【ももんじゃ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:07:16

概要

DQ4で初登場のモンスター。
白い体毛に覆われた身体にトサカが付いており、アヒルのような嘴と足に、サルのような尻尾を持つ魔獣。
獣なのに嘴と水掻きつきの足というデザインから、全体的にはカモノハシを二足歩行にして太らせたような感じ。
ただしカモノハシは泳ぎの補助のため尻尾が平たい形状をしておりその点が異なる。
モンスター大図鑑によれば見かけによらず好戦的とのことだが、尻尾を握ると眠ってしまうらしい。
 
色違いに【ダックスビル】【メイジももんじゃ】【セージももんじゃ】【もじゃらきラクーン】がいる。
キャラバンハートにはこいつを巨大化させたような【ビッグももんじゃ】、スーパーライトでは鍛えて更なる強さを得た「マッスルももんじゃ」(キリッとした表情になっており両手にバンテージを巻いている)がいる。
星ドラには戦車に乗った「戦車ももんじゃ」、【ゾーマ】のお面を付けた「ゾーマももんじゃ」、トナカイの角を付けた「トナカイももんじゃ」が、モンパレにはシルクハットと髭とモノクルを付けた「怪盗ももんじゃ」、「怪盗ももんじゃ2世」、「怪盗ももんじゃ3世」、全身ピンク色の【プレミアムももんじゃ】が、どこパレには全身金色の「金ももんじゃ」、その色違いの「銅ももんじゃ」、ウォークには黒と赤の色をした「もじゃろ」が登場する。
 
名前の由来はハッキリとはしていないが、色々な動物の特徴を持つことから、江戸時代の食肉店「ももんじ屋」が元ネタかもしれない。
単にもさもさしているから語感で選ばれただけかもしれないが。
DSリメイク以降の英語版での名は"Platypunk"。「カモノハシ」という意味の"Platypus"がパンクファッションのような髪型をしているからだと思われる。

人気モンスターとなるまでの経緯

本編ではDQ4に登場して以降長きにわたって再登場せず、マイナーモンスターで終わっていてもおかしくないこのモンスターだが、ご存知の通りドラクエシリーズを代表するモンスターの一体として定着している。
本編ではDQ11で27年ぶりに本編再登場を果たし、後にDQ10オンラインでも実装された。
 
今の地位を確立したのは後述の外伝作品での活躍があってのものだが、それ以前から多くの人の記憶に残っているのは、多分に【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】の影響だろう。
主に【牧野博幸】によって描かれた【ピサロ】との掛け合いでは、ピサロを「ピー坊」「ピー助」呼ばわりしてゲンコツをもらったり、
【柴田亜美】のももんじゃは自作の歌(5番まである)を延々と聞かせたりと、大活躍を見せていた。
 
この4コマ劇場の影響か、当時DQ4のみの登場ながら外伝シリーズでは大活躍。
トルネコ1ではダンジョンで力尽きたトルネコを外に蹴って叩き出すという嫌らしい役目を与えられ、印象に残るモンスターとなった。
一方で、何故かしっぽが、敵を仲間にしたことがあるかどうか示してくれたり、出口の方向を示したりと、不思議な効果を持っている。生きているももんじゃでは何故か駄目なようだ。
これを店に売り出すためにももんじゃが乱獲或いは家畜とされているのかも…。もしかしたらこのモンスターの尻尾そのものでは無く、完全なる人工物で何らかの理由でそのような名前がつけられているだけかもしれない。
 
スラもりシリーズでは【しっぽ団】という一大勢力を築き上げ、団員のモンスターはすべて彼の尻尾を付けておりしっぽの多さは階級に比例する。
しっぽ団のボス【ドン・モジャール】や、アイドル「【モモちゃん】」、ファイナルファンタジーの定番キャラ「シド」のパロディである【シドもじゃ】など派生キャラも多数登場。
剣神ドラゴンクエストではももんじゃの【モモたん】、そしてモモたんが操られた姿の【エビルももんじゃ】も登場する。
スラもり1においてドン・モジャールがデスピサロのヒゲを取りに行くという描写があるが、これは牧野博幸の「ピサロとももんじゃ」の組み合わせが元ネタと思われる。
もっとも、この直前に出されたナンバリング作品がPS版DQ4だったという点も大きく影響しているだろうが。
 
