【魔窟アラモンド】

Last-modified: 2023-02-28 (火) 00:25:16

概要

【プクランド大陸】に存在する町。
Ver.1の時点から【チョッピ荒野】の荒野の休息所の近くに「この先 アラモンド鉱山(封鎖中)」という看板があったが、Ver.6.3のストーリー【魔眼の月が昇るとき】の進行により、ようやく入れるようになった。
 
「享楽と堕落の都」と称される、大勢のならず者や行き場のない人達が巣食う悪のパラダイス。
治安はかなり悪く、そこかしこにペンキによる落書きも見られる。
とはいえプクリポという種族の外見のせいで、どうにも「悪ガキどものギャング団ごっこ」という印象がぬぐえない。このあたりは【ダンダダ団】を彷彿とさせる。
また、「社会の中で行き場を失い流れ着いた者」が悪人とは限らず、住民の中にはまっとうな性根を持つ人物も見かけることができる。
外から見ればここの住民は間違っているかもしれないが、そんな場所も世界に必要と言える。ピコもクエスト【ドリーム★バズ大作戦】で最高に楽しくてバズな場所にしたいと語るほど。
 
「勝者こそが正義」という流儀があり、勝負をして勝った者に従うというしきたりがある。
なお勝負の内容は単純な力比べとは限らず、ストーリー上で主人公は「コイントス*1」「ドルバイクによるチキンレース」に挑むことになる他、ジャンケンで勝敗を決めるケースもあるようだ。
 
廃坑跡ということで、町の中央には巨大な掘削用機械と思しきものが今も鎮座している。
【教会】【宿屋】【預かり所】【旅人バザー】【よろず屋】と、町として最低限の機能は備えているものの、キャンプ地の奥という立地条件のせいで冒険の拠点には向かない。
穴倉の中ではあるが、町中央の掘削機械付近の天井には穴が開いており、【ルーラストーン】などを使用できる。

バズスイーツカフェ

魔窟アラモンドの片隅に開店している喫茶店。
ファンシーな雰囲気に、【調理】ギルド仕込みの技術を持つパティシエによる絶品スイーツで人気を博しており、【遊びクラブ】のメンバーも入り浸っているとされている。
他の部屋と同じく鉱山跡を流用しているため、木や石造りの武骨な床と壁に、原色バリバリのファンシーな飾りつけがなされているという、非常にカオスな空間。
スラムの片隅という立地とのギャップが大きく、客からも疑問を持たれている。
ちなみにアストルティアにおける「バズる」の意味は「伝説の悪魔【バズズ】並に激ヤバレベルで存在感がある」とのことらしい。

歴史

看板にあるように元は「アラモンド鉱石」という石が採掘できる鉱山だった。
このアラモンド鉱石は「アラモン糖」という砂糖の原料になり、その美味さに大陸中のプクリポが夢中になっていたが、それによって【メギストリスの都】の人口の約4割が肥満になるという社会問題を抱えていた。
 
即位したばかりの【プーポッパン王】はこの事態を重く見て、鉱山に閉鎖命令を出し、プクリポたちの健康を守った。
しかしこの事件は、当時の責任者・パパティーノが謝罪会見で泣きながら土下座する、職を失った従業員たちがプーポッパン王に恨みを抱く、多くのスイーツ店が打撃を受け閉店に追い込まれるなど、当時のプクランド情勢に大混乱をもたらした。
 
廃坑となったアラモンド鉱山には大陸中の悪党たちが住みつき、いつしかスラムのような町が形成された。
資源の枯渇による閉山ではないため、今でもアラモンド鉱石は採掘でき、その鉱石は闇取引で流通しているようだ。
上述の「バズスイーツカフェ」も、そんなアラモン糖を売りにした店のひとつ。
 
主人公たちが初めて訪れた時点では、【天使長ミトラー】が「流星の帝王」と呼ばれ、この場所を取り仕切っていた。
天星郷からチョッピ荒野に落とされ力の大半も失ったミトラーに対し、魔窟アラモンドの連中が絡んできたが、返り討ちにしたことでボスとして認められたとされている。
ストーリーを進めることで、ミトラーは帝王の座をプティーノに返還する。

関連人物

【プティーノ】
【ピコ】
【ペティン】
【ポプリ】…自分に惚れた多くの人がポプリの事しか考えられなくなり、皆その身を滅ぼした。あるクエストでは彼女に心酔した人物が登場する。
【プロッカ】…幼少期から盗みを繰り返し、何度もメギストリスに投獄された。曰く「悪事に手を染めなければ生きる事すら難しい人がゴマンといる。」
【パムパム】…【メギストリスの都】でドルバイクを転がし、スピード違反で何度も騎士団にしょっぴかれた元暴走族のヘッド。
【アラプクレ】…【あらくれ】姿のプクリポ男。帝王の根城に続く橋の番人をしている。【アラクレス】の二番煎じ。

隣接地域

【チョッピ荒野】



*1 主人公はコインを投げる側ではなく当てる側であるため、コイントスのしぐさを行うことは無い。