【名前】

Last-modified: 2024-04-20 (土) 06:42:58

概要

生物(主に人物)の個体を識別するために付与する単語。現代の人間社会で生きていくにあたって欠かせないものとなっている。
ビデオゲームにおいても、主要なキャラクターには名前が付けられている。
 
DQではパーティに加わるキャラクター(【プレイヤーキャラクター】および同行する【NPC】)にはほぼ必ず名前が設定されている。その他のNPCは一部キャラのみに名前があり大多数は未設定であるが、シリーズが進むごとに名前付きキャラは増加してきている。
ただし、DQシリーズでは名字付きのフルネームが設定されている例は非常に少なく、PCでもキーファ・グランゼシカ・アルバートなどのみにとどまっている。
以下では主にパーティのキャラの名前や、その他プレイヤーが付けられる名前について解説する。
 
本編の全作品、および一部の外伝では、【主人公】はプレイヤー自身であるというコンセプトから、まず最初に主人公の名前を決めてからゲームを始める。一部の作品では仲間にもプレイヤーが名前を付けられたり、名前を途中で変更できたりする。
そしてゲーム中ではステータスウィンドウの一番上に、主人公や仲間の名前が表示される。
ただし、主にDS以降の作品では下品な言葉や暴力的な言葉はNGワードとして設定されていて付けられない他、混乱を避けるためか仲間になるキャラの名前は付けられないことが多い。一方で、敵側のキャラの名前やラスボスの名前などは普通に命名可能。
作品ごとの「つけられない名前」のリストについては後述する。
また、作品によっては名前としてつけることはできるがペナルティが生じるとのもある。詳しくは【命名神マリナン】を参照。
なおメーカーから公表されたゲーム画面では公式に決められた名前が付けられており、外伝作品ではそれを元にした共通の呼称もある。これらについては【デフォルトネーム】および【主人公】を参照。
各種関連作品やゲームのノベライズなどの名前については後述、あるいは【小説ネーム】を参照。
 
この「命名」というシステムは、日本での先行コンピュータRPGとドラゴンクエストを差別化する重要な要素の1つとなった。
また、DQ1発売前後のファミコンディスクシステムのゲームには、セーブファイルの識別のために名前が付けられるものも多かったが、セーブファイルのみにしか名前が使われなかったそれらと違い、ドラゴンクエストではゲーム内でもその名前が使用される。
登場人物が終始その名前で主人公を呼ぶことになるほか、ステータスウィンドウを開くと一番上に自分の命名した名前が表示される(特にDQ黎明期はプレイヤー自身の名前をつける例が多かった)ことで、よりゲーム内の世界に入り込みやすく、冒険しているという感覚が味わえる。
一方でゲーム内の世界の住人と比べると名前が浮いてしまい(プレイヤー自身の名前をつけると尚更)、異世界からやってきたような感覚にもなる。
初期のFC時代にはゲーム中に使えるカタカナが一部に制限されていたせいで主人公の名前はひらがなしか選択できず、一方【NPC】の名前や各種固有名詞は洋風のカタカナ名が大半であるため(一部例外もいるが)、どうしても主人公が世界観から浮き気味という課題が続いた。名前にカタカナが使えるようになるのはハードがSFCへと移行したDQ5まで待つことになる(ついでに濁点で一文字を占める必要がなくなったり長音符(ー)が使えるようになったのもここから)。
【冒険の書】が導入されたDQ3以降では、先述のディスクシステムのゲームと同じように、冒険の書の選択画面に主人公の名前が表示される。
 
プレイヤー自身の名前、【えにくす】、好きな他作品のキャラ名、小説ネーム、命名時に目についたもの、完全なオリジナルネームなど、プレイヤーの姿勢や趣味がよく表れるものでもある。
中にはネタ性の高い名前を付けるプレイヤーもおり、DQ関連ではDQ6の主人公にダーリンと付けた2chコピペや、SFC版DQ3でもういいよと言われるネタ画像などが知られている。
 
【キャラクターボイス】付きの作品で名前変更可能な場合、テキストはそのままでも名前を読み上げられることはなく、二人称や肩書などで言い換えられるか名前部分だけ省略されることになる。

DQ1

主人公に自分で名前を付けることは今となっては当たり前のことだが、DQ1では雑誌広告や【取扱説明書】などでこのことが強調されており、当時のテレビゲームにおいては画期的なことであった。
もちろん、【復活の呪文】でゲームを再開しても、名前は前と変わらない。
 
入力できる名前は4文字まで。FC版やMSX・MSX2版ではカタカナが一部の文字のみしか搭載されていないため、プレイヤーが付ける名前に関してはひらがなのみ使用できる。また濁点「゛」・半濁点「゜」は独立した一文字として数えられる。これはDQ4まで同様。
また本作では名前の表示が4文字に固定されており、4文字未満にした場合、未入力の部分は空白文字となる。
(例:「ろと  の こうげき!」)
なお、【成文型復活の呪文】において、本来入力できないはずの数字やハイフンなどを含む勇者名が存在することがあるが、これは復活の呪文の正否判定に「名前」が含まれていないためである。
SFC版以降ではDQ5と同じ仕様になり、カタカナも使用可能になっている。濁点・半濁点も「か゛」ではなく「が」とそれ込みで一文字となった。これらは後続のリメイク作品にも踏襲されている。
 