いただきストリートDSにおいても、モンスター出身のコンピュータキャラの中で、【スライム】【ホイミスライム】といったナンバリングシリーズのレギュラーに混じって登場している。
…のはいいのだが、冒険の歴史書ではなぜか「シリーズ全般」枠で登場したことになっている。
こいつは当時ナンバリングにおいて登場したのがDQ4だけなのだが、不思議のダンジョン、剣神、スラもり、モンスターズ……と他に類を見ないレベルで多数の外伝作で活躍したのが評価されたのだろう。
「幅広いシリーズに登場」という意味ならとりあえず「全般」と言えなくもないか。
なお、ポータブル版の説明ではベビーサタンがDQ3の枠、トルネコはDQ4枠で解説してあるので、モンスターや外伝作に登場したキャラクターが一括でそうされているというわけでもない。
 
ヒーローズ2ではなんと【メダル王】に大抜擢される。
この個体は通常の倍以上の大きさを誇り王冠を被っているあたりビッグももんじゃ的なイメージを与える。
さらに人の言葉もしゃべれるらしく語尾に「もじゃ」をつける話し方をしてくる。

DQ4

第四章と第五章の序盤のモンスター。
同属の最下位種だが、章立ての関係上、上位種のダックスビルの方が先に登場する。
第四章では【モンバーバラ】【コーミズ】周辺に出現する。
攻撃方法は打撃のみで、この系統では唯一呪文を使わない。
リメイク版でも変わらないが、攻撃アクションが「水鉄砲のように口から水を噴き出す」というものに。
コミカルではあるが、ちょっと汚そうなのであまり食らいたくはない……。
 
強さ的には【いたずらもぐら】と同程度だが、回避率が0ではないため、稀にこちらの攻撃を回避することがある。
強さの割に報酬は多く、1匹につき経験値3と8ゴールドを貰える。
最序盤のいいカモなので、レベルが低いうちは積極的に倒していきたい。
しかし、1/6の確率で逃げるため、【メラ】で一撃で仕留めきれずに逃げられるとイラつく。
 
第五章では【ブランカ】周辺に出現するが、さっさと【エンドール】に行って仲間を増やした方が楽なので、わざわざ稼ぎに使われることはないだろう。
【ドロップアイテム】【やくそう】

DQ10オンライン

敵モンスターとしてはDQ11よりも後のVer.4より登場したため、"序盤のちょっと強い雑魚"だった従来のポジションから格段に強くなり、新たに【さそうおどり】【ツインクロー】を習得した。
詳細はこちらを参照。
転生モンスターとして【もじゃらきラクーン】が登場している。

DQ11

DQ4以来久々に本編に出演。【デルカダール地方】北部と【デルカダールの丘】に出現。本作では「もじゃ」とは鳴かず猿のような声で鳴く。
 
DQ4以来の出演なので懐かしむプレイヤーもいたと思うが、初見で戦うとそれどころではない。
厄介な行動はせず、同時に2体までしか出現しないが、デルカダール地方では周辺の敵に比べて一回り以上力が強く、同じエリアに出現する【おおきづち】の痛恨の一撃と同程度のダメージを通常攻撃で叩き出す上、【強化攻撃】まで使う。他の敵と同程度の攻撃力だろうと思ってHPが減った状態でエンカウントすると危険。
一方、こちらが強いと逃げることもある。
始めのうちは苦労するかもしれないが、装備を整えれば何とかなるだろう。後の地域に登場する場違いな強さの雑魚に比べればかなりマシである。
2Dモード以外では、フィールド上で昼寝をしているももんじゃの姿が見られる。とてもかわいいので必見だ。
通常ドロップで【けものの皮】、レアドロップで【ふさふさの毛皮】を落とす。
 
