【大魔獣イーギュア】

Last-modified: 2024-04-22 (月) 12:34:47

概要

Ver.3.2より新たに追加されたモンスター。巨体の【魔獣イーギュア】で、体色がやや白くなっている。
【ダークネビュラス】【キラークリムゾン】に続く新たな強敵討伐コンテンツとなる。
キラークリムゾンと同じくこちらを察知して追いかけてはこないが、戦闘に入ると逃げられなくなるためうっかり当たらないよう注意。
何気に二つ名がくっついている雑魚モンスターはこれが初。
討伐モンスターリストによれば家出した魔獣イーギュアの父親らしい。
 
倒すと男はビーストエンペラー、女はビーストエンプレスの称号を得られる。
報酬は1体あたり修正前は21000の経験値、150G、28個の特訓スタンプと結構高め。
これが3体なので、最終的な報酬量は63000の経験値、450G、特訓スタンプ84個とかなりの量。
倒す難しさを考えれば、ダークネビュラスやキラークリムゾンよりも見合っている値だろう。
ちなみに経験値はVer.4以前は【はぐれメタル】と同値だったが、Ver.4以降は12600とはぐれメタルの12060をわずかに上回った。
ドロップは通常が人気の高い【天竜草】であるが、レアは【ときのすいしょう】と格落ち。
 
またVer.3.2ストーリークリア後に受注できるクエスト【氷の上のぬくもり】を受けていると、達成に必要な【イーギュアの大牙】も落とす。
このクエストの達成はこいつの討伐か【ぬくぬくどり】200匹の選択制*1で、大抵は後者で達成することになるが、こちらで達成した場合の【ヒヤーネ】の反応は一見の価値あり。
単純にイーギュアの大牙をだいじなものリストに登録する意味合いも兼ねてイーギュアに挑む際はクエストリプレイをお忘れなく。
ただし、自身が死亡している状態で他の仲間が討伐して戦闘終了するとだいじなものが手に入らない点には注意。この仕様は上記のクエストに限った事では無いが、相手が相手なだけにそれなりにこの例が起こってしまう。
 
Ver.4.5後期に同グラフィックの【絶牙の白獅子】が登場。
こちらよりもHP等強化されているが、【邪神の宮殿】の天獄に現れるモンスターで8人で戦うことができるため、対処がしやすい。

攻撃法

以下呪文は魔力かくせい無しのダメージ
3回連続行動
通常攻撃:守備力500で700程度のダメージ
【ためる】
【はげしいおたけび】:前方範囲に400程度ダメージ+ふっとび(弱)+おびえ
【はげしく斬り裂く】:対象に350程度ダメージ×4回
【魔力かくせい】
【マヒャデドス】:対象範囲に460程度ダメージ
【ドルマドン】:対象に700程度
【ギラグレイド】:対象前方範囲に600程度ダメージ
【マダンテ】:2体以下になると使用し始める。最大900ダメージ
【魔力回復】

攻略

必ず3体で出現する。HPは49000のため、全員合わせるとキラークリムゾンに匹敵する。
強力な呪文を使う割にMPは310しかないが、使い切ると魔力回復で全快するので実質無限に等しい。
 
ダークネビュラスやキラークリムゾンと違うのは、呪文攻撃も使用してくる点。
魔力かくせいを使われると表記の2倍のダメージに増加してしまうため、無耐性だと全てが即死級。
また、はげしいおたけびは範囲が狭く休みになる確率も50%程度だが、発動がとても早いため避けづらく、休みは食らうと10秒程度動きを止められるのでかなり致命的。
そのため、事前の対策でおびえと炎、氷、闇の属性呪文攻撃への耐性をしっかり盛らないと勝ち目は見えてこない。
それに攻撃力自体も1620とキラークリムゾン以上はあるので守備力もおろそかにはできない。
 
相手の攻撃に少しでも巻き込まれないように対処すれば被害も少なくて済むので、まずは行動をよく見ること。
マヒャデドスやマダンテは離れ、はげしいおたけびとギラグレイドは左右に移動して避ければOK。
こうすることで、マダンテは誰も受けず、それ以外は対象の回復だけで済むようになる。
盾を持つ時間があるなら【スペルガード】が非常に有効。これを攻撃前に使うだけで、開幕以外の呪文攻撃はほとんど気にしなくてよくなる。
 
