【オーガヘッド】

Last-modified: 2023-08-17 (木) 01:24:46

概要

DQ5で初登場。
巨大な顔に手足が生えたようなモンスター…と思いきや、実は4体の小鬼(1つ目の小鬼が3体と大きな口の小鬼が1体)が合体している姿である。
大きな顔は一種の擬態と思われ、リメイクでは踊りや自爆の際にその正体を見ることができる。
上位種に【マヌハーン】がいる。

DQ5

【迷いの森】【ボブルの塔】の地上階に出現する。
守備力が230と非常に高く、この数値は終盤に登場する上位種以上。しかも最大4体で現われるため、打撃での力押しは分が悪い。
通常攻撃は行わず、ルカニ、スカラ(自分以外)、マヌーサ、マホトーンといった厄介な補助呪文を唱えまくる。
ランダム行動(偏向型)で、確率は
 
【スカラ】>【ルカニ】>【マヌーサ】>【マホトーン】>【はじけとぶ】>【主人公の声真似】
 
の順に使ってくる。行動はすべて【制限行動】

他の敵と組んで補助呪文を連発されると、敵がどんどん強化されて厄介になる。すばやさも90と高く、先手を取れないことも多い。
実はマホトーンが確実に効くという弱点があり、効いてしまえば、主力武器である呪文をすべて防げる。
【判断力】が高いため、マホトーンで呪文を封じると、高確率で自爆してこちらを道連れにしようとするが、「はじけ飛ぶ」の威力は【ひのいき】と同程度であり、そこまで警戒はしなくてよい。はじけ飛んだとしても、ちゃんと倒したことになって経験値も入るので安心しよう。
ただ、上記の通り制限行動になっているので、1匹がはじけ飛べば同グループのもう1匹は確実にこちらの作戦を変更してくる。同種だけで登場したときに真っ先にマホトーンで呪文を封じてからひたすら防御して自滅待ちしたくても、作戦を変えられるのであまり上手くいかない。
なお、3匹以上のグループで呪文を封じると、3匹目以降は行動パターンにない通常攻撃を行ってくる。
  
【メガザルロック】をも上回る守備力を持つうえに、最大4体の集団で現われるため、打撃だけに頼るのではなく、補助呪文や特技も活用して戦おう。
攻撃呪文はメラ系・ギラ系以外に少しだけ耐性があるが、いずれも有効だし、炎や吹雪でダメージを与えるのもよい。
前述のとおり、マホトーンが確実に効くので、一度呪文を封じてしまえば、「主人公の声真似」「はじけ飛ぶ」以外のすべての行動を封印できる。
基本的に呪文さえ封じれば問題ない敵なので、とりあえず黙らせて放置するのが基本。
ルカナンで守備力を下げてから打撃で倒してもいいし、ザラキも一応効く。また、一ターン休みの特技も効くので、動きを止めるのもよい。【ニフラム】も効くので、倒すのが面倒であれば消し去ってしまおう。
プレイヤーの技量が反映されるモンスターであるとも言える。
子供たちを連れているなら、AIに任せてみよう。作戦を変えられない限り、上記の手段を適宜採用して易々と倒してくれる。男の子はマホトーンが使えるが、比較的素早い女の子に【まふうじのつえ】を持たせておけばより盤石になる。
  
【ふしぎなきのみ】を落とす希少なモンスターでもある。他にこれを落とすのは【シャドーサタン】だけ。一応、幼年時代でも【マッドプラント】【わらいぐさ】が落とすが、彼らはこれを落とす確率がとても低いうえに、青年時代になると出会えなくなってしまう。

リメイク版

PS2版ではAIの調整に問題があるために、声真似による作戦変更が地味に厄介な技となっている。
一方で、スカラの効果が弱体化しており、1回唱えられた程度ではまだ普通に打撃が通るし、ルカナンを1回唱えるだけで守備力を大幅に下げられる。
呪文を封じてしまえばもはや敵ではないという点はSFC版の時と変わらないので、なにはともあれ、まずは呪文を封じて黙らせるといい。
不思議な木の実を落とすのも一緒。

テリワン3D

約20年の歳月を経て再登場。悪魔系のランクC。
【AI1~2回行動】を持つ。攻撃力がそこそこの値で、その他の能力もそれなり。
ただ、その他の特性が【れんぞく】(2回)、【封じブレイク】と寂しいのが残念なところ。

+値25で【呪文会心出やすい】、+50で【メラブレイク】が付く。
所持スキルは【たたり】
 
また、【ちからのとびら】において、【うごくせきぞう】からボスの座を奪って登場。ぬしはミミックかと思いきや、そのミミックがビビって逃げ出し、テリーが振り向くとなぜかこいつがいて「みぃ たぁ なぁ…!」と戦闘になる。
ホラーっぽくはなったが何故コイツなのかは不明で、何かしらの由来がある旅の扉の名前の元ネタ的にもなんだか良く分からないことになっている(他にはぬしがご機嫌斜めの【やすらぎのとびら】とか別に風が吹いているわけでもない【れっぷうの扉】とか)。DQ5のモンスターというつながりは一応ある。
撃破後は「まぁ けぇ たぁ......! おぉ まぁ えぇ にぃ つぅぅ いぃ てぇぇ いくぅぅ......!」と言って仲間になる。どうにもこれが彼の話し方のようだ。逃げて言ったミミックは結局どうなったのだろう?
ちなみにミミックはほろびの扉で初登場するので、ミミックと戦えるのはもう少し先のことになる(ちなみにほろびの扉と一緒に解禁されるしあわせの扉のほうはひとくいばこが出る)。
 
呪文モーションは背中から大量の小鬼が顔を出すというもので、集合体恐怖症の人には少しキツいものがあるかも。

イルルカ

【おにこぞう】同士を配合することで生まれる。スキルはやはり「たたり」。
【魔獣系】を配合すれば【コングヘッド】になる。
【新生配合】【最後のあがき】【ギガボディ】化で【ギロギロ】を習得。
 
まめちしきによると合体するようになってから天敵に狙われなくなったとのこと。
やはり擬態であったようだ。