世界に異変が起きた後は通常verが【神の岩】に出現するほか、3DS版等のみデルカダールの丘にも引き続き現れる。

DQ11S

同時に1体までしか出現しなくなった(こいつ1体+他のモンスターという組み合わせはある)。

邪ver

過ぎ去りし時を求めた後の【デルカダール地方】の昼に出現するようになる(PS4版は北部のみに出現する)。2Dモードでは【名もなき地】【デルカダール城下町】南東)にも出現する。
ステータスが大幅に強化され、ダックスビルのように【ルカニ】も使えるようになったが、正直だからどうした程度の強さでしかない。
一応初見ではHPの高さに驚くだろうが、まあそれだけである。
何故か3DS版のみ強化攻撃を使わなくなっており、代わりに通常版は行わなかった【無駄行動】をするようになっている。

DQM1、2

獣系として登場。
1では【さそいのとびら】【格闘場右のとびら】に、2では【天空の世界】のフィールドなどに出現する。
配合では獣系×【ダックカイト】、もしくは【ファーラット】×【おおにわとり】の組み合わせで誕生する。
習得する特技は【ヒャド】【さそうおどり】【くちをふさぐ】
ステータスは概ね平均的で突出したものはない。しかし、生意気な事に野生のももんじゃは【痛恨の一撃】を放ってくる。不意に放ってきたら致命傷になりかねないので油断大敵である。おまけに素早さも高く、頻繁にさそうおどりを踊ってくるので、休み耐性のないモンスターばかりのパーティを組んでいるとハメ殺されてしまう恐れもある。
ももんじゃを血統にして【エビルポスト】を相手に配合すると【ベロゴン】が誕生する。
そしてももんじゃ×【ひとくいそう】という固有配合で【グリズリー】が誕生するが、ももんじゃは獣系なので悪魔系などを相手にして配合しても誕生する。この固有配合にこだわる必要性はほぼない。
また、スライム系を血統にしてももんじゃ相手で配合すると【スライムファング】が、悪魔系血統で【シルバーデビル】が、水系血統で【イルカちょうちん】が誕生する。

キャラバンハート

動物系のDランク。重さは2。
野生では【ローレシア】地方などに出現する。ドロップアイテムは何故か【キメラのつばさ】
動物系にスライム系の心と動物系の心を与えると転身できる。
習得する特技はヒャド、さそうおどり、【ボミエ】
ステータスはHPと守備力がよく伸び、レベルアップが早い割に早熟傾向な伸びをみせる。
このため、ストーリー序盤に転生しとくと能力の底上げができ、攻略が楽になる。
素早さだけは序盤はほとんど成長しないが、後に急成長する。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【戦士】(子供・男)になる。

ジョーカー1

魔獣系Fランクとして登場。魔獣系の中では最も位階が低い。
物語の最初に選べる3匹のモンスターの中の一匹でもある(残る2匹はドラキーといたずらもぐら)。
また、野生のものが【ノビス島】にも出現する。
スキル【けものみち】を持つため、序盤はハートブレイクが役に立つかもしれない。
ただ如何せんいたずらもぐらのように攻撃に特化しているわけでもドラキーのように呪文が得意な訳でもないため、3匹の中では今ひとつ影が薄い。

ジョーカー2

同じく魔獣系のFランク。
両作品とも【平原】に出現。
特性は【れんぞく】(3回)。スキルは同じく「けもの道」。
最初に貰えるモンスターの一匹でもあり、デフォルトネームは「ブッカ」。
スラもりに登場するももんじゃが元ネタだろう。