また、1体倒すと行動パターンが変化し、魔力回復を使うと直後は必ず魔力かくせい→マダンテの順に動くようになる。
そのため、一度マダンテを使うようになるとマダンテ以外の呪文攻撃を使わなくなり、ほとんど物理攻撃になってしまう。
1体倒したからといって気を抜かないように気を付けよう。
ただ、この流れの間はマダンテの発動終了まで隙だらけであり、現在はほぼ確実に入る占い師が詠唱中に世界のタロットを使うだけで封殺できる為、逆に戦いやすかったりもする。
なお、魔力回復~の一連の流れを行うタイミング自体はランダムで、減ったそばから行うこともあれば全然使われないまま倒してしまうこともある。
特に常に眠らせ続ける魔法使い構成においてはこれらを見かけることは稀である。
 
状態変化面では幻惑、眠り、攻撃力低下、行動間隔延長等が有効。
ただし行動間隔延長以外はそこそこ耐性があるため、成功率の高い手段をとらないとなかなか入れることが出来ない。
 
ちなみに、キラークリムゾン同様不意打ちで先制することが可能。
逆に不意打ちを受けてしまった人が1人でもいた場合、いくら備えが万全でも全滅必至の事態になるので注意。

編成例

攻略のカギはズバリ、【ラリホー】
パーティ構成はいくつかあるが、当初は戦士orパラディン1人と魔法使い3人の構成が主流であった。
占い師の登場以後は占い師1人と魔法使い3人が主流となった
魔法使いはそれぞれ【超暴走魔法陣】とラリホーを担う。眠りに完全耐性を持っていないため、ラリホーを暴走させればそこそこの確率で眠らせられる。
ラリホーの成功率を少しでも上げるため、魔法使いは短剣スキルを150にして短剣を装備する準備が必要。
魔法陣役以外は短剣に持ち替えてラリホーを使う。次に超暴走魔法陣を使う人は両手杖のままでラリホーに加勢しよう。開幕で「始まりのラリホー」の宝珠も発動してくれれば、手順が省けるため有利に進められる。
手が空いたら、隙を見て魔力かくせいを使って攻撃に備える。
3体とも眠ったら、攻撃対象以外が時間経過で起きないように深く眠らせた後に同じ対象に3人一斉にメラガイアーを詠唱する。それまでの4人目の役目は、せかいじゅの葉やしずくによる魔法使いのサポート。
以後は即座に再びラリホーで眠りを狙いこれを繰り返す。
占い師は星のタロットによる眠りのサポートと起きて動かれた場合の対策として月のタロットによる幻惑と世界のタロットによる呪文無効化を行う。
その他愚者・魔術師による火力サポートや緊急時の審判など親和性は高い。
 
これを繰り返していければ、条件によるがおおよそ4回程のメラガイアー集中砲火で1体は減らせる。
後は手順に余裕ができる分マホカンタなどを足していくこともできるようになり、さらに楽になる。
 
また、単純に眠りの数を増やすために魔法使い4人という構成も有効。
こちらの場合、魔法使いの耐久上物理攻撃=死ではあるが、開戦時の寝かしの安定度は増す。
開幕は短剣3人ではじめ、それぞれ寝かせる担当を決定しておき、それぞれにラリホーをおこなう。全員が寝たらABCのローテーションで深く眠らせていく。
杖の担当は超暴走魔法陣と早詠みの杖をおこない、次のメンバーに持ち替えを指示し、指示を受けたメンバーも同じように超暴走魔法陣と早詠みの杖をおこなうというのをくり返す。
Cを寝かせた時点で魔力かくせい、スペルガード、メラガイアーのいずれか一つをおこなうという、繰り返しである。指示役が一人必要ではあるが、全員が打ち合わせと指示の通りに動けばよいため、指示役以外の実戦のハードルは低い。
 
かつては戦士入りの構成も多かったが相性のいい占い師の登場や【真・やいばくだき】の弱体化などを理由に現在は採用されないことが多い。
 
魔法使いがアタッカーの場合、攻撃手段は基本的にはメラガイアーのみ(作戦次第ではメラゾーマも混ぜるのも可)なので、たまに2回テンションアップするバトルマスターのおうえんが有効。
スーパーハイテンションになるとテンションが自然消失してしまうが、消えるのを恐れて焦って攻撃しないよう落ち着いて対処しよう。
 
