概要
【ヴェリナード城】の王子。母は【女王ディオーレ】、父は【メルー公】。
主要キャラクターの中で両親ともに健在である事が確認できる数少ない一人である。
Ver.5.2ストーリー中で【キャラクターボイス】が付いた。演者は石川界人。
人物
美男の王子。目的に辿りつくための手段が見つかればすぐ行動に出るが、人の話を聞かないところがある。
【キャスラン】の接近により【永遠の地下迷宮】に【セーリア】が封印されている事を知り、【刹那の歌】?の封印を解いて彼女を助けようとする。
この時、彼女の存在を知りながら何も話さなかった母ディオーレと対立している。
自分を助ける冒険者と予言された主人公の助力を得て、刹那の歌を得る事に成功する。
頑なに真実を話さなかったディオーレにも原因の一端はあるとはいえ、この一連の行動は【暴君バサグランデ】の封印を解くきっかけとなってしまい、【ウェナ諸島】を危機に陥れかねない行動として後に反省している。
このさなかに母の真意を知り、王位を継ぐ決意を持つ。
彼の部屋は多くの本や資料やメモが散乱している。魔物の特性や戦い方など独自で学ぶ勤勉家であるようだが、書いてある字は汚すぎて全く読めない。
また、後に城にいるNPCから聞ける話によれば、「タマネギが嫌い」と食べ物を好き嫌いをしているらしい。
ちなみに、自身の試練に現れたボスに「ここは君に任せた」と言って戦闘を主人公一行に押し付ける為、あまりプレイヤー受けはよくない(彼だけではないのだが、メインストーリーなのでやはり目立つ)。
仕様上仕方のないことなのだろうが、NPCとの共闘は2.0ストーリーまで待つことになる。
それは誰がために
王位を継ぐ決意をしたはいいが、彼自身の歌は何の力も持っていない。王位を継ぐために、ヴェリナード王国の歌の歴史を紐解こうと奔走する。
クエストで行く所行く所強敵のいる地帯だがちゃんと主人公についてくる。戦闘で何か助けてくれるわけではないのだが。
最終的に【育みの歌】?を会得し、王位に大きく近づいた。しかしまだ次代のウェディの王としては未熟である。
家族を持つ事になれば家族の主としての自覚が芽生え、理想のウェディの男王に近づくと思われる。
蒼天のソウラ
相変わらず城の図書室に出入りしており、熱心に資料を漁っている【ギブ】に舌を巻いていた。
いにしえの竜の伝承 (Ver.3.0ストーリー)
【六種族の祭典】で【勇者姫アンルシア】と【ラグアス王子】が誘拐されたことから、【ヒューザ】を影武者に立て、主人公を護衛につける。
【ジュレイダ連塔遺跡】では王子に扮したヒューザが攫われてしまうが、結果的に【神の器】を手に入れるという白いローブを着た謎の男の目的は達成された。
王の戴冠 (Ver.5.2ストーリー)
今回登場したことで、オーディス王子にもボイスが付くこととなった。
ウェディに化けた【アスバル】を家庭教師として招き入れ、【詩歌の遺跡】で詩の勉強を行っていた。
この時すんなり受け入れたのは、彼が認識を操る魔法を使っていたためと思われる。
アスバルには全く侵略の意思がなく、本当にアストルティアで平穏に暮らしたいだけであったのだが、グランゼドーラからヴェリナードに魔族出現の知らせが来たこともあり、結果的に女王ディオーレおよびメルー公は、不穏な人物であるとしてアスバルに対して警戒を強めることとなった。
しかし王子自身はアスバルと直接の会話をしたためか、アスバルは決して悪い人物ではないと信じており、事情が落ち着いたら今度は自身から家庭教師を頼もうとする様子であった。
ジャゴヌバが滅びた後、アスバルから自分が魔族である事実を隠していた事を謝罪し、いずれ改めて友好を結びたいという手紙が届けられている。これにはオーディスも「やはり信じて良かった」と感激しており、情勢が落ち着けばいずれ彼らが友として語り合う日も訪れる事だろう。
暴かれし相貌 (Ver.6.1ストーリー)
ウェナ諸島で突然発生した大嵐の調査を指揮していた。これもヴェリナードの王となるための試練とのこと。
終盤ではセーリアの護衛として主人公達と【歌姫の絶望】に向かうこととなる。
【悪神リナーシェ】と対面した際は、憎き相手の血を引く者としてセーリアを抹殺せんとする悪神リナーシェの攻撃を全て捌き、見事セーリアを守った。
その姿は、かつて母ディオーレを【証人ラディスオー】から守った父メルーを彷彿とさせるものであった。
血縁
【女王ディオーレ】:母
【メルー公】:父
【女王ディーナ】:祖母