【エグドラシル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:20:18

概要

モンスターズシリーズに登場するモンスター。
世界樹の化身といわれる巨大な樹木のドラゴンのような魔物。
ほぼ全身が生い茂る緑に包まれており、そこから木の幹を思わせる質感をしたドラゴンのような頭部と、根っこのような足を覗かせているのが印象的。
名前の由来は【世界樹】を意味する【ユグドラシル】(DQ10からはスティックの名前に採用されている)。
 
おそらくジョーカー以前のDQMシリーズでは最大の大きさを持つと思われるモンスター。
DQMJ2Pへの参戦が決まった際の公式画像でも、他のモンスターとは比較にならないほどの巨躯で掲載されていた。
 
亜種として、スーパーライトには雪が積もった「真冬のエグドラシル」、その転生先としてクリスマスツリーの装飾が施された「聖夜のエグドラシル」がいる。

DQM1(PS版)、DQM2

植物系のモンスターで、サイズはG。
【ローズバトラー】【ギガンテス】の配合でのみ作ることができる。
習得する特技は【ザオラル】【あまいいき】【すべてをすいこむ】
ザオラル(成長すると【ザオリク】)を覚えるのはやはりエグドラシルだけに【せかいじゅのは】を意識しているのだろうか。
 
配合で作れる植物系最強ランクのモンスター。
HPがすさまじい勢いで成長し、MP、守備力、賢さもかなりの成長を見せる。
耐性も総じて高く【メタル化】が可能であり、会心率もかなり高く、文句の付け所がないくらいの強さ。他のRPGでよくある「植物は火が弱点」という常識をぶっ壊すことができる。
だが、植物系はシナリオイベントをこなすと入手できる【ワルぼう】、そしてテリーとのお見合いで入手可能な【わたぼう】がいるお陰で、こいつは今ひとつ日が当たらない。
GB版ではコイツを使った配合も無く、PS版ではコイツを血統に【ワンダーエッグ】でローズバトラーに戻せる程度で地味。
決して弱くはなく、単純な能力はわたぼう、ワルぼうを上回ってるのだが…。
 
敵として出てくるものは1000前後のHPと高守備力で非常にタフなのだが、何よりザオリクで他の敵を生き返らせるところが嫌らしい。
前述の通り耐性は高いのだが、実はマヒ、メダパニ、呪いに弱く、動きを止めることは容易。マヒ→まじんぎりのコンボであっさり倒せてしまうことも。
致命的な弱点が多く、他の最強種族に比べれば弱い部類に入るだろう。

ジョーカー2プロ

自然系のSSランクで、イメージ通りの超巨大モンスター。
特性は「ギガボディ1~3回」「カウンター」「れんぞく(4回)」「くじけぬ心」。
MPは全モンスター中最高の1200という値を誇り、次いで守備力と賢さが高め。
特性のくじけぬ心も相まって、耐久面に優れる。
が、マホトラ耐性がないためギガ・マホトラの前にせっかくの高いMPも無駄になってしまうことが多々あり、呪文に対してはカウンターも無力のため驚くほど簡単に沈んでしまうことも。
使うなられんぞくを生かして状態異常斬撃を放ったり、賢さを生かせるメドローア等を主体に。
配合方法は【わたぼう】×【ワルぼう】。どちらも入手は困難なので、手に入れるのは過酷を窮める。
 
最強マスター決定戦ではスクエニのチーム「でんせつのきのしたで」で登場。
無印版のヘルクラウドを思わせる強豪モンスターであり、高い能力値に加えてマダンテも習得しているため、
生半可なパーティでは成す術もなく散る。
が、こいつはむさべつ級のマスタードラゴン等と違ってMPを回復する手段を持っていないため、
「つねにアタックカンタ」持ちの【邪獣ヒヒュルデ】なんかをぶつけてやるといい。
そこそこの確率で開幕マダンテを放ってガス欠を起こし、その後はひたすら防御し続けるしかなくなるため、判定で確実に勝てるのだ。
スキルは固有の【エグドラシル】
ちなみに攻撃モーションは通常攻撃が片足で踏みしめてとがった根っこを出し、体技、特技使用時には頭を収納して巨木の姿になる。

テリワン3D

前作と比べると能力値に大きな変化はないが、+25で【まれにまもりの霧】、+50で【タメトラ攻撃】を会得するようになった。
自身のスキルが回復特価の割に回復のコツがないのが残念だが、マホトラに対する無効耐性は得たので、3枠キラーの1つ【ギガ・マホトラ】でMPを枯渇させられる心配がなくなった。
ちなみにステータス合計値は全モンスター中3位。
MPは堂々1位をマークし、使用しているユーザーも前作と比べ大幅に増えた。
一方、マインド耐性が半減どまりになってしまったため、マインドブレイク持ちと相対すると動きを止められっぱなしで甚振られることも。
もっともマインド半減はこいつだけの問題ではなく、自然系ギガボディ全般に言えることなのだが。
気になるなら最強グラブゾンやホラー、カンダタワイフ等を付けて埋めておくといい(オススメはねむり攻撃の特性付きの前者)。
 
