【オリビア】

Last-modified: 2023-12-09 (土) 23:17:19

DQ3

【エリック】という男性と恋仲だった女性。
現実でもメジャーな名前だからか、英語版での表記は全機種共通でOlivia。
 
嵐による事故で彼の乗る船が沈んだことを知らされると、彼女は愛する人の後を追って岬から身を投げた。
以来、この岬は【オリビアの岬】と呼ばれるようになり、海峡を通過しようとする船を悲しい歌声と共に引き戻すようになったのである。
そのオリビアの岬で【あいのおもいで】を使用すると2人は昇天し、ようやく岬の呪いも解けたのだった。
ゲーム中で語られる設定はこれだけだが、関連書籍で掘り下げがなされている。

リメイク版

声しか登場しなかったFC版とは違い、成仏するシーンで幻として姿を見せる。
グラフィックはモブの町娘の色替えで、服が緑色ではなくピンクになっている。
 
パーティキャラに付けられない13の名前の1つでもある。

知られざる伝説

とある町の富豪の娘。
小説版と違って町の名前は出てこないが、位置としてはオリビアの岬の近く、大陸の奥にあるようで、大きな湖がそばにある。
 
エリックとの交際を反対した父親によって彼は「家宝を盗んだ」という無実の罪を着せられ、奴隷船送りにされてしまう。
 
後に父親は無実の罪のでっちあげを詫びて2人の結婚を認めたが時既に遅し。
非情にもエリックの乗った奴隷船は沈没した後だったのだ。

小説版

400年前、オリビアの岬にある「トルニア」という町に住んでいた大富豪の娘。
17歳の時に下層階級の若者(小説版では名前無し)と恋をしたが、父親によって若者は無実の罪を着せられ、奴隷船に送られる。そして2年後に船が沈んだと知り、オリビアは身を投げたという。
現在では、彼女の呪いによりトルニアは寂れ、彼女の家も既に没落している。
 
歌声ではなく薄気味悪い忍び泣きで突風を起こし、船を押し戻すが、愛の思い出によって無言で成仏した。

DQ10オンライン

人形たちの奏演で登場する4人目の相手の役割が「魔女オリビア」である。

蒼天のソウラ

10巻でソウラが読んでいた書籍の中の人物としてDQ3のオリビアが登場。
【オリビアの岬】のエピソードが語られており、勇者一行の船を悲しげな歌と共に大風で押し戻す様が描写されている。
副読本としての【知られざる伝説】【アストルティア】には普及しているようだ。