【春の訪れを拒む者 妖精の国の危機!】

Last-modified: 2016-06-18 (土) 10:48:28

概要

2014年4月17日から5月1日まで開催されたイベント。
2015年3月24日から4月6日にも、これと同じイベントが再度行われた。
2014年と2015年でなれるスライムが違う。
 
今回も季節イベントの恒例として前後編に分かれているが、前編も後編もそれぞれクエストになっているという点が新しい。
クエストのシリーズ名は【冬来たりなば春遠からじ】で、前編が「冬来たりなば……」、後編が「……春遠からじ」というクエストになっている。

またDQ10中で初めて【ポワン】の姿を見ることができるイベントでもあった。

前半(4/17~5/1)

各最初の街のどこかに【ベラ】が出現し、「妖精の国を助けて欲しいの!」と頼まれる。
ベラの頼みを承諾すると、彼女の力で【妖精の国】へ飛ばされ、前年に引き続き、プレイヤーは【スライム】の姿になる。

今年は【バブルスライム】【スライム】【スライムベス】【スライムナイト】【ホイミスライム】の5種類からキャラのIDの下1桁で決定される。
このときに限り、全く装備ができなくなりスキル効果も適用されない。
回復、蘇生が可能なスライムとホイミスライム、ボスの弱点を付けるスライムベス辺りが当たりどころ。
一番残念なのが、ベスに比べて呪文攻撃のパンチ力に欠けるバブルスライム、次点がメラ系が猛威を振るうのでバイシオンの使いどころの少ないスライムナイトといった所か。
 
前年と同様に【春風のフルート】?を寒鬼団から取り返すためにレベル上げをしてボスを倒すのだが、実装初日はサーバー数多くのプレーヤーが殺到しフィールドのモンスターの取り合い状態はもとより過負荷によりスラサポがなかなか呼び出されないという問題も発生。
さらには何故か人間のグラフィックが表示されたりする不具合も発生し、夜間には数回ほど運営からイベントサーバーが混雑しているという旨のお知らせが流れる事態に。
 
前半のボスは「寒鬼団」。
【ふゆぐんそう】【ふゆほへい】2体が登場する(明らかにブリザードの姿であるふゆほへいのほうがリーダーっぽい気もするがそこは気にしない)。
ふゆぐんそうのさみだれづきに気をつければ2、3分で倒せる。ホイミスライムがいない場合はやくそうを惜しみなく使おう。
 
クリア報酬で【黄色チューリップ傘】?【ふくびき券】5枚がもらえる(リプレイ時はふくびき券3枚)。
前年とは違ってリプレイ時も同じボスなのでふくびき券稼ぎとして日課にするプレーヤーもいる。

チューリップ傘は入り口付近のバブルスライムに話しかけることで別の色のチューリップと交換できる。
何度でも交換できるので似合った色を探そう。
その後【カメレオン傘】が登場したことで、全てのチューリップ傘と交換を繰り返したプレイヤーだけがカメレオン傘で全てのチューリップ傘にすることができる、という事態が発生した。

なお、家具屋では前年のアイテムや家具が販売されている。
マップ西には去年と同様あらくれと化したザイルがいるが、今年は別に鍵の技法が必要ないので会う必要もなかったりする。

後半(4/24~5/1)

ベラに話しかけると再び妖精の国へ。春風のフルートによってスライムがパワーアップしてレベルが11になるのと同時にレベル20まで上げられるようになる。

進化前進化後
バブルスライム【ぬかどこスライム】
スライム【キングスライム】
スライムベス【クイーンスライム】
スライムナイト【メタルライダー】
ホイミスライム【スライムベホマズン】

スライムベホマズンが使える【ベホマズン】は現在のところ本編では習得できないため、このイベント限定の呪文となる。
なお、この進化からスライムベスがメスである説が有力視されそうだが…
 
後半のボスは【寒鬼団長アレル樹】
呪文や特技が強いので前半のようにやくそうでのHP回復は間に合わないので、スライムベホマズンがいないと厳しい戦いになる。
ホワイトアウトは広範囲にダメージかつマヌーサの効果があるので要注意。
 
初回報酬は【せかいじゅの葉】5枚。リプレイ報酬は【はなふぶき】?10枚。
なお、クリア後は辺り一帯に桜が咲いた妖精の国になるが、内部的に別マップとなっておりモンスターは登場しなくなる。

ちなみに後半クリア後も前半のクエストを強さそのままにリプレイ可能となっているので進化前よりも楽にクリアできる。
後半でもザイルに会う必要は特にない。

家具屋(クリア後)

販売物価格
梅柄のフトン1600G
梅柄のざぶとん680G
梅柄の長ざぶとん1500G
梅柄のぼんぼり840G
梅のいけばな740G
梅柄のふすま1800G

いずれも新規の家具となっている。

よろず屋ガムリ(クリア後)

販売物価格
ようせいのおでん8G
ようせいのヤキソバ60G
ようせいのわたアメ60G
ようせいのラムネ50G
ようせいのあまざけ500G

こちらは前年のイベントで販売されたものと同じ。
いずれも季節物になっているだけで、実質的にはやくそうや小ビンなどと同様の効果である。

2015年

2014年にクリア済みの場合はリプレイの扱いになるが、いきなり後半をリプレイすることはできず、前半を先にリプレイする必要がある。
リプレイせずに桜が咲いた妖精の国に入って家具を買う、といったこともできない。
またクエスト受注前に「妖精の国に入ると 以前とは異なるスライムの姿となり レベルも1に戻ります。」という説明が入る。
更にはリプレイ報酬が黄色チューリップ傘とふくびき券5枚と、初回報酬と全く同じものになっている。
前年に違う色のチューリップ傘を手に入れ損ねた人への救済措置も兼ねているのかもしれない。
そしてレベル10になるまでに必要な260Pの経験値も手に入るので、速やかに後半に移れる。
もっとも、後半のリプレイ報酬は変わっていないし、
前半を1回でもリプレイすれば、後半はリプレイしなくても妖精の国に桜が咲く。
 
前年同様に装備品やスキルの効果はないが、待機中となった仲間モンスターが装備している【絆のエンブレム】の効果は発動する。