ジョーカー2プロ

特性に【ラブリー】が追加。
強化で【ぼやき】、最強化で【ときどきマホトーン】がつく。
ちなみに初期モンスター候補の座は【おにこぞう】に奪われてしまった。

テリワン3D

引き続き魔獣系のFランク。おにこぞうが悪魔系になったので再び魔獣系位階最下位に戻った。
野生では出現しないが、【スライム】×【メラゴースト】などの簡単な位階配合で作れる。
SP版ではたびだちの扉、さそいの扉の【黄金郷】に野生で出る。
特性は【スタンダードボディ】、れんぞく、ラブリー。
+25で【バギブレイク】、+50で【タメキテボディ】を得る。

イルルカ

こちらでも野生では出現しないため位階配合で作ろう。今回は位階番号76とかなり高い。
夢見るタマゴから生まれることもある。
 
【新生配合】【ツッコミ】【メガボディ】化で【全ガード+】【ギガボディ】化で【AI2回行動】、SP版では【超ギガボディ】化で【最後のあがき】を習得。
ちなみに、こいつの豆知識には衝撃のしっぽ団を示す一文が書かれている。
 
【スライム】【エンゼルスライム】と共に数少ない新旧両方のパッケージにいるモンスター。
ルカ用の【魔物の着ぐるみ】のモデル(?)にもなっている。

ジョーカー3

やはり引き続き登場。【スモールボディ】に縮んだ。
基本的に配合でしか入手できないのも変わらない。一応今作では【他国マスター】がたまに連れていることがあるが、レベルが60もあり結構強い。
 
固定特性は【風ブレイク】
その為前作まで初期習得だった【れんぞく】がプラス値25の習得に変更された。他は変化なし。
超ギガボディ化すると【超こうどう はやい】を習得する。
 
いつもはパッとしないももんじゃだが今回は違う。
何と基準値はHP1600・攻撃850・防御1200・素早さ1000と異様に高い。
賢さは400と低いが、能力だけ見ればかなり良好な性能である。
固有が風ブレイクである為【空裂斬】【トルネード】等と好相性である。
 
ちなみにコイツの【天敵】はなんとスライム。スライム「系」ではなくスライムである。
やはりスラもりの一件は引っかかり続けているのだろう。
 
初期スキルは【スモールパワー】
こいつと自然系を配合すると【トドマン】ができる。

ジョーカー3プロ

引き続き登場。野生のものは【時空の裂け目】に登場する。
固定特性が【ほっかほか】に変更された。他は変化なし。
合体特技は【聖光神雷斬】、合体特性は【スライムキラー】
スライムキラーは言うまでもなくスラもりの件だろう。もはや恒例である。
 
今作で【魔剣士ピサロ】が登場したため、上記の4コマ劇場のファンならば一緒にチームを組むのもいい…かもしれない。
初期スキルは無印同様「スモールパワー」。

DQM3

最初にもらえるモンスターの一体。魔獣系のGランク。
【モーモン】【ピッキー】の特殊配合でもできる。
 
特性は【休みブレイク大】【ラブリー】(Lv20)、【みかわしアップ大】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【セラピー】(Lサイズ)、【全体攻撃】(LサイズLv60)。
所持スキルは【けもの道】
 
【キングスライム】との配合で【ビッグももんじゃ】ができる。

トルネコ1

いずれのダンジョンでも2F~6Fに出現する。
【おおなめくじ】が少し強くなった程度の能力だが、Lv1で挑むと辛い相手。
Lvを2に上げてから2Fに降りればさほど苦戦はしないはず。
前述の通りダンジョンで力尽きたトルネコを蹴り出す役目を担っているので印象に残る。

トルネコ2

最初のダンジョンである【ちょっと不思議の草原】では3Fのみ、他のダンジョンでは1Fから出現する。
前作と比べると能力は下がっているとはいえ、きまぐれ行動の【ゆうれい】【タホドラキー】を除けば1Fの敵の中では最も強い。
やはりLvが2になれば苦戦はしないはずだ。
今作では、力尽きたトルネコを蹴り出す演出は無くなった。

