【ギガハンド】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:02:47

概要

テリワン3Dにて登場した巨大【マドハンド】
名は体を表す、ということで当然ながら3枠の【ギガボディ】である。
マドハンドと違い、攻撃をするときに本体なのであろう何かを確認することができる(呪文モーションでは大量のマドハンド軍団を指揮している)。
公式イラストでも確認できるその見た目は、巨大化してドロドロになった【ようがんまじん】のようである。
もっと具体的に言うと【ドロヌーバ】をベースにようがんまじんを足したような感じで、我々のイメージする海坊主をも彷彿とさせるフォルム。
ちなみに腕部分だけなら2枠と同程度の大きさ。

テリワン3D

通常の配合でも作り出せるが、特殊配合としてマドハンドの4体配合という非常にわかりやすい組み合わせも(元がスモールボディでここまでデカくなることは理解がやや追いつかない所もある)。
また、おおぞらのとびらで野生のものと遭遇できる。
 
さて、こいつの最大の特徴は、そのステータスの高さにある。
物質系のCランクでありながら、なんとステータス合計は全モンスター中ナンバー1を誇る。
HPは全モンスターの中で唯一【究極配合】せずとも軽々と3000を越える快挙に加え、攻撃力も937と3枠の中では堂々の1位!
…と、ステータスだけを見るともの凄く強そうに見えるが、それもそのはず。3枠のくせに1回しか行動できない。
ステータスが高いのは、AI複数回行動によるマイナス補正がかかっていないからというオチである。

特性はギガボディ・テンションアップ・封じブレイク・パラメータブレイク・こんらんブレイク。
+25でこんらん攻撃、+50でタメキテボディが追加される。
耐性は物質系ゆえバギとルカニが弱点。3枠なのでマインド・マヒ・ねむりを無効化できるが、こんらんは半減止まりである。
パラメータブレイクと混乱ブレイクを持つがれんぞくを持たないので確率がそれほど高くないのが非常に痛い。アンカーナックルも上限に引っかかってしまうので、ステータスは劣るがれんぞくを持つキングヒドラの後塵を拝しやすい。

また、HPの限界値は素晴らしいが成長率は低く、Lv100まで上げても513しか上がらない。限界値まで持って行くには相当な苦労を要する。
ダビドが余りまくっているなら迷わず配合してやろう。
巨大化しても元が泥だからか守備力も低め。守備力を上げていないと簡単に倒されてしまうだろうし、守備力を上げても素の状態だとルカニ耐性がないので【かぶとわり】で容易に叩き割られてしまう。
 
とは言えステータスが高いことは本当で、元々行動回数が関係ない【まねまね】や各種予測技、MPを全消費するのでやはり行動回数の影響が少なく、HPの高さや封じブレイクを活かせる【じごくの踊り】、そもそも強制1回行動になる【アンカーナックル】など1回行動に適した戦法も多いので決して弱い訳ではない。
クセは強いがハマれば強力なロマン型のモンスターである。
特に上限がなく全モンスター中最大のHPとギガ補正、ブレイクの乗るじごくの踊りの威力は全モンスター中最大級の単発火力。
踊り封じに完全耐性のないモンスターはほぼ確実に一撃で死ぬ。半減の凶魔獣メイザーでさえ封じブレイクで耐えきれない。
行動回数は関わるが、防御が低くHPが高く、れんぞくがなくともダメージ上限を突破するみなごろしとの相性も悪くない。
みなごろしを覚えるスキルも、ホラーならこんらん耐性を埋めつつメダパニ斬りと両立でき、まねまねを覚えている場合は強制的にパニックがつくので、カンダタワイフでデメリットなしでみなごろしやじごくの踊りを覚えられるなどスキル間の相性には恵まれている。
 
なおHPは【HPバブル】を活用すれば素で5000越えの数値になり、究極配合+HPアップSP+HPバブルなら驚異の6000越えに。
【HPギャンブル】と組み合わせ、これでさらにHP1.5倍を引き当てれば前代未聞の8000越えも可能!
…もちろんギャンブルはHPが半減する可能性もある上に、バブルは高い攻撃を捨てる上に【ウトウト】がつく。
一応攻撃力に依存せず、HPが減るほど強いじごくの踊りとの相性はさらに良くなるが、踊り封じ完全耐性のある【悪魔系】【自然系】には完全に詰んでしまう。
……とまあ、ネタでやる以外の実用性はまずない。
 
こいつに【ボストロール】【ビックアイ】を配合すると【ギガンテス】を生み出せる。
こいつを使った特殊配合はこれだけだが、ギガンテスは巨人のとびらの主かつ位階配合でも作れるので、この配合で作る意味はほとんどない(強いて挙げると、最速で【バルザック】を作りたいときくらいか)。

イルルカ

【新生配合】でジバリア系のコツを習得。
また、新生配合で【AI複数回行動】をつけることができるように。
まねまねを習得する際のデメリットも消えたり、まねまねをいてつくはどうで消されたりしなくなったり行動回数を増やして一般的な運用もできるようになった…のだが、
AI行動を消してこいつと同じような運用をすることができるのは他のモンスターも同じである。

相変わらずれんぞくを持たないので、アンカーナックルを使うにしても素でれんぞくを持った【バラモスゾンビ】のAI1回行動などに後れを取りがち。
 
また、デカさがウリだったこいつも【超ギガボディ】の登場でその存在感が危ぶまれ、特性の1つだったテンションアップは全モンスターが使えるようになっている。
極めつけにマドハンドと特性が被っている上に新生配合ででギガボディを得ることができるようになってしまい、こいつを使う必要性が薄れている。唯一勝っているのは特性入れ換えの余裕があること。

じごくの踊りも【聖竜ミラクレア】の方が威力が出てしまう。しかもあちらはじごくの踊り→マホトラ踊り→じごくの踊りと1ターンに二回踊ることすらある…
没個性化した挙句相対的にはかなり弱体化している感がかなり大きい。
 
豆知識によると、やはりマドハンドが合体した姿であり、日照りにあうとバラバラになってしまうらしい。

ということは一糸乱れぬ組体操……?

タクト

2022年2月1日開催の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」にて、イベント限定の配合で生み出せるモンスターとして登場。【マドハンド】のチカラ×4つで1体を生み出すことが可能。
物質系Aランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「体技威力・回復力+5%」
とくぎは「ぶっとばし」/「かきあつめ」/「ショックハンド」
覚醒スキル10Pで「ゆびの運動」を習得できる。