【大エテーネ島】

Last-modified: 2023-01-28 (土) 23:28:14

概要

【エテーネ王国】がある島。レンダーシアの内海に位置する。
地図で確認すると現代の【エテーネの島】より数倍大きいことが分かる。
 
【王都キィンベル】の道具屋にいるNPCフランコ(【イッショウ】の友人フラスコの祖先?)曰く、「この大エテーネ島の東に海流の影響で絶対に近付けない謎の島があり、険しい岩山の上に荘厳な神殿が見える」と言っているので、こちらが現代のエテーネの島なのだろう。
また、「【海洋都市リンジャハル】は大エテーネ島の南に位置する」という情報も度々耳にするほか、【エテーネ王国領】の海岸からは海を挟んで【リンジャの塔】らしきものが視認できる。
 
以上の情報と、更に【ティプローネ高地】西の看板に書かれている【マデ遺跡】の存在から、大エテーネ島は現代の【マデ島】を含む辺りだろうと推察されていた。
 
現代において跡形も無い点については、Ver.4.3のストーリー中の【クオード】によって、地盤沈下によって海に沈んでしまった事が明かされる。
クオードの推測だったため、後に配信されたクエストを見るにどうやらそれが滅亡の原因ではなさそうである。

5000年前の時点で謎の群発地震が大エテーネ島で頻繁に発生していることをNPCから聞くことができ、恐らくはそれこそが地盤沈下の前兆と考えられる。
なお、クオードはドワチャッカ大陸中の【地脈エネルギー】を集めてそれを大エテーネ島に供給することで(つまりドワチャッカ大陸を犠牲にする形で)、地盤沈下を防ごうと画策していた。
Ver.4.5前期ストーリー【遥かなる未来への旅路】にはいると島全体で時折不気味な地鳴りが発生するようになる。そしてこれが地中に巣食った魔法生物の【メガロダイン】によって地脈エネルギーを食い尽くされた結果であることが判明。
メガロダインの討伐によってそれは防がれる。
 
ティプローネ高地に見られる複数のクレーターから推察するに、この島には過去に何度も隕石の落下が起こったと考えられる。
また、Ver.4.5前期のストーリーでも実際に隕石の落下が起こっている。
 
同じエテーネの民が住むエテーネの島の戦闘BGMは本編の真のレンダーシアにおいては【戦火を交えて】だが、この島の戦闘BGMは、偽りのレンダーシアやゲーム最序盤の「エテーネのおはなし」、またかつて存在していたオフラインモードと同じく【刃の旋律】となっている。

Ver.4ストーリークリア後

種々の滅びの宿命から逃れるため、【メレアーデ】によって何と5000年前の姿そのままに現代へやって来てしまう。これにより大エテーネ島は「5000年前突如消滅した島」ではなく、「5000年前から現代に移動した島」となった。クエストの適合性を取ることを考えると、歴史を変える前から元より「時渡りしていたため5000年の歴史の空白が生まれ消滅していたように見えた」ようにも思える。
 
現代の【マデ島】に隣接する形で並び立つが、マデ遺跡が崩落しているためマデ島からは行き来できない。
現代へやって来た大エテーネ島には、全て「現・○○」という形で表記される他、各地へは現代の場所と同様ルーラストーンで行き来することになり、町以外のエネーテルキューブで移動できた場所にはいざないの石碑は設置されていなかったため往来がかなり不便だった。現在は設置されているが、過去とは別マップ扱いである為、入った事がない地域の石碑に飛ぶ事は当然できない。
【飛竜】により主要地へは直接降りられ、【メガルーラストーン】があればそれらへ訪れたとき自動的に登録される。
入った事がある地域の石碑なら【バシルーラ屋】で飛ぶ事もでき、主要地以外への訪問に便利。レンダーシア扱いのため【破界篇】第3話クリアで回数無制限になる。
当然マデサゴーラ亡き後の出来事なので偽には島が現れたりはしない。
 
それ以外は地名も出現モンスターもほとんど変更はないが、【フライングデス】のように新たに生息域が加わったもの、【にじくじゃく】など生息域が変わっているものもいる他、宝箱は時折現れる青宝箱を除き1つもなくなっており、キラキラからはそれまでの大エテーネ島では拾えなかった【うつろい草】【とこしえの虹】が拾える。
クエスト【英雄の武勲を探して】で探す石碑には、時渡りの影響か無数のヒビが入ってしまい碑文は読めなくなっている。こちらの石碑は【英雄の真実を追って】で使用する。
 
なお、エテーネルキューブで行けるエテーネ王国も「古エテーネ王国」として存続している。
クリア直前の上空の隕石の時を止めた状態の時系列となり、Ver.4.0~Ver.4.1実装のクエストはこちらでプレイする。
このため過去と現代の両方で会える同一人物(これまで【巫女ヒメア】【魔封剣姫】ぐらいだった)が大幅に増えた。
古と現は別マップ扱いであるため一方で取得したキラキラももう一方の同じ場所で取得ができる。
しかし、こちらでは戦闘時以外全域でBGMが鳴らない寂しい場所になる(ドルゴールを付けていても反映されず無音のまま)。
まあ、上空に隕石が停滞している状況で呑気なBGMを流すわけにもいかないのだろうが…。
 
過去の時代における滅びを回避したことによって、現在の時間軸に唐突に島が現れるという現象は、どことなくDQ7のDISC.1のストーリーを彷彿させる。もっとも、出現した大地が滅びを回避した後の歴史をしっかり歩んできた描写があるあちらとは違って、こちらは島そのものが時間軸をそのままの状態でワープしてきた形だが。
「エテーネ」と言う単語の由来の1つが「エデン」である可能性を考えると、あえて意識して似せた描写に至ったのかもしれない。
 
余談だが、大エテーネ島の全貌を空中から見た時に流石に面積が小さいのではないか?という疑問が浮かんだプレイヤーがいたようで、キャラクターの身長、歩幅や時速等で実寸してみると40%程度も縮小している事がわかる。
あまり大きくするとレンダーシア内海が地に埋まり、各所からの景色に相当な不都合が生じるので致し方ないと思う反面、かなり雑な対処が施されたようには思われる…。
尤も、意識しなければ大きさの違いはまず実感できないため、何かしらの弊害があるわけでもないが。