DQ1では主人公の名前によって初期能力値と成長パターンが決定される。
実は、名前として入力された文字にも、プログラム上では番号が割り振られ、数値として扱われている。この数値にさまざまな演算を施し、今回はその演算の結果を成長パターンの決定に使用している。
プログラムで扱える数値は何でも使ってしまおうという、当時のスタッフたちの工夫がうかがえる。
成長パターンは全部で4タイプあり、どのタイプも【ちから】【すばやさ】【さいだいHP】【さいだいMP】のうちいずれか2つが優れているというもので、全てにおいて優れている、あるいは平均的な能力値のタイプは存在しない。

DQ2

命名規則は前作と同じだが、4文字未満の場合は未入力部分が詰まって表示されるようになった。
(例:「ろとの こうげき!」)
【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】の名前は、主人公である【ローレシアの王子】の名前によって一定の法則に則って自動的に決定される。
この場合も、DQ1の成長パターンの決定と同様、名前の文字を数値に置き換えて演算し、その結果得られた数値を使用している。
なお、彼らの名前候補にはカタカナも使用されているが、その場合も濁点・半濁点は独立した一文字として数えられる(例:リンダ→「りンタ゛」、パウロ→「ハ゜ウロ」)。
 
ただし、特定の操作によって全員の名前を自由に付けることもできる。この場合は主人公同様、FC版等ではひらがなのみ使用できる。詳細は【仲間の名前を変更する】を参照。
 
また、【復活の呪文作成プログラム】には、ローレシアの王子の名前が決定されると仲間2人の名前を自動的に表示してくれるツールもある。
これを利用すると、「仲間が “コナン” と “マリア” になる名前」などを事前に調べることも可能。

DQ3

【キャラクターメイキング】制に伴い、主人公だけでなく仲間にも名前を自由に付けられる。
ただし【ルイーダの酒場に最初からいる人たち】には、最初から名前が付いている。
彼らの名前はすべてカタカナであり、魔法使いの【マーリン】はシリーズ史上初の「ー」がついたプレイヤーキャラクターである。
 
後述にもある通り、ストーリーの都合上、自分(勇者)にも仲間にも「ろと」や「ロト」という名前をつけることはできなくなっている。
冒険の書作成時に入力しようとしても「じぶんのなまえを いれてください」と表示され受け付けられないうえ、登録所でも「ロトとは神に近し者、真の勇者のみがその名を名乗れる」というようなことを言われて断られる。
特にFC版では「ろと(ロト)」というフレーズを頭に付けるのもNG(「むろと(室戸)」や「ふ゜ろと(proto)」といった具合に2,3文字目から「ろと」を使うのはOK)。
「DQ3知られざる伝説」に載っている「自分の子供に名前を付けようにも『まさかす゛』や『ろとすけ』といったFC版DQ3では入力できない名前ばかり浮かぶ夫婦」という内容のコラムによって、その手の名前は入力できないことが紹介されている。
 
商人の町では、引き渡した商人の名前が町の名前の一部に反映されるので、プレイヤーが町の名前をある程度調整できる初の事例となった。
残念ながらルーラ登録はされないので、行き先リストでその名前を見ることはできない。
 
また【冒険の書】が初めて採用された作品なので、前述のように主人公の名前がセーブデータの名前を兼ねるようになった。

リメイク版

名前の変更が可能。
カタカナの五十音や「ー」に加えて空白と「.」「!」「?」「…」、小さいァィゥェォも使えるようになった。
また主人公の名前の他、ゲーム開始時に行われる【性格診断】の際に、プレイヤー自身の名前である「まことの名」を尋ねられる。
最大12文字まで入力可能なこの名前は冒険中に呼ばれることはないが、最後にスタッフロールで使われる。初プレイなら驚くこと間違いなしだろう。
リメイク版では「ろと」の続きに文字を入力すれば受け付けてくれるため、これで全国の『ろとすけ』さんも堂々と自分の名前で冒険できる。
また、「.ろと(.ロト)」についても、主人公の【勇者】やパーティを組む仲間の名前として命名することができる。

DQ4

本作から作風の傾向がストーリー重視に変化したことに伴い、仲間キャラの名前は原則として固定となった。
仲間の名前が全てカタカナである(ただし、アリーナ、クリフト、オーリンは一文字だけひらがなで代用)のに対し、FC版では主人公のみひらがなでありちょっと浮いた存在になる。
 
今作では章によって(建前上の)主人公が異なるが、冒険の書の名前は章に関わらずプレイヤーが付けた勇者の名前で区別される。
ただし冒険の書を消す際には確認として進行中の章の主人公の名前とレベルが表示される。
 
