【断罪の虚空】

Last-modified: 2019-09-04 (水) 10:08:46

概要

【ナドラガンド】が封印されている、【アストルティア】とは異なる世界に存在する空間のこと。【真実は蒼き水の深淵に】で言及された。
しかし、実際にプレイヤーがこの場所に行くことは無い。というか、現在のナドラガンドが虚空内に収まっている状態である。
 
かつてナドラガンドはアストルティアの上空に浮かぶ浮遊大陸であったが、邪竜神と化した【ナドラガ】を封印するためにアストルティアの神々がナドラガの体ごと5つの領界に分割され、この空間に閉ざされることとなった。
各領界ごとにアストルティアの神々がそれぞれ異なる過酷な環境に変貌させることで、ナドラガに協力した竜族たちに対する断罪として罰を与えられている。
ただし、これに関しては、当人たちはともかく末代まで苦しめ続けることに疑問を持つ種族神や【神獣】もおり、充分に苦しんだら解放しても良いという考えがあったと思われる。
 
【いざないの間】を伝って【奈落の門】と常世の門の両側からアストルティアとの行き来ができるが、最終的に封印を行った【グランゼニス】が施したカギを破壊しなければ通行不可となっており、永らく1万年以上もの間通行できず、恨みつのった竜族の怨霊たちが門に取り憑いており、長きにわたって【バジネヅ】によって封じられていた。
現代において【創生の霊核】を求めた【大魔王マデサゴーラ】【勇者】の力を利用して門を開放してしまい、このことが【ナドラガ教団】による暗躍のきっかけとなった。
 
一方断罪の虚空側からは、上述のカギの破壊に加え【護門将ゴウシルシャ】を下す実力が必要と容易ではない。
Ver.3ストーリー中にナドラガンドからアストルティア側に渡った竜族は【竜将アンテロ】とその部下の2人のみで、竜族全員をアストルティアに移住させるといったことは考えられていない。
このことからも、神々が徹底的にナドラガンドを世界と隔絶しようという意図が感じられる。
なお、Ver.3クリア後はナドラガの消滅を皮切りに、門を守るために行っていた試練、ゴウシルシャを下す必要がなくなり全ての民に解放された。【エステラ】をはじめとした一部の竜族がアストルティア側へと渡っている。
 
Ver.4.5前期ストーリーでの因果律操作が行なわれるまで、当初の時間軸ではアストルティアがいずれ滅ぼされてしまうことが明かされていたが、果たしてその場合は滅亡の影響が断罪の虚空の内部まで及んでいたかは不明。