【シーバーン】

Last-modified: 2020-09-07 (月) 11:57:50

DQ9

【ギャオース】【ヘルダイバー】の上位として追加された海竜型モンスター。
暗い青色の背部や、赤い腹の体色が目を引く。名前の由来はsea(海)+ワイバーンだろう。
 
【宝の地図】の洞窟(水タイプ)のSランクのみに出現。その実力はDQ9の水系モンスターの中でも最強の部類に入る。
過去作でも、隠しダンジョンに水フロアが出現すると最強クラスの敵が出現した例は散見される。
パラメータが総じて高く、中でも686という驚異的な攻撃力から繰り出す打撃は、想像を絶する威力を誇る。
他にも【巨大なつなみ】で全体に150近くのダメージを浴びせ、【超おたけび】による足止めまで講じてくる凶暴極まりない敵。
今回の津波は旧作のものと異なり【無属性規定ダメージ攻撃】になっているため、どんなに防御を固めていようと軽減できない。
特に、稀に繰り出す【痛恨の一撃】は後衛職のキャラなら一発で葬られる破壊力であり、高レベルの前衛職でも非常に危険。
こいつの痛恨は守備力非貫通型だが、基となる攻撃力自体が非常に高いため、脅威であることに変わりはない。
HPも1100以上あり、長期戦にもつれ込みやすい。
周囲のモンスターも攻守に秀でた強敵が多く、一度に2体以上と出くわすと立ち回りが非常に厳しくなる。
特にやたら素早い【ダークマリーン】【バイキルト】で味方を強化する【デンガー】と一緒に出てくると、一気に危険度が増す。
運が悪いと、超おたけびでハメ殺されることも…。
【風姿花伝】【まもりのきり】を使えば通常攻撃や痛恨は無効化できるが、つなみやおたけびは回避、軽減できないので注意。
この系統の例に漏れず雷と光属性に弱いので、【イオグランデ】【ギガブレイク】【ジゴスパーク】などを惜しまず使って倒したい。
逆に炎と氷属性には耐性を持っているのも下位種と同じ。
痛恨対策として、回復役に【盾の秘伝書】を持たせておくのも忘れないように。
補助系はほとんど効かないので、テンションを上げたり、各種フォース+はやぶさ斬りで一気に畳み掛けるのがいいだろう。
また即死が低確率だが効く。おたけびに捕まるのが怖いor面倒くさいなら【みのがす】で逃がしてしまうのも手。
ドロップアイテムは通常が【せいじゃのはい】、レアが【へびのおうぎ】
聖者の灰を通常ドロップする唯一のモンスターだが、この通り雑魚敵屈指の強さなので、はっきり言って狩りには向かない。
【ちいさなメダル】を集めて交換する方が効率的。
 
また、DQ7より続く伝統に則ってか、モンスターリストの雑魚敵の中ではこいつが最後の番号(No.256)になっている。
意図的なものだとしたら、宝の地図の水マップの敵を最後に持ってきつつ、系統で新しく追加されたこいつを図鑑のラストナンバーに据えるという怖いくらいの拘りようである。
そしてその煽りを受けて、一つ前のページに今作の水系最強ともいえる【オーシャンボーン】が載っている。
彼と比べると実力は劣るものの、他の敵と組んで登場することを考えればパーティへの被害度の大きさでは引けをとらないだろう。
 
なお、配信クエストNo.173【やっかいな落としもの】ではターゲットに設定されている。
それによればこいつの正体は、旅人が落としたおにぎりの【うめぼしのタネ】を食べて強くなったギャオースとのことだが……明らかに実力が違いすぎる。
それ以前に、ただの梅干しの種にこれだけ魔物を凶暴化させるぐらいの力が秘められているなど到底あり得ないだろう。
【女神の果実】【進化の秘法】じゃあるまいし。