【ドラゴンローブ】

概要

DQ6で初登場し、以来DQ9までのナンバリング作品には皆勤、加えてリメイクDQ3・スマホ版DQ4とバトルロードにも登場している【防具】。
どの作品でも高い【しゅび力】と優秀な耐性を持っているのはほぼ共通しており、DQ8までは終盤の最強装備候補の代表格であった。
DQ9以降は装備品の数が飛躍的に増えたこともあり最強装備とまではいかなくなったが、入手タイミング次第では相変わらず強力。

DQ3（リメイク版）

【マイラ】の【すごろく場】にある【よろず屋】マスで27000Gで買える。
守備力は80で全体4位と相変わらずの高さだが、DQ6とは違って耐性はブレスのみに。
装備可能者も【僧侶】、【魔法使い】、【賢者】と後衛キャラだけになってしまった。
守備力は落ちるが呪文耐性もある【みずのはごろも】や、ゴールすれば手に入る【ひかりのドレス】の方が高性能なので、パーティ構成にもよるが買う必要性は薄い。
水の羽衣とは守備力差が30あるのが気になる人もいるかも知れないが、ダメージ換算で7～8程度。終盤においては大きな差ではなく、基本的に後衛は打撃よりも呪文の被弾率が高いため、各種上級呪文のダメージを20～30減らせる水の羽衣で良い。
羽衣もドレスも装備できない男性僧侶にとっては最強の体防具なので、パーティにいるなら優先的に与えてやろう。
　
とにかく高いのが最大の欠点であり、ひかりのドレスが19000Gで後に購入できることを考えるとなるべく買わずに【しんりゅう】に挑みたい気持ちになる。
【ジパング】のすごろく場で何も無いマスを調べても低確率で拾えるが、場所が場所だけに光のドレス購入を目指した方が良いので、【はかいのてっきゅう】を拾おうとした際のハズレ程度の存在となっている。ありがたくひかりのドレスを買うための資金に充ててしまおう。

ガラケー版以降

すごろく場が無くなったガラケー版以降では、【ちいさなメダル】80枚の景品になっている。
光のドレスも同じくメダル景品の一品ものになったため、そちらを他の仲間に譲るならドラゴンローブが女僧侶の最終装備となるだろう。

DQ4（スマホ版）

配信限定アイテムとして登場。
『聖剣伝説 RISE of MANA』とのコラボ期間中（2014年5月7日から22日まで）に聖剣側で発行されたプレゼントコードを入力することで入手可能だったが、当時は『聖剣RoM』がiPhone版のみのためAndroidユーザは入手できなかった。
その後、2015年1月に【ドラゴンクエスト ポータルアプリ】のポイント交換により発行されたコードによってAndroidユーザも入手可能となった。
両OSとも配信サービス自体の終了につき現在は入手できない。
　
守備力は50と他作品よりもかなり低いが、耐性は相変わらず優秀でメラ・ギラ・イオ系、炎・吹雪ブレスを2/3に軽減してくれる。
やはり最終装備の有力候補に食い込んでくる性能である。
　
装備者はアリーナ、クリフト、ブライ、トルネコ、マーニャ、ミネア。
女性や魔法使いタイプばかりの中に重装備タイプのトルネコが混ざっているが、実は【やすらぎのローブ】と装備者が同じ。
このうち女性陣は【てんしのレオタード】、ブライはみずのはごろもといった既存の防具で同じ耐性が得られるので、ドラゴンローブはクリフトかトルネコに装備させるのが妥当か。
トルネコは最大HPがかなり高くなり素でも打たれ強いので、どちらかというとクリフトに優先するべきだろう。
呪文2/3の【まほうのほうい】【はぐれメタルよろい】と相手に応じて使い分けよう。

DQ5（スマホ版）

DQ4と同じくポータルアプリでの配信限定。やはり同じく現在は入手不可。
　
守備力はこれまた同じく50。
耐性はやや異なり、メラ・ギラ・ヒャド・バギ・炎・吹雪系のダメージを30ポイント軽減する。
わかりやすく言うと、守備力以外は本作の【てんくうのよろい】や【おうじゃのマント】と同じ性能である。
装備者は【ビアンカ】・【フローラ】・【デボラ】・【女の子】の女性陣と、【装備グループ】D・F・Hの面々。
モンスターの方は魔法使いタイプは一切装備できず、ドラゴン系モンスターと【ドラキー】などの1.5～2頭身な小型モンスターのみが装備可能という特異な構成。
　
守備力はいまいちだが耐性面では本作最強防具の一つであり、誰に装備させるのか悩みどころ。
特にモンスターたちにとっては、どの装備グループにとってもこれが唯一の耐性防具となっている。
（ちなみに装備できるモンスターたちの従来の最強装備は全員【ぎんのむねあて】なので、彼らにとっては守備力でも最強である）
とはいえDグループに唯一属する【ドラゴンキッズ】およびHグループの面々はほとんどが早熟タイプなので終盤まで連れ歩くことはあまりなく、Fグループでも【グレイトドラゴン】は持ち前の耐性が鉄壁でメラ系を24軽減するだけとショボい効果しか得られないのであまり必要ない。
嫁か娘に渡すのは有力な選択肢。ただ、彼女たちには軽減対象が違うとはいえ、てんしのレオタードや【プリンセスローブ】といった耐性防具がある。
【ドラゴンマッド】や【プオーン】はどちらも高い攻撃力とHPを持ちながら耐性が紙という弱点があるので、パーティに加えるなら優先して装備させたい。
ただ、ドラゴンマッドは【エビルマウンテン】以降も連れて行けるようなスペックは無く、プオーンは成長が遅すぎるという欠点を抱えているため、消去法でグレイトドラゴンが装備しているというのはままある。

