コンセプト
patch2.6.7でLegendary Powerが変更されたアイテムによって発生したMight of the Earthセット利用ビルド。
Leap3連発で攻撃するためどうしても連射性が低くなる従来のLeapquake型と異なり、主砲にSeismic Slamを採用してAttack Speedを高め、HotA Barbに近い高い連射力を実現。
長所
- patch2.7.7(Season30)現在のBarbarianのビルドでは最早珍しい常時変身維持志向。
- Might of the Earthは元々6piece bonusの倍率が高いため、連射性が高い主砲を採用すると非常に高い火力を出せる。
- セットの定番ビルドLeapquake型と方向性が異なるため、プレイ感が新鮮。
短所
- Spender only Build共通の課題、特にBarbarianでは顕著なResource確保。勿論手段は複数ある。
- 何気に従来のLeapquake型からは、メインセットを含めて殆ど流用が効かない。
- Might of the Earthは元々「XX%の被ダメージ減少」という形式の防御Buffを持っていない。
- No EscapeやZei's Stone of Vengeanceの存在から敵と反対方向にLeapしたく感じるが、あまり遠距離維持に拘り過ぎても攻撃に回るタイミングを失う。
- そこに強く拘るのはRG戦のみに抑えるくらいで構わない。
- そこに強く拘るのはRG戦のみに抑えるくらいで構わない。
立ち回り
徒歩で進み、画面にMobを捕捉したらLeapで飛び込んでSetの防御Buffを起動しつつStunを撒く。
No EscapeやZei's Stone of Vengeanceのために中距離に移動し、Wrath of the Berserkerを使用してSeismic Slam連射で攻撃する。
短所の項にある通り、Spender only BuildなのでResource確保手段を考える必要がある。
Resource食いのSeismic Slam連射に耐えるFury回転の有力候補としては、Call of the Ancients/Ancients' Furyを採用する方法が有力。
Obsidian Ring of the ZodiacでWrath of the BerserkerとCall of the Ancientsを常駐させるプレイが出来れば、ほぼFuryには困らなくなる。
ただし敵の存在にFury回復を依存する形になるため、Mob Densityの薄い場所でCall of the AncientsのCooldownが全然回収できていない状態になると手詰まりになってしまう点に要注意。
RampageやEchoing Furyの存在からmob戦を多くした方がクリアに繋がるビルドなので、所謂Progress Pointが美味しいmobは覚えておきたいところ。
アクティブスキル
アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。
Seismic Slam / Permafrost | |
今回はこれが主砲。Fjord Cutterの新Legendary Powerの起動条件をスキル自体のCold属性で充たせるため効率的。 | |
Leap / Death from Above | |
セット効果でIron Impactルーンが常備されるので、それ以外を選択。このセットは防御効果がこれしか無いので、Leapquake型ではない場合でもBand of Mightの起動スキルはこれが望ましい。 | |
Wrath of the Berserker / Insanity | |
実装備かCubeにMortick's Braceを使うならRuneはどれでも。そうでなければInsanity。 | |
Battle Rage / Bloodshed | |
定番。持続も長く操作に優しい。 | |
War Cry / Charge! or Veteran's Warning or Inpunity | |
Fury生成がまだ足りないと思うならCharge!、そうでないなら定番の防御Runeから選択。 | |
Call of the Ancients / Together as One | |
CubeのFury of the Ancientsと併用でFuryを維持しつつダメージカット。Immortal King's Callセットと異なり永続ではない点に要注意。 |
Leapのルーンは着地点に敵を吸い寄せる効果のCall of Arreatがお好みなら、こちらでも可。
またAncientsの常駐に慣れてきたらWar CryのルーンはCharge!にする必要は無くなってくる。
パッシブスキル
Boon of Bul-Kathos | |
キースキル2種に影響があるため必須。 | |
Rampage | |
定番の攻撃力増加スキル。RG戦ではほぼ死に枠になってしまうのが玉に瑕だが、Progress Barを稼ぐフェイズでは非常に強い。 | |
Ruthless | |
どんな相手にも有効な期間があるため人気のあるpassive。起動条件の残Life30%は厳しく見えるが、Barbarianは単体でも対象になる攻撃力Buffが意外にも少ないため、貴重と言える。 | |
No Escape | |
距離を取ってSlamを使うなら効果的なPassive。Bane of the Trappedの射程外だが、主砲のCold属性 + ChillでSlowがかかるので問題無い。 |
■入替候補
Weapons Master | |
Resourceに不安が残る場合にmain handをFjord Cutterにして採用。 |
装備
- メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
- Helm、Boots
- 優先stats
- Crit Chance、Crit Damage、Cooldown Reduction、Area Damage
- Class Set
- Might of the Earthセット
- patch2.7.7(Season30)で待望の火力強化。
BootsとPantsのいずれかを除く5部位を装備。
こちらのビルドではShoulderとBody ArmorのEarthquake +15%は必要無いので、突き詰めるならLeapquake型からの流用が効くパーツはほぼ無いことになる。
- patch2.7.7(Season30)で待望の火力強化。
- Might of the Earthセット
- Craft Set
- Captain Crimson's Trimmingsセット
- 定番の地位についたCraftセット。Cooldown Reduction、Resource Cost Reductionとも欲しいビルドなのでありがたい。
Belt + Pants or Bootsをこのセットにして、CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を維持する。
- 定番の地位についたCraftセット。Cooldown Reduction、Resource Cost Reductionとも欲しいビルドなのでありがたい。
- Captain Crimson's Trimmingsセット
- Main Hand
- Fjord Cutter
- 2.6.7にて、Seismic Slamの攻撃速度と威力が上がるLegendary Powerに置換された1-handed Mighty Weapon。
main hand側に装備したい。
- 2.6.7にて、Seismic Slamの攻撃速度と威力が上がるLegendary Powerに置換された1-handed Mighty Weapon。
- Fjord Cutter
- Off Hand
- Echoing Fury
- Fjord Cutterと併せ、回転の重いSeismic Slamを高速連射できるようになる。
Adds無しのRG戦で死に枠になることを嫌うなら他の武器でも良いが、mob戦の火力が圧倒的に上がるので推奨。
高いFear付与も可能なら距離を保てる方が都合が良い当ビルドに向いている。
- Fjord Cutterと併せ、回転の重いSeismic Slamを高速連射できるようになる。
- Echoing Fury
- Bracers
- Bracers of Destruction
- 最初の10体の敵に対しSeismic Slamの火力が跳ね上がるLegendary Bracers。
patch2.6.7にて、倍率は据え置きながら対象数が倍増した。
大量の敵を集めてナンボの当ゲームで有効な敵の数にリミットがあるのは喜ばしいことでは無いが、高いダメージボーナスもあるため贅沢は言っていられない。
- 最初の10体の敵に対しSeismic Slamの火力が跳ね上がるLegendary Bracers。
- Mortick's Brace
- Wrath of the Berserkerが全ルーン乗せになるBracers。
記事のサンプルではORoZで常時変身 + 常時3馬場を維持するため非常に有用。
- Wrath of the Berserkerが全ルーン乗せになるBracers。
- Bracers of Destruction
- Rings
- Obsidian Ring of the Zodiac
- Wrath of the BerserkerとCall of the Ancients維持のエンジン。
Crit Damageを狙いにくいことが気になる場合はRing of Royal Grandeurと選択し、どちらか一方を本体が装備、他方をCubeに。 - 例によってmaxrollのガイドページではORoZ無しMortickアリという強気な状態が掲載されているが、それでも勝てるGRを引くまで粘るのが"Pushing"であるという主張に基づく記事なのでそれはそれで正しい。
逆に毎回MAPやMob Typeを厳選してプレイするのでなければ、恐らくORoZは積んでおいた方が無難。
- Wrath of the BerserkerとCall of the Ancients維持のエンジン。
- Band of Might
- patch2.6.1以降のBarbarianのディフェンスの要として一気に定着した。
50%DRの装備を2箇所つけた値を超える効果であり、これ一つで他部位のAffixの自由度が大幅に増す。
- patch2.6.1以降のBarbarianのディフェンスの要として一気に定着した。
- Obsidian Ring of the Zodiac
- Amulet
- Hellfire Amulet
- Band of MightとEndless Walkで安定してしまうとクリティカルなパーツが欠落するビルドにおける安牌。
ただし、このアイテムの狙ったElemental Bonusを持つTri-fectaの難易度は普通に超一級なので、間に合わせで選ぶには労力がかかるのが難点。
- Band of MightとEndless Walkで安定してしまうとクリティカルなパーツが欠落するビルドにおける安牌。
- Squirt's Necklace
- 実はこのビルド、Call of the Ancients常駐、Leap/Death from AboveのStun、Seismic Slam/PermafrostのChillを合わせると意外とダメージを受けていない時間が長く、あり得ない選択肢ではない。
