【マイユ】

Last-modified: 2022-11-19 (土) 07:21:10

概要

DQ10に登場する【オーガ】の女性。オーガシナリオのヒロインに当たるキャラクター。
DQタクトにおいての海外名は「Mjoll」。
 
【ランガーオ村】【村王クリフゲーン】の娘で、次期村王となる武闘大会チャンピオンの妻となる使命を持ち、本人もそれを受け入れている。
なお、主人公を除いた全オーガの中で一番最初に登場する。オーガの成人女性では数少ない、セリフ音が通常の女声のもの(オーガの場合は、男女ともほとんど他種族より一段低い音が使われている)。
 
明るくて心優しく、誰にでも好かれるような性格。おしとやかな印象が強いがその実とんでもないパワフルガールで、【主人公(オーガ)】を雪山から一人で抱えて村に戻る、操られているとはいえ武闘大会決勝を争った二人を素手でボコボコにするなど、さすがに力を重んじる種族、しかも村王(=元武闘チャンプ)の娘であるとプレイヤーを驚愕させる。
一応アロルドとジーガンフの名誉のために言っておくと、2人は操られていた間は本来の力は発揮していなかったとのこと。
 
また、腰に伸縮式棍*1を提げているが、1度も使われたことがない。
戦闘に参加してくれればとても活躍できそうなのだが、意外なことに現在に至るまで【NPC戦闘員】として共に戦ったことが無い。
 
設定では、アンルシアを越えるアストルティアNo.1の身体能力を持つ人物とのこと。

活躍

Ver.1

出身村のおはなし(オーガ)」のイベント、「ガートラントのおはなし」にそれぞれ登場。
 
次期村王の妻となる役目は受け入れているものの実は別に想い人がおり、その事実が婚約者である【ジーガンフ】暴走の一因となった。
後にジーカンフが身を引き、現在は想い人である【アロルド】と共に世界を旅している。

いにしえの竜の伝承 (Ver.3.0)

【神の器】であることが判明。
故郷を襲った【竜将アンテロ】に対し怒りが爆発、物凄い格闘戦を展開しアンテロの素顔をさらけ出させる。
護衛のはずのアロルドや主人公が霞むレベル。使用とくぎから察するに格闘スキル150まで解放しており、過去の話から炎耐性が100%の可能性もある。
 
また、グレン城下町駅とグレン城には、彼女のおっかけと見られる自称【マイラー】のオーガの姿が見られる。マイユがどこに行ったか教えてくれる親切なオタクだが、緊急事態でなければ犯罪スレスレ。

聖炎の解放者(Ver.3.1)

恋人の毒を治療する薬を探す為、ドゥラから借りた反重力移動装置に乗って【城主ダストン】と一緒に【奈落の門】まで颯爽と登場。かっこよすぎですマイユさん。
しかし、突入直後に謎の光に包まれて主人公達とはぐれてしまう。

闇を抱く月光の楽園(Ver.3.3)

主人公とはぐれた後、【闇の領界】に落ちていたらしく、そこで偶然出会った【サジェ】を瘴気からかばって強い毒に侵されてしまう。
【カーラモーラ村】で月の治療を受けるがその途中でくらやみ飛天に破壊されてしまった為、完全な治療には至らずエステラの看病を受ける。エステラが目を離した隙に【主人公の兄弟姉妹】にさらわれかけるも駆けつけたエステラの活躍で難を逃れ、主人公とサジェが修理した月で無事に完治した。
完治後はアロルドを直す薬を自分が受けた毒に対する免疫から作る為、ナドラガ教団の保護を受ける事になり、自分に姉の面影を見ていたサジェを優しく抱きしめ別れを告げた。
今回はサジェの優しい姉としての顔を見せた。マイラーが急増しそうな展開である。
 
【水の領界】への道が開けた後でナドラガ教団本部を訪ねると、すでに完成した解毒剤を持ってアストルティアへ旅立ったという話が聞ける。しかしランガーオ村には彼女の姿は無く、戻ってきた形跡も見当たらない。アロルドも病床に伏したままである。
ちなみにストーリーには直接絡まないが、ストーリーが進むとマイラー達の反応が変わる。

ナドラガンドの決戦(Ver.3.5後期)

【炎の領界】【ナドラガ神のほこら】でガズバランを下ろす試みがなされていたようで、倒れているが主人公たちに保護される。Ver.3.3のあとすぐに拉致されたようで、悔しさをにじませている。
その後、他の神の器たちと共に絶命した主人公の命を救い、最後もナドラガにとどめを刺す手伝いをする。
全てが終わった後はナドラガンド協団に貰った解毒薬を持って今度こそランガーオ村に戻るが、しばらくはアロルドのリハビリのため村に滞在する様子。
 
ちなみに、Ver.3.3及びVer.3.5後期のストーリーでは、マイユが主人公の事を不自然に呼び捨てにしていた場面があったのだが、Ver.3.5.8で、その場面がちゃんと「さん」付けで呼ぶように修正された。

