【おしゃれ装備】

概要

DQ10、DQ11に登場する【着せ替え】要素の別称。

DQ10オフライン

【主人公】についてはオンライン版のドレスアップ同様に、そうび画面で「マイコーデ」を登録することで主人公の装備の見た目を変えることができる。
　
仲間キャラクターは、【だいじなもの】として入手できる「見た目装備」を手に入れると、そうび画面で現在の装備とは関係なく見た目を変えることができる。
各装備はそれぞれオンライン版に由来する衣装であり、通常の装備セット、期間限定イベント由来のもの、公式ショップで販売されているものなど様々。
【カラーリング】を変更することもでき、それにはその見た目装備をセットした状態で染色屋【ピピル】?に話しかける必要がある。
　
各キャラ3種類ずつ存在するが、Ver.1で加入する仲間のものについては、一つは所縁の地の外伝クエストの報酬、一つは各種寄り道コンテンツの景品である。もう一つは超デラックス版購入者限定のDLCになっており、本作に投資したリアルマネーの差が画面に見える形で現れることになった。以下の表ではこの順番に記す。

このうちひつじのころもは主人公の通常装備「ひつじのころもシリーズ」としても実装されているため、主人公が着ている姿を見ることができる。
アンルシアについてはオン版のアンルシアおめかし衣装から採用されているが、オン版映像を流用しているイベントムービーには反映されない。

DQ10オンライン

プレイヤーズサイトやイベントで入手できるおしゃれ装備は、「外見を着飾ることだけが目的の、性能としては最低ランクの装備品」を意味する。
中には歴代DQシリーズにおける伝説級の装備もあるが、あくまでも外見用のレプリカなので悪しからず。
　
その後、装備の見た目を変える【ドレスアップ】機能などの追加で、実用性が生まれた。
限定的だがカラーリングの変更も可能なほか、DQ11とは違い、武器や盾の見た目も変えることができる。
アクセサリーのうち、顔アクセは見た目に反映される。

DQ11

仕様はDQ8の着せ替えシステムとほぼ同じで、装備品1つ、または特定の2～3つを組み合わせることで仲間キャラクターの服装が変化する。
【パレードの服】（主人公とシルビア）と女性全員が装備可能な【メダ女の制服】および【伝説のメダ女の制服】以外は各キャラクターの【専用装備】となっている。
見た目は同じで性能が異なる装備（いわゆる上位下位の関係）に関しては、上位のもの同士、下位のもの同士を装備した場合のみ、グラフィックに反映される（それぞれ一つずつ装備した場合は通常のグラフィックである）。
冒険中や戦闘だけでなくイベント中でも適応されるのは今まで通りだが、専用ムービーや一部イベントでは通常の服装に戻る場合もある。
　
キャラクター毎に全てのおしゃれ装備をコンプリートすると「おしゃれな◯◯」の称号を獲得できる（◯◯はキャラ名。ただし、【主人公（DQ11）】の場合「おしゃれな勇者」）。
全員分をコンプリートすると「おしゃれマスター」の称号を獲得。なお外見が同じものは一方だけで称号を獲得可能。

3DS版

5つの限定装備があり、称号の獲得難易度がPS4版よりも高くなっている。
3DS版における称号の獲得条件については次の通り。

• 5つの限定装備（【伝説のメダ女の制服】、【黒ネコのきぐるみ】、【黒ネコのかぶりもの】、【神のおどりこの服】、【ラバースーツ】）も入手する必要がある。
  ラバースーツ以外の4つは同じ場所で売ってはいるもののどれもこれも高額商品であり、ラバースーツの入手は並大抵の戦力では難しい。
• 基本的には、外見が同じ装備も全て入手する必要がある。例えば主人公はユグノア甲冑スタイルを入手済みでも、絆の甲冑スタイル（アーウィン装備）も入手しなければ「おしゃれな勇者」にはなれない。
• 「おしゃれマスター」についても、外見が同じものを含め全てのおしゃれ装備を揃える必要がある。そのため、8人目の「おしゃれな◯◯」獲得と「おしゃれマスター」獲得は必ず同時に発生する。
• ただし例外があり、マルティナ専用の【きわどい水着】を入手しなくても「おしゃれなマルティナ」と「おしゃれマスター」は成立する。【カジノ】の景品でしか入手できないという事情が考慮されているのかもしれない。一応は魅力最高装備なのに、おしゃれ称号の獲得条件から除外されるとは悲惨。
  一方、【あぶない水着】は称号獲得のために必須となっている。世界に異変が起きた後で【キングマーマン】から入手出来るが、それを逃した場合はカジノの景品として入手する必要がある。なお、きわどい水着だけを入手しても称号は獲れない。