リメイク版は、【移民の町】にも自由に名前を付けることができる。

DQ5

SFCにハードが移ったのに伴い、ひらがなに加えカタカナと「ー」(音引き)も使えるようになり、濁点・半濁点もその文字に含まれるようになったため、好きな名前をつけやすくなった(小さいァィゥェォは使えない)。
なお、濁点は「か(カ)行」「さ(サ)行」「た(タ)行」「は(ハ)行」のみ、半濁点は「は(ハ)行」のみにしか付けられず、FC版のときにできた「ま゛」のような発音不能な文字列は作れない。
仲間キャラの名前は固定だが、例外として主人公の子供である【男の子】【女の子】は、生まれたときに親である主人公が自分で名前をつけることになる。
SFCではそうでも無いが、リメイクでは付けられない名前がかなり増えた。ストーリーに関わる名前はまず付けられない。
 
【仲間モンスター】に関してはモンスターの種族と何匹目かによって名前が固定されている。
例外としてベビーパンサーに関しては、加入時に【ビアンカ】が挙げる4候補(リメイク版10候補)の中から選ぶことができる。
 
リメイク版では【モンスターじいさん】に話しかけることで、仲間モンスター(+【ふくろ】)に限り名前を変更することができる。

DQ6

名前を付けられるのは主人公のみ。
SFC版の仲間モンスターについては前作と同じ仕様。リメイク版の仲間スライムは固定の名前である。
 
「命名神マリナンに仕える神官」が初登場し、主人公や仲間、および【ふくろ】の名前を変更することができるようになった。
その場合でも最初につけた名前やデフォルト名は「もとの名前」として記録されており、その名前に戻そうとすると神官のセリフが変化する。
詳細は【命名神マリナン】を参照。
 
なおDS天空シリーズでは、正規の方法では従来どおり仮名4文字以内だが、システム上は5文字まで表示可能であり、チートを使うと5文字の名前や漢字も使用できる。

DQ7

前作と同じく名前を付けられるのは主人公のみ。使える文字はリメイク版DQ3と同じになった。
命名神マリナンに仕える神官も引き続き登場し、名前変更が可能となっている。
PS版のみ、移民の町にも自由に名前を付けることができる。
 
リメイク版では【すれちがい石版】(モンスター石版)の関係で、【モンスターパーク】に送ったモンスターには最大3匹まで決められた名前が付けられる。
また、DS天空シリーズ同様チートを使えば漢字の名前を付けることも可能だが、石版交換という通信要素がある関係上不正な石版や移民がどんな悪影響を及ぼすかわからないため、不正な石版の配布は言わずもがな、万が一不正な石版を受け取ってしまった場合はただちに破棄することを推奨する。

DQ8

名前を付けられるのは主人公のみ。
仲間も含めて名前の変更はできなくなり、再び終始固定となった。
 
【スカウトモンスター】にもあらかじめ決められた名前が付いており、スカウトの際の戦闘でモンスター名として表示される「通り名」(漢字混じりで最大9文字)と、スカウト後にチーム編成で見られる名前(パーティキャラと同じくかな文字最大4文字)が存在する。
個々のモンスターの名前は変えられないが、モンスターチームの名前は【モリー】からのチーム名候補を全て断ればかな文字9文字以内で自由に付けられる。

DQ9

名前は前作までから1文字増えて5文字まで付けられるようになった。
キャラクターメイキングの再登場に伴い、DQ3と同様、主人公だけでなく仲間にも名前を自由に付けられる。迷った場合には候補を表示させることもできる。
デフォルトキャラに最初から名前が付いていることも同じ。
 
ただし、作ったキャラは以後名前を変更することはできないので名づける際は慎重に。
主人公はもちろん、仲間も変更したいなら作り直す必要があるからである。

DQ10オフライン

【主人公(DQ10)】【主人公の兄弟姉妹(DQ10)】に名前が付けられる。6文字まで入力可能。
Ver.2では【飛竜】にも名前を付けられる。

DQ10オンライン

主人公とそのきょうだい、仲間モンスターなどに名前が付けられる。前作よりさらに1文字増えて6文字まで付けられるようになった。 
オンラインの世界に同名のプレイヤーキャラクターがいる場合のための配慮として、かつては序盤のオフラインからオンラインに移行する際に名前の変更が可能だった。Ver.4からはオフラインモードが廃止されたため、キャラクター作成のタイミングで確認が入るようになった。 
また、有料かつ条件付きではあるが、名前を変更できるサービスもある。
詳しくはこちら

DQ11・DQ11S

【主人公】のみ名前が付けられる。DQ10と同じく最大6文字。
DQ1かDQ2の【復活の呪文】でゲームを始めた場合は、FC版と同じ規則で濁点・半濁点で一文字分となる。
 
3DS版には【ヨッチ族】にも最大6文字の名前が設定され、自分で名前を変えることも可能。

海外版

欧文版では、GB系を除いて基本的に8文字以内となっている。ただし、等幅フォントを使用しているNESとPSではウィンドウのサイズを日本版と合わせるため、最初の4文字のみがステータスウィンドウに表示される。
例外としてGB・GBC版では元の名前も4文字のみと厳しくなっている。
その後DQ9まで長らく最大8文字のままだったが、DQ11では最大10文字に拡張された。
 