イベント

【モンスターバトルロード】

彼女のスペシャルバッジが登場。装備すると必殺技【クイーンオブハート】を使用できる。火力を大幅に伸ばせるかなりの有用技。
銀から追加される「攻撃時たまにMP回復」で継戦力も上がるうえ、金からは【心頭滅却】も追加される。光では唯一攻撃力が上がる
作るのにクックルーやサイレス等、鳥系モンスターのバッジを要求される。

【美の競演! アストルティア・クイーン総選挙!】(Ver.1.2)

もちろんプレイヤーの中にはファンも多く、アストルティアクイーン総選挙では395876票と2位の【フウラ】に17万票以上の圧倒的差を付けて優勝。
正統派な彼女の、人気の高さと知名度を知らしめた出来事であると言えるだろう。
 
ただ、出入り口のすぐ横に配置されていたことから「小元気玉目当てで手早く投票を済ませたかっただけの人が多かっただけでは?」との声も上がっている。
ちなみに、このイベントと同時に行なわれたモンスターへの投票の方も同じ理由で【スライムベス】やら【どくろあらい】やらの小国周辺のものばかりに偏っていた。

【美の競演! 第2回アストルティア・クイーン総選挙!】(Ver.2.1)

第1回クイーンとして第二回アストルティア・クイーン総選挙にも参戦。
前年は圧倒的大差でクイーンの座に付いた彼女だが、今年は【ミシュア】【セラフィ】といったVer.2.0の人気新キャラが加わった為、クイーンの座はかなり危ういと思われた…。
総選挙の結果、ミシュアにクイーンの座を奪われることとなったが、他の前年参加者がことごとく人間の新キャラに押しのけられる中、3位と大健闘。
前回は余りにも圧勝だった為に「一番投票場所が近かっただけ」と心無い陰口を言われた事もあったが、今回の投票で人気の高さが改めて証明され、前クイーンの意地は見せられたと言えるだろう。

【美の競演! 第3回アストルティア・クイーン総選挙!】(Ver.2.4)

3回連続ノミネート。今回も血の滲むような修業を重ね、登場時はアクロバティックなパフォーマンスを見せ、まるでバトルグランプリに赴くかのような場違いなコメントを残す。さすが脳筋
しかしお菓子作りの練習も抜かりなくやっているところは、やはり初代クイーンといったところ。
結果は8位と大きく下げてしまい、第1回から出場しているキャラは揃って涙を飲むこととなった。
順位の推移としては、序盤は王妃ちゃん様にも抜かれて、まさかの9位スタート。その後は徐々に順位を上げて行ったものの、結局7位の【レイ】にも追いつくことはできず、そのまま8位でゴールした。

【美の競演! 第5回アストルティア・クイーン総選挙!】

予選をアクティブ部門で突破し、本選出場。
相変わらず格闘大会に赴くかのようなアクションを見せつけ、初代クイーンとしての巻き返しを図るも、結果はなんと最下位。
Ver.3.3メインストーリーでヒロイン扱いとなり新しい一面を見せたものの、公開から8か月経ちVer.3.4期間に入っていたこともあってか、残念ながら票には結びつかなかったようだ。

【美の競演! 第6回アストルティア・クイーン総選挙!】

今年も予選を通過できたのだが、結果はまたしても最下位。初代クイーンが2年連続最下位とは…。
 
ちなみに、投票した際に手に入る家具の【マイユキッチン】では、マイユは素手でリンゴを握りつぶしている。すっかりこういう扱いになってしまったようだ。
なお、現実のリンゴは握力がおよそ70㎏あると片手で握りつぶすことができると言われている。
アストルティアのリンゴも強度が同じくらいかは分からないが、マイユの握力もおそらく70㎏以上あると見ていいだろう。

他作品・企画への出演

詳しくはこちら参照。

DQライバルズ

第3弾よりユニットキャラクターの一人として登場。
担当声優は遠藤綾だが、その初期の立ち位置が【モニカ】とあまりにも被るため、【エンドール】を意識しての声優選びか、とツッコミを入れたくなってしまう。
カード性能として見れば、高コストなものの出せば一人で勝負を決められる能力をもつ。

戦え!ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ

2019年7月の新1弾で登場。
連続攻撃「最終天舞」を繰り出す。本編でも使っていたサマーソルトキックで最後を〆ている。

DQ10オフライン

オーガの代表という事で仲間入りするが、彼女(とラグアス)は大国で関わるキャラの為、過去世界をクリアしないと大国のストーリーを進められない事もあって加入がかなり遅い。
性能は当然【武闘家】に加えて【戦士】【旅芸人】が多少混じった感じ。
他のキャラは大体等分ぐらいで混じっているのに対して彼女の場合は8割ほど武闘家と言ってよく、Ver.1現状では聖王装備どまりという事情もあって武器を持つより素手の方が強かったりする。
【せいけん爆撃】でVer.1時代の強敵を次々殴り倒していく姿は流石という他ない。



*1 アストルティア創世記より