なお、ラバースーツが真エンディング後のボス報酬限定であるため、3DS版ではセーニャの装備を揃えるのが最難関となっている。

DQ11S

ウィンドウ内では、おしゃれ装備にはピンクのアイコンが表示されるようになった。
おしゃれ装備の種類も増加し、【アテナのころも】など上位・下位の装備と性能が違うだけだった物は、色が変わっている。
新規追加のおしゃれ装備は、従来のものと異なり全て打ち直し不可。またモード切替やアイテム増殖を使用しない限り、基本的に一つしか入手できない。
　
称号の獲得には、色違いも含めて全て入手しなければならない。ただしDLC限定のものは収集対象から免除されている。
3Dモードでの【妖魔のバニースーツ】の入手には追加要素である最強裏ボスを倒さねばならないうえに、その裏ボス自体が強敵であるため、マルティナの装備を揃えるのが最難関になった。一方2Dモードでは【気高き戦姫マルティナ】のイベントで妖魔のバニースーツが【収集アイテムリスト】に登録されて入手済みと見做されるため、無印版と同じくセーニャの【ラバースーツ】が最難関である。

見た目装備

Sでは3Dモード限定で、おしゃれ装備を一度揃えれば、以降はそれを身につけていなくても外見だけその装備の姿にすることができる「見た目装備」が導入された。これによって性能を気にすることなくオシャレできるようになった。
見た目装備は【そうび】コマンドで設定できる。見た目装備が利用可能かどうかは【収集アイテムリスト】で判定している模様であり、装備を売ったり、モード切り替えでストーリーバックしても利用できなくなることはない。
このため、おしゃれ装備を全て集めた後にモード切替で最初付近に遡れば、もうほとんどやることのなくなった時期に手に入る【ラバースーツ】などを好きなタイミングで着せてストーリーを堪能することができる。
ただし2Dモードが適用外な都合上、モード切替時には設定が記憶されず、再度3Dモードに戻した場合は再設定する必要がある。
　
デフォルトの「（なし）」にすると従来どおり装備中のみ変更され、装備していないときはデフォルトの姿になる。
なお、見た目装備で公式のデフォルトルックを指定することはできない。どうしてもデフォルトの外見にしたい場合は見た目装備を「（なし）」にしたうえでおしゃれ装備を外すしかない。
また、おしゃれ装備をした状態で見た目装備を設定すると、当然だが見た目装備の方が優先される。例えば、【ベロニカ】に【とこしえのぼうし】と【とこしえの法衣】を装備させて、見た目装備の「うりぼうスタイル」を設定するとうりぼうの姿になる…といった具合。
これは各個人の見た目の好みだけでなく、性能はいいけど移動時の音が気になる主人公の鎧や、背中の羽がどうしても邪魔になるシルビアのパレードの服など、何かしらの問題が起きるものを別の見た目機能にすることで解消するという目的で使われることも多い。

おしゃれ装備一覧

※トロデーン王国スタイルとうりぼうスタイルは、DQ11S初回版の「通常版」では利用不可。

その他

• 主人公とカミュは、【ホムラの里】の蒸し風呂では風呂用の浴衣姿に変更される。
• セーニャは【イメチェンリング】で髪型を短髪に変更する事ができる。
• マルティナは【デビルモード】を発動すると強制的に【バニーガール】スタイル（【呪われしマルティナ】）に変化する。
  またDQ11Sの【気高き戦姫マルティナ】で【妖魔軍王ブギー】にバニースーツを着せられた時は、見た目が強制的に「あやしきバニースタイル」（妖魔のバニースーツ）になり、変更できなくなる（変えようとすると「呪いで見た目を変えられません！」と表示される）。
• DQ11Sでは【メダチャット地方】でパレードに参加している時、グレイグとロウの姿がDQ3遊び人の格好になる。ロウは【月刊Ｖジャンプ】創刊25周年記念CGアート、グレイグは【岡本北斗】のTwitter（現在は削除）で公開されていたもの。
• 欧米版（無印）限定で、【Artisanal Trodain Bandana】+【Artisanal Trodain Togs】でもトロデーン王国スタイルと同じ姿になる事ができる。こちらはDQ11Sには登場しない。

この他に挙げればきりが無いが、ストーリーの最序盤や【エンディング】中など特定のシーンでは、おしゃれ・見た目装備が無視され強制的に外見が変わる場合がある。