ラテン文字アルファベット(大文字・小文字)と、ドットやカンマ、アポストロフィ、?、! などの記号にも対応するが、使える記号は作品によって多少のバラツキがある。
DQ8以降はウムラウトなどダイアクリティカルマーク付きの文字も入力可能になった。PS版DW7とGBシリーズ、DQ9では数字も使える。
なおタッチペンに対応しているDQ9では、名前入力のUIがQWERTY式のキー配列になっている。

モンスターズシリーズ

モンスターズでは当然ながら、仲間モンスターの名前は自由に決めることができる。
DQM1は4文字だが、DQM2~ジョーカー1では5文字入れられる。DQM1、2では、名前を入れずに決定すると【系統】【性別】に応じた候補が表示される(後述の表を参照)。DQM1(GB版)では、この候補の中に【ピエール】【ガンドフ】等のナンバリング作品の仲間モンスターの名前が含まれている。
DQM2では殆どの名前候補が全系統共通で出てくるようになった。また、「パズー」「シータ」「ジキル」「ハイド」などのDQと無関係な作品が元ネタと思われる名前が出てくることがある。
DQM1、2では、付けた名前と同じ名前のモンスターが既にいる場合は「仲間に同じ名前の魔物がいます」という警告が入る(GB版ではその名前を付けられなくなるわけではないが、PS版では警告が出た後に名前入力画面に戻るため、つけることができなくなっている)。
ジョーカー1では、名前を入れずに決定すると「○○たろう」(○○は種族名の最初の2文字)等の種族名の一部が付いた名前になる。雌雄同体のモンスターの場合は「○○レッド」等の戦隊っぽい名前になる。また、ライバルマスターの連れているモンスターにも名前が付いている。
ジョーカー2からは8文字入れられるようになり、また名前を入れずに決定するとデフォルトネームにすることができるが、元の名前が漢字である場合は反映させることができず、「あんこくの**」「**の*い」といった感じで*にされてしまう。
【竜神王】【海王神】は両方「***」になってしまう。
DQMSLでは当初は10文字までだったが、種族名が10文字以上の「ウルノーガ&ウルナーガ」実装時のアップデートにより12文字まで入れられるようになった。2021年10月のアップデートで、モンスターの名前を変更する際に何も入力せず決定するとデフォルトの種族名に戻るようになった。オフライン版では名前の変更は不可。
 
テリワン3Dからは正式に漢字が使えるようになり、ひらがな・カタカナ同様に選択できる他、デフォルトネームでも漢字がちゃんと反映されるようになった。
しかし自由入力の場合の漢字が意外と少ないのが悩みどころで、【妖女イシュダル】の「妖」「女」、【狡猾王アーザムーク】の「狡」「猾」等(これは難しい字なので仕方ないかもしれないが…)、モンスターの種族名に使われていながら選択できない文字も多い。これらはその種族のデフォルトネームでのみ反映できる。
ジョーカー3プロでは自由に使える漢字が増加し、DQM3はSwitchの汎用システムで名前を付ける都合上、一部を除くほぼ全ての漢字が使えるようになった。
 
また、元の名前が9文字以上の種族に対しては元の種族名を付けることができず、名前を入れずに決定すると「ゴールデンスライ」や「ダイヤモンドスラ」のように最後の1~2文字が欠けてしまう。
この点はDQM3に至るまで改善されておらず、【魔戦神ゼメルギアス】などは肩書きを取り除いたり、【キャプテン・クロウ】【キャット・リベリオ】などは真ん中の「・」を取り除くなどの工夫をすれば良いが、上で挙げたゴールデンスライムなどの「・」も肩書きもない種族は、スーパー(S)キラーマシンに倣って「Gスライム」等、一部を英字一字で省略した名前で妥協するか、後は諦めて1~2文字欠けた名前にするか適当な名前を付けるかしかない。
 
なお主人公の名前も上記ルールに則って決めることができる。
 
ジョーカー2以降は仲間モンスターおよび主人公の名前の変更を自由に行うことができ、モンスターはモンスター預かり所のメンバーリストから、主人公はWi-Fiなどの通信メニューで行う。
ちなみに初代ジョーカーではWi-Fi通信による不特定多数のプレイヤーとの対戦が可能になった関係で、下ネタや「しね」「くたばれ」「さつじん」など暴力的な単語がNGワードになっており、これらを含む名前の場合「そのなまえはつけられません。べつのなまえをつけてください」と表示されてしまう(以降作品では緩和され、こういった名前もつけること自体はできるようになった。ただし改名するまですれちがいメニューを起動したり、対戦に参加/登場させることはできない)。
ちなみに全作品において「世界観(ストーリー設定)の都合でつけられない名前」は存在せず、一部ナンバリングでは弾かれる「ロト」や「重要キャラの名前」なども何の問題もないのでOK。「ああああ」「※♪★~」のようなおふざけネームも大丈夫。
主人公に作中キャラやモンスターの名前をつけたり、例えば【バブルスライム】【はぐれメタル】【ゲマ】【ネクロマンサー】というように、別のモンスターの種族名をつけたりするのももちろん可能。
 