トルネコ3

HP12、攻撃力7、防御力5、経験値6。
初登場は【いざないの洞くつ】の3F。【異世界の迷宮】でも3Fから出現する。
登場が少し遅くなったが、HP、攻撃力共に約2倍程に強化されている。
素手で挑むなら最低でもLv3、できれば4は欲しいところ。
仲間になった時の成長タイプは【普通・早熟】で、デフォルトネームは「モンジャ」。
仲間にした序盤の内は非常に頼りになる。
 
本編でも異世界の迷宮でも、上位種のメイジももんじゃが出てくるまでは主力として使えるだろう。
成長タイプが同じである【スライム】【スライムベス】と比べ、全ての能力値が高いので16~20Fに出現する【ゴーレム】LV2との連戦でもそれなりに生き残る。
そのため大量のスライム軍団より、ももんじゃ少数の方が攻略しやすい。よって勧誘する価値は高い。
 
最近のももんじゃは語尾に「~モジャ」を付ける個体が多いが、この頃はそのような喋り方はしていなかった。
しかし、トルネコ1の時点で出ているCDシアターでは語尾に「モジャ」を付けて喋っていたので、なぜ本作でのみ普通の喋り方なのかは不明。

少年ヤンガス

トルネコ1の演出が復活。【魔導の宝物庫】999Fで倒れようがしっかりとヤンガスを送り出してくれる。
初登場は【まどわしの森】の3F。
攻撃力は【スライムベス】と同値であり、トルネコ3の面影は無いに等しい。
だが地味にタフなので持ち込み不可ダンジョン1Fでアイテムも揃って無い状態でのコイツとの連戦は地味にしんどい。
ちなみに今作では蹴りではなく殴って攻撃してくる。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「モンジャ」、♀が「モジャナ」。
レベル8で【ふしぎなおどり】、18で誘う踊りを覚えるが、成長が遅く、仲間にしてもトルネコ3程の活躍は見込めないだろう。
Lv30まで上げるとトルネコ2、3のメイジももんじゃの得意技【くちをふさぐ】を覚えるもののそこまで上げる価値があるかというと…。
一応、成長率の高い親と配合すれば回避と運の良さは大きく伸びるようになる。
 
配合パターンは【しましまキャット】×スライム系。
スライム系を相手に配合すればしましまキャットになる。そのため、ちょっとしたループが可能。

スラもり1

上記の通り作品の準主役となった本作では、【カラカラ水源】【空中庭園ミオ・ロシタル】を除いた全てのステージの至る所に出現する。
 
こちらに気付くと、回転しながら尻尾を振り回して攻撃してくる。動きは決して早くはないので、落ち着いてプレイすれば容易にかわせるはず。攻撃後は目を回して隙だらけになるので、そこを狙うといい。
こいつに手こずるようではスラもりの攻略はままならないだろう。ちなみにかつぐとかわいいので気になる人は必見。
 
二本兵や三本兵もいるが、前者は【ノッケの森】【ニコミスキー鉱山】にしか登場せず、後者はなんと【ゴレムス】に搭乗している個体のみ登場。前者でもニコミスキー鉱山の方は2体とも倒すと二度と出現しない。
なお、二本兵は担ぐとすぐ脱出するため持ち帰ることはできない。ふわふわ中は脱出しないのでニコミスキー鉱山の方はトロッコまで運べれば一応持ち帰ることができるが、一本兵としてカウントされる上に倒した扱いにはならない。
 
【メラゾマ火山】には【スライムナイト】を使いこなすももんじゃがいる。
スライムナイトならぬももんじゃナイトである。
だが、たかがももんじゃと侮るなかれ。このももんじゃナイト、実は作中屈指の初見殺しなのだ。
こちらがスライムナイトを使った時と同じ攻撃がそっくりそのまま飛んでくるため、一度に3ダメージをもらうなんてこともザラ。下手に動き回るとあっという間にHP満タンから0に追い込まれてしまう
対処法はもちろんスライムナイトを背負って真っ向から応戦する。これに尽きる。
近づいたら相手の攻撃をこちらも剣を3連続で振って相殺し、相手が隙を見せたところをすかさず追撃する。
そして一旦離れてから近づいて相手の攻撃を相殺して追撃、のヒットアンドアウェイが最も安定した方法。
ももんじゃナイトは15回ダメージを与えると倒すことができ、以降は二度と出現しなくなるので楽になる。
 