- 実はこのビルド、Call of the Ancients常駐、Leap/Death from AboveのStun、Seismic Slam/PermafrostのChillを合わせると意外とダメージを受けていない時間が長く、あり得ない選択肢ではない。
- Hellfire Amulet
Kanai's Cube
- Weapon
- Fury of the Vanished Peak
- Seismic Slamのコスト半減、威力+500%の2-handed Mighty Weapon。
この枠は固定。
- Seismic Slamのコスト半減、威力+500%の2-handed Mighty Weapon。
- Fury of the Vanished Peak
- Armor
- Bracers of Destruction
- Mortick's Brace
- 本体が装備していない方をCube防具枠に。
- Jewelry
- Ring of Royal Grandeur
- 重ね着を行うなら必須。
- 重ね着を行うなら必須。
- Ring of Royal Grandeur
Legendary Gem
- Bane of the Trapped
- Fjord CutterのLegendary Powerデザイン同様、遠距離でもChillで発動出来る。
- Bane of the Stricken
- 高GR志向での定番。
- Zei's Stone of Vengeance
- パッシブスキルにNo Escapeを採用する場合に選択。
Band of Might装備を選択しているならEsoteric Alterationの代わりにこちら。
- パッシブスキルにNo Escapeを採用する場合に選択。
- Esoteric Alteration
- 防御面の定番。Band of Mightを切ってEndless Walkセットを使うパターンなどもあるため、装備の防御力が低いと思ったら迷わずこれ。
- 防御面の定番。Band of Mightを切ってEndless Walkセットを使うパターンなどもあるため、装備の防御力が低いと思ったら迷わずこれ。
Followers
- Templer
- Fury問題のあるビルドなのでInspireが必要なら。
- Scoundrel
- どちらかと言えば防御力より火力が欲しいのでNight's Veilの期待値は高い。
- Enchantress
- Barbarianはごく一部ビルドを除いて常時Wrath of the Berserkerが難しいため、Prophetic Harmony持ちのEnchantress一択になりがち。
- Barbarianはごく一部ビルドを除いて常時Wrath of the Berserkerが難しいため、Prophetic Harmony持ちのEnchantress一択になりがち。
その他
- Bracers of Destructionの制限
- 500%ダメージが増加する対象数が10体に制限されていることもあり、限界近く大量のmobを集めることにメリットが薄いビルドとなっている。
元々BarbはRampageの性質もあり、低LifeでProgress Pointの良いmobを主体にGRを進めた方がベターなクラスであることも相まって、当ビルドもそこは徹底した方が良い。
またElite PackのLeaderが最後に残った状態などはRampageの他にEchoing Furyのbuffも無くなってしまうので、RG以外の高Life単体戦は可能な限り避けた方が良いだろう。
何ならPower/Conduit/Speed Pylonがあるとき以外はEliteを倒そうと考えなくても良いくらいだ。
- 500%ダメージが増加する対象数が10体に制限されていることもあり、限界近く大量のmobを集めることにメリットが薄いビルドとなっている。
コメント
- S21のGiftがMight of the Earthなのでごく一部で注目されてるSlamビルドを追加。 -- 2020-06-30 (火) 07:26:29
- S22DelayらしいんでこれやってるけどFury回収はCall of the Ancients+Fury of the Ancients一択に感じる。SS一発でmobが死ぬ程度の難易度でもないとCharge!だけじゃ到底回らないわ -- 2020-09-22 (火) 11:00:23
- HelmにTopaz挿せばAncients無しでも回せたけど、どちらにしてもフルタイムで常時変身&Ancientsを維持できるわけじゃなくて隙間が出来そうだから、無理に優秀な肉壁を避けることも無いかなという印象。 -- 2020-10-31 (土) 10:21:42
- Fury of the AncientsをCube防具枠に入れてCall of the Ancints/Together As Oneを実装するのが流行ってたけど、IK以外でこれをやるとAncientsが死に過ぎて全くFury回収できないんでルーンの方をAncient's Furyにするだけにとどめる方が無難みたい。 -- 2022-06-14 (火) 15:47:35
- Captain Crimson前提だと3馬場抜きでWar Cry/Charge!とAvalanche/Glaciers+Earthen MightでFury回転出来たけど記事のタイプと火力面はほぼ変わらず、2.7.3現在はLeapquakeともほぼ変わらず。多分馬場専用セットで一番火力が足りないのでBuff待ち。タゲのポイントで敵が凍結するんで遠距離維持できる点はAvalancheアリだと思った。 -- 2022-08-15 (月) 13:02:10