【ドラゴンクエストモンスターズ+】では、この「モンスターに名前を付ける」ことがあるシステムの実行において必須である設定にされている。

何も入力せず決定した際に自動で付けられる名前

DQM(GB版)

系統性別名前候補
【スライム系】しちやん スラきち スラック スラリン
ピエール ボージェ メルトン ルーキー
オータム キャルル スラみ スララ
スラリ マルネー ミリー ライム
【ドラゴン系】カイト カラシュ ギーディ タイチン
とへとへ どらさん モベイユ レックス
アイシス キャリー ドーター ドランゴ
ベス ベリンダ マロン るーるー
【獣系】ガンドフ ゲレゲレ サベジャ すけまさ
ノデーロ ブックル ボロンゴ マックス
イエッタ カレン シンシア チロル
ニキータ ネーベル バーバラ モコモコ
【鳥系】とりさん とんぬら パーク ぴーすけ
ヘクター ラック ラディン レイブン
クッキー クックル ケリー ジョディ
フェイ ポニータ ミーシャ メグ
【植物系】かまたり シオン ズール スキーニ
ババルー ホーリー ボナンザ マイティ
イブ キュール サイサ ジル
ファ ベッキー ロゼ ワサワサ
【虫系】エービー キックス グルーム だいすけ
とぷかな ピート ブルマン ぺたぺた
コックル サニー ハニー ハンナ
ベティ ポリンク マリリン リンダ
【悪魔系】アモス バーニー ブルート ベルゼン
ボルドー マーリン メフィー るくいえ
エミリー サーラ サロメ ジュディ
ビビアン フレア ポルナ ローナ
【ゾンビ系】ゲルル ツーチン てけてけ トト
ネキシン ハグラー ミリオン レレッチ
カナカナ ジェシカ ジェニー ツィータ
ドロシー フローネ ベル レイ
【物質系】ニトロ パペック フォトン ベニー
メガーザ ロッキー ロビン ロベルト
アメット ジュエル セーラ ティアラ
パール びあびあ ルビー レダ
【????系】カール ギガトン クリスト ゴールド
ジーク セントス パプス リュオー
アニタ アンナ イザベラ エリーザ
エレオナ バルバラ マリア リリー

不思議のダンジョンシリーズ

『もっと不思議のダンジョンMOBILE』を除いて主人公の名前が固定になっているため、主人公の周りのものに名前をつけるという風変りなシステムになっている。
トルネコ1,2ではキャラクターの代わりに、未識別アイテムに名前を付ける。
トルネコ3では冒険の書と【コスタリベラ】支店の犬と猫、仲間モンスターに名前を付ける。
少年ヤンガスではヤンガス達が寝泊まりする家に名前を付ける。

トレジャーズ

仲間モンスターの名前は種族ごとのデフォルト名候補から選ばれ、変更は不可。
団の名前はデフォルトではカミュマヤ団だが、いつでも変更可能であり、漢字が使用可能。

各種関連作品

小説版・CDシアター

DQナンバリングタイトルを原作とする【小説ドラゴンクエスト】シリーズや【CDシアター ドラゴンクエスト】では、それぞれ【主人公】に独自の名前が使われている。
それらについては【小説ネーム】を参照。

精霊ルビス伝説

後書きによると【ルビス】の名前からルビーを連想し、主要な五大家の人物は宝石をもじって名付けられている。
それ以外のキャラや家名などは、観賞魚やそれに関連する用語をそのまま使っていたりするものが多い。中にはエサキン(肉食魚の餌にされる金魚)というあんまりな名前を付けられ、名前同様の悲惨な末路をたどったキャラも……。

ダイの大冒険

キャラクター名の由来に関しては、各キャラの項目を参照。
【ダイ好きTV】#58において【三条陸】より「この世界では特殊な仕事をしている家系・一族以外は苗字を持たないのかもしれません」と語られており、【アバン】【ロン・ベルク】以外のキャラクターに苗字は設定されていないようである。
 
また、2020年版アニメの3代目エンディングテーマ(第51話から使用)の曲名が『名前』となっている。
作詞はムツムロアキラ、作曲と編曲はハンブレッダーズ。
映像は真夜中の出来事。【アバンの使徒】が想いを馳せる中、【ダイ】は民家の屋根で落ち込んでおり、【ポップ】が傍にいる。そして夜明け前に仲間が迎えに来て駆けつけるというもの。

ロトの紋章

DQ3の百年後という世界観設定のため、勇者ロトこと【主人公(DQ3)】にもアレルという名前が設定されている(小説ネームと同じ)。
また三人のケンオウの始祖(勇者ロトのパーティメンバー)は、【戦士】【フルカス】【武闘家】【フォン】【賢者】【カダル】という名前と構成になっている。
 
なお小説版の【ロトシリーズ】主人公が「アレフ」「アレン」「アレル」と『ア』で始まる名前だったことを意識してか、ロトの血を引く勇者は【アルス】【アステア】【アラン】、Returnsの【アロイス】、続編の【アロス】【アニス】と『ア』で始まる名前ばかりになっている。