プロローグとクリア後の隠しボス戦では主人公がももんじゃに変身する場面がある。
このときは主人公と同じ色のももんじゃになる。水色の体色はさながらメイジももんじゃである。
 
スーランスタジアムのスッカー大会にはモチャこと同じ赤いももんじゃの他、群青色、緑色、黄色(ダックスビルより若干濃い色)のももんじゃも登場する(赤いももんじゃの方はスッカーのテストを全てクリアしていないと戦えない)。

スラもり2

【ウッソーの森】を除く全てのステージに出現する。
能力は前作と同じだが攻撃の直前に腰を捻る予備動作が入るようになり、やや弱体化。
また、【空中要塞デスモージャ】では素の状態での出現はしないが、
【ゴーレム】を操縦しており、ダメージを与えていくと中から飛び出してくる。
運んだ魔物のリストを埋めるにはこの飛び出したももんじゃも運ぶ必要がある。
 
勇車バトルでの作戦は【ドカンと ぶっぱなせ!】【しんにゅうして こうげき!】
砲撃も妨害もそれなりにこなせる。器用貧乏と言ってしまえばそれまでだが。
なお、二本兵にはダックスビルのカラーリングが使われている。
メイジももんじゃの色では前作で主人公が変身したものと被るからだろうか?

スラもり3

【スーランのうらやま】【こくりゅうのアジト】【かざんじま】を除く全てのステージに出現する。
 
今までは真正面にしか攻撃できなかったが、今作では斜めに向かって攻撃したり、攻撃中に軌道を微妙に変えることが出来るようになったりと芸が細かくなった。
攻撃時のスピードも速くなり、全体的に強くなった。
 
また、【ガンバレーこうや】の前半部分にはガンマンの姿をした黒いももんじゃ「もじゃガンマン」が出現する。
柵の奥の樽の中に潜んでおり、近付くと姿を現して発砲してくる。
柵の向こうに居るためスラ・ストライクは届かず、倒すには【スライムガンマン】を使うしかない。
一発でも攻撃が当たれば消える。どちらかというと障害物に近い存在である。
 
船バトルでの作戦は前作と同じ。
出現場所の多さに加えて仲間にする条件が10体捕獲と緩いのは利点だが、基本的にはより強力な仲間が入るまでの繋ぎに使う程度だろう。
船バトルの仕様により侵入攻撃系が幹並み弱体化しているのも向かい風。

バトルロード2

第一章後期で敵チームのみで先行登場し、二章でカード化された。
ステータスはHP:502 ちから:77 かしこさ:37 みのまもり:56 すばやさ:109。
使える技は「みずでっぽう」と「モジャストライク」。
前者は口から水を吐き、敵全員に氷属性のダメージを与える。
後者はでっぱりにつまづいて、そのまま転がって敵1体にぶつかる。会心の一撃が出やすい。
ネーミングがあからさまにスラ・ストライクのパロディである。
 
他のシリーズではザコだが、本作ではそれなりに使えるモンスター。HPは低いので、他で補うべし。
主人公の職業が戦士だとモジャストライクの代わりに尻尾を回して空を飛び、敵1体に急降下する「モジャブラスター」という技を使える。この技にはマヒの効果がある。
 
なお、【イエティ】【いたずらモグラ】、とチームを組むことで【ドン・モグーラ】に、【スライム】【プロトキラー】とチームを組むことで【勇車スラリンガル】にそれぞれ合体する。

