【でも きみたちは もちものが いっぱいだね。でなおしておいでよ。】

DQ2

ペルポイの地下牢の奥に隠れていた【ラゴス】を見つけると【すいもんのカギ】を渡されるが、その際、パーティの道具欄に空きがなかった場合はこう言われ、追い返されてしまう。
全文は以下。

＊「あは　みつかっちゃった！　
　　ぼくが　うわさの　ラゴスだよ。

＊「すいもんのカギを　かえすから　
　　もう　ゆるしてね。ごめんね。

＊「でも　きみたちは　もちものが
　　いっぱいだね。
　　でなおしておいでよ。

口調もラゴスに合ったものなので、本来はこのイベントのための台詞だったのだろう。
　
しかしもう1人、それもかなり意外な人物がまったく同じ台詞を発するのだ。
その一文をお読みいただきたい（原文ママ）。

＊「わたしを　よぶのは　だれ？
　　わたしは　だいちの　せいれい
　　ルビス　です。

＊「あら？　おまえたちは
　　ロトのしそんたち　ですね？
　　わたしには　わかります。

＊「では　わたしは　ゆうしゃロトとの
　　やくそくを　はたすことに
　　しましょう。

＊「わたしの　まもりを　おまえたちに
　　あたえます。

＊「でも　きみたちは　もちものが
　　いっぱいだね。
　　でなおしておいでよ。

驚くべきことに、【精霊のほこら】に降臨したあの【精霊ルビス】が一言一句同じことを言ってくるのだ。
しかも主人公たちが【ルビスのまもり】を持つ余力がないと解るや否やなぜか口調を一変させ、妙にフランクな感じで追い返してくる。
一体何なんだアンタ……

リメイク版

流石にキャラ崩壊にも程があったからか、ルビスの一件に関しては

＊「……でも　今は　もち物が
　　一杯のようですね。　また
　　出直して　おいでなさい。

というよく似た無難な台詞に置き換わっている。