天空物語

DQ5の双子たちに焦点を当てた作品のため、【男の子】にテン、【女の子】にソラという名前が付けられている。
一方で【主人公(DQ5)】には固有名がつけられておらず、名前を呼ぶのは避けられている。

幻の大地(漫画版DQ6)

【主人公(DQ6)】はボッツという名前になっている。
また【ぶちスライム】【仲間モンスター】になるオリジナル展開があり【キズブチ】という名前が付けられている。
リメイク版DQ6ではぶちスライムが仲間になるが、本作の影響があったかは不明。

エデンの戦士たち(漫画版DQ7)

【主人公(DQ7)】の名前は小説版と同じく【アルス】となっている。

蒼天のソウラ

【主人公(DQ10)】に相当する(DQ10のメインストーリーを体験している)キャラクターには【ユルール】という名前が付けられており、各種作品にDQ10主人公枠で登場するエックスくんでは無い。
なお実際にDQ10をプレイしている読者のキャラを作中に登場させる試みもなされており、名前もそのままのため、読者キャラにあたる【冒険者】たちはかなり自由で幅広いキャラ名だらけとなっている。

付けられない名前

DQ3(FC版)

「ろと」および「ろと」で始まる名前(「ろと○○」)。

DQ3(リメイク版)

【オルテガ】【バコタ】【カンダタ】【ノルド】【ヒミコ】【エリック】【オリビア】【バラモス】【ガライ】【ルビス】【ゾーマ】【ゼニス】、そしてFC版同様【ロト】の、計13種類。
ルイーダの酒場でこの名前を付けようとすると「その名前の人をお探しする事はできません」と断られる。

なお、「.ろと(.ロト)」については、主人公の【勇者】やパーティを組む仲間の名前として命名することができる。

DQ4(リメイク版)

ストーリーに関係するキャラやモンスターはほぼすべて不可

ストーリーに関係し、命名可能なキャラ

DQ5(リメイク版)

以下に挙げる名前が入力不可となっている。ひらがな変換すれば入力可。なお、SFC版では特に制限はなく、入力できる字数・文字種の範囲内であれば自由に命名できる。

PS2版

DS版

DQ6

※下記はSFC版で検証したもの。
DS版ではメインキャラと仲間モンスターの名前以外は解禁され、それらの名前もひらがな(【ぶちすけ】のみカタカナ)ならOKと大幅に規制緩和されている。

DQ7(リメイク版)

3DS版で検証。
パーティメンバー以外のNPCの名前は使える。

DQ9

DQ11

  • パーティーメンバーの名前
  • 【ロト】
  • 空白のみ
下品な言葉など(クリックで表示)

太字は名前のどこかに入っているだけでNGになるもの
あいえき あおかん あさはらしょ アナル アヌス いちもつ(「イチモツ」は可) イラマチオ いんかく いんけい いんこう いんしん いんにょう いんのう インポ いんもう いんらん ヴァギナ ウンチ ウンコ エクスタシー エネマグラ えんこう オーガズム おしっこ おちんちん(「オチンチン」は可) おっぱい オナニー オナペット オナホ オナホール オナる おめこ オルガズム かいしゅん カウパー かくせいざい かたわ がんしゃ きちがい キリスト きんたま(「キンタマ」は可) クラック クリトリス くろんぼ クンニ コカイン コンドーム ザーメン さつじん サティアン じい じいこうい ジーザス シコシコ しゃせい シャブ しょじょ スカトロ スペルマ すまた スワッピング せいえき せいかんたい セクハラ セックス セフレ せむし センズリ ソープランド そとだし たいま ダッチワイフ だっぷん ちかん(「チカン」は可) ちくび ちつ ちぶさ チンカス ちんげ チンコ チンチン チンボ チンポ チンボコ チンポコ つんぼ ディルド デカチン デカマラ てこき どうせいあい どうてい ドラッグ なかだし ナチス にくぼう ニグロ ノーパン ばいしゅん パイズリ ばいた パイパン パイプカット はくち びっこ ビッチ ビンラディン ファッキュー ファック フェラ フェラチオ ぶらく ペッティング ペド ペドフィリア ペニス ヘロイン ほうけい(※) ほうにょう ぼっき ホモ ポルチオ ポルノ まぐわい マジキチ マリファナ マンカス まんげ マンコ めくら モルヒネ ヤリマン ラブジュース りょうじょく レイプ レズ レズビアン ロリコン われめ
※…前に余計な文字を入れた場合と間にスペースを入れた場合は通るが、後に余計な文字を入れるとNGになる。
 
3DS版のすれちがい通信のプロフィールのメッセージ欄では以下の単語もNG指定される。
アンフェタミン えんじょこうさい シックスナイン ディープスロート ピンクローター マスターベーション まんぐりがえし メタンフェタミン

