。明らかに4th slotにShadow Hook入れてたシーズンの性能準拠でnerfしてる。開発エアプすぎるわ -- 2021-06-13 (日) 05:22:48