DQ6

一品物で、【欲望の町】に住む金持ちの家宝になっている。
主人公たちによって欲望の町の住人が心を入れ替えると、その礼として譲ってもらえる。
　
守備力は全防具中3位の95で、【ミレーユ】と【バーバラ】にとってはてんしのレオタードと並んで最高の値。
その上メラ系・ギラ系・イオ系・炎ブレス・吹雪ブレスに30ポイント減の耐性がつく。
同等の守備力を持つ【ギガントアーマー】はブレス耐性だけで軽減値も半分なので、まさに破格の体防具。
　
装備可能者が広いのも特徴で、ミレーユとバーバラに加えて僧侶キャラの【チャモロ】、さらにはバリバリの前衛キャラである【主人公（DQ6）】と【ドランゴ】も装備できる。
とはいえ、既に【オルゴーのよろい】がある主人公、素で反則耐性を持つ上ギガントアーマーで足りるドランゴに渡すのはもったいないので、素直に女性陣かチャモロに装備させるのが無難だろう。
　
女性陣にとっての最強装備候補筆頭で、次いでてんしのレオタード、プリンセスローブ、【しんぴのよろい】、みずのはごろもが挙がる。
チャモロは、しんぴのよろい、みずのはごろもに加えて守備力で上回る【メタルキングよろい】も装備することができる。
レギュラーメンバーの登用に合わせて装備の分配を考えたい。
　
リメイク版での会話によると、一目見ただけで圧倒されるほどの強い魔力を放っているらしい。
また入手後にも仲間会話が用意されているが、バーバラは「見た目も心もホントに太っ腹ね！」とちょっと余計な一言が混ざってたり、アモスは場所が場所だけに「え！？あとでおカネをくれ　なんて言われないでしょうか！？」と疑っている。
普段から装備品のサイズが合わず苦労しているドランゴは「名前は…私にぴったり…」と呟いている。実際は上記の通り彼女も装備はできる代物ではあるが、SFC版以上に反則耐性がついているドランゴには残念ながら回ってこないだろう。
　
余談だがSFC版DQ6に限り、なぜかデザインが「ローブ」というよりほとんど「ドレス」に近いものだったりする。男性である主人公やチャモロも装備可能ということを失念していたのだろうか？
その点を反省したのか、SFC版DQ3からは現在のデザインに修正されている。

DQ7

何と【マール・デ・ドラゴーン】内の防具屋で普通に店売りされている。価格は40000G。
守備力はDQ6と同じ95。耐性は、メラ系・ギラ系・イオ系・炎ブレス・吹雪ブレスを40ポイント減と、DQ6よりも強力なものになっている。
ちなみに公式ガイドブックにヒャド系にも耐性があると記述されているが、残念ながら実際は耐性を持たない。
終盤のマヒャドなど無耐性でもNPC含む味方全体に60前後なのでそこまで苦にならないし、こごえるふぶき、しゃくねつ、れんごく火炎などの高威力のものが多いブレスに耐性があった方がいいのは言うまでもない。
　
装備可能者は【主人公（DQ7）】、【マリベル】、【メルビン】と、やはり前衛キャラも装備可能。
主人公とメルビンにはメタキン鎧と一品物の【ガイアーラのよろい】があるが、耐性を考えればこちらの方が上である。
しんぴのよろいと並び、主人公、マリベル、メルビンの最終装備候補になり得る強さである。

リメイク版

【真しんぴのよろい】という神秘の鎧の強化版が出たことで、最終装備としての地位は揺らいでいる。
とはいえ、あちらは【すれちがい石版】のクリア報酬限定品。店で確実かつ手軽に入手できるアイテムの中でなら、依然としてぶっちぎりの性能を誇る。