DQ10のNG基準を流用している模様。
過去作よりも制限が緩くなっており、パーティーメンバー以外の重要人物や主要なボスキャラの名前は全て入力可能。パーティーメンバーの名前や「ロト」も、平仮名のみや平仮名とカタカナ混じりなら入れられる。
また、カタカナだけの場合でも伸ばす棒を「~」にした場合や、文字と文字の間にスペースを入れた場合、名前の前後に「!」や「?」を入れた場合などは入れられる(「セ~ニャ」、「グ レイグ」、「マルティナ?」、「!カミュ」など)。
ただし、「ベ」の字は平仮名とカタカナで同じ文字になっているらしく、平仮名の「べ」とカタカナの「ロニカ」で「べロニカ」とするのはNG(逆の「ベろにか」はOK)。
下品な名前の制限に関しては、過去作でNGだったが今作ではOKになったもの(「バカ」「アホ」「クソ」など)が増えた一方、今作で新たに下品なワードに認定され付けられなくなった名前も多い。
6文字まで付けられるようになったのに伴い新たにNGワード指定されたものもある(「ファッキュー」など)。
また、下品なワードには「名前のどこかに入っていると問答無用でNGになるもの」と「名前の一部に入っているだけならOKなもの」の2段階がある。
後者は「ウ ン コ」のようにスペースを入れたり、「ウンコア」や「ウンゴ」のように余計な文字や半濁点や濁点を入れたり、「ウンこ」のように片仮名と平仮名を混ぜたり、「ゥンコ」のように大文字を小文字に(または、小文字を大文字に)すればOKになるが、前者は間にスペースや余計な文字を入れたり片仮名と平仮名・大文字と小文字を混ぜたりしてもNGになる。
この仕様のせいで「レオナルド」という名前が付けられなくなってしまっている。ドイツ語版での【シルビア】の名前である「リオナルド」(Rionaldo)も付けられない。
DQ1・DQ2の【復活の呪文】を利用して主人公に下品な名前を付けようとしても、文字が自動的に「*」に変換される(例:「うんこ」→「***」)。
ただし、【復活の呪文作成プログラム】を利用して「0721」のような卑猥な数値で名前を付けたDQ1・DQ2のデータをDQ11に送るのはOK。
 
3DS版では【すれちがい通信】のプロフィールのメッセージ欄に下品な言葉を入れようとすると「申し訳ありませんがその文章は入力できません」と表示されるが、その基準は主人公や【ヨッチ族】の命名と全く同じであり、かなりガバガバである。
例えば、名前の一部に入っているだけならOKなワードの場合、そのワードのみを入力するとNGになるが、その他にも文字を入れると普通に通ってしまう。(例:「ウンコ」とだけ入力するのはNGだが「ウンコしたい」などと入力すると通る)
また、「しね」「ころす」といった暴言が普通に入力できてしまう。

トルネコ3(GBA版)

不必要と思える程に幅広い語をNG指定している。

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あそこ あなる あほ あま あるちゅう いあんふ いじめ いちもつ うけ うわき うんこ うんち えすえむ えっち おかま おけつ おしっこ おしり おたく おちち おちんちん おっぱい おてあらい おなにー おなら おばか おべんじょ おまぬけ おまんこ おめこ おもらし おろかもの かたぎ かたわ きちがい ぎっちょ くそやろう くびきり くれいじー くろんぼ くんに げい けつ げり ごうかん こうさつ こじき こすぷれ このやろう ころし ころす こんどーむ さつじん さつじんき さど しすこん しっこ しめころす しもねた しゅうじん しゅっさん しょうさつ しょうべん じょせいき しょたこん しょんべん しり すかとろ すけ すけべ せいしょく せいしょくき せいり せくはら せっくす せっぷく せめ だいべん たこやろう たち だっぷん だんせいき ちかん ちち ちびくろ ちぶさ ちょん ちょんこう ちん ちんこ ちんちん ちんぼ ちんぽ ちんぽこ つんぼ でりへる てろ てろりすと てろりずむ どあほ といれ どらっぐ なるしすと にんしん はーれむ ばい ばいあぐら ばいしゅん はいせつ ばいた ばかちん ばかもの ばかやろう はくち はなたれ はらがたつ はらたつ はらむ はれんち はんざい びっち ひとごろし ぴんさろ ふぁざこん ふぁっかー ふぁっきん ふぁっく ふぇら ふぇらちお ぶっころす ぶっとばす ぶらこん ぶるせら ぶれいもの へ ぺにす べんじょ へんたい ほーむれす ぼくさつ ほすてす ほすと ほも まいるーら まおとこ まぐあい まざこん ますたべ まぞ まにあ まぬけ まふぃあ まら まんこ みみつんぼ むかつく むせい めくら やきころす やくざ らぶほてる りすとら れず れずびあん ろりこん
 
【さつじんき】(殺人鬼)はドラクエのモンスターの名前として使用されており、実際にトルネコ3にも登場しているのだが、何故か禁止用語となっている。
マイルーラなどは意味が解らないプレイヤーも多いのではないだろうか(女性用の避妊具の一種)。

