WW馬場

Last-modified: 2024-03-20 (水) 18:19:02

「馬場だから回るのではない。回るから馬場なのだ」

構想

前作から健在のWhirlwindビルド。
使用セットWrath of the WastesのメインスキルはWhirlwindとRendだが、両者のセット効果に接点が無く、長らくどちらか片方を選んで運用するセットだった。
patch2.6.7にてAmbo's Prideに「WhirlwindにRendの効果が乗る」というLegendary Powerが追加され、遂にセット効果間にSynergyが発生。
PTRに存在しながら本サーバ実装を見送られたLamentationの新Legendary Powerもバランスpatch2.6.7aで復活した結果、WW馬場は新時代を迎えた。

 

長所

  • 伝統の極めて良好な足回り。
  • 従来通りの「回るだけ」スタイルがRend上乗せで超強化されただけでなく、Rendのダメージに主眼を置いた高GR志向スタイルも可能になった。
  • patch2.6.6以降の新規Legendary Powerに好相性のもの非常に多く、アイテム取得の楽しみがある。
     

短所

  • patch2.6.7時点の「高火力」のままpatch2.7.7現在までノータッチなので火力は若干不足気味。
  • Craft製のサブセットを重ね着しようと思うと失う効果が大きく、非常に高いParagon LVが無いとトータルで強化にならない。
  • 本体・Cubeに必須級のパーツが増えた結果、装備の自由度はあまり高くない。
  • Whirlwindの配置ボタンをクリックしっぱなしになる操作感が苦手な人には厳しいかもしれない。
     

戦い方

大前提として、Ambo's Prideの効果でWhirlwindに付随するRendは、"Proc from proc不可"の原則によりArea Damageを発生させられない。
ただし、手動でRendを使用した場合はArea Damageを起動できる。なのでプレイする難易度がArea Damageを必要とする高難度かどうかでプレイスタイルが変わる。
Whirlwindに付随するRendだけで十分に敵を倒せるコンテンツの場合(NR、Bounty等)はWhirlwindしっぱなしで構わない。
高GRをプレイする場合は、Wrath of the Wastesの4pieceボーナスを維持するため基本的にWhirlwindで攻撃しつつ敵を集め、本命のRendを定期的に撃ち込んでいく形になる。
元々敵間通過が可能なWhirlwindで多くの敵にこちらを認識させることは可能だが、更にGround StompAncient Spear/Rage Flipを使用してより多数の敵を1箇所に集める。

 

アクティブスキル

アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。

WhirlwindWhirlwind / Wind Shear
武器としてIstvan's Paired Bladesの採用率が高まったことから、リソース重視のWind Shearがよく使われる。Bul-Kathos's Oathを使う場合は他のRuneで構わない。
RendRend / Bloodbath or Lacerate
メインダメージ源。倒れた敵が爆発して出血を連鎖させるBloodbathはSpeed Runおよび敵を大量に集めるPushingの両方に適合。Lacerateは1100%→1350%と単純に火力が2割以上増加する。属性はBloodbathがPhysical、LacerateはLightning。
Battle RageBattle Rage / Swords to Plowshares or Ferocity
定番。持続も長く操作に優しい。クールダウンが存在しないバフスキルなのでObsidian Ring of the Zodiacの効果を横取りしないのも偉い。Rune選択はpushingでは防御的な前者、Speed Runでは後者がオススメ。従来の定番BloodshedはRendから派生しないので選択肢から外れる。
Wrath of the BerserkerWrath of the Berserker / Insanity
回転が止まるCCを嫌うビルドであることもあり、常時変身を維持したい。Mortick's Braceを使うならRuneはどれでも良い。
Ancient SpearAncient Spear / Rage Flip
旧来からWW馬場で高GRをやる場合は大集団をまとめ上げてPylonを取得し一気に倒す流れに使われていた。
Band of Might起動スキル
GroundStompGround Stomp / Wrenching Smash
踏み込む脚が当たる至近距離で当てないとFuryを稼げないので、使いにくいと感じるなら下記のChargeでも可。効果自体はビルドに適合している。
Furious ChargeFurious Charge / お好み
RuneはFury生成量のStamina、Freeze効果のCold Charge、使用頻度のDreadnaughtからお好みで。
Easy Contents用
War CryWar Cry / Inpunity
Area Damageに頼る必要が無い難易度では回りっぱなしで良い。初動のFury稼ぎを兼ねるため操作も簡単。
 

パッシブスキル

RuthlessRuthless
どの敵にも必ず効果があるPassive。
Berserker RageBerserker Rage
WW馬場でこのPassiveを活かすためにはそれなりの準備が要るが、条件さえ充たせるなら勿論採用したい。
RampageRampage
Mob Clear Powerが超一級になったので有効。RG戦で死に枠になることを嫌う場合はWeapons MasterSuperstition辺りに入れ替えてもいい。
Boon of Bul-KathosBoon of Bul-Kathos
このPassiveとObsidian Ring of the Zodiacで常時変身を達成。
Nerves Of SteelNerves Of Steel
死にやすく感じたら。
 

