概要
チャットの「まわりに」のこと。
吹き出しが白く表示されることからこう呼ばれる。更に略して「白チャ」と呼ばれることもある。
文字通り周囲のプレイヤー全般に見える形で発言できるため、パーティ募集などに広く使用される。人の集まりやすい場所だとこれが飛び交いすぎて読むのが追いつかなくなる場合もある。
周囲に居る特定の個人に向けて名指しで発言することもできるが、発言内容は周囲に居る人全員が見ることができる。内緒話がしたければフレンドチャットやなかまチャットなどを活用しよう。
白チャットで会話すると他の人の迷惑になる場合があるので特に混雑場所では注意である。
なお、白チャットで同じ発言をあまりにも短い間隔で繰り返し行うと『スパム行為』として扱われるため注意が必要。最悪、【ゲームマスター】から呼び出され注意されることもあるとのこと。プレイガイドにも記載されているため、発言するときには気をつけよう。
Ver.1.1時代に【グレン城下町】で【人間】の姿に戻るときのイベント中、まわりの【白チャット】が右上に表示されてストーリーに集中できないといった指摘があった。
【チャット非表示】では白チャットが「?」になり表示を防ぐことができなかったため、【ブラックリスト】で対象のプレイヤーの白チャットを非表示にし対応するしか回避手段がなかった。
この問題について「ふじさわD」からチャットをオフにはできないと明言された。
Ver.1.4【チャットルーム】が実装されたが白チャットで雑談する人は相変わらず多い。
現在はイベント中は白チャットが右上に表示されないように修正されている。
【無料体験版】ではこれを使っての自由な発言は出来ず、発言可能なのは予め登録された定型文のみである。
ストーリーやクエストの進行に、これが求められる場合もある。詳しくは次項にて。
【NPC】への白チャット
各種族【初期村】にはそれぞれ、しぐさやチャットについてクエスト形式で教えてくれるNPCがいる。プレイヤーの大半が、ここで白チャットを初体験することになったことだろう。
自分の種族以外の初期村でも受けることができる。学習内容自体は自分の種族の初期村と同じだが、報酬として各種族のあいさつのしぐさを教えてもらえるため、しぐさを集めているならすべてクリアしておこう。
その後も、ストーリーの要所や一部のクエストで、特定の言葉をこれで発言することが求められる場合がある。
バレンタインやハロウィンといった季節イベントなどが印象深いだろう。
中には周囲に誰も居ない状況でこれが求められるケースもあったりする。
Ver.3.1後期にて、クエストともストーリーとも関係なく、称号を授けてくれるケースが登場した。しかも大型バージョンアップの度にその数を増やしている。
ただし、この対象となるNPCは日替わりクエスト【あこがれの称号さ見てえ!】で求められる際に知ることができるが、発言内容自体にはゲーム中でのヒントがほとんど無い。基本的にはインターネットなどの情報が頼みの綱になるだろう。
発言内容の許容範囲
NPCを相手取る場合(周囲に誰も居ない状況も含む)、実は指定された言葉と一言一句完全に一致する必要は無い。以下に挙げる範囲内であれば表記のズレが認められる。
興味と時間があれば色々遊んでみてもいいだろう。
なお以前は一言一句完全に一致する必要があり、全部カタカナでないといけないのにひらがなが混じったせいで、【ベジセルクの咆哮】がクリアできなかったプレイヤーが少なからずいた模様。
- ひらがな・カタカナの相互置換
- 文中のひらがなをカタカナに置き換えても良い。逆にカタカナをひらがなに置き換えても良い。両方ごちゃ混ぜにしても可。
- 清音・濁音・半濁音の相互置換
- たとえば文中に「は」があれば、「ば」もしくは「ぱ」に置き換えることができる。逆も可能。
例外として「ウ」と「ヴ」の置き換えだけはできない。
- たとえば文中に「は」があれば、「ば」もしくは「ぱ」に置き換えることができる。逆も可能。
- 大文字・小文字の相互置換
- 「あ」「い」「う」「え」「お」「や」「ゆ」「よ」「つ」「か」「け」は、それぞれ「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」「ヵ」「ヶ」と置き換えることができる。
これまた例外として「わ」と「ゎ」は置き換えることができない。素直に入力しよう。
- 「あ」「い」「う」「え」「お」「や」「ゆ」「よ」「つ」「か」「け」は、それぞれ「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」「ヵ」「ヶ」と置き換えることができる。
- 前後への付け足し
- 指定された言葉が文中に含まれていれば、その前後にどんな文字を付け足しても許容される。
チャットの仕様上、合計で全角20文字以内に納める必要があるが、これ以外に制限は無い。
ただし【サジェとリルチェラの神聖秘文】でのみ、余計な文字を追加すると失格となる。20文字の中に複数の回答を含めることができないようにするための処置だと思われる。
- 指定された言葉が文中に含まれていれば、その前後にどんな文字を付け足しても許容される。
- 記号の挿入・削除
- 指定された言葉の中に別の「文字」を挟み込むことはできないが、「記号」であれば可能。
!?+-*/.,:;@[]など、その種類は多岐にわたる。
また、指定された言葉の中に既に含まれている「!」「?」「ー」「・」は、削除してもかまわない。
- 指定された言葉の中に別の「文字」を挟み込むことはできないが、「記号」であれば可能。