【しゃくねつほのお】

Last-modified: 2023-12-28 (木) 22:57:29

炎系ブレス
【ほのお】
【ひのたま】【こうねつのガス】─┐
【ひのいき】【かえんのいき】【はげしいほのお】─・・・
・・・─【しゃくねつほのお】/【しゃくねつ】【れんごく火炎】
【ひばしら】

概要

DQ5のみに登場する【とくぎ】
前作で最強の炎だった【はげしいほのお】のさらに上を行く炎ブレスとして登場した。
「しゃくねつのほのお(灼熱の炎)」としたかったのを短縮したと思われる。
DQ6とDQ7やモンスターズではさらに短縮した【しゃくねつ】という名称になっている。
リメイク版DQ3の敵などが吐く「しゃくねつのほのお」については、便宜上「しゃくねつ」の方にまとめて記載する。

DQ5

炎系ブレスで最強の技で、相手全体に150~170程度のダメージを与える。
味方サイドは仲間モンスター専用で、【グレイトドラゴン】【ヘルバトラー】等が使うことができる。
また、【スライム】がLv99に達すると覚えるのが有名。
DS版以降では【アークデーモン】がレベル20で覚える。
 
本作では【かがやくいき】より強く、ブレス系特技では最強のポジションにある。
3人がかりで使えばミナデインをも凌駕するダメージを敵全体に与えることが可能で、ギラ系に耐性を持たない敵には凶悪なまでの威力を発揮する。
また、SFC版限定で、【主人公】が高レベルになると【耐性貫通力】が倍化する仕様があるため、より凶悪さが増す。
 
敵サイドでは【ミルドラース】【エスターク】が使用。また【ジェリーマン】がスラリンなどに変身した際も使う。
特にエスタークは、【いてつくはどう】を放った直後にこれかかがやくいきをフルダメージで浴びせたり2回連続でこれをぶっ放したりするという、鬼畜な行為を平然とやってくれる。
人間中心のパーティなど、ブレス耐性が貧弱なメンバーだと、一発で壊滅的な被害を被る。
【おうじゃのマント】【てんくうのよろい】級の防具で固めても、平気で3ケタダメージをたたき出してくる。
ギラ系耐性を持つ仲間モンスターは多いので、人間キャラにこだわらず、耐性をしっかり把握して対処すれば被害を抑えられるが、SFC版だと強耐性でも耐性防具無しでは75~90ダメージなので痛いことは痛い。
使われた時の炎のSEの長さはひのいきの4倍で、メッセージスピードを最速にしていると被ダメージ音が重なって「ボーブァーブァーブァー!」という音になる。
リメイク版だと、強耐性なら50~60ダメージまで抑えられる。

余談

DQ5のすべての戦闘中呪文・特技の中で唯一、異例とも言える8文字表記であり、これは後発の作品を含めても、DQ8で8文字表記が解禁されるまで、これが唯一であった。(移動中特技としては、DQ6の【もっとおもいだす】【ふかくおもいだす】の2つが8文字ある。)
そのため、DQ5の仲間モンスターの特技欄は、この特技のためだけに8文字分のスペースが用意されている。
次作のDQ6で特技名が【しゃくねつ】に短縮されたのは、間違いなく文字数制限の問題であろう。
例えば、DQ7で登場した【ギガジャティス】は、本来は「ギガジャスティス」とするところを、この文字数制限によって「ス」が省かれた経緯がある。
DQ8で8文字が解禁されたため、「しゃくねつほのお」表記が復活するかと思いきや、DQ8以降、味方特技からブレスが削除されたため、復活ならず。
しかし、DQ10になって仲間モンスターシステムが再登場し、表記が【しゃくねつのほのお】と、9文字表記で復活した。