装備

  • メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
    • Rend
      • Shoulder、Body Armor
    • Whirlwind
      • Helm、Boots
        主ダメージ源はWhirlwindではなくRendの方なので特に狙う必要は無い。
  • 優先stats
    • Crit Chance、Crit Damage、Cooldown Reduction、Area Damage(Rend手動使用時のみ有効)
  • Class Set
    • Wrath of the Wastesセット
      • (基本的には)フルセットを装備。2.6.7で6セット効果がRend側にも乗るように。
  • Main Hand + Off Hand
  • Bracers
    • Mortick's Brace
      • 2.6.6新登場のBracer。Wrath of the Berserkerに全Runeが乗る。
        Insanityを使いながらDR50%を得られるという意味で、一瞬で高GR志向の常連の地位を得た。
  • Belt
    • Lamentation
      • PTRでLegendary Powerが修正されたが本実装を見送られていた。2.6.7aで本サーバに合流。
        従来のRendが2回スタックする能力に加えてダメージ強化を得た。
  • Ring
  • Amulet
    • Hellfire Amulet
      • Amulet1枠で機能する候補のうち、難易度は高いがリスクが低い方。
    • Squirt's Necklace
      • 上記の逆を行く、Amulet1枠で機能する候補のうちハイリスクハイリターンな方。
         

Kanai's Cube

  • Weapon
    • Ambo's Pride
      • 2.6.7の新効果でWhirlwindにRendの効果が乗り、Rendの総ダメージは1秒間で与えられる。
  • Armor
    • Mantle of Channeling
      • 火力が欲しいならこちら。
    • Stone Gauntlets
      • Armorが250%増加してカチカチに。デメリットである減速効果は常時変身で無視できる。
        逆に常時変身が可能な構築にしていない場合はこれを選択するのは自殺行為。
  • Jewelry

Legendary Gem

Followers

  • Templer
    • Paragon LV不足等の事情で前衛/回復が欲しいなら高評価。
  • Scoundrel
    • どちらかと言えば防御力より火力が欲しいのでNight's Veilの期待値は高い。
  • Enchantress
    • Barbarianはごく一部ビルドを除いて常時Wrath of the Berserkerが難しいため、Prophetic Harmony持ちのEnchantress一択になりがち。
       

その他

  • Captain Crimson's Trimmings仕様の調整
    • 非常に高いParagon LVまで育っている場合には3種のRing候補の一つをRing of Royal Grandeurにした上でCaptain Crimson's Trimmingsを組み込んでLamentationをCubeに移動する構築もあるが、唯一の防御的なパーツか常時変身を切り捨てる形になるので基本的にはフルセット装備が多い。
    • 高Paragon LVを実現した場合、焦点は「どのRingを諦めるか」になる。
      • 高GR達成のためにCaptain Crimson's Trimmingsを導入する目的でConvention of Elementsを切るのは若干矛盾を感じなくも無い。このRingの時間割強化があまり好みでない場合は候補。
      • 高Paragon LVにより高Armorを得ている場合にBand of Mightを切るのは候補ではあるが、それに至るParagon LVは実に8,000↑と言われている。
      • ORoZを切ればCaptain Crimson's Trimmings込みでも常時変身は不可。伴ってStone Gauntlets等も候補から外れるため結構影響が大きい。
    • なおMortick's Braceを切ってGuardian's Jeopardyを導入する構築もある。
  • Season30以降の常駐Alter of RitesとSeason28版の差異
    • S28はPotion使用時のShrine効果にEmpowered Shrineが含まれていたので、ORoZ抜きで常時変身可能なため早期からCaptain Crimson's Trimmings仕様が可能だった。
    • 常駐化に伴う調整の一環でEmpowered Shrineが候補から外れたので、Alterがあれば早期から重ね着仕様に出来るということは無くなってしまった。
  • RendとCritical Hitの関係
    • まず、RendはCritしない。
      これが根本的にCritに追加効果を与えるBattle Rage/Bloodshedが当ビルドでは使われない理由。
    • Rendのダメージは各tickに (1 + Crit Chance * Crit Damage)のSeparate Multiplierが適用される。
      このため、装備にCrit ChanceとCrit Damageが重要視されること自体は他ビルドと変わらない。
    • RendのDoTは12F毎にtickされる(秒間5回)が、画面にダメージが表示されるのは48F毎(0.8秒に1回)。
       

コメント

  • ↑いいと思いますよ。 -- 2019-12-14 (土) 11:09:56
  • 了解。ついでなのでスキル欄をアイコン式に差し替えました。 -- 2019-12-15 (日) 13:51:47
  • Battle Rage / Bloodshedは多くの馬場ビルドで定番の選択ですが、RendはBloodshedをトリガーしないので他のルーンを推奨します。 -- 2019-12-19 (木) 22:08:46
  • ↑試してみたところ、軽めのRunではMarauder's RageかFerocityがよさそうですね。 -- 2019-12-21 (土) 20:41:56
  • ちょこちょこ加筆修正しました。 -- 2019-12-23 (月) 22:24:17
  • ↑執筆加筆、ありがとうございます参考にさせていただきます。 -- 2020-01-14 (火) 00:09:28
  • ラメンテーションをキューブに、属性の集合体を王家の威光の指輪に、ベルトとどこかをクリムゾン船長にすれば、防御重視と変身の安定維持に寄せられないかな。 -- 2021-04-05 (月) 15:36:46
  • それをやると失うのがMantle of ChannelingだったりStone GauntletsだったりするのでArmorを補うためにかなり高いParagonが必要だろうね。 -- 2021-04-13 (火) 17:23:45
  • AmboでWWに上乗せされるRendは記事中の通りArea Damageが出ないけど、手動で起動するRendならAD発生するらしく昨今はまた装備のAffixがCDR+ADに戻ってるね。 -- 2021-05-27 (木) 07:51:14
  • 流石にそろそろ手動RendならAD有効は浸透しているので記事の主軸をAD仕様、AD不要なコンテンツでの対応を付加する形にに編集 -- 2023-05-12 (金) 11:14:08