64式自

• 分かりにくいスキル効果をまとめると下記の通りとなる。
  • スキル発動後、3秒間バフ効果を得る
    • 敵の数が5組以上、自身の射速と命中バフ
    • 敵の数が5組未満、自身の火力バフ
  • スキル発動3秒後、5秒間陣形バフ上の味方にバフを付与する
    • 敵の数が2組以上、シールドを付与
    • 敵の数が2組未満、自身を含めて火力バフ
• 射速バフ80％
  • 素の63に80％バフを与えると113と射速限界すれすれとなり、僅かでも射速バフを与えると過剰バフとなるので注意。
• 命中バフ80％
  • バフ込みで111となるので回避の高いスカウト(回避80前後)でも十分対応可能となる。
• 火力バフ90％
  • 火力集中ARよりも高い倍率なのが魅力、しかし効果時間3秒と短く持続火力が無いのがネック。
• シールド25付与
  • SMGに対して耐久値型のシールドはあってないようなもの。
  • 発動も戦闘開始から8秒と遅いのもネック。
  • 防弾ベスト装備のM16に付与するという使い道は一応ある。
• 火力バフ付与
  • 自分を含めて3体に55％の火力バフを付与する。
  • 倍率としては魅力的だが発動が遅く攻撃型のSMGに対してはスキルのタイミングあわせが難しい。
  • バフ対象に銃種は関係ないので前にARやRFを配置するという使い道も一応ながらある。
    それならバフHGでいいとか言わない！

• このメール単体だと内容の意味がよく分からないが、同日に送られてきた89式のメールと対になっている。

• 別の国の64式がいる都合上、ゲーム内では「64式自」と表記されているが、「64式」「ロクヨン」等と呼ばれる。
• よく「改良しない」と言われる自衛隊の兵器であるが、非公式な呼称で「A型」「B型」「C型」と改良されていたらしい。
• 派生型にスコープ・チークパッドを装着しマークスマン・ライフルとしての運用に特化した64式7.62mm狙撃銃がある。
• オプションとして夜戦用の「63式狙撃用暗視装置B型」（退役済み）「M31 HEAT ライフルグレネード（M31対戦車小銃てき弾）」（現在は予備兵器）「06式小銃てき弾」（89式と共用）がある。
  • 依然として64式自が主力の航空自衛隊ではマウントレールを搭載してかなり無理やりな感じではあるがダットサイトやフォアグリップを付けられるようにカスタムしたものが最近見られるようになった。
• 陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、海上保安庁、並びに警察の特殊急襲部隊（SAT）が装備している。
• 後継の89式5.56mm小銃が1989年に制式採用されて陸上自衛隊の戦闘職種では更新が完了しているが、後方職種や予備自衛官用、海上自衛隊や航空自衛隊においては未だ主力小銃である。