剣神

上記にあるように【モモたん】がこの種族である。
しかしモモたんは普通のももんじゃとはちょっとデザインが違う。

いたストシリーズ

DS、Wiiにプレイアブルキャラクターとして登場。ランクは両作品ともC。しっぽ団のしたっぱらしい。

いたストポータブル

ももんじゃは登場しないが、スライムが尻尾のあるジタンに対して「ももんじゃなの?」と聞くセリフがある。

いたストDS

対戦相手としては最初のツアーの【トロデーン城】と、ホラーアドベンチャーツアーの両ステージの計3回登場。
Cランクなので増資も株の購入もフルで行わないが、やたらと株の相乗りをしてくる。
ちなみに、彼が【スラバッカ島】ステージのしっぽ団エリアの店舗を購入、そして独占すると特殊台詞を発する。

ヒーローズ2

スライムに次ぐ弱いモンスターとして最序盤から登場。
引っ掻きを使ったり尻尾をプロペラにして飛んだりしてくるがやはり弱い。
ただやんちゃ個体だと序盤ではやや苦戦するかも。油断は禁物。
 
【モンスターコイン】はヘンシンタイプでももんじゃになりきれるがやはり弱い。
クリア後にももんじゃ姿で【アトラス】【ギガデーモン】とか相手にすると力量の差で涙が出てくる。
見た目で和んだり尻尾で飛び回るだけで楽しむ使い方もある。
 
なお本作の【メダル王】はこの種族が担当している。やけにデカいが。
またタイトル画面にもスライムと並んで登場しており、一種のマスコット的扱いを受けている。

トレジャーズ

お宝として【ももんじゃの像】が登場。

星ドラ

ブルリア星・マール島 泉の洞窟 地下2階などに登場。闘技場では【裂鋼拳】を使用できる。

ライバルズ

第1弾「スタンダードパック」収録の共通のノーマルカード。

2/2/2
召喚時:敵ユニット1体につにHP+1

相手のユニットの数に比例してHPが増えるカード。相手の場にユニットがいないならモーモンの劣化だが、モンスターが多い時は2コストでそこそこのHPとなる。

ウォーク

2023年4月に仲間モンスターとして先行登場し、ストーリー14章で全般に登場。とてもよく見かける。
時期が時期のためか、比較的強かったDQ10オンラインと比べてさえ数段強く、HPも8300と14章中のモンスターの中でさえ高い部類。
攻撃面でも【バギクロス】を使用するなど段違い。ももんじゃもここまで進化したか。弱点のバギ、イオ系の強力な攻撃を浴びせよう。
ちなみに、倒した後消えるまでの動作がとてもゆっくり。
 
こころは緑色でコストは138。グレードSでボミエを修得する。
 
仲間モンスターとしては「ときどきいやしのかぜ」で自動で味方全体を回復することがあるものの、
基本的にはその頼りないステータスと貧弱な耐性のせいで残念ながら戦力外のモンスターとされることが多い。
ただし稀に【ギガソード】を覚えている個体が存在する上、もしギガソードを覚えていなくても【さそうおどり】は最低限習得しているのでとくぎの継承玉抜きだし要員としては優秀。

タクト

魔獣系のFランク、こうげきタイプで登場。
使用とくぎは【ひっかきのあらし】/「とびかかってこうげき」
才能開花で、才能開花とくぎ「ももんじゃダンス」
才能開花特性は「いどう力+1」「ラブリーなしっぽ」(行動開始時、周囲1マス範囲内のなかま全てのテンションをごくまれに上げる 効果1ターン)等を習得できる。

ドラけし!

初期から所有している緑属性星1のドラけしで、スキルはたいあたり。
イベントのポイント交換やスラもりイベントでのドロップで入手できる。
 
またスラもりイベントでは第二ステージでスラもり寄りのデザイン「ももんじゃ一本兵」がボスとして登場。
星1で属性は紫、スキルは「しっぽを振り回す」。隠しステージでドロップするが、左上に一匹しかいないのでドロップ率アップのスキルをかけづらい。

その他

ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』ではダイの大冒険コラボにてユニットとして登場。
モンスターズやDQ10オンラインに準拠してスキル「さそうおどり」を所持している。