DQM1

「ああああ」といった同じ文字4文字の名前と、「うんこ」(片仮名で「ウンコ」は可)などの一部の下品な言葉が付けられない。

DQM2

同じ文字4~5文字の名前(「ああああー」等の同じ文字4連続+違う文字1文字もNG)、下品な言葉の他、前作の最初の仲間モンスター【スラぼう】が付けられない。

DQM1・2(PS版)

空白のみの名前や、既にいるモンスターと同じ名前、下品な言葉が付けられなくなっている。
「スラぼう」は2でも付けられるようになった。

キャラバンハート

ストーリーの主要人物全般。特に本作では幻魔に転身できるのにどの幻魔の名前も付けられない。

ジョーカー1

全国のプレイヤーとWi-Fi対戦ができるためか、幅広い語をNG指定している。
しかしジョーカー2以降はNG指定が無くなった(ただしすれちがいバトルに移行できなかったり対戦に参加させられなかったりと制約はある)。

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あなる あるちゅう いあんふ いじめ いちもつ うんこ うんち えた えっち おかま おし おしっこ おしり おちんちん おっぱい おなにー おなら おまんこ おめこ かたわ きちがい ぎっちょ くびきり くれいじー くろんぼ ごうかん こじき こすぷれ ころし ころす こんどーむ さつじん しっこ しゅうじん すかとろ すけべ せいり せくはら せっくす ちびくろ ちょん ちょんこう ちんこ ちんちん ちんぼ ちんぽ ちんぽこ つんぼ でりへる といれ ばいしゅん はれんち ばいた はくち びっち ぴんさろ ふぁっく ふぇら ふぇらちお ぺにす へんたい まいるーら まぐあい まんこ めくら やくざ やくちゅう りすとら ろりこん FUCK SEX

【さつじんイカリ】が登場してるのに何故か「さつじん」が禁止用語となっている。
さらに5文字以上の名前を入力できるWi-Fi対戦では以下の名前も付けられない。

しょくぶつにんげん せいしんはくじゃく ますたーべーしょん TOILET ONANIE

テリワン3D~ジョーカー3プロ

「死ね」等の暴言や、6桁以上の数字が名前に含まれているモンスターはWi-Fi対戦に参加させられない。
「ウンコ」「ころす」等がNGでは無くなっていたりと、NGの基準がやや緩くなっている模様。

DQMSL

DQ10のNG基準を流用している模様だが、DQ10よりも基準がかなり厳しくなっており、幅広い語をNG指定している(「死ね」だけでなく「氏ね」もNGになっているなど)。日本語だけでなく、一部の下品な英単語も入力不可になっている。
また、フォントが用意されていない漢字や記号は使用できない。「糞」「屁」といった下品な漢字は大抵フォントが用意されていない。
下品な単語や暴言だけでなく、特定の宗教団体の名称や、下品ではない単語(「整形」など)にもNGになっているものがある。変わった所では「禁止ワード」という単語自体がNG指定されている。
一方、半角片仮名で入力したり、「死 ね」等のように間にスペースを入れるとどんな下品な言葉でも通ってしまうという抜け穴がある。
かつては【セルゲイナス】がNGワードに引っ掛かってしまい、セルゲイナスの名前を変更してしまうと元の種族名に戻せなくなってしまっていた。現在は修正されたが、前後に他の文字を入れるとNGになる。
また、DQ10のNG基準を丸々流用しているのが原因で当初はDQ10の重要キャラの名前もNG指定されており、【魔勇者アンルシア】でも同様の問題が発生していたが、こちらは「アンルシア」等のキャラ名をNGワードから除外する措置が取られた。
その後【がったいまじん】が実装された際にもセルゲイナスと同様の問題が発生し、すぐに修正された。

DQM3

DQMSL同様、NG基準は厳しめに設定されている。NG基準はDQMSLの流用ではないらしく、あちらで何故かNG指定されている「整形」「禁止ワード」は使用可能。
また、過去作でNG指定されていた6桁以上の数字は今作では使用可能になっている。
一部の下品な単語は、「ウ○コ」のように1文字を○で伏せてもNGになる(○以外の記号で伏せると通る)。
全世界で発売されている関係上、日本語以外の言語の下品な言葉もNG指定されており、漢字の「日」は中国語で下品なスラング(英語で言う所のFワードに相当する意味)になっているのが原因で使えなくなっている。
英語圏の人名Richardの愛称であるDickも下品なスラングになっているのが原因で使えない。
下品な言葉の他にも、何故か「マンスリー」「18」「28」「69」「74」も付けられない(「18」「28」「69」「74」は余計な文字を入れると通る)。

ヒーローズシリーズ

DQ10と同じNG基準が採用されている模様。

ビルダーズシリーズ

DQ10のNG基準で下品な単語が付けられなくなっている。
さらに【立て札】に書けるメッセージには5文字以上のNGワード指定もある。
Switch版はさらに厳しくなった。

どこパレ

「ウンコ」などの下ネタや悪口、ナチスやスペースだけの他、【スラリン】も付けられなくなっている(禁止ワードの文字の間にスペースや記号を入れても不可になる)。絵文字も当然不可。
「レオナルド」は付けられる。