【のろいのベルト】

DQ1

初代【呪い】のアイテム。
【ガライの墓】と【竜王の城】で宝箱から拾える。
【道具】に分類され、使うと「のろいのベルトが　あなたのからだを　しめつける」とオソロシイメッセージが出て呪われてしまう。
するとラダトーム城に入れなくなってしまい、【復活の呪文】が聞けなくなるので、ラダトームの町のじいさんに頼んで呪いを解く必要がある。
【新山たかし】の4コマでは、勇者の入手したこのベルトを王様が身につけてしまい、自分の城から追い出されるというネタが描かれた。
　
もう一方の呪いアイテム【しのくびかざり】（売却価格1200G）は換金アイテムとして輝くが、これは売価180Gと大した価値はない。
それでもFC版では武器・防具を自由に売れず、おまけロト装備（売価1Gずつ）以外全部購入品であるため、自由に売却して儲けられるアイテムでは2番目に高額で、3位の【キメラのつばさ】の35Gとは天と地の差なので金策となるためさっさと売ってしまおう。
　
一品物の死の首飾りとは違って、呪いのベルトは消耗品と同じく、既に所持していても宝箱から追加入手できるので複数個同時所持が可能。
ただしガライの墓は出入りする際に鍵が必要になるので、往復して稼ぐのには向かないだろう。
なお複数個所持しているときに身に付けると所持しているすべての呪いのベルトが同時に呪われてしまい、どれも売却することができなくなってしまう。
その一方で、呪いを解いた際に無くなる呪いのベルトは1つだけで、なぜか残りの呪いのベルトは消えずに呪いが解けて売却が可能になる。
　
これに対して呪いのベルトと死の首飾りの呪いはちゃんと別個に管理されている様子で、両方を身に付けた状態で呪いを解くといっぺんに両方のアイテムが無くなるし、片方だけ身に付けた状態で呪いを解けば身に付けていないほうは消えずに残る。

リメイク版

ガライの墓では拾えなくなり、宝箱を繰り返し取ることもできなくなったため、完全に一品ものとなった。
コレクションしたい場合は【預かり所】に保管しておこう。

ゲームブック（双葉社）

やはりガライの墓で登場。2つの宝箱のうち、どちらかを選ぶシーンで、ハズレを選ぶとこちらが貰える。
【りゅうおう】との戦闘で装備できるが、その場で呪われてしまい、ラダトームへ強制送還される。
　
死の首飾りは登場しないので、同書における唯一の呪い装備である。

ダイの大冒険

体を締め付けるほどではないのだが、着けたら外せなくなる呪いのベルトである【変なベルト】が登場。
　
大魔道士【マトリフ】が魔王【ハドラー】討伐パーティーの一員だった頃に使っていた装備で、後に弟子の【ポップ】に譲られている。
悪趣味なデザインのベルトが外せなくなる…というギャグシーンだったのだが、ポップはその後も装備し続けている。
マトリフが呪いに気付かず譲り渡すとも考えにくく、なぜそんなものを渡したのか、そもそもなぜ呪われているのかも判然としない謎なアイテムだった。