• 警察予備隊→保安隊→陸上自衛隊と規模を拡大していったが、その一方で小銃はアメリカ軍供与のM1カービン、M1ガーランド、30-06スプリングフィールド弾（7.62×63mm）が使用できるように改造された旧日本軍の九九式短小銃（少数は二式テラ銃）と混在しており、それぞれ第二次世界大戦や朝鮮戦争の中古品で老朽化が進行していた。
  • 特に九九式短小銃の場合は深刻で1961年に500丁を豊和工業で検査したところ、合格したものがなんと0丁であった。銃身内径を削って無理やり口径を合わせる魔改造を施して使っていたんだから当たり前でもあるのだが
• こうした事情を背景に国産の新小銃に一本化する方向に動き始めていたが開発は難航し、一時はアメリカのM14の取得計画まで持ちあがる事態になったが設計陣の尽力によりなんとか制式採用に至った。
  • 四式の開発メンバーが参加しており旧日本軍で実現できなかった自動小銃の本格配備という“リベンジ”を果たしたが、一方で豊和工業が偽物の四式の図面を提出して受注する不正があったという主張も一部の研究者からされている。
• 本銃の特色として小柄な日本人の体格に考慮して設計されており、特に反動が強くフルオートに不向きな7.62mm×51NATO弾は減装薬弾を常用していることである。有事の際にはガスレギュレーターを操作することによりアメリカ軍などから融通してもらった常装薬弾を使用することが可能となっている。
  • また二脚を標準装備し、銃身内部にクロムメッキを施すなどの堅牢な構造により（M1918のような）軽機関銃としての要素も有している。このため初期に調達された89式小銃が寿命を迎えるような状況であってもそれ以前に生産された64式小銃が現役であったという。
  • 安全装置は特に「勝手に変わらない」ことを念頭に置いて「引っ張って回す」という構造になっている、また表記は「ア=安全、タ＝単射、レ＝連射」となっており「狙ったところに当たれ」という願掛けにもなっている。
• 「日本人の日本人による日本人の為の自動小銃」を実現した64式小銃であるが、一方でいくつか欠点が存在している。
  • 部品点数が比較的多く、また誤っても組み付け可能な部品が一部存在し整備性が悪い。
  • 可倒式のアイアンサイトを備えるが、固定する機構が無くヘルメット（66式鉄帽など）のひさし部分に干渉したりするなどして勝手に倒れることがある。*1なんなら反動で倒れてしまったこともあるらしい
  • スコープはM1ガーランドのM1C/D狙撃銃のもののデッドコピーで取付部分はネジ1個だけ、マウントとレシーバーに隙間があるため狂いやすく各員の努力によって狂わないよう工夫を強いられた。
  • 設計上の不具合により「ピストン桿用ばねピン」「消炎制退器止めねじ」が脱落しやすいため注意を要する。
  • ハンドガードの本体が軽合金で変形しやすい、変形すると脱落しやすい。
  • 構造上、暴発の可能性があるため床尾に強い衝撃を与えることは禁忌事項となっている。*2
  • 国産弾は64式小銃の仕様に合わせて雷管が鈍感になっている為、アメリカ軍などから弾薬を融通してもらった際に万が一使えない可能性があるといった互換性に不安を残した。
    • この相性の問題は「製造メーカーによってバラつきが生じる」として64式小銃の固有の問題ではないとする意見もある。
  • 安全装置が前述の通り「引っ張って回す」という構造であるため咄嗟に変えることができない。
    • ちなみに野戦では指揮官の命令に基づいて射撃を行うので「咄嗟に変える」という事があまり発生しないという主張もある。
    • 2000年頃からCQC訓練が盛んであるが「安全装置のノブを引っ張って「ア」と「タ」の中間程度で抑えておき、発砲する際には人差し指で「タ」まで押し込む」という『テクニック』が雑誌で紹介されたこともある。*3
  • 一時は「ジャムが多い」という声もあったがこちらは空砲や薬莢受けの構造に起因するものとして最近では特に言われなくなった。
  • 演習などでビニールテープで補強している姿がよく見られたので書籍で「あらゆる部品が脱落しやすい」と紹介されていたが、インターネットが発達した最近では、上記二つの部品を除いて「細かい部品を落とすだけでも仲間が一致団結して捜索しなければならなくなる為、そうならないよう脱落の予防策（＝落ちやすいというわけではない）」という理解をされている。
    • 「部品の脱落」については「教育隊で使われる個体は分解結合のし過ぎでガタガタになっている」ので「適切に保管された個体では部品の脱落はしにくい」という元自衛官からの意見もある。
• 自衛隊の装備としては極めて珍しい「実戦」*4を経験したことがある銃であり、威嚇射撃及び正当防衛による反撃を行っている。
• PKO派遣ではマガジンの取り付けが認められていなかったために現地で「案山子」などと小馬鹿にされたが、銃剣を着けた状態での威嚇効果が大きかったというエピソードもある。
  • この64式銃剣であるが、当時の自衛隊の中に「銃剣存続派」「銃剣無用派」「（旧軍の三十年式銃剣のような）長銃剣派」の三者が入り乱れての論争に至り、ついには決闘騒ぎに至ったので三十年式銃剣とM1カービン用銃剣の中間値で決着したというエピソードがある。このため64式銃剣は若干長い。
• 長らく「自衛隊の主力小銃」であったことから独特の人気があり、遊戯銃が比較的古くから発売されている。最近では海外メーカーが製品化しており俄かに注目が集まっている。
• 自衛隊や類似組織が登場する作品にはM16シリーズなどで代用されることもあるが概ね登場しており、怪獣映画にも姿を現している。怪獣相手に小銃じゃ無理とか言ってはいけない
  • 変わった例では「7.62×51mmNATO弾の火力」と「廃棄しても惜しくない」という点から89式5.56mm小銃から旧式の64式小銃を再配備するという展開がある作品がある。

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