DQ8

【モンスター・バトルロード】ランクSの優勝景品。守備力は103とさらに上昇。
耐性も、メラ系・ギラ系・ヒャド系・イオ系・炎ブレス・吹雪ブレスを40ポイント減と、さらに強化。
バギ耐性がないのは惜しまれるが、使用する敵は多くないので問題ないだろう（ドラゴンの名を冠している通り「熱い」「冷たい」のみを和らげるのは自然である）。
　
今回の装備可能者は【ゼシカ】と【ククール】のみ。
ゼシカは【しんぴのビスチェ】や【水の羽衣】、プリンセスローブといった珠玉の専用防具があるため、おそらくククールの最強装備として定着する。
　
ただし盾にせよ鎧にせよ、ゼシカは終盤にならないと優れた防具が出揃わないため、早い段階で手に入ったのなら彼女に装備させてあげよう。
彼女は素でバギ耐性を持つため相性も良い。
大体同じタイミングで【はぐれメタルよろい】の入手も狙えるので、両方手に入れば脆いゼシカ・ククールが一気に打たれ強くなる。
ゼシカ用の高性能防具が手に入ったら、ククールに渡すと良い。
　
【リブルアーチ】に行けるようになれば【ベホップ】をスカウトしてBランク突破が容易になるので、そのままバトルロードを勝ち進めば【呪われしゼシカ】戦前に入手できる。ククールに装備させておくと、呪文耐性の優秀さを実感できること請け合いである。
　
相当な運ゲーになるが、【アポロン】【だんきち】【モヒカン】辺りでBランク突破も可能なので早ければ【ドルマゲス】戦前でも入手できる。
最終装備になりえるほどの性能のコレが早期に手に入るとなればゼシカかククールのどちらかの耐性面はほぼ考える必要がなくなる。
特に第2形態は打撃にも大きく強くなり呪文と【はげしいほのお】も40減らせるので、この時点ではチートぶりを発揮する。
とはいえ、ランクSをクリアしているということは既にチームを二つ持っており【ハルク】や【ギガンツ】等の優秀なモンスターもスカウト済みの状態と思われるので、せっかくの性能を拝むこともなくチーム呼びだけで決着が付いてしまうことも珍しくない。
　
売値は7500Gと安く、一品物なので売らない方がよい。

3DS版

【ゲルダ】、【モリー】も装備できる。同時に加入するモリーに装備させても良いかもしれない。
ただし、今回はモリーが仲間になる関係でSランクに挑戦できるタイミングが遅くなっているのでその分入手も遅くなる。
つまりPS2版のように呪われしゼシカ戦の前に入手することは不可能となった。
なお、リメイク前と同じくククールの最終装備候補に定着しそうだが、ドラゴンローブに匹敵する耐性を持った彼専用装備の【白波の装】が追加されたため、他の装備可能者にドラゴンローブを譲る機会が増えた。
追憶の回廊では固定軽減ではとても間に合わないので、最終的にはお役御免となる。

DQ9

ちいさなメダルを80枚累積で【キャプテン・メダル】から貰える。
　
今作では防具が5パーツに分類されたこともあり、守備力は39と大きく下がった。
炎・氷・風・雷・闇の各属性ダメージを18％減らす上に、攻撃魔力が+32される。
旧作の反則レベルの性能を反省したのか、割と弱体化している。それでも強い対属性耐性が付いているのはありがたいが。
　
装備できるのは【僧侶】、【魔法使い】、【武闘家】、【旅芸人】、【魔法戦士】、【レンジャー】、【賢者】、【スーパースター】と、今作でも後衛的な職業が多め。
基本的には一品物なので誰に着させるか迷うが、基本的に身の守りが低い魔法系の職業が向いているか。
【エンプレスローブ】や【キングコート】に比べれば耐性では劣るが、こちらの方が守備力は高くかつ男女どちらも装備できるのが強み。
他にもキングコートやエンプレスローブを装備できないレンジャーも装備できるという地味な利点がある。
…だからどうしたレベルの話だが…。
　
【竜のどうぎ上】と【ドラゴンスーツ】1着ずつとこれを錬金釜に入れれば、上位の【シェンロンローブ】になる。
　
【Wi-Fiショッピング】でも販売されていた。価格は1・2回目が32500G、3回目以降は半額になって16250G。
Wi-Fiショッピングのリスト更新が終わっても、この商品は個数限定なためかちゃんと購入リストに残っていた。

DQ11

ローブの一種。うち直しに必要な宝珠は21個。

　
【ベロニカ】、【ロウ】が装備可能。
入手手段は【ドラゴンロード】がレア枠で所持しているのみ。
　
決して弱くはないのだが、性能で多少劣っても入手しやすい装備やもっと強い防具があるため、あえて選択はされにくい。
クエストか何かで【古代図書館】を訪れたときにでも、ついでで狙ってみるという程度だろうか。
　
【メタルキングベスト】よりも優秀な耐性と魔力補正を得られるのは憘しいが、上位互換である【セラフィムのローブ】の入手後はお役御免となる。

バトルロード2レジェンド

よみがえる伝説から登場。
上がるステータスは力＋15、賢＋22、守＋30。
　
今回も性能が高めで、呪文とブレスのダメージを減らしてくれる。
また、打たれ弱い魔法職にはもってこいの打撃耐性も少し上がり、SPカードの【ギガデイン】や【ビッグバン】のダメージを減らす効果も持っている。
　
これと言った弱点も無いので、使い勝手が良い。

スキャンバトラーズ

第3弾で登場したよろいチケット。レベルは97。
HP:192、すばやさ:124、かしこさ:246、みのまもり:246。