スキルの「エグドラシル」は上位の回復系を比較的デメリットの少ない「ダメージ増ボディ」で得られることで脚光を浴びている。
このスキルも前作までと違って【あくまの書】で使い回せるので、前作以上に有用なスキルに。
配合方法は前作とは変わっていて、【じんめんじゅ】にわたぼうかワルぼうを配合すれば生み出せる。
じんめんじゅはとまどいの扉のヌシなので簡単に入手できるが、わたぼうとワルぼうは【にじのタマゴ】でしか入手できないので非常に厳しい。
テリワンのストーリーによればわたぼうやワルぼうのような精霊は大きな木を育てる力を持つとのことなので納得のいく配合方法だろうが…ハードルが高すぎる。わたワル両方を要求じゃないだけまだマシか。
救済措置的に【他国マスター】が繰り出してくることもあるが、一緒に出てくる【ワイトキング】なぞ無視してこいつを全力で勧誘すべし。ただしワイトキングは【ハイテンション】持ちで鬱陶しいので余裕があるなら叩き潰しておこう。
こいつは主に体技攻め。【てんぺんちい】だの【つなみ】だの【いてつくはどう】を使ってくる他【赤い霧】も持っている。
 
にじのタマゴからも生まれるが、やはり「素材」の方に需要があるのでイマイチ歓迎されないようだ。
こいつがどうやってあの小さなタマゴに入っているのか、そもそも一応は植物系であろうこいつがなんでタマゴから生まれるのかは謎だが、【サージタウス】などの例もあるのでタマゴというより不思議なカプセルというべきものなのかもしれない。
HPやMPや賢さの伸びが凄まじいので、【めぐりあいの扉】で配合素材のじんめんじゅとわたぼうorワルぼうを量産できれば、究極配合済みの低ランクモンスターの能力底上げに使える。
【グレイナル】との配合で【神竜】が作れるが、それには【にじくじゃく】で事足りるのでこいつが使われることはほぼない。というかむしろもったいない。
 
Wi-fiランキングのマスターズGPではJ2Pから引き続き、スクエニのチーム「精霊と大きな木」でわたぼうと共に登場。
やはりヘルクラウドやマスタードラゴンと同じく高い能力値を持っている上、「くじけぬ心」や「てんしのきまぐれ」、相方のわたぼうとの回復呪文ラッシュで非常にしぶとい。
「常にアタックカンタ」持ちのモンスターを多数用意して挑めば楽。相手のわたぼうが【ミナダンテ】を使ってくれれば相手のMPが0になるので防御しかしてこなくなるのだ。
後はこいつを時間切れまでに倒せばいい。

別の意味で悪名高いわたぼうやワルぼうは「手持ちにこいつがいる状態だと生まれやすい」という噂も流れたようだが、残念なことにガセ情報。
この手の情報は「やってみたらうまくいきました!」なんて報告があるのが常だが、単にそいつの運が良かったか、ただのサクラのどっちかである。
マジかよ!と意気揚々と試して延々ハズレを引き続けた諸君も多かろうが、それが普通なのだ

イルルカ

引き続き自然系のSSランク。配合方法や使い道は前作と変わらず。
今回は【新生配合】で新たに【大賢者】を習得。
今回は他国マスターが連れていることはなく、錬金カギの報酬で手に入れることができる。
また、今回は自宅のWi-Fiプレゼントカギで簡単にワルぼうが入手できるので、配合で作るのは圧倒的に楽になっている。
手軽に入手できるSランク以上の自然系と言うことで【キングスペーディオ】作成にうってつけのモンスターと言えよう。
しかし、肝心の専用スキルが謎の大幅弱体化を喰らってしまった上、デメリットスキル習得の一斉削除でクイーンがほぼ上位互換と化してしまった為、スキル取り用のモンスターとしては作る価値が皆無になってしまった。何てこったい……。

蒼天のソウラ

突入部隊の1人、「<緑の歌姫>ねる」が使役するモンスター。
敵地である【イシュナーグ海底離宮】に種の状態で持ち込まれ、彼女の歌で急激に巨大に育つ。
ただのモンスターとしてではなく敵地に築城した要塞として用いられており、突入部隊のチームアジトとなっている。
内部には洋上と繋がる【旅の扉】が開通しており、人材と物資の補充が可能。

突入後2日をかけ、「<天河のエンターティナー>みと」の隠蔽術と「<魔法建築士>ロマン」の改修により外壁工事を施され、移動城塞と化した。
その状態のエグドラシルは「<見習い魔女っ子>ウサみん」の命名で「えぐみマーク2」と呼ばれる事になる。