【イゴルタプ】

DQ11

【神の民の里】の長老。英語版での名前はEegoltap。
神話の時代から生き続けているという【神の民】。
かつて先代勇者【ローシュ】一行の旅にも協力していたことがある。
　
現在は老齢ゆえに普段ほとんどの時間を眠りに費やしており、実務は【クーロン】が取り仕切っている。
たまに目を覚まして太陽の神殿まで来たかと思えば、急に倒れて眠りについてしまうので周囲の心臓に悪い。
　
なお、神話の時代、セニカが【邪神ニズゼルファ】の肉体を上空に封印する場面ですでに老人の姿をしており、周りの神の民よりも老けている。
現在、神話の時代からの生き残りと明言されているのは彼のみであり、当時の明らかにイゴルタプよりも見た目が若い者たちよりも長生きしている理由については不明。
　
双子の兄が実在し、【試練の里】の長老を務めている。弟のイゴルタプと容姿がうりふたつで、やはり周りの神の民よりも老けているが、弟のようにほぼ眠っている訳ではない様子。
もっともここは異空間なので、現実と時間の流れが違うのかもしれないが。
上述の通り双子であることからして、彼も神話の時代からの生き残りと考えられる。なお、名前は作中で記されていない。

世界に異変が起きた後

他の神の民と共に里の崩壊に巻き込まれ死亡してしまっている。

過ぎ去りし時を求めた後

神の民の里が崩壊を免れたために主人公一行との邂逅を果たす。
最初は「大樹さまの苗木を頼れ」としか言わず再び眠りについてしまったかのように思われたが、主人公たちが【聖なる種火】を手に入れた後再び目を覚まして主人公たちの所へとやってくる。
この時、主人公たちの眠れるチカラを呼び覚ましてくれる（後述）。
　
【ウラノス】に会った後会いに行くと再び目を覚まし、【忘れられた塔】の入り口の鍵である【神秘の歯車】を渡してくれる。それ以降は目を覚ます事はなく、話し掛けても寝ているだけ。

能力の覚醒

イゴルタプによって付与される能力は以下。具体的には過ぎ去りし時を求めたときに失われていた能力の復帰+αである。

• 主人公以外の7人に、「過ぎ去りし時を求める直前」から「過ぎ去りし時を求めた後に再加入したとき」を引いた分（言い換えれば、異変の前にオーブを揃えて【聖地ラムダ】の【ファナード】に話した時から、過ぎ去りし時を求める直前までに得た分）の【経験値】と【ドーピング】分ステータスを付与。
  異変が起きる前をLv37未満で終えて再加入時に自動でレベルアップしている場合、そのレベルアップ分の経験値も差分に含まれる。
  世界に異変が起きた後にPTにいなかったベロニカには、セーニャが得る分と同等の経験値が入る。
  なお、経験値は「以前の値に戻る」のではなく「上乗せされる」ので、過ぎ去りし時を求めてから得ていた経験値もムダにはなっていない。
• 世界に異変が起きた後でイベント習得していた呪文【バギクロス】、特技【グランドクロス】【デビルモード】、れんけい【グランドネビュラ】【ナカマよび】の再習得。
• 【カミュ】【ロウ】【マルティナ】の3人の【スキルパネル】に、世界に異変が起きた後のイベントで追加された分のパネルが再追加。
  また、【ベロニカ】と【セーニャ】に全く新しいスキルパネルが追加。
  ただし開放しているスキルパネルはそのまま（当たりパネルも開けていない扱い）なので、再度振り直す必要がある。
• 主人公の各種剣技（◯◯斬）の習得。
• 邪神復活後に訪れていなかった場合、【ルーラ】の行き先に【ドゥルダ郷】が再追加。PS4版等では【デルカダール城下町・下層】と【勇者の峰】、他に異変が起きて以来訪れていない拠点がある場合はそれらも追加（キャンプ地は追加されない。ルーラの頁も参照）。

DQ11S

声優は緒方賢一（【テオ】と兼役）。過去にはCDシアターDQ6で【デスタムーア】を、3DS版DQ8で【グルーノ】を演じている。
　
なおDQ11Sでは再加入時の経験値が上記のファナードと話した時（グレイグは初期値）のものと比べて若干の誤差が発生するバグがある。この場合は強化時に得られる経験値も、上記の「言い換えれば～」のものとは正確には一致しない。
検証したところ、この誤差はDQ11Sで追加された要素である「乗り物でのモンスター撥ね飛ばしによる経験値」が関係していることが判明した。詳細はこちらを参照。