【フウラ】

Last-modified: 2022-11-19 (土) 07:06:57

概要

DQ10に登場する【エルフ】の少女。
登場時期はプレイヤーの選んだ【種族】によって異なり、エルフを選んだ場合は【ツスクルの村】、その他の種族を選んだ場合は【風の町アズラン】で最初に出会うことになる。

人物

風の町アズランの【領主タケトラ】の娘。
学者を目指しており、ツスクルの村にて勉強に励んでいるが故郷アズランでは「風乗り」の素質を持つ者として周囲から期待されている。
一方、ケキちゃんと名付けたケーキ神(プクリポ)のぬいぐるみを手放さない、幼い見た目相応の一面も。
 
生前の【主人公】とは非常に親しく、主人公に対しては明るい面を見せる一方で父には反抗的。
アズランでは何かと苦悩が多く、ツスクルで見せるフウラとはだいぶ印象が異なる。
 
なお、エルフの体型などからロリっぽく見られがちだが、彼女は学びの庭の卒業試験【若葉の試み】を受けられる年齢であり、声のトーンも【マイユ】などと同じ大人女性の物である。
しかし【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】では「当初は【主人公(エルフ)】と同年代の設定だった」とされており、具体的な年齢差は不明だが年下であることは間違いないようだ。
学びの庭の就学形態は不明だが、 主人公をエルフにした場合のOPムービーにて、自分よりも年少の【アカシ】に対して「試験まであと3年あっていいな」と発言している為、試験自体は若年層から受ける事ができるようだ。
 
余談だがアストルティア創世記に掲載された絵コンテには、同年代設定だったころに描かれたとみられるものが混じっている。

活躍

ツスクルの村

【主人公】とは学びの庭の同級生であり、主人公の死亡を確認するのも彼女。
若葉の試みの「知の試練」に不合格となり、失意の中帰郷することになる。

なおアストルティア秘聞録によると、最初は主人公を引っ張る優等生の予定だったが方針変更によって立場が逆転したとのこと。

風の町アズラン

フウラが「風乗り」を継承するのを見守るのが主人公に与えられた役となる。
かつて母カザユラがカムシカの子を助けようとして崖から落ち亡くなったことでカムシカを嫌悪、風乗りになる事も拒んでいたが、ケキちゃんを拾ってくれたのと母の好きだった花を崖に供えていたのを知ったことでカムシカに心を開き始め、風乗りになると決意する。
風送りの儀に必要な風のころもを取りに、スイの塔へ向かうが、そこで儀式を邪魔しようとする【怪獣プスゴン】と対面。
プスゴンにケキちゃんを譲ったことで、なんとか風のころもを手に入れ、アズランの風乗りとして、新たなスタートを切った。

人形たちのラグナロク

フウラの部屋のケーキ神人形たちが活躍するクエスト。本人は4話と5話のみ登場。
父である領主タケトラに子供扱いされている事にいら立っているが、【主人公(エルフ)】には穏やかな顔を見せる。
登場シーンは少ないが、実は……。
 
【ヴァルハラの戦士】達が語る「調停者オーディン」とは彼女の事であった。
……確かに所有者に逆らえない人形達からしてみれば彼女はそのように恐ろしげな存在に見えているのだろう。
特にワガママちゃんなフウラが所有者となれば人形達もラグナロクの一つも起こしてみたくなるというものだ。
しかし、所詮は人形。所有者には逆らえず、父の子供扱いにいら立っていたオーディン様によって哀れ彼らの世界は闇に閉ざされ(箱詰めにされ)てしまう。
何とも脱力するオチでこのストーリーは完結を迎える。

いにしえの竜の伝承

花開きの聖祭に必要な「聖なるみずさし」を【スイのやしろ】に乗り込んで入手。聖祭で【巫女ヒメア】の死を嘆き悲しむも、彼女自身の身体に【エルドナ】が乗り移りヒメアを蘇生させるという衝撃展開に。
しかしそのせいで【神の器】だと断定した誘拐犯に【ナドラガンド】に送達される。まるでメインヒロインのような扱いにもなった。