その他では戦士戦士占い師僧侶、魔法魔法魔法踊り子など、様々な構成での撃破例が確認されている。
 
レギルラッゾ&ローガストで認知されたキラパン天地戦法も難易度は高いが流用可能。その際はおびえだけ耐性で残しておきたい。
キラパンの主砲であるいなずまは範囲を削るには便利だがラリホーとは相性が良くないのでしっぷうこうげきのみに絞るのもあり。ネコパンチも入るときは入るのでいれておいてもいい。
肉2構成で天地と占い師(当然星のタロットフル積み)にキメラ2というさらにしぶといゾンビ戦法もあり。
わたぼうとエンゼルを星にすることで眠りの維持を務める。星のエンゼルを2枚作るとオーラ付きの魔法陣→通常の魔法陣と敷けて効果が重複するのでお勧め。月もはげしく切り裂くのダメージ軽減に繋がるのでフル積みで。
範囲攻撃の塔や死神は起こしてしまうので外しておこう。そもそも占い師が攻撃する余裕はほとんど無いので、残りは世界、審判、運命、太陽等補助、回復で埋めてしまってよい。
天地もめいどうふうまはそもそも通りが悪く、ひばしらの方が安定してダメージを稼げる。
 
サポ攻略は赤い殺戮兵器同様、手数が多すぎて大抵回復する暇なく瞬殺されるので未だ絶望的な相手である。
しかし、2017年9月に遂にサポ討伐を達成したプレイヤーが現れた。
Ver.4シリーズが終了するころには少なくとも【聖守護者の闘戦記】よりかは勝機が見えるぐらいにはなった。
 
こいつのサポ討伐はとにかく眠り、幻惑が首尾よく入るかどうかで勝負が決まる。
上記のキラパン天地戦法で星、月のタロットを切らさないことが重要。非常に運に左右され、ハマって楽に倒せることもあれば、瞬殺されることもある。諦めずに何度も挑もう。
Verが6にもなり新必殺技も解禁されている現在なら、高レベルのサポを雇って自分自身がスパか短剣魔法使いでラリホーマとマホカンタをかけ続けるだけで割とあっさり撃退出来たりもする。
単体火力が高く余計な補助行動もないまもの使いをアタッカーにして、蘇生役の僧侶を二人も入れておけば自身が低レベルでも勝機はある。
ガーディアン実装以降は彼らの自慢の技をほぼ全て簡単に無効化ないし激減できるようになったため、キラークリムゾン共々ソロ討伐の報告も多く上がるようになった。

モンスターバトルロード

Sランクの赤字特殊チームとして出現する。外と違ってお供2体はランダム。
取り巻きによっては厳しいこともあるが、1体だけなので勝てないほどの相手ではない。
しかも何故かマダンテの後のMP回復手段が無くなっているので、マダンテを撃った後は呪文を使わなくなり、即死するような技ははげしくきりさくぐらいになるので、覚醒→呪文で一気に全滅なんてことも無い。何故か2発目のマダンテは撃ってくるが…
自分が回復役でなくても、念のためデスプリースト金のバッジで【ザオリク】を使えるようにしておけば問題はなくなる。
 
アナザーでは通常通り3体で登場するが、たまに4体で登場する場合もある。
赤文字相手としてはHPがそれほど高くないので割とすぐ倒せるのだが、運悪くはげしく切り裂くを一斉に連打されると回復役があっさり落とされることもあり、楽に勝てる事もあれば逆にあっさり負けたりと戦況の波が激しい。
チーム殺戮の魔物たちでは腐れ縁(?)であるダークネビュラス、キラークリムゾンと同時に登場する。3体の中では一番HPが低いので真っ先に倒したいところだが、
こいつ単体では大して脅威にはならないので他の2体のどちらかを倒すまで放置して最後に倒すのもあり。

逆襲のタコメット

テンの日イベントでスレア海岸に【タコメット】が大量発生した際、そのお供として最大5匹出現し、予想外の強敵に面食らったプレイヤー達を次々と葬っていった。

他作品・企画への出演

こちらを参照。



*1 第三の選択肢として、大魔獣イーギュアを討伐した上で、ぬくぬくどり200匹討伐もこなすパターンもある