嵐穿つ断罪の虚空

ようやく本編復帰を果たす。服装は連れ去られた時の風のころもを着たまま。
ナドラガ教団に確保されており、エステラ達によってナドラガ復活の儀式に利用されかけたが、主人公とアンルシア、神獣アマカムシカの手によって救出。
疾風の騎士団に保護されるが、既にヒューザと同じ術をかけられており、ラグアスを捕えてヒューザらと共に消え去った。
 
連れ去られた後ずっと気絶したままだった故の良い意味で空気をぶち壊してくれる台詞や仕草、アマカムシカに色々驚いたり、アマカムシカが大きすぎて乗れずにピョンピョン跳ね回る姿は大変かわいらしく、シリアスな雰囲気を和らげてくれる。まさに癒しキャラとはこのことである。

ナドラガンドの決戦

【嵐の領界】【ナドラガ神のほこら】で再びエルドナを下ろす試みがなされていたようで、倒れているが主人公たちに保護される。洗脳は解かれていた。
主人公が1度死に、生き返った時にはラグアスと手を組んで喜び合う。その後2度目のエルドナによる憑依を成功させ、ナドラガにトドメを刺す手助けをする。
全てが終わった後はアズランに戻った。

暴かれし相貌(Ver.6.1)

Ver.3以来にシナリオに登場、DQ10オフラインに先駆け【キャラクターボイス】が付いた。

イベント・その他

【モンスターバトルロード】

彼女のスペシャルバッジが登場。装備すると必殺技【精霊の風】を使用できる。金以降で追加される行動間隔1秒短縮と合わせて、手数を増やす戦い方に向いている。また銀以降では風耐性20%も追加されるなど、キャラと効果が一致している。
作るのにおむつっこりやアロエおに等、植物系モンスターのバッジを要求される。

美の競演! アストルティア・クイーン総選挙

可愛らしいロリヒロインである為、その手の趣味のお兄さん達からの人気は高く、アストルティアクイーン総選挙では220342票で2位に輝いた。

美の競演! 第2回アストルティア・クイーン総選挙

2014年度の第二回アストルティア・クイーン総選挙にも参戦。
だが結果は6位と、残念ながら前回ほど揮わなかったようだ。
これより上位は【マイユ】を除くと全て新キャラクターで、同じロリ枠の【リゼロッタ】とも僅差であった為健闘したとも言えるのだが……。
会場では自分の容姿等を卑下してしまっているので、彼女を推した人は慰めに行きましょう。

美の競演! 第3回アストルティア・クイーン総選挙

前回に続いて3回目のノミネート。一部例外除いて6位までが次回もノミネートされるようなので前回6位の彼女はまさに崖っぷち。
前回は大人ぶろうとして失敗したとの事で今回はできる女として魅せるらしい。ただ、プレイヤーにはその「できる」ところが見られる場面が無いのだが……。
やはり巻き返しはならず、王妃ちゃん様と共に最下位を争い、9位に終わってしまった……。
順位の推移としては、序盤はまさかの最下位スタート。その後中盤にかけて王妃ちゃん様を追い抜くものの、最終的には8位の【マイユ】にも差をつけられ、そのまま9位で終了してしまった。やはりロリキャラ路線を突っ走る方が良いのでは?
 
この回以降は本選に出場できていない。
ちなみに2022年時点で、神の器7人のうちクイーン・ナイトに選ばれていないのは彼女だけである。

Ver.3.3

【ゆめのかけら】交換所の限定アイテムとして【盆踊りフウラ】?が登場。

他作品・企画への出演

ドラゴンクエストライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて、占い師専用レジェンドレアカードに抜擢。CVは白石晴香。
効果は手札を全て山札に戻し、持っていた手札の枚数+1枚カードを引くという所謂手札リセット効果。
占い師はキーカードに頼るデッキが多いため、手札事故の回避に役だってくれる。特殊効果もちのためかステータスは控えめとなっている。

蒼天のソウラ

カルサドラ編と海賊編の間に登場。【かげろう】が親戚らしく、宴会でかげろうに絡まれている。

DQ10オフライン

アズランの町のストーリーにてゲストキャラクターとして主人公と共に戦ったのち、仲間になる。
その都合か人形たちのラグナロクで出番が少しだけ増え、オチに至るまでの動機が変わっている。
性能は賢者と天地雷鳴士を併せたような感じ。必殺技では何と【カムシカ】を召喚して攻撃する。

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